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表題作殉愛共犯者

西崎秀嗣(西崎組組長)
成田潮(議員秘書)

あらすじ

叔父・安曇の元、代議士秘書を務める成田潮は、同僚の卑怯な策略に嵌り楽しむように辱められた。
身体の奥底のどろりとしたものに、押し潰されそうな潮を救いあげたのは、西崎の暖かな手…。
しかしその出会いさえ仕組まれた罠だと気づいた時には遅く、西崎組組長だった彼の手管に搦め捕られ、苦痛にも似た快楽を与えられた。
深い部分を穿つものに柔らかくぐちゃぐちゃに蕩けたなかをかき回されて、身体ばかりが淫らに飼いならされていく。
だが、西崎の冷酷な眼差しの中に、心まで縛ろうとする執着を見た潮は―。

作品情報

作品名
殉愛共犯者
著者
バーバラ片桐 
イラスト
桜城やや 
媒体
小説
出版社
ハイランド
レーベル
Laqia super extra novels
発売日
ISBN
9784894863736
3.5

(6)

(1)

萌々

(1)

(4)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
21
評価数
6
平均
3.5 / 5
神率
16.7%

レビュー投稿数2

にゃかにゃか面白い一冊でした。

極道の組長VS心許さず粘って抵抗して頑張る受けの話
大好きです。こういうの。監禁される話ではないので珍しさも手伝い、力作というので一読でした。
最後まで何処へ物語が落ち着くか分からない面白さが良かったです!!
また、主人公が議員秘書のため極道より政界色の強いお話です。
政界という難しい世界が舞台でありつつも新聞に出てきそうな内容だとかワードとかいろいろでリアル感がまたいい味出してました。そこら辺が曖昧になっていなかったのでバーバラさんすごいです。
潮がよく頑張ってました(笑)美人で仕事もできて受けながら意地を貫く根性がたまらないです。またいつまでも堕ちない潮を気にかける西崎が可愛いです。もちろんHは文句なし言うことありません。
それにしても潮って(うしお)と読むんだよな??とか思いつつ知識の無さに気付かされ・・・。経済とか政界とかって難しいですね。

2

こんな受もいるんですね

「悦楽共犯者」の受が、こちらの受の友人としてちょっと出てます。
キャラかぶってるかも。

とにかく受が抵抗します。攻を受け入れません。反抗レベルじゃないです。
イヤヨいやよどころじゃないです。徹底的です。

しかしそれが煽られるのか、受けいられなくても気にしません。傲慢野郎な攻です。さすがヤクザ。

こんな二人ですが、読んでるほうはワクワクと言うかいいテンポで読めます。さすがバーバラセンセ。

気持ち的に背中にナイフを隠しながら、落ちたフリをする受。そんな事百も承知で、かまわないって思いながら受を好き勝手になぶる攻。
うあぁって思っちゃいます。

お互いの気持ちをぶつけ合うシーン、そぐわない言い方かもしないけど、昇華されたと思いました。
イラストの涙もキレイだったもんで。

ラストシーンはさすがのかっこ良さです。
映画さながらな語りに、スカッとして読み終えました。

2

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