男達の破滅的な恋の道行きは、果たして。衝撃作がついに文庫化!

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表題作ムーン・リヴァー

島津 正彦
森田 透

あらすじ

美しくけだるげで誰よりも優しい青年森田透、大スター今西良が監獄に入ってからも変わらない。透のパトロンの島津が癌に侵されて、すべてが変わった

作品情報

作品名
ムーン・リヴァー
著者
栗本薫 
媒体
小説
出版社
KADOKAWA
レーベル
角川文庫【非BL】
発売日
ISBN
9784041061473
5

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萌々

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中立

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趣味じゃない

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レビュー数
1
得点
5
評価数
1
平均
5 / 5
神率
100%

レビュー投稿数1

栗本薫さんの最後の作品

長編なので、終りから読みました。

著者も、癌で亡くなっていて、登場人物も癌で亡くなる。
そして、この作品が最後の著書。
著者の冥途の道連れは、作家となった島津だったのかも。

でもこれが本当の最後の一冊ではなく、未発表本に続きがあって、その後の透が書かれているらしいです。

小説としては分かりくい構成なので、先の読者のレビューを道標にしないと、早読み出来なかった。皆さんのレビューに感謝しています。

★「栗本薫 全著作レビュー https://00m.in/IzQTB を参考にしました。コアなファンの書評は、良い道しるべになります。
著者は、やりたい事の途中で癌を患い、温めてきた構想の通りの結末を整えられなかったのではないかと思います。だから、結末の後にまた結末が出されているのでは?

★タレントの登場人物には、実在のモデルが居た、という話があるそうです。誰?と分かるような人をモデルにしていたのか知りませんが、私は〇ーターさんをふと連想。

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