世界の半分

sekai no hanbun

世界の半分
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神19
  • 萌×224
  • 萌12
  • 中立0
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
16
得点
227
評価数
57
平均
4 / 5
神率
33.3%
著者
 
イラスト
 
媒体
BL小説
出版社
大洋図書
レーベル
SHYノベルス
発売日
価格
¥860(税抜)  
ISBN
9784813013020

あらすじ

皇子・エルヴァン率いる残虐非道な大国に攻め込まれ、カイの故郷は今まさに滅びようとしていた。
生き延びていつか必ず祖国の再興を、と父王に託されたカイは、亡くなった姉姫に扮し城を後にする。
けれどぬかりないエルヴァンの放った追っ手に捕まり、彼の女奴隷にされてしまう。
「世界の半分がある」と謳われる華やかな大国の都へ連れ去られ、
彼のハーレムに閉じ込められたカイは男であることを隠したまま、エルヴァンの閨に侍ることになるが──!?

表題作世界の半分

エルヴァン,サッファビーア帝国第三皇子,24歳
カイ・スーラ,シルカシア王国第二王子,15歳

その他の収録作品

  • 王子達の楽園
修正依頼一時停止中

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レビュー投稿数16

戦勝国の王子と亡国の王子の千夜一夜物語

シチュエーションからいって男であることがバレ、民や臣下の身の安全を質にとられ黙ってて欲しかったらいうことを聞けと性奴隷のような酷い扱いをされる健気な王子様…かと思いきや始めっから甘い空気を醸し出し亡国の美姫を保護してくれた心優しい王子様、男とわかっても愛しい想いは変わらないという初恋が実る優しい話でした。

恋バナの方はそんな感じに丸く収まりました。
ただ大国が平和な小国を蹂躙していく悲惨な描写はありますし、カイの両親や皇太子である兄の最後には涙を誘われました。
大国の傲慢さや驕りがいつか身を滅ぼすことになって行くのではないのかと現実の世界情勢を見るようでした。

エルヴァンの生い立ちや王族の継承に関わる習わしなど哀しい過去があり
カイに惹かれ共に傷を抱えた者同士が互いを癒される相手として愛するようになって行くという気持ちの変化が感じられ敵国の王子を好きになって行く過程に無理がなく入り込めました。

1

月◯砂漠とかアラビアンナイト的な

他の方のレビューを読んで気になったので購入しました。葛西さんのイラストが大好きで、かわいさんの作品もわりと好きで何冊か持っているのに、この作品は存じませんでした。

まず、表紙と口絵に見惚れますね。なんとも色っぽい憂いを帯びた表情のカイと、静かにカイを愛おしむエルヴァン。

千夜一夜物語を思わせるお伽話テイストではありますが、若干血なまぐさい描写もあり、ラストも“それから二人はいつまでも幸せに暮らしましたとさ”といった終わり方ではないので、甘さは控えめかもしれません。
カイは間違いなくエルヴァンを愛しているのでしょうけど、エルヴァンの方の感情がわかりにくかったので、もっと彼の情熱的な部分や、執着心が見れたらなぁ、と思いました。(まぁ、閨の中では情熱的でしたけど)
好奇心旺盛なカイと違い、エルヴァンは優しい性格なだけに、どちらかといえば受け身な印象でした。

どうか二人が無事にカフカスへたどり着けますように。

2

心地よい

葛西先生の挿し絵の美しさにうっとり。
お話もその雰囲気ぴったりの美しさでした。
男だと知っていたとなるまで長かったけれど、そこからはもう艶かしい夜伽風景たまりませんな。
受けが私個人の理想ぴったりな健気ちゃんでして可愛いし美しいで読みながら息づかいが…w
最後まで安心して(王子達の今後を考えると不安要素は残りますが…不憫で)読めたのでホッとしました。
疑問に思うことは多少なりありましたが、こちらの作品の情景が目に浮かび、おとぎ話をまるで聞いているような心地よさが何より素敵でした。

2

エルヴァンも不憫だ

かわい先生2冊目です。こちらもファンタジーですが、生きるために姉姫に扮した敗戦国の王子と、生きるために攻め入った大国の王子のお話。

女奴隷としてエルヴァンの元に差し出されたカイは、夜枷の時に男だとバレないように毎回自国の話をします。
最初は自国を攻め入ったエルヴァンを良くは思っていなかったのですが、その人柄や、彼の苦悩を知るにつれ、カイはエルヴァンを好きになります。
女奴隷として、夜伽についてたくさん学び、エルヴァンへの想いが募った時、学んだことを発揮させたのですが、それがまあ、エロかったです。それまで綺麗な静かな文章だったので、余計に…!最後までいってないのに、こんなにエロいってどうなの!?

カイも不憫で頑張り屋なのですが、エルヴァンも不憫でした。だから余計にエルヴァンは達観してるし、優しいのかもしれないですね。最初から、カイのことを大事にしてます。従者からも、慕われてます。

どうか、二人で、末長く幸せに暮らせる未来であれば良い。少しでも長く。

今回電子書籍で読んだのですが、美しい挿絵付きで、大満足でした。

2

エルヴァン(攻さん)の我慢!に神評価

皆さまおっしゃっておられる通り、葛西先生の挿絵のあまりの美しさに脱帽。
私も口絵が最も好き!たまらん・・・
攻めさん、受けさんの着衣姿。
大きめのディヴァン?に二人して座ってるところ。
受けさんの衣装が薄いライラック色で、美しすぎる背中がvネックで見えてて斜め後ろにいる攻めさんを振り返っておられ、麗しい金髪がはんなり・・・(ああなんて拙い私の言葉。先生の美しい挿絵を汚してる気がする(泣)でも書かずには おれん!)
ほんま男子か!といいたい!いや小説が成り立たなくなるんやから男子でいいんですが。

で、男子なんだけど、その美しさと優しさ?お互いの持って生まれた運命?で、エルヴァンをノックアウトしちゃった時の、エルヴァンの我慢の仕方が 悶絶死級。(エルヴァンは我慢しようとするんだよ!すげー)
その時のエルヴァンの言葉にこっちがノックアウトされました。

エチシーンが少なくてもOK!という方で、トルコ好きな方はぜひご一読あれ。
先生の挿絵と、攻めさんのセリフにご注目です!

最後どんでん返しするところが、ちょっとご都合よろしすぎではと気になったりしますが、それはさておき。
側仕えとなってからのカイが、これまた可愛らしい。
ちょっと言葉で逆襲してみたりして。
二人でなんとか末永く生きながらえてほしいと、しみじみ思います。

最後まで読んで、やっとこのタイトルの意味が何となく分かりました。
本当に切ないタイトルです。
世界の半分があってもなあと、つい感じ入る次第でした。

8

あーちゃん2016

はるぽんさま、コメントありがとうございました!
じんわりせつないお話で、余韻がありますね、このお話。
勝手に幸せになった二人を想像して、萌え~としときます(笑)
きっと私もしばらくしたら、読み返します!残念なのは初版本?についていたというミニペーパー?が読めなかったこと。なんか可愛らしいお話が書いてあったそうではないですか。しゅん。頑張って好みそうな本は発売当初から手に入れられるようにしっかりチェックしよう。。。

はるぽん

あーちゃん2016さま。
お読みいただけて、気に入っていただけてうれしいです\(^o^)/
ほんと口絵は神ですよね〜。アラビアンナイトとか、そういう感じで。エッチシーンじゃないのにうっとりです。
私もまた読み返したくなってきました。(笑)

金の鳥籠

葛西先生の美しくも繊細な絵に彩られた歴史ファンタジー。
キーワードは、大国に攻め滅ぼされた「亡国の王子」。
父王の、生き延びて国の再興を果たせという命のもと、シルカシア王国第二王子のカイは、前年に亡くなった姉姫に扮して城を脱出するのだが…。

もうこれ、カバーイラストが圧勝!
美貌で謳われた姉姫に扮しても、王子と見破られない美少年。
取り替え花嫁のお話には挿絵の力がどれだけ味方するか、その理想型を見るようです。

ストーリーの展開も、攻めのエルヴァンの設定が秀逸で、ぜひこの二人には、幸せになって欲しいわ。

5

攻めの方が不憫なのか?

「残虐非道な大国に攻め込まれ」「彼の女奴隷にされてしまう」というあらすじで勝手にエルヴァンの悪いイメージを作ってしまってたのですが、読んでみると全く別で逆に超紳士? 国を攻められ両親など殺されたカイも可哀想なのですが、エルヴィンの方が不憫という感じがしてしまいます。全てにおいてイメージ通りでなかったかも。敵国に連れてこられた時も美貌からして兄のお手付きになるかと思いきやすぐにエルヴィンに破瓜する権利をくれたり、その後も兄のものになるでもなく。男だとバレても何の咎めもなく最後まで2人の良いように進んでいった感じ。自分が思ってた以上にサラッと読み終えてしまいました。

1

情景が目にうかぶ美しいはなし

大国のエルヴァン皇子の軍に攻めこまれた、小国の第二王子カイは父王からの「生きて祖国の再興を」との命を守るために、亡き姉のアイラになりすまし女性として敵国につかまり命をつなぎとめることに成功します。

その後、カイは祖国を滅ぼしたエルヴァンの元に女奴隷として使えることになります。
最初は憎い相手だと嫌悪感を頂いていたカイでしたが、他の兄弟と違い紳士的でもあり、孤独な雰囲気のあるエルヴァン皇子に徐々に惹かれていきます。

あまり中東系のお話しを読まないので、どうかなーと思っていたのですが、細やかな描写で美しい宮殿の世界観に引き込まれました。
揺れ動くカイの心理状況もすごく伝わってきて、一気に読んでしまいました。

BL要素は強くないですが、読み物として面白かったです。

2

洋物・貴族・身分差・ファンタジー好きにおすすめ

 あらすじを読み、受のカイが女奴隷にされるということで、いかように手ひどく扱われるのか楽しみにしていましたがいい意味で裏切られました。なんといっても攻のエルヴァンが紳士っぷりがまぶしいのなんの。

 敵国の奴隷だからといって人権を無視するのでなく、きちんと人間として尊重してくれることにカイも読者の自分も戸惑いっぱなしでした。どういう意図なのか?何か裏があるのではないのか?あとでとんでもない仕打ちが待っているのではないのか?……などと考えてしまいました。

 エルヴァン側にもいろいろワケアリなので、その辺りのストーリー性もしっかりと楽しめます。聡明な二人が少しずつ心を許していくさまは読んでいてたいへん微笑ましかったです。

 とはいえ正体が明らかになった以上、二人が幸せになる道は駆け落ちのほかないのでは?と思いましたが上手く落とし込んでくださっているので納得できる締め方だったのではないかと思います。

2

両親と兄の仇に惹かれるまで

小国の第二王子だったカイ(受け)は、母国が大国に攻め滅ぼされる時に父王たちから女性の格好をさせられ逃がされた。しかし敵国の皇子エルヴァンに捕らえられ、女装していたため亡き姉姫アイラとしてエルヴァンの後宮へ入ることに。両親や兄を殺した憎き相手。しかし伽を強要せず、穏やかにカイを気遣うエルヴァンに徐々に惹かれていくカイだったが…。


まず相手は両親と兄を殺した人物で、自分は女だと思われているというハードルの高い状態。ここからどうやってBL展開になるのか、そこにちゃんと説得力があるのかが気になりましたが、全然問題なかったです。それどころか家族を殺した相手なのに惹かれる、という想いの強さに萌えました。
手は出さない、と誓っている攻めが、自分が男とバレてないと思っている受けと初めて結ばれるシーンは圧巻でした。これは誘い受けになるのかな。バレたの? バレてるの? とオロオロパニックになりながら、身体は気持ちよくってメロメロな受けが可愛くてエロくて、きゅんきゅんしました。
葛西リカコさんのイラストもよかった。表紙も挿絵もいいのですが、口絵カラーが個人的には神だと思いました。葛西さんはファンタジックなヒラヒラ衣装を描かせたら絶品ですね。

ただ攻めの置かれた、命に危険のある状況が、ほぼ改善されないまま終わってしまったので、それに対する心配があって神評価とまではいきませんでした。あと受けが男であるということを対外的に知らしめたあと、美貌の受けを堂々と連れ歩いているので、男色の趣味もある第二皇子とかに「俺に受けを供出しろ」とか言われたらどうするんだろう、とも思いました。

3

あーちゃん2016

はるぽんさま、こんばんは。
やっと読みましたーっ
うっとりさんです~いい本紹介していただいてありがとうございました!
エルヴァンたちの未来が保証されないまま終わってしまったのは
ほんと残念です。。。もうちょっとだけ何とかならなかったものか・・・くー。

はるぽん

あーちゃん2016さま。
葛西さんのふりふりひらひらがお好きならハマると思います!
ぜひぜひチェックしてみてくださいねー。

あーちゃん2016

はるぽんさま、こんばんは。
葛西さんはファンタジックなヒラヒラ衣装を描かせたら絶品 というくだりに1票です!これも読んでみますーっああ今読みたい!  

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