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女性はゆまさん

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青と陽炎 2 コミック

ドンドン 

北斗にしとけ

 1巻にひきつづき、コメントは「北斗にしとけ」。
以上です。

 いやぁ、お姫様だっこ軽々してくれるし、辛抱強く待っててくれるし、ピーンチ!のときも「ぜってー次の回 俺が勝ち越し点入れっから」で有言実行、ランニングホームラン決めてくれるっし。
こんな風に高校野球で活躍した子は、礼儀正しいし根性あるから、社会人になって会社入っても上の人から引き立てられて出世するよ~。
北斗の胸にドーンと飛び込んじゃいな!

 でも、きっと鷲介えらんじゃうんだよね。
ま、鷲介もいい子だけど。

 野球には全く興味がありませんが、この作品は真琴や北斗たちのキラッキラな瞳にやられて、目が離せません。

ほろ苦い、おじさんBL

 腐女子となり、結構たくさんの作品を読んできました。
最近の作家さんは絵が達者な方が多くて、「えっ、これがデビュー作?」とびっくりすることがよくあります。
でも、綺麗だけど誰の絵なのかパッと見ただけではわからないことも多く。

 あとBLといっても、女性以上に美しく女らしい美人さんがみんなから愛されて困っちゃう~みたいなのも多くて、括りはBLだけど、少女マンガ読んでるのと同じじゃん、ていうのも(キレイな男子は好きなので、全然いいいんですけど)。

 そんな中、西田先生の人物は、ちょっと寄り目気味で口元をしっかり結んだ男たちばかり。胸板厚く、体格もがっしりした男同士で、一目で先生の作品とわかる唯一無二の絵柄ですよね。

 中年になり身体にも心にも色んなことがこたえてくるようになる。
それはゲイカップルでも普通の夫婦でも、お一人様でも同じなんでしょうが。

 清水=ジョナサンの言葉や心の声が味わい深い作品でした。



ある意味、酷いプレイ♥

 本編の表紙を見たとき、「ヒメにい」がトロ顔したこの可愛い子で、お母さんの年の離れた弟である叔父さんに甥っ子が迫る、みたいなお話かな、と勝手に思っていました。
で、絵が可愛いしランキングでも人気なので読んでみたら全然違ってて、だから「おじさん」でなく「おぢさん」だったのね、と納得。

 ちょっと新しい感覚で、キモ面白かったので番外編もワクワクしながら頁をめくりました。
 それで、どんな「酷い」プレイが繰り広げられるのかと思ったら......。
なーくんの横にでっかく「???」と浮かんでて、それ見てるみんなもみんな同じ気持ちだよw
 
 なーくんの希望を思いっきりはずす「酷いプレイ」でしたが、最後は激しく求められてめでたしめでたし、ですね。

レオっちにやられました

 本の前半は1巻にひきつづき瀬戸と八田ちゃんのバカップルの話がテンポよく展開し、楽しく読み進めました。

 が、何といっても良かったのは後半の大河内とレオっちのお話! 大河内と同じく、初めて登場したレオの大きな瞳に一目惚れしました。なんたる愛らしさ、いじらしさ! そしてレオは超絶可愛い一方で、スマホの画面が割れたままとか妙にリアリティがあり、ライフスタイルも「私の知らない世界だべ」と新鮮でした。

 1巻がパワフルだっただけに、2巻は水増しっぽくなっちゃうかと心配しましたが、レオのほかにも八田ちゃんお母さんや瀬戸さんお姉さんなど強烈なキャラクターが新たに登場して、更にパワーアップ。
 続編が楽しみです。

救いが見えないんですけど......好き

 「ゼイティーム」って何?
読み始めても特に説明が出てこなかったので調べてみたら、聖書に「オリーブ山(ハル・ハ=ゼイティーム)」が出てくるとのこと。

 キリスト教の素養がないので、ピンとこなかったけれど、この山でのイエス・キリストやダビデ王の色々な逸話があり、聖書を知っている人にとっては「祈り」「希望」「贖い」etc. 様々なイメージを想起させる場所なんですね。

 この作品の舞台は19世紀のイタリアで、オリーブ畑が広がる丘陵上の村。
アミントレ神父はルチャーノの学費のために金持ちに身体を許したものの、次第に悦楽に身を委ねてゆく。その上、マッティオとカーラを守れず、殺人まで犯してしまい、「私はどこで間違ってしまったのか」と嘆く姿が痛ましい。
そしてその姿は、オリーブ山に登って自分自身の罪深さを嘆いたダビデ王の姿と重なる。

 なんとか火事場から逃れた神父とルチャーノ。
役人が「二人もこの状況からすると... まず生きてはいないだろう」
というので、ヨッシャー、これで自由に! と思ったら
「.......... 捜索を続ける」って。
捜索打ち切りじゃないの? 追っかけてくるの?

 二人が無事にトスカーナに着けたとしても、売り飛ばされたマッティオたちが幸せに暮らしているとも思えず......。

 と、重い結末でしたが、暗い話が好きなので、圷先生のほかの作品も読んでみようと思います。



浮き出た血管w

 片想い時代のアルトが、平静を装った顔をなんとか保ちながらも、血管を浮き上がらせ、歯茎をかみしめている姿に笑いました。なんていじらしい!

 すぐ手の届くところにあるエルヴァ様の無防備なお姿。お世話をする度に触れてもいるのに手は出せない生殺し状態は、さぞ辛かったことでしょう。
両思いになってキスの度に泣いてしまうアルトの気持ち、お察ししますw

 清らかなエルヴァ様の手に広がる黒いしみが痛々しい。
本編の展開がキツいだけに、色々なことに早く片がつき、この小冊子のように穏やかで甘やかな二人の日々が続くときがくる結末を祈っています。

ほんわかお仕事BL

 草間先生の線が好きです。
線に太い細いがあって、なんというか手塚治虫とか昭和の漫画家さんの絵柄のように、線自体が饒舌で。
背景の柱や天井、建物の線も、定規で引いたような直線でなく、よく見ると微妙に曲がった手描きの線。人物の顔も変わったところに影があったりして、画面全体がとても有機的で魅力があります。

 今回は葬儀屋さんと理学療法士さんのお話。それぞれのお仕事あるあるトリビアも盛り込まれていて面白かったです。

 久慈は「女の人としか付き合ったことない」といいながら、見切り発車w的にグイグイくるのが素敵。
二人とも、人との距離の取り方や考え方や発言が普通の人とはちょっとズレていて、会話がほのぼのと楽しかったです。

良縁と悪食 コミック

こん炉 

「悪食」なんてとんでもない!

 こん炉先生の作品は、以前に読んだ『遺骨の旅路』が好きだったので、この作品も読んでみました。
 『遺骨の旅路』が超シリアスだったので、『良縁と悪食』のシュールなコメディにびっくりしました。

 小田島の。スパダリらしく余裕がありつつも鬼気迫る執着に惚れ惚れしました。
 そして設定では奈緒也は冴えない陰キャのオタクということになっていて、たしかにグルグルマイナス思考ではあるけれど、「悪食」だなんてとんでもない、可愛いじゃないですか。

 ちょっとしたすれ違いや勘違いを交えつつも、テンポよくお話が進み、小田島の思惑通りにからめとられていく奈緒也。
最後の方で、小田島が彼に執着するようになった過去のエピソードが出てきてなるほど。

 あーもぅ、二人でお幸せに! っていう素敵な作品でした。


 

気になる行き先は?

 貴重な特典冊子が、電子で発売されるのに感謝。

 本編で無事結ばれた二人がハネムーンの計画を立てるうちに......、というお話で、尉✕奈緒也にハマった読者にとっては短いながらも嬉しい1話です。

 奈緒也ほどグルグルしませんが、長く旅行を続けるうちにお互い疲れてきて不機嫌になったら、と心配する気持ちは共感できますね。

 BLではないのですが、ちょっと前に『うどんの国の金色蹴鞠』を読んで、中にでてきた名所や「おいり」や「しょうゆ豆」などの伝統的なものに心惹かれました。
すぐに香川に旅行、というわけにはいきませんが、名産品はアンテナショップに行ったりネットでポチったりして味わって、ちょっぴりだけど世界が広がりました。

 小冊子ではカップルが温泉に行ってラブラブ、というのが多いけれど、遠くへ旅行に行って名所や特産品を紹介してくれたら、地方応援にもなっていいなと思います。

 二人がどこへ行くことになったのか、ほかの単行本の後ろとかにちょっと、でもいいので、つづきが読めたら嬉しいな。

青と陽炎 1 コミック

ドンドン 

私も北斗推し!

 みなさまのレビューを読むと、れぇぬさん、モモンガ山さんほか北斗推しの方がいらして心強いです。

 でも真琴の心は一途に鷲介にいってるし、星座にちなんだネーミングからも、2巻以降色いろあっても二人が一緒になるんでしょうね。
 真琴のように融通が利かない子は、B型の鷲介よりも、北斗のように広く物が見えて野球同様ドーンと受け止めてくれるO型獅子座の大きい男と組む方が幸せになれるのに。

 三角関係の当て馬・本命の定石をはずすお話もたまにはあっていいのでは。
鷲介が留学するとか別の姫と出会って再び退場してw、傷心の姫を柄杓が掬っちゃう展開を希望します。