特典

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「竜伯爵の花嫁選び」コミコミ特典小冊子

ryu hakushaku no hanayomeerabi

商品説明

コミコミスタジオさんで購入するといただける特典小冊子。
無くなり次第終了。

大きさはA5サイズ、12ページ。
時系列は本編終了後。
森の中にある不思議な井戸で日向が見た「過去」は…。

作品情報

作品名
「竜伯爵の花嫁選び」コミコミ特典小冊子
著者
華藤えれな 
イラスト
yoco 
媒体
特典
発売日
付いてきた作品(特典の場合)
竜伯爵の花嫁選び
4.8

(5)

(4)

萌々

(1)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
4
得点
24
評価数
5
平均
4.8 / 5
神率
80%

レビュー投稿数4

これがあっての完成

本編の続きが気になっていたので小冊子があって良かった。日向は子どもが欲しいけど、自分のような孤独な生き方をさせたくないフィレンツ。自分が本当に見たいものを見せてと井戸に頼んだ結末は、生きていた時の両親の姿ではなく、曽祖父の結婚式の場面でした。同じく井戸の力で母親に会いに来てたフィレンツ、お母さんの写真の謎と日向の曽祖父の本当の気持ち。
童話の話と合わせて華藤先生は本当に小道具の使い方が上手いです。フィレンツが納得してくれて子どもが出来れば良いですね。

2

手に入るうちにぜひ!

ぜひ、併せて読んで欲しい小冊子です。
本編と封入SSの後に読むと時系列的にも良いかな~と思います!

ハンガリーの辺境の森での秋の美しい風景から、幸せな二人の生活が垣間見れます。
そして、子供についても・・・

☆以下は完全ネタバレ感想です☆

フェレンツの孤独やお父さんの花嫁への愛情を思うと本当に切ないです。
そして、不思議な井戸があって良かった。
記憶を封じ込め消していたのだとしても、優しい竜だったのは心の奥底にこの時の抱きしめられた想い出が心の奥底にあったからなのだな~と。

ぜひ、子供を儲けて孤独でない幸せな家族との生活をフェレンツに味わわせてあげて欲しいです。
続編読みたいです~。
竜の子供、可愛いでしょうね~!

2

金髪の少年

本誌封入の特典ペーパーは、竜伯爵のしもべの大鷲たちが運んでくる食材の謎のお話でしたが、こちらのコミコミスタジオ特典小冊子の方では、大鷲が食材や日常品とは別に運んでくる、様々な「物」の謎のお話。
食材や日常品は「妖精の女王のメモ」によって市場から入手されていますが、それとはまったく別に、失くしたはずの古い書物や、滝つぼに落としたはずの宝剣のような物も、それを欲しいと望みさえすれば大鷲は運んできます。
大鷲たちがどうやってそれを手に入れるのか?
それは不思議な井戸の力のおかげでした。
月に1度、満月の前後3日間に一つだけ、望むものが、実体のある物でも、過去の見たかった出来事でも手に入る不思議な井戸。
日向がそこで見たものは、、、。
この小冊子も、ぜひ一緒に読んでいただきたいです。

3

これから買われる方にはぜひとも手に入れてほしい!

コミコミスタジオさんで購入するといただける、おなじみ特典小冊子。A5サイズで、表紙、裏表紙+小説合わせて12P。

本編のネタバレも含めてのレビューになります。本編未読の方はご注意ください。









時系列は本編終了後。
恋人同士になったフェレンツと日向の仲睦まじい様子が描かれています。

本編で日向が感じたり、疑問に思ったことをフェレンツに聞いてみる、といった内容です。いわく、

自分たち亡き後、一人ぼっちにさせたくないから子どもはいらないと思っているフィレンツと、フィレンツに「家族」を作ってあげたいから子どもが欲しいと考える日向の想い。
森にあった不思議な井戸の謎について。
フィレンツの家臣である大鷲が、彼らのために持ってきてくれる食糧はどうやって手に入れているのか?

などなど。

小説部分は7Pしかないのですが、日向の感じた謎や想いが上手に回収されながら解明されています。

どのエピソードも良かったのですが、特に良かったのは日向が井戸に望んだこと。

亡き両親にもう一度会いたい。
でも、孤独な過去を過ごしてきたフェレンツの幼少期も見てみたい。
そう悩んだ日向に、不思議な井戸が見せた光景は―。

過去と現在がリンクしていて、なんとも不思議なお話でした。
けれど、このストーリーから読み取れるのは、過去も、現在も、そして未来も。フェレンツの孤独を癒し、愛情を与えるのは、ほかの誰でもない、日向なのだ、ということ。

いつか、この二人にも赤ちゃんができるといいな。
孤独だったフェレンツが、日向という存在を得て、そして家族を得て、幸せに日々を過ごしてほしい。

この番外編が、本誌に収録されていないのが非常に残念。とっても素敵なお話でした。

これから本誌を買われる方にはぜひともゲットしていただきたい、そんな素敵な小冊子でした。

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