病案本が面白かったのでこちらの作品も読んでみたのですがとても面白かったです!
墨燃(攻め)が想い人である師昧を見殺しにした師尊・楚晩寧(受け)を憎み凌辱し楚晩寧も死に、墨燃も自害すると自分がまだ楚晩寧に弟子入りした頃に戻っていたというところから始まります。
この作品の見どころとして、墨燃(攻め)には受けとは別に好きな人がいるという状態から始まるところです。しかも楚晩寧(受)に対する好感度はほぼ0というよりマイナスにまでいっています。しかし、思春期真っ只中の墨燃には前世で楚晩寧を意のままに扱っていた前世の記憶があります。意識したくないのに楚晩寧を意識してしまいます。
しかも、前世では想い人である師昧としたラッキースケベのような出来事もなぜか今回は楚晩寧と起こってしまいます。何かが少しづつ前世とずれていると気付く墨燃。
楚晩寧の隠していた秘密とは…。と読み進めていくうちに明らかになっていきます。
そして、楚晩寧はなんと墨燃が好きだったのです!!!ずっと!!!
しかし、自分の気持ちは報われないと思っているため自分の気持ちはずっと押し殺していました。まだ、楚晩寧がなぜ墨燃を好きになったのかという理由は明らかになっていません。
あと、作者コメント・小劇場を収録した小冊子が付属する豪華特装版を買っておけば良かったと後悔しています…。遅いかもしれませんが今からでも探してみます!
上のあの暗くて重い雰囲気からよくこの真逆のハッピーエンドにまで持ってこれたなととても感心しました。
上巻ではずっと話が重く、このままでは共依存エンドになるのでは無いかなと予想していましたが真反対の超ハッピーエンドになりました。それもそれでいい。
やっぱり、幸太郎と両が4年という長い間距離を置いたのは正しかったのだと感じました。距離を置くことでお互いが自分を見つめ直す時間を取り、他の人とも接してさらに成長していくことが出来たのではないかと思いました。
距離を置いたとしても2人の気持ちには変わりなかったため再会したあともまた心が通じ合うことが出来たのだと思います。
あとこの作品がデビュー作!?と驚くぐらい話が凄く面白くて良かったです。次回作もあればぜひ読んでみたいです
ここでの評価が2.5辺りだったので少し不安になりながら読んだのですがめっちゃ良かったです!
まず、この作品を知ったきっかけがタイトルに「監禁」というワードがあったからです。監禁=ヤンデレだ!と、思いあらすじを読みこれは絶対面白いぞと思い気になりました。
読んだ感想としては、まず主人公である詩乃くんの秘密とは…?や、なぜ柏木は監禁しているんだ…?と謎要素が多くて面白かったです。監禁となると大方、監禁された側がした側の言う通りになるというイメージになりますがこの作品では詩乃と柏木がお互いをきちんと知り鎖を外し一緒に前に進んでいこうという方向に向かっていたのが良かったです。
すごく感動しました!めちゃめちゃいい作品でした!
吹き替え版のアニメは見ましたがやっと翻訳された原作も読むことが出来て嬉しかったです。
どうにかして自分の死亡フラグを無くし、作品の主人公(洛冰河)がハーレムを築いて欲しい師尊と何故か優しくしてくれる師尊の言動には一つ一つ意味があるのではと全ていい方向に考えてしまう洛冰河の2人のすれ違いが面白かったです。
洛冰河が深淵に落とされた時はもう純粋無垢な洛冰河は見れないのか…とかなり悲しかったですが、復活した洛冰河も少し昔の洛冰河を思い出せるような可愛らしい態度を度々取っていて良かったです。
水牢での服ビリと謎に上がる洛冰河の爽快度が特に面白かったです。早く2巻も読みたいです!