商品説明

文庫発売記念・フェア店舗限定配布書き下ろしペーパー
久城に伴われた智実が侯爵家のパーティに出席するお話です。

作品情報

作品名
Wall Flower 「時を超え僕は伯爵とワルツを踊る」番外編
著者
春原いずみ 
イラスト
小山田あみ 
媒体
特典
発売日
付いてきた作品(特典の場合)
時を超え僕は伯爵とワルツを踊る(但フェア開催店購入時のみ)
3.5

(2)

(0)

萌々

(1)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
7
評価数
2
平均
3.5 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

踊りたいのは貴方とだけ

本品は『時を超え僕は伯爵とワルツを踊る』の
フェア書店限定特典ペーパーです。

本編後、智実が久城とともに
侯爵家のパーティに出席するお話です。

今夜、智実は久城に連れられて
ダンスパーティに来ています。

きらきらと輝くシャンデリア、
ふかふかの柔らかい絨毯、
男性はタキシード姿やスーツですが
女性はきらびやかなドレス以外にも
和服姿も多く、

ダンスパーティと銘打ためれていても
踊っている人は多くはありません。

その中で智実の秘密の恋人である
久城は華麗なステップを見せています。

久城と幾度もダンスのレッスンを重ね
今の智実はかなり踊れるようになりました。

きちんと踊れるものは少ないから
おまえくらい踊れれば十分だぞ

ここに来る車の中で久城に
そう言われた智実ですが

ビシビシと感じる視線が
智実には逆にプレッシャーになっていて
壁に張り付く羽目になっています。

それに智実は
ここでは許されるはずもないけれど
久城としか踊りたくはないのです。

そっと視線を外に向けると
高校と輝く月の下に
美しく整えられた庭園が見えます。

そんな智実に久城の友人である
友井が声を掛けてきて…

B5サイズ四つ折り片面にて
本編でも話題出た侯爵家開催の
ダンスパーティでの出来事になります。

友井は久城が人を伴っていると
話題になっているらしく
智実は不思議な花があると言います。

しかし智実は、華という言葉は
久城こそがふさわしいと思います。

開け放った窓からふわふわと
淡い花の香りが漂い
智実はそっと庭に踏み出します。

月明かりに輝く満開の桜の花は
春爛漫を謳歌するようで
智実は吸い込まれそうになりますが

智実を追ってきた久城に
優しく抱きしめられながら

久城にとって甘い香りを放ち
ひっそりと咲く智実こそが
久城だけの花だと囁かれての
終幕まで

お互いしか見えていない
2人の甘々な様子が
とってもよくわかるお話でした。

パーティ会場で智実をはじめ
多くの人の目を集める久城ですが
彼が見つめている花はただ一つ♡

桜の花びらの影で唇を重ねる2人には
もう何も言うことはありません(笑)

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