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表題作騎士と魔女の養い子

ルドヴィーク・ランダ・王国の騎士
エレミアーシュ・魔女の養い子・15歳

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

魔物が跋扈する瘴気の谷で、戦いの末に瀕死の重傷を負ってしまった!! 死を覚悟した王国随一の騎士ルドヴィーク。
そんな彼を助けたのは、少女のごとき美貌の少年エレ。儚げな外見とは裏腹に、魔物を恐れず、貴族にしか使えない強力な回復魔法を駆使する姿にルドヴィークは驚愕!! 「『創世の魔女』が棲むというこの谷に、なぜ独りで住んでいるんだ!?」絶大な力を隠し持つエレに疑問を持つが!?

作品情報

作品名
騎士と魔女の養い子
著者
秋山みち花 
イラスト
北沢きょう 
媒体
小説
出版社
徳間書店
レーベル
キャラ文庫
発売日
ISBN
9784199009099
3

(6)

(0)

萌々

(1)

(4)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
17
評価数
6
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

theファンタジー!

個人的な基本萌えポイントを盛大に押さえているので、萌2にしたかったのですが、やっぱりちょっと足りず萌です。
銀髪、金髪系、騎士、魔法、細っこい子がパワーある、しゃべる猫科動物 なんていうものに弱い方は是非是非。ああファンタジー、基本設定まっしぐらで、そんなにせつなさ100%という訳でもないため、ファンタジー入門編としてうってつけではないでしょうか。
また、北沢先生の挿絵が、こういうファンタジーに特にぴったりだと感じます。騎士なんかを描いていただいたら、個人的にはTOP3に入る気がする。カラー口絵2、モノクロ6でしたが、どれも本当に素敵でした。

冒頭は、谷底の小さな家でエレミアーシュが山猫のルルと会話するシーンから始まります。少し前に養い親のイーラが消滅(!)した崖の上が気になってしょうがなく、見に行きたいと訴えるエレ。引き留めるルルを振り切って見に行くと崖の下にケガした騎士が倒れていて・・・と二人は出会います。

登場人物は攻めさん家族、王家の方々、山猫のルル(クールなつっこみを入れてくれる)等です。

*********以下はよりネタバレ

エレは天真爛漫といった方が近い気がします。健気というのとはちょっと違う印象です。ルドヴィークはうーん、設定的にはスパダリなんでしょうけど、エレが気になって気になってしょうがないという部分の印象が強かったかな。エレは好きでしたが、ちょっとルドヴィークに萌えるポイントが少なかったため、もうひと押しほしい!という気分です。あっさり家族が二人の関係認めちゃったり、最後、魔女さんの日記が出てきたり・・・うーん、いや種明かしは欲しいけどな・・・と言う気持ちもちょっぴり。

そんなこんななんですが、大好きな基本設定であるファンタジーを読めて、やっぱり嬉しいです。私にとってはごはん茶碗に入った白飯みたいなものなので、これからもこのような本を定期的に読めると嬉しいなと改めて思った一冊でした。

2

あっさりめのファンタジー

仮面の皇帝・後宮の花がとても良かったので、こちらも秋山みち花先生ということで購入。北沢きょう先生のイラストもとっても綺麗で世界観にぴったりです。

ただ内容としては、出だしは良かったものの終盤の展開が少し早すぎてついていけないかな〜…という感じ。どんでん返しがあるわけでもなく、まさかの展開もこれといって無くあっさり終わってしまった印象でした。ファンタジー読みたいけど読んだことがない、という人の入り口としては丁度良いかもしれません。
個人的に、口絵で描かれている序盤のあのシーンは可愛くて好きです笑

0

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