電子限定かきおろし付
表紙がかわいくてきれい、タイトルに興味を持ち買いましたが、しばらく放置していた作品です。
一読して、すぐ再読しました。目から鱗でした。エロとかわいさって同居できるんだ!
すっごくかわいいのに、なかなかにエロいのですが、配合具合が絶妙でした。
さらにおもしろさも満載。漫画を読んでいて声をあげて笑うことは滅多にないのですが、この作品は何度も声をあげて笑いました。すべてのやりとりが素晴らしいです。
別の作品のスピンオフということでしたが、今作だけでも十分楽しめました。
そもそも元の作品が何だったのか思い出せなくて、本棚を探して読み直しました。元作品とは違った雰囲気でどちらも好きですが、個人的には今作品が最高に感じます。全く別の魅力がありつつ、同じ世界線なのが楽しいです。そしてタイトル回収が見事です。
コミュ障ぼっちの大学生が、明るい人気者の先輩に迫られて両想いになっていくお話。
いろいろ難しい後輩くんを、先輩があれやこれやいろんな言動で翻弄していきます。
付き合う前にキスマークをつけられ後輩くんがダッシュで帰宅して鏡で確認してどきどきする愛らしさ。
かわいさしかない。
3日も音沙汰がなかったことを心配している先輩の前に現れて自宅ご飯に誘う挙動不審さも愛らしい。
かわいさしかない。
それなのに先輩との初夜に向けていろいろがっつり準備してた愛らしさ。
やっぱりかわいさしかない。
先輩が驚愕してましたが、読者はもっと驚愕でした。
かわいいいしかない、かわいいかよ、とブツブツ独り言つぶやきながら読みました。
奥手かと思いきや、性的なことに積極的でぐいぐいいく後輩くんが魅力的です。
こんな受け後輩、いままでBLの世界にあったでしょうか。唯一無二、すごい後輩くんです。
苦手なことをちょっとづつ克服しつつ、愛を深めていく2人がとにかくかわいくて!
横やり入れて来る女性キャラも嫌なやつかと思いきや、ちゃんといいやつなのも素敵です。
BLを読むときは攻め受けのどちらかに気持ちの肩入れをすることがほとんどですが、今作は2人ともにすごく思い入れがあります。どちらも違う魅力でどちらもいい。
読んでいて幸せ、楽しい、萌える、素敵な作品です。
なかなか買いたいサイトでの配信が始まらず紙を買うか、先行のサイトを使うか悩んでいたのですがやっと普段使うサイトでも配信されました~…‼
配信までの間にスピンオフ元の「口下手~」を楽しませてもらいながらお待ちしていた私は本編1ページ目の最後の1コマでとても興奮!!
あの絶望フェイスの黒髪美人顔!この子がきっとみさきさんDNA継いでるな?!と楽しくなります♪
表紙や扉絵では全然ピンと来なかったのですがあの1コマで私も”察し”て楽しくなってページを進みました
そしてそこから数ページ後に焦らされる事なく小ネタと共にしっかりネタバレしてくれる安心感
すごく読むのが楽しいテンポ感(´▽`*)♪
(ところでシャイニング新婚ってどういう意味?笑)
しっかりと冒頭でこの作品の楽し気な雰囲気も分かり羽毛先生の小気味の良いクスクスネタに癒され笑わされてずっと楽しく読めました
何より小野センパイもゆづ君も多少の(?)拗らせっぽさはあるけれどいつでも真っ直ぐだし頑張っているのがかわいいのがいいのです!!
こんな2人を応援したくない理由が見当たらなかったです
そしてこの2人を見守れる世界、平和じゃん♡と、ほんとHappyな気持ちになれるんです
小野センパイのゆづ君との出会いの回想が読める3話がとてもお気に入りです
保護欲のような庇護欲のようなゆづ君への想いが「かわいい」という気持ちを育て、そしてそのかわいさがセンパイの理性を破壊して来る!
あのゆづ君のキス待ちフェイスは強力でしたねっ(≧◇≦)!!
読んでる最中も読み終わった後もココがこうだったら、アレがこうだったら、、、など引っかかる事が1つもなく、とても後味も良いお話しでした♡
読めるまで楽しみに待っていて良かったです!!
情報量が半端ないですね!
読み始めは主人公が可哀想で陽キャが憎くて。しかも小野センパイがいきなり感がすごくて、これ苦手なパターンかも…と思ったら!
主人公のゆづきが表情が乏しくて浮いて傷つかないよう心を守ってきたのが、そのピュアさが素敵な彼氏を引き寄せましたね!
察しが良すぎる小野センパイがゆづきの言いたいことをちゃんと察してくれて。
やってみたかったことを叶えてくれて。
良かったね〜(泣)
ゆづきが頑張ってるところをちゃんとわかってくれて、可愛い!甘やかしたい!俺が初めてだ!って双方めっちゃウィンウィンじゃないですか!
陰キャものは共感しちゃうので読むのが辛いのですが、こうやって頑張っていくのは良いですね!ゆづきの魅力に最初に気がついたのが小野センパイで良かった(泣)
陰キャだからと見下したり無視したり軽視したり悪口言われたり。大丈夫!大人になってそれなりの環境にいればなんとかなるよ!
こんなに作品を読んで大笑いしたことはなかったです。
笑いだけでなく、切なさ、かわいさ、尊さの連続技。小野先輩の誠実&溺愛がイケメン過ぎる!
ゆづ君が、小野先輩と出会って変わろうと頑張る姿にも涙が出そうになります。
ゆず君がおうちデートのシュミレーションしてるシーンは、可愛さとシュールさが混在して吹き出しそうになりました。
小野先輩、とってもバーフェクトなんですが、ゆず君が絡むとちょっとおかしな行動に(笑)
就活でしばらく会えないくなった二人。やっと会えたときの先輩の行動に、またまた吹き出してしまいました。
最後に小野先輩の溺愛がわかるモノローグシーンをお一つ。
ゆづ君
「先輩とおつきあいして一年がすぎました」
小野先輩
「ゆづきとつきあって1年と2ヶ月と15日がたちました」
とにかく、笑えるツボが随所にあり、そして幸せな気持ちになれる本当に素敵な作品でした。
あらすじ未読で作者買いしたら、
まさかのスピンオフで嬉しい歓びでした♪
陰キャ大学生のゆづきがバイト先の先輩の小野に溺愛されまくる本作。
そのゆづきの苗字に何か見覚えが…と思ったら、
既刊「口下手は恋に事故る」のみさきの弟でした~!
たしかに外見は似てなくもないけれど、
中身は人見知りの陰キャというエリート会社員の兄とは正反対なゆづき。
唯一似ているところといえば、感情表現が不器用で恋にどピュアなところ。
だけど、不器用だけれど、頑張り屋で素直で可愛いゆづきに
読めば読むほどにニヤニヤが込み上げてきてしまうのでした。
普段は寡黙無表情だけれど、食欲だけは人一倍あって
もさもさ食べる姿が小動物的で可愛くもありました♥
そして、そんなゆづきをとにかくひたすらに溺愛しまくる小野先輩。
イケメンだし、モテるし、察せられるし、前作攻めの鉄馬とは
見事なまでに正反対でスパダリ気質!
そんな彼が地味なゆづきを脇目も振らず一途に愛でて包み込む
という図に心の安寧を得まくりでした。
作中ではみさきと鉄馬のカプも登場し弟たちとも絡んでおり、
相変わらずバカップルな二人にニヤついてしまいました♪
暴走型の兄カプと、安定型の弟カプ、どちらもいいけれど、
個人的にはやっぱりやかましバカップルな兄カプズが好きかもしれない。
いつかみさきと鉄馬のお話もまた見てみたいな…