「溺愛カフェとひつじくん」コミコミ特典小冊子　芝居がはねたら

千秋楽のその後は

本品は『溺愛カフェとひつじくん』の
コミコミスタジオ限定特典小冊子です。

本編後、
陽斗の劇の千秋楽の日のお話です。

凪原中心としたを「北極星」の新作、
『仄暗い森の奥で』は
連日立ち見が出るほどの人気を呼び
とうとう千秋楽を迎えます。

凪原は不慮の事故で腕を怪我したものの
そんなことは感じさせない
迫真の演技で主役のカイエを演じ

そんなカイエを間近に見ながら
優しく思いやりがあるものの
少し鈍感なトロワを陽斗も
自分なりの精一杯で演じました。

楽日の楽屋は心地よい喧騒と
緊張感に包まれていて
役者の顔見知り達が
応援に駆けつけていました。

陽斗の恋人の賢一郎と
甥っ子のひつじくんは連日来てくれて
今日は真っ赤なダリアの花束を
差入れてくれました。

2人にハイタッチをして
陽斗は他の劇団員に続いて
幕の袖に向かい…

A5判カラー表紙(文庫カバー同イラスト)、
2段組12頁とボリューミーなお話は
本作中で幕を開けた劇の最終日の
様子を描いたお話になります。

芝居がはねたあと、陽斗達は
凪原をはじめとしたキャスト達と
居酒屋で打ち上げに興じていました。

今日は
スタンディングオベーションが出るほどの
大盛況で拍手も鳴りやみませんでした。

打ち上げ中もふわふわして
まだ夢の中にいる気分だった陽斗ですが
そわそわな陽斗に気付いた凪原に
ひつじカフェへと追いやられます(笑)

店外で急いで電話を掛けると
賢一郎はひつじくんとともに
陽斗を待っていてくれていました。

残念ながらひつじくんは
頑張ったけど寝落ちしてしまっていて
公演中は抑制していたセックスを
2人が心ゆくまで堪能する

…予定が一山超えたところで
ひつじくんが起きだしてしまい
3人で夜更かしして夜パフェを食べる

というオチまで
陽斗の高揚が伝わってくるような
楽しいSSでした。

秀さんのお話なので
番外編はラブ度大量アップかな
と思っていたので

最後のひつじくんオチは
ちょっと予想外でしたが

夜パフェネタも
ひつじカフェならではですね♪

しかし、本編同様、
夜に読むとお腹が空いて危険だ　(^_-)

※他店舗特典(レビュー済)
アマゾン店舗特典は
ひつじくんと凪原のお話です。