墨と雪

sumi to yuki

墨と雪
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神46
  • 萌×226
  • 萌10
  • 中立1
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
20
得点
365
評価数
86
平均
4.3 / 5
神率
53.5%
著者
かわい有美子 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
円陣闇丸 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
リンクスロマンス
シリーズ
天使のささやき
発売日
ISBN
9784344834439

あらすじ

ーー安心しろ
お前が苦しいなら、助けてやるよ

警視庁特殊犯捜査係に所属する篠口雪巳は、キャリアの黒澤一誠と長らく身体の関係を続けていた。同じSITに所属する明るい性格の遠藤に惹かれ、想いを寄せていた篠口だったが、その想いは遠藤に恋人が出来ることによって散ることとなった。その後もたびたび黒澤と身体を重ねる日々を送っていた篠口だったが、突然何者かに拉致されてしまう。監禁される中、黒澤の自分に対する言動に思いをはせる篠口だったが…。

表題作墨と雪

黒澤一誠,39歳,総合情報分析室のキャリア理事官
篠口雪巳,36歳,警視庁特殊捜査係SIT所属

その他の収録作品

  • 聖夜
  • あとがき

レビュー投稿数20

大人の甘さ

平河寮シリーズのうち「甘い水」のみ読んで、こちらを読みました。
本作だけでも分かると聞いていたので、本作だけ読むつもりでしたが
「甘い水」から読んでおいて良かったです。
読んでいたからこそ、篠口さんと黒澤さんの大人の割り切った関係の複雑さや篠口さんの黒澤さんだけに見せる砕けた対応に可愛さ感じまくり、拉致された時の切迫感にヒリヒリハラハラできたと思います。



だって、「甘い水」ではクールで仕事ができ、
亡くした同僚と遠藤を重ねて密かに恋心をいだきながら、
居心地の良い特別な先輩として穏やかに過ごすも
恋のライバル神宮寺が現れたことで巧みに心理面を揺さぶってくる、
繊細さと仄暗さ、一筋縄ではいかないインテリ紳士の篠口さんが!!!
頭キレキレ、人を見る目に長けてる篠口さんが自分に無頓着すぎるがゆえに
さくっと拉致されて、身も心も追い詰められ疲労困憊になるなんて…
弱りながらもギリギリで保っている、強さと脆さのバランスが美し。


そんな難しい篠口さんに気ままな遊びと思わせながら10年も付き合い、
いざ篠口さんが拉致されたら、権力フル発揮で救い出す黒澤さん!
これまでの軽さも残しつつ、篠口さんに寄り添って心を癒していく。
「守ってやる」という言葉を常に実行し、
押せ押せで行かずに埋めてく様が大人の男のカッコよさと
なみなみならぬ静かな執着も見えて、ドキっとしました。

でも、二人の関係はまだまだ踏み出した?って程度なんですよね。
モブ姦も一文で終わったのが、え???書いてくれないの!
という肩透かし感と、描写されないからこその惨さも・・・、
圧倒的な暴力行為も怖くて痛くてきつくて。

発刊される時点で続編が出るなら、巻数表示しても良かったのでは?
「甘い水」も1巻表記なしだから、そういうもんなんですかね…謎BLあるある。
勝手に完結していると思い込んでた自分が悪いですが
「甘い水」に萌え悶え、あの篠口さんが誰とどんなラブを展開するのかなぁ~
幸せな姿楽しみだなぁ~と期待に期待していただけに、
微糖の状況に甘いの!甘いの早くください!!という苦しみハンパないです。

1

「甘い水」のスピンオフ

思っていたような、簡単な筋書きでは無かった。ただの恋愛ものでは無い。
予想外の面白さに引き込まれました。

篠口雪巳+黒澤一誠 だから、墨と雪?
読者が樋口と一緒にプロファイルしながら読むように、組み立てているようです。
そして混乱するように、脇役を丁寧に名前を書き連ねています。
序盤から、袴田は怪しい言動を重ねる目立つ人物。元医師の哲学講師。粘着質の変態。
夜の公園で背後から薬物を注射されて、拉致されてしまった樋口。
(SITの現役なら、背後が無防備ってあり得ないのでは?)

表紙のイラストから受ける印象より、構成が凝っていて内容が面白かったので、読後、甘い水シリーズを読むことにしました。
仕事でプロファイルやインテリジェンスが必要で習いましたが、すっかり忘れていました。意識しないと、転職後平和な日常生活を送っていると、忘れてしまいます。
サスペンスものは、思い出すにはいい切っ掛けになります。
インテリジェンスは、趣味程度のプチ投資に活かせるかも。

あとがきに、続篇が出る予定、とありましたけど、どれなんだろう?

1

もう少しガッツリ…

お名前をよく見る作家さんですが、今回がお初でした。
シリーズものだったんですね、サブキャラの名前がやけにきちんと出てくるわけです。

描写が細かく、読んでいて深みを感じました。
そのためお目当ての拉致、監禁ネタにも期待大だったのですが……思ったよりもあっけなくて正直消化不良です(笑)
そもそも最初から犯人が特定されていたためそこのドキドキはなく…
お部屋作りもしっかり準備し頭のキレる犯人なはずなのに、外部との連絡手段を持ち込んだ迂闊さはどうにも納得がいかないです。
おまけに肝心な無理矢理シーンは省かれ…やっぱりここを楽しみにし重視する読者って少ないんですかね。
やりすぎると嫌がられるんですかね。

なかなかガッツリ見せてくれる作品に出会えず寂しいです。

ですがつまらなかったというわけではなく、程々に楽しめました。

1

萌えどころもわからず

友人のお勧めで読了。
冒頭から登場人物が多くて混乱。しかも攻めは、そこにはいなくて・・・・・・どうやらシリーズものだとわかりましたが、警察のものは苦手なので萌えもないし、有能らしいけどクセがある主人公と、その受けに惚れているようなんだけど、わかりづらい攻めが事件をきっかけに歩み寄るという展開のようですが、かわいさんとは相性が悪いので萌えどころもわからず・・・・・・シリーズの他の本を読みたいとも思えず。

2

なぜ今まで読まなかったのか…!

購入してから結構経ってしまいましたが、今年続編が出るとのことでしたので、満を持して読みました!
結果、どうしてもっと早く読まなかったのか〜〜!!!(*>Д<)
今回の主人公は甘い水で当て馬だった篠口氏です。
当て馬と言えど、ソフトな当たりとスマートな対応力に当初からかなり気に入っていたキャラでした。
そんな彼が受けで主人公なんですから、それはもう最初からポイントが高いに決まっていますよね。
以下がっつりネタバレです。

***

警察庁キャリアの黒澤×SIT篠口のカプです。
体の関係は前からあったものの、いい大人の二人なので割り切った関係を続けています。
そんな二人が、篠口が拉致される事件を通してお互いの距離を縮めていく…というストーリーですが、気持ち悪い執着攻めが好きな私は、篠口が男に拉致された時にも若干萌えてしまいました…(*゚ェ゚*)
犯人は読者にはすぐわかりますが、篠口さん的にはまさか?!な人物。
狂った男に執拗に執着されてしまいます。
暴力描写があるのでこれが苦手な方は注意です。
(個人的には性的に何をされたのか気になりますが
そこはあっさりと片付けられてるので具体的に何をされたかまではわかりません。残念←)

黒澤は篠口を助けるべく、キャリアならではの手を使って色々と裏で手を回します。
この黒澤さんがまたかっこいいい!
立場のある男が恋のために多少の無理をするって萌えてしまいますね…!

黒澤さんとのエチシーンは序盤の一回ですが(これまた残念)、体の関係だけの二人にしては甘いんです(*´ω`*)
黒澤さんが元々恋愛では甘い男なのでしょう!(ずるい!)機嫌が悪かったはずなのにH後にご機嫌になるのもまた可愛い…♡

サスペンスの部分も面白く、ページを捲る手が止まりません!篠口さんは甘い水、黒澤さんは天使のささやき(未読です)にでてくるそうなので、こちらも読んでみようと思います。



4

平河寮シリーズで一番好き 続きも楽しみ

平河寮シリーズ全て読みましたが、今作が一番好きでした。なんといってもカップリングが私の好みのど真ん中で、非常に楽しめました。

甘い水を読んだときに、これこの話では当然遠藤と神宮寺がくっつくんだろうけど、仮に篠口さんと遠藤がくっついた場合、篠口さんが攻めなのか・・?私の好みとしては篠口さんは完全に受けなんだけどな・・。と思っていたので、今回は篠口さんが受けでよかったです!

そしてまた攻めの黒澤が!こういう傷を抱えた美人受けにはぴったりの攻めでした。大人の余裕があって、篠口が強がっていても全部お見通しな感じがこれぞ年上エリート攻めという感じ。

今回は、極悪非道の変態じじいの登場でもともと傷ついている篠口さんがさらにいたぶられるという辛いシーンもありますが、終盤で普段あまり心の内をみせない黒澤が、眠っている篠口さんに子守歌を歌ってあげたり、寂しい病室を明るくするためにクリスマスツリーを買ってきてくれたり、毎晩病室に泊まりこんだりといったシーンもあって、そういう部分にはほっこりできました。変態袴田に監禁されている間、黒澤の言動に思いを馳せていたりもしたので、篠口さんの中でも、黒澤の存在が強引なセフレから少しは変わってきているような気もします。

もともとゲーム好きで待つのも悪くないかと思っていた黒澤ですが、やり口を変えないと危なっかしいことがわかったと篠口さんにも言っているので、次作ではぐいぐい来るのかなと期待しています。しかし篠口さん、射撃だけじゃなくてもう少し体術を身につけた方がいいですね(^_^;)

早く続きが読みたいです。



6

面白くなるのはまだこれから

いわゆる「平河寮」シリーズの1作。

「甘い水」で、遠藤に恋して実らなかった篠口がこちらの主人公。
本作では、篠口には10年来のセフレがいた事が明かされます。篠口よりも階級も男振りも上位の、公安の「オモテの理事官」黒澤がその人。
黒澤の方は篠口をセフレとして消費しようとはしていない感じが出ている。でも篠口の方は黒澤の本意を測ろうともしない。なぜなら、黒澤の事はすっかり割り切っている感じなんです。心を許す気なんてない。だから「最後」までいったのも10年の関係でも数えるほどなのかも、いやもしかして最後までいってないかも、と匂わせます。
自分自身にもどこか他人事のようで、読者には黒澤が篠口を本気で想っていてちょっかいを出している事がわかるのに、本人には分かっていない。結果的に事件に巻き込まれるまで自分が誰かの執着心を煽っていることに気付かないのです。
そして本作は、篠口がストーカー野郎に拉致監禁されて、薬物を使われ、暴力で支配される展開になります。
犯人の行為としては(おそらく)恣意的に、レイプ場面は描写されない。逆に指や腕を折る場面は描写される。(←読んでいて息が詰まっちゃった!怖い。)
その後犯人はとりあえず捕まり、篠口は無事に保護されて入院し、黒澤は優しく接してくれる。本作はそこで終わっています。本編後のエピソード部分でもエロは無し。
私は知らずに読んでいましたが、本作にはまだ続きがあるのですね。
この監禁劇が何か尾を引くのか、篠口にPTSDが残るのか、弱っている時に優しかったからという理由で黒澤に落ちるのか、それとも本当に恋しあうような何かしらの事件がまた起きるのか。
面白くなるのはまだこれからなのかな。
続きに期待です。
円陣先生のイラストはとっても麗しい。素敵。

2

ゾクゾクしました

『甘い水』で当て馬な立ち位置だった篠口と、『Zwei』でチラと出てきて存在感あった黒澤のお話。
大人でセフレな二人…とワクワクして読んでたら、篠口がとある人物から拉致監禁されるとは!
物語の大半が篠口か監禁されてるから、サイコでスリリングで痛々しくて怖かった…(;ω;)

事件はさておき、篠口のお相手の黒澤が見せる篠口への執着が萌えました。
傲慢に見えるが、篠口を大事に思ってるんですね(*´Д`*)
それなのに篠口は気付かないという…。
篠口はもっと黒澤に心開いて〜!ともどかしかったです。

ハッキリ「好きだ」とか無い二人なので、セフレに毛が生えた状態で終わってます。
続刊が予定あるとの事だから、次はもっとあまい二人が見られたらいいな。
やっぱり、気持ちの通じ合ったHが見たいです。

2

墨は攻め、雪は受け?

警察ものはそんなに得意ではないですが、円陣先生の挿絵見たさに購入。
平河寮シリーズは、甘い水の1しか読んでおらず、悩んだのですが
読み始めたら止まらなくなって読了。読めます(損してるとは思いますが)。
当作の受けは 甘い水、Zweiで登場あり、攻めはZwei、天使のささやき(2)で登場らしいです。
そしてこれは2に続くそうで 1年後と予言されておられました。
(既に1.5年経過してますが・・先生頑張ってください!)
本編230P、後日談24Pほど。

攻めが好みです。傲慢ぽく、俺のもんだと宣言してるような態度。
いいわ。惚れる。(受けは全く理解してないですが)
傲慢さんがお嫌いな方は嫌だな と思われるかもしれませんが
後半可愛く思えてくるので、チャレンジしてもいいかもしれません。

受けさんはイギリス ジェントルマン要素を持つキレイな方。
この方が浴衣を着ているシーンを、円陣先生が1枚描かれているのですが
その細腰にうっとり(笑)。
この細腰にそそられる人はいるな とめっちゃ理解できる絵。素敵だわ。

地雷。
痛いシーンがさっくりあるので、ちょびっとでも絶対いや という方は
避けた方がよいです。それ以外の地雷はあまり思いつかず。
痛いのは大嫌いですが、今回はさっくり だったので、平気でした。

その他お話。
精神的に壊れている悪党が出てくるのですが、
ここまでどうやって普通に生きてきたの? というイカレぶり。
壊れたトリガーがあったのかな?とも思うのですが、
今一つその辺りが腑に落ちませんでした。

痛い話あるし、少々腑におちない点はあるものの、
傲慢攻めさんの遠回しな甘やかし攻撃に、まいっか 
と思ってしまう作品でした。
先生 2巻お待ちしております!

2

1年待ちかぁ

甘い水でこんなキャラ出てきてたか?遠藤と神宮寺の方は覚えてるんだけど…。 それはさておき、痛いです。ある一部分が精神的にも肉体的にも痛いお話でした。こういう風に拉致られたりした場合、もちろん犯れちゃうわけですが、その描写がないからなのか猟奇的で犯られちゃった感がないんです。そして救出後…。 ここからが人間味が凄く出てて安心して読める。前半の2人の関係と比べると凄く甘い。特に黒澤の変化。仕事が仕事なだけに普段の雰囲気とのギャップが良い! 続きが1年先はちょっと長くないですかーっ!

2

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