電子限定描き下ろし付き
ドライなコミュ強男子×一途な努力家男子の、胸がふるえる青春ラブストーリー。
『日々も積もれば恋となる』のスピンオフです。
こちら、未読でも問題ありません。
好きなものを好きだという強さ、好きなことを続ける努力を描いた作品です。
ラブストーリー以外の部分でも心動かされ、大変感動しました。
怪我をしてサッカーを諦めた龍二と、障害があっても絵を諦めなかったレオ。
そんな2人が大学で出会い、恋を育んでいくお話です。
自分の好きなものを好きだと伝えられる龍二は、とても強くて優しい子です。
対するレオは、人見知りで照れ屋。それでいて、真っ直ぐ。男らしさと可愛さを併せ持つ、魅力的な男の子として描かれています。
障害を乗り越えているようで気にしているレオは、心のどこかで「普通」に拘っていると思う。普通の恋、普通の感覚。
過去の言葉がレオを傷付け、新しい恋を手にする勇気を奪っていく……それが切なかったです。
そんなレオを救うのもまた、龍二で。
ずっと、龍二の言葉に支えられてきたレオ。
そして、レオの言葉に励まされた龍二。
「言葉の力」が「生きる力」に変わっていく姿が、すごく良いなと感じました。
2人が惹かれ合うのが、分かりすぎるほどに分かる。
一冊の中に、それを納得させるだけの心理描写と表現力が込められていて、無理のないストーリー運びが文句なしに素晴らしかったです。
2人が常に相手を大切にし、思いやる姿に胸キュンしました。
ラストの夕焼け空、レオにはどう見えたんだろう?
瞳に映る空がキラキラしていて綺麗でした。胸アツ。
前作でもそうでしたが、可愛い雰囲気に反して、Hが意外と濃厚なのが良きギャップ!
レオの泣き顔が可愛くてキュンキュンした♡
Sっ気ありの龍二も、レオの可愛さにメロメロです^^
そして、描き下ろしも社会人になった番外編も、どちらも最高!
ラストまで余す所なく楽しめる作品で、沢山の方に読んでもらいたい一冊です‼︎
連載から心待ちにしていたコミックス化ついに…!!(T-T)!!!
日々も積もれば恋となる』→『ひびつも』
『恋を描けば色が咲く』→『こいいろ』
ひびつもで登場した龍二のスピンオフ作品のこいいろ。
もう…涙なしでは読めません涙涙涙
陽キャな龍二だけど、中学のときに怪我でサッカーを諦めた過去があり。
レオは絵が好きだけど、色の区別がつきにくい色覚異常で…
レオは中学のときに見た龍二の姿や言葉が支えになっていて。
大学では、龍二がレオの頑張っている姿をみて、レオの言葉でまたサッカーに歩み寄ってみたり。
2人の気持ちがだんだん近付いていくところも好きですし、
過去のお話含めてストーリーが本当に本当に大好きです。
ひびつももこいいろも大好きです。
収録内容が、
単話→描き下ろし(レオの誕生日のお話)→番外編
の流れなので、時系列が最高に素晴らしすぎます(*T^T)
雑誌のみ掲載の番外編が社会人編で、大学卒業後の2人がみれます…!!
年齢を重ねた2人も尊いっっっ(T-T)!!!!!
キュンを通り越してギュンギュンしてしまうほどの2人の恋の過程は心の癒しです。
電子連載を追っていた方もコミックス版の購入をオススメします。
描き下ろしのレオの誕生日のお話は、龍レオの尊さが増し増しになります。
2人が幸せな未来を願う電柱になりたい…そう思いながら社会人編では天井になりたくなります…尊死…!!!!!!!!!(T-T)
◆修正について
シーモア単話→白のり
シーモアコミックス版→白抜き
単話の方が修正甘めでtnkに感謝です…!
初めて読んだ紺しょーた先生の作品です。
こちらは『日々も積もれば恋となる』のスピンオフになります。
大学生の本城 龍二と大学生の一之瀬 獅(レオ)のお話。
高校を卒業して1年。
龍二くんはそれなりに楽しい大学生活を送っていました。
ある日、参加した大学の飲み会でレオくんと知り合います。
何故か自分と目が合うと途中で帰ってしまったレオくん。
気になった龍二くんが後を追うと、お酒に酔ったレオくんが道にしゃがみ込んでいました。
なんとかレオくんを自宅に送り届けた龍二くんですが、目を覚ましたレオくんに「なんで辞めたんだ サッカー」と告げられて…。
『日々も積もれば恋となる』は未読のままで読ませていただきました。
結論からお伝えすると…めちゃくちゃ良かった!!
紺しょーた先生の丁寧な絵柄と繊細な心理描写が見事に調和されていてあたたかさと切なさを感じます。
また、ストーリー構成もきちんと考えられており、2人の過去の回想シーンも上手に取り入れて物語が進んでいきます。
タイトルの意味もきちんと回収されていて、読後は多幸感に満たされました。
2冊目のコミックスとは思えない素晴らしい出来栄えです。
中学が一緒だった龍二くんとレオくん。
でも、2人は学年も部活も異なっていたので、サッカー部で目立っていた龍二くんを美術部のレオくんが一方的に知っていただけです。
じつは、レオくんは龍二くんの言葉に救われたことがありました。
「この絵の色きれいだと思うな」
それから数年後、大学で同学年として知り合った2人。
性的マイノリティだけではなく、色覚異常を発症しているレオくんは、過去の経験から「間違いたくない」と憶病になっています。
他人には理解してもらえないレオくんの立場や気持ちはどれだけ辛かったでしょう。
そんなレオくんが龍二くんと出会ったことで変わっていきます。
いつも自分の気持ちに素直で堂々としている龍二くんですが、彼もまた怪我によりサッカーを断念した辛い経験をしていました。
でも、そんな2人だからこそお互いに寄り添い補え合えるのです。
個人的には、本城3兄弟とインコの名前にも注目しましたよ。
もしかして「四神」が由来でしょうか?!
このお話には、当て馬は登場しません。
脇キャラとしては、大学の友人で鵜飼くんと鷹野くん、レオくんのお姉様 美凰ちゃん、『日々も積もれば恋となる』の天くんが登場します。
紺しょーた先生があとがきで、央人くんが名前のみの出演で無念でしたと書かれていました。
この後、央人くんに会うため『日々も積もれば恋となる』を読みたいと思います(笑)
Hシーンは、これもすごく良かったですよ~。
2人は両想いになっても、すぐにセックスをしません。
龍二くんはレオくんの負担を考えて夏休み中に少しずつほぐしていくんです。
夏休み中の目標は、とりあえず指3本!!
ちゃんとレオくんの身体のことを考えている龍二くんに感動しました。
受けのことをここまで大切にしてくれるなんて…私がお礼を言いたい!!
そんな2人のセックスはエロさと甘さと可愛いさが溢れています (〃艸〃)♡
もっと長く見たかったよ~。
龍二くんと繋がったことに嬉しくて涙をこぼしたレオくんにウルウルし、龍二くんに付けられたレオくんのキスマークにキュンキュンしました。
描き下ろしは、本編のその後 年末のお話。
レオくんのお誕生日と色覚異常に迫ったエピソードで、紺しょーた先生の作品に対する愛情が伝わりました。
番外編は、社会人になった龍二くんとレオくんのお話。
相変わらず仲良しで楽しそうな2人に癒されました。
セックスもエロくて安心です。
あぁ、結婚して幸せになるところまで見守りたい(泣)
作品全体を通して、胸をふるわせるセリフが多く散りばめられています。
その一つひとつに共感し、感動し、考えさせられました。
「間違えてなんかいなかった」
レオくんが大事な人と見る世界が、今までとは違う新しい色で咲き誇っていますように…。
愛おしさと優しさを詰め込んだ最上の青春ラブストーリー。
ぜひ多くの方に読んでいただきたい素敵な作品です。
筋が通っていて実にしっかりとしたストーリーでした。
この作品は、攻めと受けそれぞれのキャラクターが魅力的でした。
攻めの龍二が饒舌でマイペースにグイグイいく調子のいいタイプなのに対して、受けのレオがそれに翻弄されるという姿が、見ていてなんとも微笑ましかったです。
私のお気に入りシーンは、レオが龍二の友達を殴ってしまった後の雨宿りシーンです。
負けず嫌いだからとレオがぐ〜っと体をもたれ返してますが、あのやり取りがもうイチャイチャしてるようにしか見えない!
あの時はまだ付き合ってないはずなのに、もうお互いから好きオーラが溢れて見えてきて、たまらなく萌えてました。
しかもその後のキスシーン。完全に雰囲気に流されてるこの雰囲気よ。めちゃ最高でした。
そしてくっついてからは、付き合い始めて初めてレオの部屋に行った時の、玄関先での初々しいやり取り。キュンキュンできて何度も見たくなります。
エッチシーンも見事な溺愛っぷり。甘々で最高でした。
何度も読み返したくなるほど萌えるキャラクター性に、ストーリーもしっかりしてる。
これは読んでよかったと思います。
『日々も積もれば恋となる』のスピンオフでした。
ひびつもの時から明るい龍二が好きだったのでメインのお話が読めて嬉しいです。
怪我をしてサッカーを諦めた龍二と、色覚異常がありながらも絵を描くのを諦めなかったレオ。
お互い挫折を経験した2人ですが、傷を舐め合うのではなく、悩み苦しみながらも支え合いながら前に進んでいく2人が良かったです。
一度はサッカーを諦めた龍二がレオをきっかけにフットサルをやり始めたのが嬉しかったです。
それを見学するレオがまた可愛すぎました。
ゆっくりゆっくり近付いていく2人に終始キュンが止まらなかったです。
お互いがお互いにとってなくてはならない大切な関係を築いている2人で読後は心が温かくなりました。
余談ですが、名前のみ出演だった成長した央人にも会いたかったです。