モノトーン・ブルー

mono tone blue

モノトーン・ブルー
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神48
  • 萌×210
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

57

レビュー数
10
得点
283
評価数
59
平均
4.8 / 5
神率
81.4%
著者
ながべ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックスDX
発売日
電子発売日
ISBN
9784799752951

あらすじ

世界はモノトーンで退屈だった――彼が来るまでは。
猫のハチがいる獣だらけの学校に転校してきた蜥蜴のアオイ。
単調な毎日を持て余していたハチにとって、それも別に興味を惹かれることではなかった。
しかし放課後、アオイの小さな秘密を覗き見る。
それは目の覚めるような、強烈な、青。
必死に隠そうとするアオイにハチは一つの提案をする。
人外ストーリーテラー、ながべの獣人青春BL!

表題作モノトーン・ブルー

(仮)ハチ,猫の獣人で高校生
(仮)アオイ,蜥蜴の獣人でハチの通う高校に転入してきた高校生

その他の収録作品

  • 描き下ろし

レビュー投稿数10

きらめく世界

神率がとても高かったのと、エロなしが読みたい気分だったので購入しました。初読み作家さんです。
扉絵のTシャツ欲しくなっちゃった。

作者の遊び心を感じる教室の貼り紙が好き。
「自分の毛は自分で掃除!!」とかほんわか可愛い。
猫のハチ君は、授業中は寝ていてテストはまったくの白紙で提出。食指が動かないと何もしない興味がない。そっか猫だもんね、一生の殆どを寝て過ごしてるわけだ。そんなハチ君のペンケースはお魚の形。
トカゲのアオイ君は転校生。成績優秀で控えめ、なにやら良家のご子息っぽさもあり。
だんだんとハチ君はイケメンに(猫だけどワンコ攻めに)アオイ君が美人受けに見えてきて困惑。

そして放課後、偶然みた「青」によってもたらされる二人の関係性の変化。
好きなモノを何度も見たくなる衝動、誰もが身に覚えのある感情だと思う。ならば本能で感じる獣人のハチ君にとってはどれほどの衝撃だったんだろう。BLを読んでる最中生物の習性、動物の生態が気になるなんて初めての感覚でしたよ。
それに読書中、曲のフレーズがやたらと浮かんでくるお話でした。それも悉く恋に落ちた瞬間を切り取った歌詞ばかりが浮かんでくる。「ハチ君、そういうことなんだよ」って教えてあげたい。
出版元がリブレなことが、ちょっと驚き。装丁を見た瞬間、OPERAかonBLUEかCannaだろうと思っていたので。

0

トカゲのしっぽ

トカゲってキレイ。
ペットショップで売っているような奴じゃなくって(ペットショップの高いトカゲも、それはそれでもちろんゴージャスで美しいけど)、いわゆるカナヘビとか呼んでる20㎝位のほっそりした子の、あのピカっと光るしっぽが特に好き。
植え込みの端っこで見つけたりすると、つい目で追っちゃう。
でも、素早いからすぐに見失っちゃうんだけど。

で、そんなトカゲのしっぽが重要な要素になったお話です。
お話としては、動物の姿に託した、いじめとか、自意識とか、まあ、そんなお話なんだけど、この作品の何が良いかって、動物の特性がストーリーにとっても良く活かされているところ。
猫のハチのマイペースさや、犬の子たちの群れてる様とか、狐の子もいわゆる狐イメージが芬々としてる。
まあ、それはそれとして、やっぱりトカゲのアオイ君のプロポーション!が素晴らしい。
アオイ君に神を捧げます。

2

ベタなのに新鮮に感じる素晴らしさ

新感覚?猫×トカゲの獣人BL。お初作家さんでしたが、描写の全てが丁寧で、独特の世界観に一気に引き込まれました。
ストーリーの流れだけを見ればベタ中のベタ、王道、いじめられっこがコンプレックスを認めてくれる相手に出会ってトラウマを克服しつつ変わっていく、世に無数にあるやつ。なのに、そこに猫とトカゲの特性が加わることで新鮮味を感じる作品になってました。
猫の目に見えるモノトーンの世界に鮮やかに映える青色のトカゲのしっぽ、獣の中に放り込まれた変温動物の苦悩、トカゲのしっぽの自切エピソード。それらが心に刺さる心理描写と共に描かれていて、すごくすごく良かったです!
ハチの自由すぎるキャラがアオイの救いになっていて、そこもすごく良かった。ハチはたぶん初恋なんだろうな。イケ猫の初恋…萌えます笑。
お気に入りは初めてアオイのしっぽを見たハチのキラキラした瞳と、動くしっぽを捕まえたくてうずうずするハチの猫らしさが見えたシーンです。
とても幸せな読後感で大好きでした。

5

"その先"を見てみたい2人

黒板の前に立っているアオイのインパクトよ…めっちゃ蜥蜴。めっちゃ爬虫類。
なのに萌えるとは、これ如何に。
人外推しではないのですが、このインパクトある絵面についつい手が伸びてしまいました。

動物の生態や習性を生かしたキャラクター設定が効いてるなぁ、と思いました。
蜥蜴の尻尾切りぐらいしか知らなかったので、猫の色覚とか蜥蜴の子の尻尾が青いとか、1つ賢くなりました。
早速検索してみましたが、ニホントカゲの幼体の尻尾は美しいブルーでした。
ハチが魅入られたのも頷ける。

きっかけは尻尾への興味だけだったけど、段々アオイから目が離せなくなってるハチ。
じゃれついていい?は可愛すぎた。
猫の歯は鋭いし、アオイの皮膚はなんかヌルッと柔らかそうなので、噛み付いた場面は痛々しかったです。

夏場の猫が冷たい床に張り付いてるみたいに、ハチがアオイに抱きついていくのに萌えました。
暗くなった校舎で先生に邪魔されたのが悔しいっw
ハチの気持ちは恋だけど、アオイの気持ちはまだ友情以上恋未満って感じだったのでもっと先が知りたいと思いました。
そして冬の彼らも激しく見たい。めっちゃ厚着なんだろうなぁ♡

5

生き物の習性をも生かしたBL

ながべ先生にしか描けない人外。
ただの擬人化ではなく、生き物それぞれの習性、特性がとてもうまくストーリーに生かされていて面白かったです。
登場人(?)物がそれぞれ美しく描かれていて、とくにトカゲの瞳の表情がたまりませんでした。
実物のトカゲの尻尾のあのキラキラブルーを想い描きながら読みました。
トカゲがこんなに健気にかわいく、そして艶っぽく思えるとは。
二人のもどかしいやり取り、ハチの子供っぽい行動が10代!って感じなのも萌えました。
もう少し先まで読みたい…と思えるかわいいカップルでした。

6

ハチ’s My New BFF

人外モノ。
逆に、人間が出てこない世界観。
ネコや犬や、の獣型。
の男子校?
そこに転校してくる「トカゲの少年」。

アンソロジーでの単話が元の作品で、その元の「エスカレート」も読んでおりますが、本作とは空気感がちょっと違う。
だからこれだけ読むので大丈夫です。
「エスカレート」ではちょっとだけトカゲくんが淫靡な雰囲気。
誘う自覚はないけど相手が勝手に誘われるフェロモン、的な。
だけど本作は完全「友情以上恋未満」の空気感。
なので人外BLが苦手な方でも。
僕とは違うキミ、君とは違うボク…を意識し始めて苦しくなったり独り占めしたくなったりの「少年たちの青春群像」として読めるのではないか?と思う。

トカゲ族(?)のアオイの大きな尻尾。
いつもシャツのボタンを閉めて隠してるけど。
ネコのハチはチラリと見てしまう。
アオイの尻尾に光る蒼い光を。

私、ネコ飼いなのですが。ネコが青・黄・白黒の世界で生きている事知らなかった。
見える色が決まっているなら、その中でも鮮烈な色に惹かれるのはわかる気がする。
そうして近づくハチとアオイ。
でもアオイが尻尾を隠すのにはそれなりの理由/トラウマがあって。

誰にも見せない青を自分には見せてくれる。ハチはこれまでの獣人とは違う。
そう思い合う2人はだんだん心を寄せ合って…

本作はまだBの Lの入り口です。直接なエロのようなものはありません。
仄かな官能性を感じてしまうのは…
我々の濁った眼のせいなの!BLメガネのせいなの!

大きくて太くて、まるで恐竜のようなアオイの尻尾。これならアイツ達もぶん回しの一撃でぶっ飛ばせそうだったけど…
あの時負けちゃって。
あの時傷ついてしまったキミに。
今の、半分の短さになったけどキラめく青の光、それが僕の目を奪った…
そんなハチがアオイを癒してくれればいいな。
この2人、BFFでいいよ!

4

自分の目に映るものなんて 形でしかないんだ

はじめて行く本屋さんって なんであんなに誘惑がいっぱいなんでしょう?
お陰で棚前から小1時間動けなかったわ

で 自分がよく行く本屋さんでは絶対に並ばないラインナップに 前々から気になっていた作家さんを迷わず購入


表紙からわかる『人を選びますよ』感

正直[おねぇ]を前面にだされると脳内触手がのびなくて 気にはなっても足踏みしてたんで 個人的にはこの作品がラインナップにあって超ラッキー



トカゲの尻尾切り

その言葉が1番に思い浮かんだ

切り捨て生え変わった部分の あのなんとも言えない 蒼なのか?碧なのか?青なのか? キラキラ? テラテラ? ぬめっと? 光るあの色を



何にも興味の持てないモノクロの世界で 他人と違うところを気にして過ごす多感な時期 そんな中で突如現れた青に心奪われる


ちょいちょい挿入されてくる 個体特有の習性や特徴に ちがう種族 別の生き物 自分とはまったく別のもの を強く意識させられる

ふたり? 2匹? 1匹と1本?←なぜ尻尾で数えた


心に沸き起こる不安や不満や戸惑い 些細な事で起こるすれ違い 抱え込んだ恐怖 寂しさ 嫉妬までしっかり描かれて その見た目に騙されたら損しちゃうくらい きちんとした学生もの

しかも アオイの目がキレイすぎて だんだん可愛く見えてくるし……

他人と違うことでの苦悩 受け入れてもらえた安堵
ゆっくり近づく関係と 淡々と刻まれる優しい時間

どうしよう こんないいとは思ってなくて…… 油断した


ピュアなお話読みたい人なら たぶんハマれる?
爬虫類が苦手とか 獣人や擬人化が って理由で読まないのは勿体ないよ ←実は獣獣しい獣人が若干苦手な人

4

健気なトカゲのアオイが魅力的

「ながべさんの絵柄、どこかで見たことがある…」と思っていたら、『とつくにの少女』の作者さんだと知ってスッキリしました。

以前見かけたときはとても緻密な絵で不思議なストーリーが魅力的だと感じましたが、今作も素敵です。

特にトカゲのアオイは健気で何処となく儚くて、とても魅力的なキャラクターでした。
トカゲ好きも相まってなかなか刺さる登場人物(生物?)ですね…。
ながべさんの作品の魅力の一つが生物の個性をキャラクターに反映させている点だと思います。
結構細かいので読んでいて楽しかったです。

この作品が電子書籍で発売されるのを待つ間にながべさんの作品をもう一つ拝読しましたが、今作同様に動物の元々の特性を活かしたキャラクター像がとても面白いです。

もともともふもふ獣人が登場するお話が好きなのですが、可愛いだけじゃない、その種独特の色んな性質もつ獣人たちのお話の魅力を教えてもらいました。
そして爬虫類のキャラクターの良さも知りました。

ストーリーはゆったり・ほのぼのもありながら、ちょっと触れれば割れてしまいそうな繊細な造りで、その落ち着いた雰囲気も良かったです。

静かながらも感情に訴えかけてくる物語なので、たくさんの方に読んでいただきたいです。

おすすめ作家さんの一人としてこれから追いかけていきたいです。

5

めちゃめちゃ良い…!

人外モノを多く描かれる作家さま、という認識はありましたが、今回初めてながべさんの作品を手に取ってみました。

んー。
んんー。
何じゃこれ。

めっちゃ良い…!

獣人たちが住まう世界が舞台のお話。
主人公は、猫の獣人の高校生であるハチ。
彼はとにかくルールが嫌い。自分が嫌なものは絶対に嫌。
そんな彼の高校に、一人の転校生が転入してくるシーンから物語はスタートします。

蜥蜴の獣人のアオイという青年は、猫や犬といった「毛」のある獣人たちの中で、毛を持たず鱗があるといったちょっと異なる存在。ゆえにクラスで人気者。珍しいのだ。

ワイワイと騒ぐクラスメートとは対照的にアオイくんに興味がなく関わりを持たなかったハチだったが、ある日、アオイくんのしっぽを偶然見てしまう。

ピカピカの、綺麗な青いしっぽを。

そのしっぽに興味を引かれたハチは、それ以来アオイと共に過ごすことが多くなっていき―。

というお話。

ネコって、見える世界がモノトーンなんですね。そこに、黄色とブルーが見えるだけ。なんだそう。初めて知りました。で、その猫であるハチの目を通して見える世界感が凄い。漫画なので、そもそもがモノトーンなのですが、ながべさんの描き方がお上手なんでしょうね。モノトーンの中に、本当にアオイくんのしっぽが青く煌めいて見える、感じがするのです。

で、各々それぞれの動物らしさが描かれているんです。

ハチは猫なので気まぐれで、揺れるものが好きで、自分の感情に素直。
犬の獣人の友達は協調性や思いやりがある。
狐の獣人は飄々としてて。

そして、アオイくんは、体温がない。

それぞれの特性を生かしつつ紡がれていく世界観は、非常に独特で個性的。お好きな方にはドはまりするであろう、そんな魅力を秘めています。

で、今作品はBLに区分されていますが、身体の接触はありません。
セックスシーンどころかキスさえない。

けれど、ハチ、そしてアオイくんの間に流れる空気感は、紛れもなく「恋」なんですよ。二人が出会い、お互いを知り、そしてすれ違いながらも少しずつ育てていくのは、友情だけではなく、愛なんです。

アオイくんは、ハチが心惹かれてどうしようもない「しっぽ」を常に隠しています。その「しっぽ」を介し、アオイくんの過去の過酷な体験や、トラウマ、そして「アオイ」という青年の中身まできちんと描き切っています。素晴らしいです。

その「しっぽ」が、ハチとアオイくんを繋ぐツールになった、その描き方も素晴らしい。

みんなそれぞれ違いがあって当たり前。
それを認め合い、受け入れ、良いところを見つける。
今作品はBL作品に区分されてはいますが、恋愛とかそういうことだけではなくもっと普遍的なテーマを孕んだ、そんな作品だったように思います。

描き下ろしで、アオイくんが脱皮をするであろう描写が描かれています。
時期が来れば行う脱皮。
アオイくんがハチと出会い、脱皮の時期を迎え、彼を覆っていたものを脱ぐわけですが、それはきっと、身体だけではないんじゃないかな、と。彼の心を固く閉ざしていたトラウマもまた、脱ぎ捨てることができるんじゃないかな。

もう、めちゃめちゃ素敵な作品でした。
この作品の持つ世界観にハマってしまいました。続編とか、スピンオフとか、ぜひとも描いていただきたいと切望しています。

11

これがトカゲの色気…!

表紙と帯にビビッときて直感で購入したのですが大正解でした。
クラスで他の獣たちに囲まれるトカゲのアオイくんの異質感と妙な色気が繊細に描かれていて、ページを捲るごとに読者の私もアオイくんに惹かれていきました。
いわゆる直接的なエロはありませんが猫のハチがアオイくんの尻尾を触っているシーン全てがもはやエロです。
アオイくんにとってコンプレックスでもあるブルーの尻尾を全肯定してくれるハチ。ハチは純粋にアオイくんのブルーの尻尾が見ていたい。お互い違う理由で惹かれていきます。
お互いの惹かれ方があまりにも純粋で甘酸っぱくてキラキラしていて、涙がこぼれそうでした。

14

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