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表題作個人授業のその後で!?

押領司俊也・免許取立ての優等生警視庁副総監子息
石蕗透・警察官を辞職後自動車教習所で教官に

その他の収録作品

  • 個人授業のその裏で!?

あらすじ

友人への長年の片想いに終止符を打った途端、うっかり警視庁副総監の息子・押領司俊也とつき合うことになった自動車教習所の教官・石蕗透。
好きになりすぎて次第に臆病になっていく透は、大学入学を機に「一緒に暮らしたい」と言い出した俊也を、世間体を気にして拒否してしまう。
嬉しいのに素直になれず悩む透だが…そんな時、元片想いの相手に今さら告白された透を、俊也が誤解しちゃって…!?脅迫?略奪?三角関係?敬語年下攻×教習所教官のノンストップ・ラブレッスン。

作品情報

作品名
個人授業のその後で!?
著者
藤崎都 
イラスト
こうじま奈月 
媒体
小説
出版社
角川書店
レーベル
角川ルビー文庫
シリーズ
締め切りのその前に!?
発売日
ISBN
9784044455170
1.8

(5)

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萌々

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(1)

中立

(2)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
4
得点
5
評価数
5
平均
1.8 / 5
神率
0%

レビュー投稿数4

教習所のその後でを読んでからをオススメします。

友人への片想いになんとか立ち直り自動車教習所の教官になった透。
警視庁副総監の息子・俊也と、うっかりが原因で付き合うことになる。

一緒に暮らしたいという俊也に、世間体を気にして拒否する。
忘れようとした片想いの友人が俊也と透の関係を邪魔するが、
俊也に勝利するかが、キーワードとなる。

0

うーん・・・あんまり萌えませんでした・・・

大学生・押領司俊也×教習所の教官・石蕗透です。
「教習所のその後で」の続きものです。
まぁ・・・今回は利哉がいらんことして透が一人でグルグルしてる話でした。
しかし利哉は人として最低な奴だった・・・いくら腹ん中では何考えているわからないとはいえ、こんな警官嫌すぎです・・・。
前作で、なんか好きでもないのに横からチャチャ入れてくるのが、かなりウザかったけどこんな伏線が・・・。ていうか透のことが好きで、そういうことしてたら、こんなにイラっとはしなかったハズ・・・。
それに透も透で無防備すぎるし、乙女も若干入っててイラっww
押領司はいい男だと思うよ。うん。
[個人授業その裏で]
少年漫画編集・不破総一郎×少年漫画家・都築智久の「締め切りのその前に」の番外編です。
桜ネタのエロなしの甘々な話でした。個人的に、「締め切りのその前に」のシリーズの方が好きですね。

0

納得できなかった展開

『教習所のその後で!?』の続編です。
三角関係になるかもしれないということで期待して購入したのですが、期待はもろく崩れ去りました。
前巻でもそうだったのですが、更に受けの一人ヒロイン体質が酷くなっていました。
話の展開も無理矢理なものが多くて、納得がいかなかったです。

高三で警視庁副総監子息・押領司俊也(18)敬語鬼畜年下攻め×自動車教習所教官・石蕗透(26)天然真面目受け
二人でドライブ旅行に行ったりと、ラブラブで幸せな状態。
俊也から一緒に暮らそうと誘われて、世間体を考えて断ってしまう。
きっぱりと諦めたはずの親友の利哉からいまさら告白をされて、俊也に誤解を受けてしまって。

あらすじから、今更ラブラブ状態の透に告白するなんてタイミングが遅いと思いながらも三角関係を楽しみにしていたのに、利哉がただのゲスな奴に身分が落とされていてがっかりしました。

透のことを『所有物』と思っていて、自分が男友達を作るのを妨害していた等などの嫌なエピソードがオンパレード。
前巻からそういう悪い男設定だったのならともかく、親友の利哉からはそんな片鱗は感じられませんでした。
鈍感なノンケ設定と親友の男への独占欲は普通に軽く書かれていましたが、そんなにも性格が悪い奴だったという予兆がなかっただけに驚きました。
あまりにも安易過ぎる恋敵の削除方法は、萎えます。
いくら攻めを持ちあげたいとはいえ、片方下げがあまりにも過ぎたと思います。

高校の頃から、透がずっと真摯に片思いしていた相手が、そんなに小物でいいの?という疑問も。
透に人を見る目がなかったということで、そんな男をずっと好きだった透。
受けのイメージが、余計に悪くなりました。
この巻だけでいきなり悪い奴になったので、受け入れられなかったのだと思います。

こうじま奈月さんの挿絵で、年上設定の26歳の受けが時々高校生並に幼く描かれる時があるのが残念でした。
しっかりと大人受けに見える挿絵もあるだけに、余計にその時に目立つのだと思います。

『個人授業のその裏で!?』
久々に前作カップルの不破と智久が出てきます。
俊也に相手にされなくて寂しい智久に、不破が嫉妬しちゃってというイチャ甘話です。

エロ:★3 恋人同士のH
総合:★1 前巻から予兆さえあれば、まだこの設定でも納得出来たかもしれません。

1

出来過ぎ感が強くて、今一つ!

『教習所のその後で⁉︎』の続編です。
おまけショートストーリーとして、『…その前に⁉︎』のカプも出張登場してます!

前作で、無事恋人同士になった2人。
俊也は、免許も取得して大学生になっています。
卒業と合格祝をかねて俊也の家の別荘へ旅行に出かけ、甘い時間を過ごす2人。
そんな幸せの中、どんどん俊也を好きになっていく透。
でも、それと同時に世間体や俊也の将来も気になり、幸せな分、不安感も募り臆病になっていきます。

そこに、元片思いの相手•利哉が再登場して、この2人の関係を引っ掻き回してくれます!
親友だと思っているから、俊也との関係を全て明かした透。
男同士の関係を受け入れてはくれたものの、警視総監の息子でもある俊也の将来も含めて、社会的にも難しい関係だから別れるべきだと助言されてしまうんです。
痛い所をつかれつつも、俊也を想うからこそ別れを決心する透!
でもなかなか伝えられなくて…距離を置くようになってしまいます。
そんな時、俊也から同棲の話を持ちかけられ、喧嘩してしまう2人。
さらに追い打ちをかけるかのように、突然利哉が透に告白してくるものだから誤解を生みすれ違っていく2人。

利哉への気持ちは終わっていると自覚した透は拒否するんですけど…
その途端、利哉が豹変し驚愕の事実が分かる訳なんです。
その事実が本当に最低最悪!
前作から良い印象がなかっただけに、利哉に対してムカムカ気分が悪かったです。
今までの透の想いが、せつなくて痛かったです。

透を助けに来た俊也に対しても、まだ脅しをかけてくる利哉。
でも、逆に脅し返し、二度と近寄らないようにしてくれた時は、若干気持ちもはれました。
それでも、スッキリしきれないくらい、久々の嫌な脇役でした。

Hシーンも多めで、お風呂Hもあったりで楽しめました。

結局、同棲問題もあっさり解決しちゃいます(笑)
完璧な攻様も好物ではあるものの、
警視総監の父がいるようなお家柄。
現実的に考えると、そんなに簡単にお許しが出るような関係ではない訳で…。
展開は藤崎先生らしいとは思うものの、若干出来過ぎていて、やり過ぎかなあとも思えてしまいました。
俊也の、謎の家庭環境が分かるエピや、両親が登場したりしていれば納得したのかもしれないんですけど、
王道展開過ぎた所が、今回の作品は残念に思えました。

お互いに想いやり過ぎてすれ違ったものの、最終的にはラブラブおバカカプでした!

おまけシートストーリーが良かった!
スピンオフの総一郎 × 智久カプが再登場してます。
この2人の甘々感がとても好きでした。

スピンオフを読んでいなくても大丈夫なお話展開であるものの、より藤崎ワールドを楽しみたい方は、両方読まれることをお勧めします。

0

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