72歳のバリスタ

72sai no barista

72歳のバリスタ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×22
  • 萌3
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
18
評価数
6
平均
3.2 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
BL小説
出版社
竹書房
レーベル
ラヴァーズ文庫
発売日
価格
¥640(税抜)  ¥691(税込)
ISBN
9784801915480

あらすじ

都内で喫茶店を営む、バリスタの山辺(72)は、
ある日目覚めると、身体に異変が起こっていた。

身体だけが50歳も若返っていたのだ!!

「あの…、老バリスタを知りませんか?」
山辺目当ての常連客・信濃(21)に尋ねられるが、
中身が老人だと言い出せないまま、
信濃との関係が親密になっていき――。

超年上好きの大学生×フェロモン系バリスタ。
他にも、チョイワル年寄り科学者や、
老紳士マニアの代議士秘書など、
愛すべき個性派キャラが続々登場!!

表題作72歳のバリスタ

信濃高志、法学部の学生で山辺の喫茶店の常連客、21
山辺龍之介、ロマンスグレーのバリスタ、72

その他の収録作品

  • あとがき

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レビュー投稿数3

表紙買い

表紙のせつなそうな表情にひかれて購入。よく見りゃ半分ロマンスグレー化、ほうれい線(女子の敵!)が現れているではないですか!!!手に入れたSSペーパーもだったけど、こちらの表紙も絵力MAXです、奈良先生。
と表紙もカラー口絵も激萌えだったのですが、お話がちょっと痛かった(涙)ので中立にしました。老いらくの恋は良かったんですけどねー

舞台は大きな公園の横にある喫茶店。そこのオーナー兼バリスタ(72才)は木漏れ日と鳥のさえずりと共にゆるやかな時間を提供していたのですが、ある日、店を閉められない事態に。というのも常連客の大学生がテーブルにつっぷして身じろぎもしなかったためで・・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
受けさんの大学時代の友人である田口(生物学の研究者)、代議士の私設秘書である白鹿ぐらいかな。
挿絵情報:お話に従って、滴ってる絵が8枚中4枚。最後の絵と、最初の方にある老バリスタ姿と、田口のうっさん臭い笑顔の絵がとっても素敵です。最後の絵はベッドにいる信濃にチュする龍之介。幸せと安堵感で満点な絵でこっちも幸せ!

**********以下苦手だった点

龍之介(若返った山辺)が時代のギャップの戸惑いながらも、信濃と楽しんでいる様子がとても可愛く、そしてせつなかったです。そこは良かったんだけどーーーーーーーーー
事情あって、若返りの薬のために龍之介の精液を取らなきゃ!ってなってからが長い・・・20P以上あったと思うのですが、二人睦みあってるだけならまだ良いのだけど、ちょっと無理やりだし、ヤダでした。
あと、白鹿さんが一転してごめんなさいしてくるところもなんだか、拍子抜けな感。
どうなったら良かったかと聞かれると、回答に詰まるのですが「ちょっと違う」という印象です。

前半は可愛くて渋くて楽しかっただけに、後半がちょっと残念でした。うー。

0

『老いらくの恋』のお話ではありません

タイトルが『72歳のバリスタ』で、帯には『ロマンスグレーが乱れる!?』という文字が躍っているこの本。
ついに「まだ若かりし頃から『フケ専』とか『オヤジスキー』と呼ばれ、異端視されていた私の時代到来か?」と、期待に胸を打ち振るわせて刊行を待っていたのですが……やっぱ、違いました。
いや、ぴれーねさんのレビューを読んで知ってはいたのですけれどもね。私の購入した本だけ期待していた物語が展開するかも知れないと、あり得ない望みを抱いて読み始めたんですけれども。

でも、別の面で好みのお話でした。
大好きなトンチキの香りがっ!

お話の前半は結構『せつない』モードなんですよ。
72歳ですからね。自分の性指向を持っていると気づいていながら、それが許されなかった時代に生まれたため、今になるまで同性に惹かれる気持ちを抑えてきた山辺が、自分の喫茶店に毎週通う信濃に淡い恋心を抱いて見ています。
見てるだけ。
「年寄りが恋をしたり、性欲をおぼえるというだけで不愉快に感じるタイプがいる」と、山辺は知っているからです。
ところが山辺は友人の変人科学者、田口が作ってしまった『若返りの薬』を手にしてしまうんです。
24時間だけ信濃と同じ位の年齢に戻ってデートをし、ベッドも共にします。
でも、山辺の感覚は『冥土の土産』なんですよ。
これが途方もなく哀しい。
文体が明るいだけに余計。

このもの悲しい感じが、薬の開発に援助をして来たという政治家の秘書が出て来て、死に瀕している政治家のために何が何でも『若返りの薬』を手にしたいという展開になってから、一気にトンチキモードに突入していくんです。
書いてもあまり影響ないと思うので、思いっきりネタバレします。苦手な方は回避してください。







『薬』の原料が稀少なんです。
で、服薬した人の体液にその成分が含まれておりまして。
想像出来ますよね?

確かにエロエロですし、山辺と信濃は大変な目にあうのですけれど、
ごめん、笑っちゃった。
巨大な権力・財力を持っている(らしい)大の大人が、雁首そろえて何をやっているんだか!
『シークレットツアー』もそうだったんですけれど、バーバラさん、エロいのか笑かすのかどっちかにして欲しいですよ。もう、どういう顔して読んだらいいのか解らない。ぶっ飛びすぎです(笑)。

お話の着地点はしっとりモードに戻るのですが、このエロエロトンチキと感じてしまう部分があまりにも強烈すぎて、前半と終わりの感じが吹っ飛んじゃった(私の『トンチキセンサー』は他所の方よりも敏感なので全くもって個人的見解です)。
期待していたものとはかなり違っていましたけれど、大変美味しくいただきました。

4

超年の差、来ました\(^o^)/

こちら若返りものです。表紙の美人が受けです。
外見は若いのに、中身は72才のおじいちゃん。見た目と言動のギャップが可愛すぎるー!!
また、この若返りに伴う、とある副作用が最高です。ホント、エロエロです。
(精神的にも肉体的にも)ちょっぴり痛い部分はございますが、健気でいじらしいロマンスグレーの老いらくの恋。
ぜひご賞味下さい!


内容ですが、若返りものです。
喫茶店を営むバリスタの山辺(72)。
常連客である大学生・信濃(21)にほのかな恋心を抱くように。
そんなある日、目覚めると何故か20才そこそこの若返った姿に。
実は友人でちょいワル科学者・田口の開発した「若返り」の薬を飲まされていたのです。
若返りの効果は「24時間」ー。
戦後生まれで自由には生きられなかった山辺。
後悔したく無いと、酒の勢いに任せて信濃と寝てしまいますがー・・・と言うものです。

まずこちら、今どきの大学生・信濃×ロマンスグレーのバリスタ・山辺と言うカップリングです。
妻を無くし、定年退職後に喫茶店を始めた山辺。物静かで落ち着いた印象が素敵なおじ様です。
そんな彼がほのかな恋心を抱いた相手・信濃。
彼は自分のゲイと言う性癖を受け入れられず、そのせいで付き合った彼女とも別れる事に・・・と言った流れです。

で、こちら受けである山辺の視点で進みます。
この二人、読者側からは互いに惹かれあってる事が丸分かりなんですよね。
山辺は山辺で、ゲイとは言えない時代だったため、若い頃には諦めていた「恋」。
若返った今、自身の心に自由になろうと大胆な行動に出る。
また、信濃ですが、憧れのバリスタに似た龍之介(山辺)に強烈な吸引力を感じてと言った具合で。

で、二人のデートシーンだったりが、大変ほのぼのキュンとさせてくれるのです。
20そこそこの見た目なのに、妙に老成した事を言い、何故かおじいちゃんのような動きをする龍之介。
しかしそれが、読者と信濃の目には妙に可愛くうつる。
精一杯若者言葉を使おうと「ナウい」とか言っちゃう山辺に、めっちゃほのぼのなんですよ~。
あと、本当は自分が72才のおじいちゃんだとバレたら・・・。
でも、どうしても「龍之介」として信濃と過ごしたい、と言う、山辺の切ない心情には強く感情移入しちゃったりして。

あとこちら、若返りの薬を飲むと24時間だけ若返りますが、副作用もございます。
それは自身の好きな相手を強烈に誘惑してしまう香り(フェロモン)が出てしまうと言う事と、乳首から若返り成分が入った体液が出てしまう事・・・!!
そんなワケで、超乳首攻め濃厚です。
もうやたらと信濃が乳首吸ってます。
あの手この手で乳首を攻めさせるバーバラ先生。一生ついて行きたいです。

この若返りの薬を狙う政治家なんかが出て来まして、二人は結構酷い目に遭います。
いや、エロエロ系の酷い目なので、(気の毒ながら)私は萌えましたが。
代議士秘書がなかなか良い味出してました。

ラストのオチがですね、そう来たかと。
個人的には、本来の自分に戻っての方が好みなのですが、BL的にはこのオチが正しいんだと思います。
とりあえず、キュートなロマンスグレーとエロエロに萌えました。


7
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