電子限定描き下ろし付き
一途な忠犬系後輩×悩みを抱える先輩の、まっすぐ青春BL♡
入学式、桜舞う中幼馴染に再開し、恋に落ちる。
これだけだと「よくあるお話」で終わってしまうのですが、
この作品はここがポイントではありません。
確かに最初はあらすじ通り。
舞台は高校で、受験や、家族問題に悩む等身大の男の子達が主人公です。
切なくて、でも暖かくて、気持ちが溢れるほどの青春物語。
この作家さん本当にデビュー作ですか?というほど絵も見せかたも本当に上手い。
表情が特に魅力的で、2人とももうかわいらしくて堪りません。
高3の天がいつの間にか2学年年下の央人に背を抜かれていたのも萌えたなぁ。
こういうタイプの作品は、最後に気持ちが通じあってキス、若しくは朝チュンでハピエンということが多いのですが、この作品はなんと!まるまる一話使って、両想いになった後の2人の初めてのエッチまで描いてくれてます。
初めてだからすんなりはいかなくて、だからこれだけページを割いてしっかりと描いて下さったのだろうと思うのですが、やっぱりね、好き合っている2人の結ばれる姿はね、見ていて嬉しいし、謎の感動を呼ぶんですよね(え?あれ?私だけ?)。
そして極めつけに、描き下ろし「10年後の春」まで読むことが出来ます。
すっかり大きくなっている央人にちょっとびっくり。
「好きだ」「俺も」で余韻を残して終わる作品ももちろん好きなのですが、
その後の2人がいちゃいちゃ幸せに暮らしてる小冊子とかペーパーが大好物の私としては「好き」の後をしっかり描いてくれたこの作品が堪らなくツボでした。
2人のショタ時代もかわいかったし、大人バージョンも素敵だったし、なにより、「ここがもうちょっと違えばなあ…」というマイナスポイントが全然ないのが不思議。
二重にも三重にもおいしかったこの作品。気まぐれで買ったけど本当に良かった!!きゅんきゅん好きな方、ワンコ好きな方にはとってもおススメです。
これからもこの先生の作品を追って行こうと思います。
「だいすきなひとにげんきのでるおまじないだよ」って両手を繋いで口同士でちゅーしてるショタっ子2人が可愛過ぎてですね、これは買わねばなるまいと。
とても良かったです!
小学生の頃に芽生えてまっすぐ育った「好き」って最強だなぁ〜〜〜ってジタバタしながら読み終えました。
小1と小3→高1と高3の再会モノ。
とっても“王道BL”でとっても“青春BL”だけど、この作品をそう括ってしまうのもちょっともったいないなって思うお話でした。
青臭さなんて全然なくって、最初っからしっかり地に足のついた愛情のお話なんです。
あったかくてジーンときて涙腺がゆるむシーンがいっぱい!
後からインタビュー読んだら「お互いにお互いを知らないところで救っていたみたいな関係が好き」って答えてらっしゃって、こういう優しいお話が描けるのもすごく納得しました。
天(そら)くんと、央人(おと)くん。
子供の頃にお互いにかけあった「おまじない」に支えられてきた2人。
「だいじょうぶだよおと」「そらくんもだいじょうぶだよ」
「そらくんがだいじょうぶって言ってくれたからだいじょうぶなんだ」
2人にとっての相手からもらった「だいじょうぶ」の言葉の重さ、大事さ。
意味や根拠はなくても、その言葉を信じて、大事にする。
あぁ、まさしく「おまじない」だなぁって。
で、こんな2人だからするっとすんなりいくもんだとばかり思って読んでたら、これが意外とすんなりいかない!
やられたわ〜〜〜ニクいわ〜〜〜
忠犬(=おと)が忠犬過ぎてもう!もうもうもう!かわいすぎか!!!
最終話だけ【おと視点】になっているのもいい演出でした。
可愛いワンコのオスなお悩み。あんなに可愛かったのにすっかり立派な攻めに成長して!萌萌萌
ピュアなお話だからエッチシーンはあっさりかなと思ったんですが、思いのほかしっかりエッチでした♡
描き下ろしの10年後、おとくんもっさりしてません??あの可愛い子はどこ行った?!?!
しかもなんか余裕の素振りで攻める攻め方もぜんぜん可愛くない!!!笑
・・・と思ったところへの〜あの最後のオチのつけ方、くそー!萌えた。萌えたわよ!
もうもうもう!かわいすぎか!!!(2回目)
おとくんの背がどんどん伸びてくのも良かったな。
攻めが成長するの好きです♡
紺しょーたさん、次作も楽しみです!
【電子】シーモア版:修正○、カバー下なし、裏表紙なし、電子限定描き下ろし(1p)、書店特典ペーパー(1p)付き
年下わんこ攻めのかわいいお話かと思いきや、それだけではない、何気ないやりとりや仕草、セリフ回しや表情ひとつひとつを丁寧に読み返すたびに気づかされるものが増えていく、そんなBLでした。
テンポのよい会話に笑わされ、何気ないやりとりにキュンとさせられ、しっかりとつくられたキャラたちの行動や表情に泣かされます。
エロ描写はP数に換算すると多くはないですが、身体の描き方、表情がエッチなので私はとても満足しました。
安心して誰にでも勧められるような、久しぶりに何度も読み返したくなるようなBLです。
とにかく登場人物、話の流れ、セリフ、表情、全てがいちいちツボに入ってしまい、私の中でたまらない一冊になりました。
わんこ攻めや年下攻めが特別好きなわけでもないですが、そういういわゆる属性は関係なく、ただただ面白かった…。
央人くんの健気さや素直さ、真っ直ぐさがくぅ…!っと刺さって、序盤で天くんに告白したことをからかってきた先輩への言葉には、すごく腑に落ちました。あのシーンの央人くんのかっこよさ…
一途で一生懸命な央人くんと、そんな央人くんが天くんにとってかわいくて、安心できる存在になっていくのが良かったです。2人のやりとりは胸が温まります。
読み進めていくうちに、少しずつ央人くんの身長が伸びていることに気付いたときは本当にドキッとしました!!高校生の成長期最高だし、それを表現してくれるのもすごく嬉しい!!再会したときは天くんの方が大きかったのに、いつのまにか見上げてる…というのが、時間の経過を感じます。
それから私的には、天くんと天くんの親友の龍二くんとの絡みが大好きでした。仲良しが尊い。メインの2人はもちろん大好きですが、こういう友達としての「仲良し」な2人にも注目してほしい…細かい一コマでも絡んでたりするので、つい目が追ってしまいます(笑)本当に男の子同士の友達!仲良し!って感じが良いですよね…。
想いが通じ合うシーンで表紙の天くんとリンクしたり、前述したように少しずつ央人くんの身長が伸びていたり、高校生にとっての2年の大きさがわかるような天くんの顔の大人っぽさなど、久しぶりに隅々まで、細かくコマを眺めて漫画を読んだような気がします。
紺しょーた先生、この作品でお名前を知りましたが、ぜひこれからも色々な作品を描いてほしいです。読んでみたい。
もちろん個人の意見でしかありませんが、私はとても好きな作品です。
しょーた先生のデビューコミックス。
ストーリーとイラストのあまりの可愛さに、泣きました。
「尊い」とはこのことか……と思わせてくれる作品です。
イラストの雰囲気から「キスまでかなぁ……」などと思っていたのですが……
なんと!! えっちもしっかりありました!!!
年上受 天くんの、咥える顔が最高です……
この作品の見所は、作中に2度登場する「桜の下の告白シーン」
王道&可愛いの正統派で、もう堪りません……!!
表情と裏表紙が対になっているところが可愛いので、紙の本でお迎えすることをオススメします(*´꒳`*)