魔法学校に集う、 獣人たちの恋の図鑑。

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ウィズダムズのけものたち

wizdams no kemonotachi

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表題作ウィズダムズのけものたち

(?)アラン・ネコ・魔法学校生徒
(?)エディントン・ウサギ・魔法学校生徒

同時収録作品ウィズダムズのけものたち

(?)フロリオ・オオカミ・魔法学校生徒
(?)ニコル・ヤギ・魔法学校生徒

同時収録作品ウィズダムズのけものたち

(?)フェルマー・ドラゴン・教師
(?)エーミール・ドラゴン・魔法学校生徒

同時収録作品ウィズダムズのけものたち

(?)コレット・アカシカ・魔法学校生徒
(?)マーレイ・トカゲ・魔法学校生徒

同時収録作品ウィズダムズのけものたち

(?)ダグー・ハシボソガラス・魔法学校生徒
(?)ヒューイ・インドクジャク・魔法学校生徒

同時収録作品ウィズダムズのけものたち

(?)オルホフ・チスイコウモリ・魔法学校生徒
(?)カレラス・チスイコウモリ・魔法学校生徒

同時収録作品ウィズダムズのけものたち

(?)ベンジャミン・ユニコーン・教師
(?)クロムウェル・グリフォン・教師

同時収録作品ウィズダムズのけものたち

(?)モークリー・ツキノワグマ・魔法学校生徒
(?)チャールズ・人間・ヒトの国の住人

その他の収録作品

  • おまけのけものたち(描き下ろし)
  • ATOGAKI(描き下ろし)

あらすじ

森の中に人知れず存在する、
“ウィズダムズ魔法学校”
そこには知性ある多様な獣たちが集い、
共に学び、暮らし、様々なかたちの恋をする。
身近な動物から幻獣まで、
リアルな筆致とユーモラスな視点で描いた
異種族たちのファンタジーBL作品集。

作品情報

作品名
ウィズダムズのけものたち
著者
ながべ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
茜新社
レーベル
EDGE COMIX
発売日
ISBN
9784863497313
4.3

(38)

(24)

萌々

(8)

(4)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
8
得点
165
評価数
38
平均
4.3 / 5
神率
63.2%

レビュー投稿数8

大満足。

皆様にオススメしたい。

前作の方は読んでおらず、初めて買った作家さんでした。期待通りの出来で、大変満足しました。

登場キャラクターは皆スタイリッシュな獣人です。かっこよかったり、可愛かったり、面白かったりの様々な見た目で、獣人はじめての自分でも抵抗ありませんでした。絵がうまいです。

ストーリーは思春期の甘酸っぱい、キュンとくるような話が多いです。これがみんな人間だったら、代わり映えのしない作品だったと思います。
しかし、この作家さんはケモナーであり、自分のケモナーの世界を絵本のようなタッチで表現してくれました。
BL の楽しみと、作者の世界観両方楽しめます。

よいBL でした。

5

魔法好きの血が騒ぐ

自分でも感心するんだけど、「獣人」ってそれだけでつい予約カートにポイポイしちゃうくらい獣人好きみたい。
それも、人要素多めのケモ耳より、より訳が分からない位の幻獣寄りだった方がもっとうれしい。
そんな私の性癖に凄く刺さる、「獣人の魔法学校」。
「獣人」が「魔法学校」でユニコーンだのグリフォンだの、出てきちゃうんだから、これはもう、ファンタジー好きの血が騒ぐ騒ぐ。
絵本のようなタッチの絵で描かれる獣人たちは、姿かたちに元の獣の特徴を残しつつ明らかに獣ではなく、思考回路にも元の獣の要素を残しつつそこはやはり魔法を学ぶ者たちで、性愛については皆それほどあからさまに積極的ではありません。
これだけの大きさと価格の本なので、エロ目的の方には決してお勧めしませんが、幻獣含む異種間のほんのりラヴの詰まった幸福なこの本、ファンタジーがお好きな方にはお勧めしたい。

5

世界に引きこまれる

装丁も設定もドストライクだったので、読んでみました。カバー裏が教科書みたいになっているのもお気に入りです。
BL未満なペアも多いですが、世界のもつ雰囲気と相まってどこか妖しげな魅力のあるお話ばかりです。
BL好きのみならず、獣好きにもたまらない一冊になっていると思います。

ーーーーーーー感想とネタバレーーーーーーー

一番のお気に入りは『喰らう者、喰われる者』のフロリオとニコルの話。
オオカミとヤギという弱肉強食な種別の2人が一緒に学校生活を送っていることはもちろん、その2人の体格差も萌えのポイントです。

最初はなんだかんだいいつつ一緒にいる仲の良い友達かと思えば、話の終盤ではおっと...?と少しほの暗い雰囲気を漂わせる2人。このギャップがたまりませんでした。

オオカミのフロリオは大きな身体に似合わずのっそりぽやぽやした性格のよう。よく授業中に居眠りをしてニコルに迷惑をかけています。それはニコルを抱きしめて無意識に彼を噛んでしまうこと。
その理由が実は彼に”印”を残したいという欲求からくるもので、きっと素はぽやぽやではないのだろうなと思わせる性格でした。

ヤギのニコルは、小さいながらもたくましく、かしましいといいますか...フロリオに迷惑をかけられながらもなんだかんだで一緒にいるよう。
そんな彼は、居眠り中に噛まれることを”気持ち良い”と感じていて、その表情は恍惚としています。

合わないように見えて、それぞれの腹の中は似ているような2人。
大好きです。

2

獣人版ハリ〇タ魔法学校のおとぎBL。

とつくにの少女というファンタジーで知っている作家さんでした。
不思議な世界感がすごく好きで、その作家さんが獣人でBLなんてもうたまらないです。

獣人たちが知識を学ぶためのウィズダムズ魔法学校。
見た目はハリーポッターのあの学校ですww
でもそこに通うのは全員人ではない獣を種とした獣人たち。
魔法学校なのに魔法を使うシーンはそんなにないです。
本が浮くとか、惚れ薬とかほうきとかちょっとだけ。

いくつかのペアがあるのですが、
受け攻めがはっきりわかるものがあっても本番がないので、おとぎ話のようなBLです。

しかも獣がリアル感があってすごいいい・・・・。
ヤギの目とかたまらないです。
動物界の捕食×被捕食のBLっていい・・・。

とつくに~でもそうなんですが、トーンがあまりなく、黒いものは黒く塗りつぶしてあるので
見えそうで見えない表情っていうのもそそりポイントです。w

一話一話非常に短いですが、妄想で補完しましょう。おまけもGOOD。

2

可愛いだけじゃない!でも可愛い!

魔法学校を舞台にいろんな種類の獣人が見られる異種間BL?BL未満のものもありますが、キャラ同士の交流には萌えが詰まってました。
ネコとウサギやヤギとオオカミなど、多種多様な組み合わせがありますが、そのどれもが短編じゃもったいないキャラとストーリーです。終わってしまうたびにもっと読みたかった!と切ない余韻を感じました。
最初に収録されているのは可愛らしいカプのお話で、ちょっとベタなところが導入にぴったりです。その後シリアスだったりちょっぴりダークだったりする話も混じってくるんですが、それぞれ動物の特性が活かされていて面白いです。前の短編のカプが再登場する嬉しいサービス?もあったりして最高でした!
特に好きなのはトカゲとシカのお話かな。暖炉の前でくつろぐ二人の雰囲気がすごく良くって。独占欲むき出しのシカも素敵です。あ~でも最初のカプも好き。ネコとウサギで可愛い×可愛いできゅんきゅん!
おまけの4コマは笑いました。最後のオチは本当に心配になります…大丈夫?笑。
電子で読みましたが、装丁とかめちゃくちゃ凝って豪華に作って欲しいタイプの本でした。

1

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