chonyx2さんのマイページ

レビューした作品

女性chonyx2さん

レビュー数26

ポイント数126

今年度121位

通算--位

  • 絞り込み
条件

指定なし

  • レビューした作品
  • 神作品
  • 萌×2作品
  • 萌作品
  • 中立作品
  • しゅみじゃない作品
  • 出版社別
  • レーベル別
  • 作品詳細
  • レビューした著者別
  • レビューした作画別
  • レビューしたイラスト別
  • レビューした原作別
  • レビューした声優別
媒体

指定なし

  • 指定なし
  • コミック
  • 小説
  • CD
  • 映像
  • ゲーム
  • 特典
発売年月
月 ~
レビュー月
表示モード

満月がだんだん可愛く見えてきた下巻

上巻で見えた満月の過去――親から十分に愛されなかった満月は、「相手の望むことを全部していれば愛されるだろう」と考えていたみたいです。だけど両親が離婚したことで、「もうそんなのいらない、どうなっても構わない」と思うようになったように見えました。自然な思考の流れだとは思ったのですが、モデル活動を始めた(両親の離婚後の時期)あたりでも、相手が好意を示せば応じたり、それほど線を引かなかったり(特に理央の件)するのが、わたしには少し不思議でした。もちろん、人は簡単に変わらないし、全部諦めたと思っていてもすぐには変わらないのはわかるんですが、そう思っていたなら理央に一言でも言っていれば、洋介が傷つくことはなかったんじゃないかなって…!

その部分で少し「えっ」となったのこと除けば、満月がだんだん表情豊かになっていくのがほんとに可愛くて、表情の描写や絵柄もすごく綺麗でした。最初はチャラい子なのかと思っていたのに、洋介に嫉妬したり、洋介のことで涙を流したりする満月がほんとに赤ちゃんみたいで、なんだか抱きしめたくなりました。

理央の事件は作品内では大きな出来事っぽいけれど、満月と洋介の関係においては、それがきっかけで満月が洋介を好きになった、という感じは全然受けませんでした。静かに満月を信じてくれる洋介の姿が、満月にとってはすごく温かく感じられたのかなって。たまたまそういう関係になっただけなのかもしれないけど…もっと掘り下げたくなりました!゚(゚`꒳´ ゚)゚
いろいろ詰まってた気がするんですけど、知りたいことが山ほどある、そんな気持ちでした!

ところで、満月はもうタトゥーを満月に変えてもいいですよね?ふふふ。ミギノヤギ先生の作品、ほんとに大好きで、今回の本も可愛くて楽しく読みました!

満月がよくわからなかった上巻

ミギノヤギ先生の『凪がれ星』のスピンオフ、『二日月に栖む』!凪がれ星にちょっとだけ登場していた洋介と、今回新しく登場する満月の物語で、ふたりともモデルをしていて、本来は別のモデル事務所に所属しているんですが、事情があって満月は洋介が働く事務所に一時配属されることになります。

正直、上巻では満月のことがまったく理解できなかったのか、展開が少し物足りなく感じました…… いきなりこうなるの?というところがあったり、特に前半は繋がりが弱い印象を受けました。わたしだけそう思ったのかもしれませんが、同じように感じた方がいれば、ぜひ下巻も読んでください!満月を完全に理解できたわけではないけれど、満月のいろんな表情が見られるのがすごく可愛いです…(まあ、主人公を全部理解する必要はないんですけどね!)

上巻には「萌」つけましたが、下巻には「萌2」をつけました!下巻の詳しい感想は下巻のところに書きます!

読んだ瞬間、映画始まったかと思った

わぁ…まるで一本の映画を観ているような気分になりました。あるくジョー先生の『ゴミ屋敷の鎌倉さん』を読んでファンになり、最近出版された新作も読んでみたのですが、同じ作者さんとは思えないほど雰囲気の違う作品でした!でもやっぱり先生の作品に流れる深みとか、虚空を見つめるような何かを失った瞳は健在で… 感激しました!

最初に本を開いたとき、「蜘蛛の男」はナインを指すのだと思っていたのですが、読み進めるうちに自分の予想が大きく外れていたことに気づきました… まさかこんな衝撃の展開があるなんて! 推理ものや刑事/マフィア系が大好きなわたしにとっては最高のBLでした。

それにしても、最後のシーンはきっと深い意味はなかったのかもしれませんが、なぜかナインとウィリアムが海へ飛び込んでいったような、そんな不思議な余韻が残りました。もし二人が無事に密航に成功していたなら、新しい土地でどんな暮らしをしているのか気になります!なんとなくナインは家事を手伝う主夫になっていそうで笑(ウィリアムのために料理を習ったり、掃除をしたり、包丁さばきは得意そうですしね笑笑)そしてウィリアムは花屋を開いたり、アロマキャンドルㅅを作ったり…繊細な手先を活かせる仕事に挑戦していそうな気がします。ああ、続編が出てほしいです (*´ー`*人)

素晴らしい作品を本当にありがとうございました!

最終電車 コミック

式夏緒 

かわいい…

かわいいかわいいかわいい、ほんとにかわいい……
ストーリーはとても穏やかで大きな事件がなく、まるで二人の主人公だけに焦点が当てられているような感じ。落ち着いた、そしてどこか温かみのある作画がその雰囲気をさらに引き立てている気がします。

二人ともほんとに性格が良くてお互いを思いやるタイプのキャラ。攻めの御木さんはまるでワンコのような感じだけど、ふとした時に見せる雄っぽい表情がとても尊い……!(猫好きなのはちょっと意外!)受けの夏目さんはとても恥ずかしがり屋で超内向的な人。少しずつ勇気を出していく姿がとにかくかわいい!

穏やかで落ち着いた気持ちで読める作品です ໒꒰ྀི˵•༥•˵꒱ྀིა

尊いが渋滞してる

くもそく先生の『俺が好きって言ったらどうする?』第3巻!!!

今回の巻では、一歩たちの文化祭や、一歩と時緒が秋田に付き合っていることを打ち明けるシーン、そして二人が過ごす12月26日が描かれていました!

くもそく先生の絵柄がほんとに大好きなんですが、それ以上に先生が描くキャラたちの感情表現の濃さがめっちゃ好きで… ほんとにすごいんですよ…!

秋田に想いを伝えるシーンだけじゃなくて、一歩と時緒の会話とか、二人の悩みや表情、仕草まで全部丁寧に描かれてて、読んでてほんと幸せな気持ちになりました。

いや、秋田、センス良すぎない!?
二人が一緒に過ごせるように一歩とシフト替わってあげたり、一歩がお化け屋敷シフトの時に、怖いの苦手なのに時緒を連れて入ろうとするところとか!!

しかもお化け屋敷でのミサンガのシーン!!ひゃあ…かわいすぎて思わず口押さえて読んじゃいました… ⁄(⁄ ⁄°⁄–⁄°⁄ ⁄)⁄

そしてクリスマスの翌日に二人がデートして、いろんな会話を交わすところでは、「この二人、ほんとにお互いのことが大好きなんだなぁ…!」って強く感じて、読んでる間ずっと頬がゆるみっぱなしでした。

時緒、ハチミツで出来てるんじゃないの!?どうしてこんなにも甘くて優しい言葉を言えるの…!それに、頬を赤らめる一歩があまりにもかわいくて!!毎日照れててほしい…(っ⸝⸝>⤚<⸝⸝)

二人の恋をずっとずっと見守っていたいです……
一歩の“受け”な姿も……改めて楽しみにしてます……!

心が浄化された

ワンコ攻め×筋肉受け!!!
筋肉受け、ほんとに大好きです。
でも、この本が好きだったのは、受けが愛らしいからというよりも、主人公二人がお互いを愛する姿がとてもピュアで、読んでいて心が浄化されるような気持ちになったからだと思います。

ユキちゃんがハルくんのことを「ダーリン」って呼ぶのがほんとに可愛い… お互いに対する気持ちがとにかく可愛くて尊いです……

幼なじみピュア恋愛BLが好きな方におすすめです!( ⸝⸝ᵕᴗᵕ( ˊ ꒳ ˋ ⸝⸝ )

幼少期に自分がいじめてた人との再会

なんやかんやでお金を借りざるを得なくなった冴島は、道行く人に無利息で無期限にお金を貸す代わりに、金額に応じた社会的恥辱や屈辱を受けるという変わった(?)サラ金の話を聞き、そこに行ってみることに。でも、そこで待っていたのは、昔自分にゲイだと言われて登校拒否した赤羽だった。赤羽は「俺をイカせられたら、お金あげる」と言う。こうしてお金を借りることから始まった二人の物語!

最初は冴島がそんなにかっこよく見えなかったのに、ページをめくるたびにだんだんかっこよくなる…(泣) 赤羽の目線で描かれてるのかな…
最初赤羽は冴島に恨みを持ち、裏切られた気がして復讐したいと思ったけど、それでも自分は冴島のことが好き。二人はなんとか一緒に時間を過ごし、お互いの知らなかった過去を知ることになる… 二人を見てるだけで胸が黒くなるんです…

いや…わたし…赤羽のお母さん…亡くなったと思ってたら、生きてたんですね… てっきり生命保険金かと思ってたんですけど… 離婚慰謝料で受け取ったお金を株に投資したのかな… 作中で「赤羽は頭がいい」って言われる前に、わたしはすでに「大金を株に投資して儲けるなんて賢すぎでは!?」って思ってたんですよ笑笑笑笑
いや〜この時代に最も賢い人… 大金が手に入る理由はないけど、もし自分もそんなお金が入ったら、いいところに投資して金持ちになるぞ!(笑)

話を戻すと、スピンオフもめっちゃ面白かったです…!ううっ… ヤクザのボスの息子で女装青年xヤクザ部下…!?めっちゃ新鮮でした!

エロで殺され、ピュアで生き返る無限ループ

いやいやいやいや!!!正直ここ数週間、本を手に取る気力もなくて文字が頭に入ってこなくて、わたしの大切な日常だったBL読みを遠ざけてたんですけど、これ読んだ瞬間に一気にスパート入っちゃいました… とりあえず長髪クーデレ攻め、合格ですっ。

展開が面白すぎて、読むたびに一話ごとに一回二回は必ず笑った気がします。いや、医者に「前立腺見つけてください」って言って、見つけてもらったら「ち◯こ挿れてくれませんか…?」ってお願いする患者なんてどこにいるの(ここにいました)。いや〜ほんと笑いました、作者先生天才すぎる…

そしてほんとに究極のエロ… 強烈すぎて語彙力が追いつかない… でも、行動はあんなに激しいのに、二人の気持ち、特に佐伯の心があまりにもピュアすぎない? こういうギャップも最高です…

U先生の作品の中で一番好きな作品です!!!終わってしまってほんとに寂しいです… 二人の可愛い恋(お弁当作ってあげるのとかナニソレナニソレ)もっと見たかったな〜

ぜひみなさんにオススメしたいです!

エッチすぎて最高!

ちょ、ちょっと待って、ちょっと待って!千佳良は、自分は付き合いたい人とはみんな付き合ってみて、会って、別れて… そんな経験しておきながら、「大知に彼女いるの?」って聞かれて「いる」って答えたってこと…!?え、千佳良、ちょっと抜けてて可愛い〜なんて思ってたけど、そういう返事の仕方はさすがにアリなの…?自分が手に入れるわけでもないのに人に渡さないってどういうこと!ひどいよ!もちろん大知はずっと千佳良のことだけを想ってきたから、千佳良がそう言ってもあまり気にしなかったのかもしれないけどよ… 全部知ってしまった読者としてはちょっと複雑で惜しい気持ちになっちゃいました!千佳良は無意識に大知のことを好きだったのかな?うーん、それは違う気がするけど… 大事な幼なじみが他の誰かと付き合うチャンスを与えなかったっていうのは、少し残念に思ったかな!でも大知は千佳良だけをずっと好きでいたから、わたしに言う資格はないんですけどね笑

本を開いてすぐに「ああ、大知は幼い頃から千佳良に片想いしてきたんだな」って感じられたんだけど、千佳良が大知に言った言葉だったり、物語の展開が想像以上に良くて、ほんとに面白く読めました! いやもう、それにしてもエッチすぎる!!最高です!!!

飾ドストライクすぎ…

阿古多先生のバンドBL!くぅ〜〜受けの飾がほんとにドストライクでした… 長髪で美人だなんて… しかもヘアスタイルまでわたしの大好物のタイプで……

ストーリーはざっくり言うと、飾は義兄の圭に片想いしていたのですが、それに気づいた虎太郎が「圭を忘れさせてあげるから、自分と付き合ってほしい」と言い出します。流されるように虎太郎の提案を受け入れてしまった飾。

実は虎太郎は、圭にバンドのポジションを紹介されるよりも前から飾のことを知っていて、飾の歌は昔から彼にとって大きな支えになっていたそうです。だからこそ、彼を幸せにしたいと思っていたんだろうなと。

叶わない恋の傷と痛みを、自分をひたすらに愛してくれる人によって癒やされていく過程が、とてもリアルでありながらもドラマチックでほんとに魅力的でした!飾の圭への想いに圭が全然気づいていなかったのも驚きで… 顔に全部出ていたのに、それでも「叶わない」とわかっていたから知らないふりをしていたのか、ほんとに気づかなかったのか…… 結局圭の結婚式にも行けなかった飾ですが、虎太郎と幸せに過ごしているなら、読者としては大歓迎です!笑

可愛い作品を読ませてもらいました!阿古多先生の絵柄はやっぱり最高です……