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女性井戸みずさん

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今年度65位

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この攻め…なんて、おそろしい…!

めちゃくちゃ面白くって一気読みでした。サイコパス攻めってどんなのだろう?と、よくわからないまま読み始めたのですが…
めっちゃくちゃおそろしい攻め様でした!なんてこと!主人公である守くん、攻め様が裏の顔を見せるたび震え上がるんですが、読んでてわたしも「こわいよー!生きてー!生き残って守くんー!」とハラハラしっぱなし。
最後の最後までハラハラドキドキ、濡場はしっかりがっつりえろす。さすが夜光花先生…面白かったです…!

BLゲームに転生しちゃった、現代人の守くん。物語の展開は守くんに優しいものではなかったのですが、ゲームの黒幕に脅されたり薬飲まされて無理やり体の関係になったり、さくっと殺されかけたり刺されたりなんかしても、守くんの心が強すぎるのか病んだりすることなく前へ突っ走り続けてくれるので、守くんと一緒に「こわいこわい!」と震えつつ、物語を追い続けられました。
守くんの現代人ゆえのツッコミが面白くって!ゲームのご都合主義すぎる設定へのツッコミは面白すぎましたw

ゲームの期間が終わっても、このふたりはこんな調子で同じ時を過ごしていくのかなって微笑ましいラスト…ほほ、えましい…?ラスト!でした!
すごく面白かったです!

嫉妬と独占欲、おいしいです

まさか続きが拝読できるなんて!
前作もすごいときめきまくったのですが、今作もすっっっごく面白かったです!胸きゅんしまくりで心が苦しい!読後感、サイコー!

前作よりトモヤくんの推し活グッズがパワーアップしてて。キラキラ祭壇笑わずにいられない。前作では自分のグッズにドン引きしていたケイさん(当たり前)ですが、トモヤくんの人となりを知り恋人となった今作、推しグッズを作り自分の推し活をするオタクトモヤくんへの気持ちに変化ありで...!
寛容なケイさん、かっこいいです!!

今作ではケイさん→トモヤの心情がこれでもか!ってくらい描かれており、萌えに悶えまくって心が忙しかったです。独占欲さいこう。
そして、世間がケイさんに気づいてしまったがために騒ぎになり、トモヤ→ケイさんへの嫉妬や独占欲も...。
最高すぎました...。ライブでのあのツーショの破壊力よ。ひええって変な声でちゃいましたよ!!びっくりケイさんとめちゃかわ笑顔のトモヤくん!ありがとうございます!!!このシーンをどでかポスターにしたいし、アクスタにして祭壇の中央に飾りたい。ケイトモ推し活捗っちゃう!

前作で、トモヤくん...もしかして、経験者...?と気になってたのですが、安定のトモヤくんで満面の笑みを浮かべてしまいました。ありがとう、期待を裏切らないトモヤくん大好きですケイさんと一生一緒にいてしあわせになってください。

おまけ漫画も電子特典まんがも面白くって!!最初から最後までサイッコーでした!!!

お仕事!お仕事!

海野先生の新作!今作もしっかりお仕事してらっしゃる!
タイトルはことわざなのですね。勉強になります!

主人公は、しごできなのに自己評価が低めな渋谷さん。歳をとるとアップデートは億劫になる…めちゃくちゃ沁みました。わかりすぎて。歳をとると、油物とかが胃にくる…めちゃくちゃ染みました…わかりすぎて(笑)
そんな彼が惹かれるのは、出向先の強面わんこな年下好青年。待てのできる、懐の深いめちゃくちゃいい男でした…。

お仕事描写は「ああああありそう!!ありそう!!」と、何度も頷いちゃうリアルさで。現場の内情を知らず仕事を投げてくる営業、納期が間に合わず、休日出勤サビ残当たり前な現場…。板挟みな中間管理職、渋谷さんの胃を心配しながら読み、要所要所で助けてくれる年下青年にときめかずにいられない 。
後半、ようやくましになった現場に投げられた無茶ぶり仕事に対する渋谷さん、格好よくて痺れました!

ノンケ同士、一回り以上ある年の差に戸惑う渋谷さんのお気持ちわかります。一回り以上年下なんて、そりゃ迷いますよ。渋谷さんの、自己評価が低く臆病で、慎重なところ、とても好ましかった。気持ちを固めてからの突撃っぷりも好きです。いけいけー!がんばれー!と心のペンライトを振りまくりましたもの。
待てができる、人間ができすぎてる年下わんこががっつくシーン、年下らしくってかわいらしくて…面白かった!面白かったです!

今作もめちゃくちゃお仕事されてる!

海野先生のお仕事BL大好き!電子配信を楽しみにしておりました。
このシリーズも3巻目。3冊目ともなれば、お仕事描写よりラブ度upだったりするのかな!と思ってましたが、期待を裏切らないお仕事っぷり…!今作も、自己評価の低すぎる鳴沢さんの、しごできっぷりが輝いておりました!

癖の強すぎる新人さんは本当になかなか強力で。これまで鳴沢さんがあれこれしたのをきっかけに、良い環境となった社内が、新人参戦でギスギスに。新人さんのオブラートに包まない言葉の数々に、こ、これどうなっちゃうんだ!?とハラハラしながら読み進めました。
久瀬兄の登場で、裏で糸を引いていたのが彼だと理解したあとの鳴沢さんの怒りやその後の行動が格好よかったです!
癖つよ新人のため、このままじゃいかんよ!とスパルタ気味に教育していく鳴沢さん。たった1週間で、癖つよ新人さんの態度を軟化させるきっかけとなった鳴沢さんの指導っぷりはさすがですし、新人さんも癖つよではありますが、根は素直ないい子で。彼の変化には、鳴沢さんだけでなくわたしもスゴーイ!と喜んでしまいました。
癖つよ新人を教育する!と意気込む鳴沢さんに、「惚れられたら困る!」と言う社長も可愛かったです!

今作で鳴沢さんや久瀬社長、癖つよ新人くんのメインキャラだけでなく、リバーズ・エッジ全体が大きく前進したなぁ。まだまだ続きが読みたい!読みたいです!
先生!続きを書いてください!声を大にして言いたい満足度でした!面白かったです!

すれ違いありサスペンス要素あり

小中先生の新作!楽しみにしておりました。電子版を拝読。
あらすじ未読でしたので、前知識なしで読み始めました。主人公スバル視点で綴られる物語、早速夫が亡くなってて衝撃です。そしてスバルが経験した、夫との結婚生活が語られるのですがー……

なんて、ひどい男だ…!と思ってしまいました。いやいやこれはきっと誤解が誤解を生んでのすれ違いなはず!と思いつつ、いやしかし小中先生だぞ…本当に愛人囲ってる男かもしれない…とも思い…。物語のキーアイテム、指輪と夫からのラストメッセージが登場するまで攻めの愛を疑ってました。本当に申し訳ない。

過去回想シーンでは、スバルの片思いで苦しむ姿に胸締め付けられました。絶望の中、結婚式まで時が戻り、エイダンに感情をぶつけていくスバルの姿に涙が。結婚式での悪態つくスバルくん、かっこよかったです。
時が戻り、スバルが行動したことによりふたりの関係が修復されていく…。

片思いやすれ違いの切なさを味わい、サスペンス要素も楽しめ、思いを通わせ合ったふたりの幸せな姿も堪能できる!読み応えのあるお話でした。面白かったです!

またこのふたりに会えるとは!

シリーズ5作目!大好きなシリーズです。中でも一作目の稲葉大町カップルが最推しですので、電子版の配信日を指折り数えて楽しみに待ってました!

一作目は憂い顔スタートだった大町くん。今作はラッブラブなシーンから。たいへん仲良しなふたりの濃厚なあれこれをしょっぱなから浴びて最高に素敵なスタートです。出来上がったカップルの続編はこれだから美味しい!と歓喜していたというのに…。

大町くんが!ストーカー被害に!

大町くんはスポーツマンで爽やかな営業マン。その成績はトップ。趣味はランニング。一作目でもよく走ってました!
もやもやすることがあっても走ったらスッキリしちゃうという脳筋爽やかマンな大町くん。そんな彼に、ストーカー…。
大町くんのランニングタイムを奪った犯人は万死に値します。許せない。
ストーカーからの手紙を稲葉に見られ、ちょっと仲違いしますが、このふたりにはしっかりと絆がありますから。拗れまくって別れの危機!なんてことにはなりません。大町くんは素直な子なので、きちんと反省し、謝罪できるいい子。稲葉さんもそう。お互い想いあってる絆というものを見せつけられました。熱い熱い。最高です。

ストーカー被害は大町くんだけでなく、まさかの彼もで。彼が出てくると大町くんが憧れの人登場ゆえときめき、その場に稲葉さんがいれば、そんな大町くんに苛立ち「大町くんの憧れの君」に嫉妬する姿も見られます。美味しい。たいへん美味しいです。心が通じあってるラブラブカップルでも嫉妬しちゃうんですね。たいへんよろしいと思います。すきです。
ストーカーは大変気持ち悪かったです!でもストーカーの所業を知るたび怒り狂う稲葉さんと、稲葉さんに仕事を押し付けられた部下の彼の活躍が見られました。山田くんと仲良しで嬉しいです。ずっと仲良しでいてくれよな。

稲葉さんの重くならないように見せかけた激重プレゼント、最高でした。その真意に気づいちゃう大町くんに特大の拍手を。一生いっしょにいてください。

某彼と稲葉さんの、同級生らしい会話も楽しめちゃうし、シリーズの主役キャラも活躍したり、ちょろっと登場したり名前だけや存在感だけどかんと出してきたり、シリーズファンとして嬉しすぎて楽しい一冊でした!
まだ続きますよね!?新作待ってます!!

追いかけて追いかけて

大好きなシリーズ一作目!ヤクザと美人大学生のラブコメ、ふたりの出会い編です。
酔うと女性を口説き、その記憶が飛んじゃう酒癖の悪い比呂くんが、朝目覚めたら全裸でホテルのベッド。聞こえるシャワー音、ベッドの周囲には脱ぎ散らかした衣類。またやっちゃったかーと頭を抱えていたら、浴室から顔を出したのは背中に刺青のある男で。
記憶は無いけど一夜を過ごしただけのヤクザに何故か執着され、頼りになりすぎる友達を巻き込んでヤクザの組長、柏木から逃げ回るお話です。
一部、柏木視点もありますが、主に比呂の一人称で書かれています。この比呂くんの発言や心の声が面白すぎて!何度も笑わせていただきました。
数日前出会ったばかり。そんな柏木からの重すぎる執着や愛に戸惑いつつも絆されかけ、でも信じきることもできず柏木から逃げ出す。
物語スタートから本編終了まで数日間のお話です。色んな意味でハイスピード。比呂からすると相手を認識したその瞬間からドドド執着されてるんですよね。ストレートに愛をぶつけられて、流されてあっという間に囲い込まれ…そりゃ自分の気持ちもはっきりわからず逃げ出しちゃいますよ。こわいよ、囲い込みがすごいよ。
ドドドドドド執着されてる理由は柏木視点で語られます。これぞ運命。

形振り構わず比呂を追いかける柏木と、逃げる比呂。笑ったりうっかり涙したりな鬼ごっこ、すごく面白かったです!

眼鏡っていいですよね

切江先生のラブコメ大好き!眼鏡キャラ大好きですので、眼鏡×眼鏡の今作、楽しく読ませていただきました!
ちょっぴり残念なふたりの恋物語。イケメンでイケボで眼鏡なのにヘタレな攻めさんと、眼鏡フェチで伊達眼鏡美人で中身は男前な受けさんのラブコメ面白かったです!
眼鏡、大事にしようって思いました…眼鏡は体の一部なので…。受けさんのおかげで眼鏡の知識が増えました。

最初は押せ押せだった攻めさんが、自分の勘違いに気づきヘタレ化。そして受けさんが攻めさんを追いかける側に変化するのが読んでいて面白かったです。受けさん男前すぎました!

後編は晴れて恋人になったふたりの話。受けさんから嫌われたくないあまりヘタレ化が続く攻めさんと、やはり男前な受けさんでした。ふたりの愛も眼鏡への愛もてんこもり!眼鏡交換プロポーズ、新しいです。おもしろかった!

宝石のようなキラキラしさ

主人公が宝石商だからか、宝石がたくさんでてきますし、宝石がキラキラ輝いてるような描写が多くて読んでて新鮮でした。宝石には全く詳しくないのですが、そんなわたしでもキラキラした美しい世界を見せてくれるお話!

森の奥で、ひっそりとお店を構える宝石商であるルベルと、自警団のリーダー、ゼーの物語。
ふたりが出会い、ゆっくりと距離を縮めていく過程は微笑ましくもあたたかいものでした。
片思いの苦しさや、ふたりのすれ違いも本当に切なくって!面白かったのです、が…
ルベルがゼーの正体に気づき、奇病が発症したあとくらいからでしょうか、全体的に駆け足気味なのが残念でした。
盛り上がる、見せ場のシーンは多々あるのです。それがばばん!と一気に押し寄せてきて、さーと終了、みたいな。
舞台の国が「家族を大事にする」というだけあり、周囲は家族仲良く当たり前、のような国です。片親だったり両親がいなかったら揶揄されるような土地で、他人と距離を置いて隠れるように暮らしてきたルベルの一族や、異国出身の母親をもつゼーがその風習に染まりきっていないのは理解できます。が、後半の展開で、親世代にもやもやしまくりまして…。
さらっと出てきてネタばらしして、またさっといなくなる。
めちゃくちゃもやもやしました。
ルベルとゼー、ふたりの物語ですからさくっと退場されたのかもしれませんが、ルベルとゼーはそのことに傷つき涙したこともたくさんあるでしょうに…。幼なじみくんも言っていましたが、せめてルベルには伝えてほしかった。なんのために隠したのか、主治医のパパに問い詰めたい気持ちでいっぱいでした。家族を大事にするお国柄はどこへ?

そのもやもやがずっと残っちゃったので、ルベルとゼーのあまあま同棲生活に浸りきれなかったのが残念です。親たちが勝手すぎる。

奇病のこともあり、気持ちは伝えられない云々は理解できなくもないですが、親も子も、みんな言葉が足りなすぎます。
会話をしなさい、会話を。

途中まですごく面白かったので、その後が駆け足で残念でした。

呪いの解呪は大変

呪いの装備って、外れないんですよね。うっかり装備しちゃったら呪われた音楽なんか鳴っちゃったりして、解呪のための施設にえっちらおっちら足を運んだり…そんな、国民的王道RPGを思い出しちゃいました。

面白かったです!

自分から装備したわけじゃないのに、セクシーランジェリーが脱げなくなってしまった主人公ヨルンと、そのセクシーランジェリーを探していた勇者の末裔ガシュアとの、笑いあり濃厚行為ありの珍道中!
ヨルン視点だと最悪なスタートなこのふたり、ゆっくりと心を通わせていく過程がしっかり描かれていて読んでてニヤニヤとまりません。
圧倒的強者であるガシュアが、ヨルンに嫌われたくないと欲を我慢するとか可愛すぎました。はやく全ての解呪を終わらせて森でのんびり暮らしてほしい。
しあわせになってほしいふたりです!

番外編はガシュア視点。彼の生い立ちが描かれていました。彼の過去はつらいもので…旅に出て、ヨルンと出会い、彼の言葉に救われてたんだなぁと。よかったねぇ、出会えてよかったねえ!としみじみ思いました。王国滅ぼしてもいいとおもうよ。

本編も番外編も電子特典SSもすべておもしろかったです!ボリュームたっぷりでおなかいっぱい!大満足です!