甘い水 2

amai mizu

甘い水 2
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神71
  • 萌×217
  • 萌8
  • 中立0
  • しゅみじゃない3

265

レビュー数
16
得点
447
評価数
99
平均
4.5 / 5
神率
71.7%
著者
 
イラスト
 
媒体
BL小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
リンクスロマンス
発売日
価格
¥855(税抜)  ¥923(税込)
ISBN
9784344825239

あらすじ

警視庁特殊班捜査係・通称SITに所属する遠藤は、新たにSITに配属された神宮寺と同僚以上、恋人未満な関係を続けていたが…。
(出版社より)

表題作甘い水 2

神宮寺稔,29歳,1年後輩の同じ所属
遠藤啓一,29歳,警視庁特殊犯捜査係SIT所属

その他の収録作品

  • 甘さの在処
  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数16

タイトル…!

甘い水2巻はBLとしては勿論、警察もののハラハラさ、そして生死について考えたり…と、とても読み応えがあり面白かったです。
タイトルの『甘い水』は、そこからか…と唸りました。
秀逸なネーミングセンスに脱帽です。

遠藤の壮絶な過去は、彼にいろんな物を麻痺させてしまいました。
それが神宮寺によって目を向けるようなり考えるように。
当て馬の篠口氏は嫌な役割でしたが、彼無くては遠藤もそこまで考えられなかったのかもしれません。
そしてお互いが命を預けられる存在って、とてつもない覚悟と情ですよね。
そこに辿り着いた二人が、たまらないくらい愛おしかったです。

れん先生のイラストもとても良かった!
表紙・口絵・挿絵、どれをとっても想像以上に素敵でした。

1巻は面白いけど『神』寄りな『萌2』かな〜という評価だったんですが、タイトルの意味を知り遠藤の心理が完璧じゃなくとも理解できた2巻は、間違いなく『神』作品でした。

1

神宮寺が健気

墨と雪を読んで、当シリーズにドはまりしてしまいました。
当本も長らく寝かせていたのですが、最近になって、
神宮寺可愛いと思えるようになりました。
警視庁特殊班捜査係(SIT)所属の二人がカプで、
1巻で体の関係は出来てるけど、恋人なのか???
という状態のところから始まります。
本編210Pほど、あっまあま後日談30Pほど。
最初「甘い水」って、てっきり「あの出るやつだ」と思い込んでたので
分かった時、めっちゃ恥ずかしかったです、先生すいません・・・

メインカプの神宮寺、遠藤以外では
宮津:SIT&寮の先輩。チェシャ猫みたいに笑う。シリーズ通して出番多め。
篠口:墨と雪のメインカプ。交渉役をやる。物静かでソフトな印象。
   遠藤にアプローチ中で神宮寺をけん制中。
   遠藤とだったらどっちが攻めだったんだろう。。。とふと思う。
   墨と雪の時とちょっと印象が違って、ちょっと嫌な感じ(笑)
田所:SIT&寮の後輩。遠藤の愚痴聞き役。
が出てきました。峯神、名田(天使のささやき)、山下(Zwei)、
黒澤(墨と雪)は出番なし。

なんで遠藤を好きになったのかがやっぱり納得しきれなかったのですが、
神宮寺のワンコ属性としか思えないキャラが面白くて、
何回か噴き出し笑いしてしまいました。
耳つけてたら、絶対垂れてるよ、今・・・と想像してしまって。
(コミカルな作品ではないのですが)

当作内でケガをしてしまう遠藤ですが、そのことにより、
神宮寺への想いを再確認でき、そして神宮寺も前にもまして
一生懸命「そばにいる」と訴えるところが、とても良かったです。
口下手な神宮寺だけど、頑張って言葉で伝えてよ!と応援あるのみです。

そして、なかなか厳しい人生を送ってこられた遠藤が
神宮寺と一緒にいることで、生きていく!と思えるようになったのでは
と感じられ、ちょっと安心できて終わることが出来ました。

お話としては王道なのかなと思いますが、
各キャラについ入れ込んでしまうのは、キャラがすごく生きてるから
なのかな。

1

甘い水とは何であるのか

上巻レビューがついにアップできました。この勢いで下巻レビューにも挑見たいと思います。
上巻の初めのぎこちない雰囲気はどこへやら、すっかり雪解けして(一線も超えましたしね)、宮津には「お前らいつの間にそんなになった?」と不思議がられる下巻の神宮寺と遠藤です。
一気に下巻まで読み進めると、神宮寺のキャラ描写に若干の違和感があるかもしれませんね、基本的にワンコなのは変わりませんが、何というか、より無口な不器用さが前面に出ています。
遠藤はですね、ヤバイくらいに魅力爆発です。下巻は遠藤に照準を当てて描かれていますので、ページを捲るごとに、惹かれていく感じでした。
遠藤は非常に優秀ですが、情緒の面が一部止まっているような、危うい側面を持つ男として描かれています。
好きだからセックスするという思考回路に欠け、清々しいまでの食いしん坊。神宮寺の気持ちを頭では分かっても、心では今一つ受け入れてはいない。
それは過酷な過去に関係しています。
両親を失った飛行機事故。父親は即死、母親は重傷を負い、時間が経ってから亡くなった。
即死した方が苦しまなかっただろうと、悲しくも思わざるを得ない、非情な時間が流れた果てに見送った命。
甘い水とは、呆然自失の状態で口にしたミネラルウオーターのこと。甘い水の意味が分かると、篠口が言った、遠藤はどんなに打ちひしがれても自分の足で立ち、前へ歩こうとする。という分析が深く響きます。そのために、無意識に鈍感になっているのだと。
クライマックスは、昭和四十年代に起きた、浅間山荘事件がベースになってると思われます。
潜入していく遠藤、そうだ、ここでもグッとくるんだった。とにかく最後まで目が離せない展開になっています。
全体を通して私が思うのは、かわい先生はSITのハードな世界を見事にbl 小説として書ききったということです。
例えば、ガチな特殊部隊モノに精通している人からみれば、不思議な作品に位置付けられると思うんですよ。作戦段階はすっ飛ばして、男たちの物語が展開されてますから。
一貫したその姿勢が、甘い水に言い難い独創生を与えていると思います。
誰かに、bl 的な小説ってどんなのだろうと聞かれたら、私はこの作品を推すかもしれません。

4

攻めも受けも男前でかっこいい! 。・゚・(ノ∀`)・゚・。

2巻中、2巻目。
1巻目を読み終えた後すぐに本作を手に取りました。
さてさて主人公たちのその後の進展やいかに?

まずH後の二人が、お互い気まずさからよそよそしくなったり、微妙な関係に至ったりせず、いたってフツーな会話を展開しているのが良かったです。
あと二人きりでいるときの、お互いを呼び合う言い方が好きです。

神宮寺(攻め):「あんた」(←敬語攻めなのに何故か)
遠藤(受け):「お前」(←男前受けですから)

あと、本作を読んでいて私が一番ぐっと来たセリフが、これ。

「俺より先に死ぬな。な?」

遠藤(受け)の神宮寺(攻め)に対するセリフです。
遠藤(受け)自身は気づいていないかもですが、私には「愛の告白」に聞こえました。
相手を残すよりも自分が残されることの方が怖いのだ、と言いたかっただけとも取れますが…。
ですが、このセリフを最後に、二人の関係は微妙なものになってしまいました。
なかなか順風満帆で、ラブラブな二人というわけにはいかないものですね。

さて物語はいよいよ佳境に入ります。
立てこもり事件が起こり、遠藤(受け)は犯人側に捉えられてしまいます。
3人いる犯人の1人から、両手足を縛られたまま、蹴ったり殴ったりの暴行を受けます。
遠藤(受け)は他の人質たちと救出を待つ中、一番最初に自分を助けに来てくれる仲間が神宮寺(攻め)だと確信しています。
人質として捉えられている男の子に話しかける、こんな遠藤(受け)の言葉が身にしみました。

「うん。約束したんだ、絶対に助けに来てくれるって。あとで約束破ったなんて言われるのがすっごい嫌いな、負けず嫌いなお兄ちゃんだからさ、きっと来る」

私は「愛は信じること」と思っているので、この言葉はすごく嬉しかったです。
もう遠藤(受け)の心は、すっかり神宮寺(攻め)のものではありませんか。
最後の方の、来年も、その次の年も、またその次の年も、ずっとずっと「花火や桜を見よう」と約束している二人が好きすぎて、胸がキュウッてなってしまいました。

最後に。私は電書なので挿絵イラストは拝めませんでした。
ですが北上れん先生の表紙絵の美しさときたら!
ハードボイルドな男たちなのに「美しい」という表現がピッタリで、1巻目も2巻目も何度見ても惚れ惚れ。

SITとかSATとか、普段はあまり意識にない職業の彼らですが、私たちは彼らによって守られ、生かされている存在なんだな、と深い感動で一杯になりました。
また近々、先生の別の作品を読んでみようと思っております。
素晴らしい作品に感謝を込めて、有難うございました(*^▽^*)

6

二人とも恋愛に関してはDKレベルだと思う。

ちるちるのレビューを徘徊しているとき、気になったんで1、2巻まとめて買っちゃいました。
正直、1巻は「う〜ん?」だったので、2巻はどうだろーと少し不安でした。が、この作品は絶対2巻の方が面白いです。警察モノならではのアクションシーンも断然こっちの方が緊迫感ありました。
1巻では、身体は重ねたもののまださほど恋愛感情がなかった遠藤。2巻ではやっとこさデレてくれました。刹那的な快楽だけでなく、もし自分が助からないと分かったら神宮寺に終わらせて欲しいと告げる遠藤に胸が熱くなりました。そして、鰻を食べるシーンがとても可愛いんですよ。
経験値は高くとも、本当の恋愛に関しては不器用な神宮寺が必死に遠藤の気を惹こうとしたり、篠口に嫉妬したりするのは妙に微笑ましかったです。

1

甘くないのにとても甘い

うーん、参りました。
「甘い水」にきっと意味があるんだろうと思っていたけれど、あまりにも切ないことだった。
そして物語もぜんぜん甘くないんだけれどこれはもう究極に甘い話だったんだな。会話だけでももう甘かったです。

命をお互い預けられる関係って本当にいいなと思う。
男同士ならではって感じがする。BLが好きな理由のひとつだと思いました。

事件は今回もそれほど複雑なものでもなく予想外なこともなかったけれど、その中で二人が絆を深め解り合っていくのがとても素敵でした。
お互いを絶対的に信頼しているというのがもう羨ましい!
遠藤が自分の気持ちや想いを少しずつはっきりさせていく過程も良かったです。

単純な恋愛物ではなく過去を乗り越える物語でもあるので、心に響きました。
なんだろう。この胸にどんっと落ちてきた感動はw

これまで読んだ冊数はそれほど多くはありませんが、そんな私でもこれは胸を張ってオススメ出来ます。
(私も答姐でお二人の方に勧めていただいて手に取りました。ありがとうございました。)

個人的に気に入っていた篠口さんはなんだかちょっとかわいそうだったけれど、いつかいい人を見つけて欲しいです。
スピンオフはないのだろうか。

4

ふゆき

ココナッツ様
コメントありがとうございます♪
答姐でもお世話になりましたm(__)m「真音」はもうじき届きます~
先ほど読み終えて興奮冷めやらぬ状態でPCが目の前ってまずいですw
実は「天使のささやき」と「Zwei ツヴァイ」を早速ぽちっとしてしまいました!
同人誌情報もありがとうございました!買ってしまう予感です^^;

ココナッツ

ふゆきさま、こんにちは(*^^*)
わたしもこの作品、大好きです。
ご存知かとは思いますが、同じ平河寮物で『天使のささやき』と『Zwei ツヴァイ』がありまして、同人誌では『Inner Universe 平河寮シリーズ総集編』というものも出ています。これはまだコミコミさんで買えるようですよ。

わかりあえても愛しあえない

 一撃必殺の古式ムエタイの使い手で、破壊力なら屈強な攻めをもしのぐ剣呑極まりない受けの遠藤。(初エッチのとき、レイプでもSMプレイでもないのに要拘束の受けって後にも先にもこの人くらいだと思う)
 細身で綺麗な女顔。繊細な外見を裏切る遠慮会釈のカケラもない言動。常に生存欲求にのみ忠実で刹那の快楽には貪欲だけど色恋沙汰のスキルはほぼ皆無。

 よりによってそんな難儀な相手を好きになってしまった後輩のモテ男神宮寺。長い片思いを経てカラダは結ばれたものの、胸を張って「つきあっている」といえるほどの自信は持たせてもらえない。かねてより遠藤を手なずけて(餌付けして?)る風の先輩篠口には牽制されたり、挑発されたりで悩みは深まるばかり。

 多分、理解ってだけなら、頭脳派で犯罪心理学等にも造詣の深い篠口の方が、遠藤のことを理解している。今の一見生気に満ち溢れた彼が、過去の壮絶な体験から立ち直るため、無意識のうちに感性の一部を麻痺させているのも見抜いている。遠藤も篠口にはどこか自分と近しいにおいをかぎ取っている。
 神宮寺にとって遠藤は謎だらけ。自分の言動に対する遠藤の反応があまりにも突拍子ないので、デートひとつ誘うにもいろいろ悩んで、試行錯誤を繰り返す。その不器用さといったら、業界屈指のモテ男じゃなかったのかよお前・・・と目を覆いたくなるほど。
 でも、よくわかりあえる相手だから必ずしも愛し合えるというものでもない。わかりあえる相手とだけひたりと寄り添う関係は、どんなに居心地良くとも所詮は閉じた世界で、どこへも踏み出せない。逆にわからないからこそ人は知りたいと必死に手を伸ばす。扉をたたく。結局遠藤は神宮寺の手を取る。「遠藤が死んだら泣く」「セックスよりキスがしたい」という神宮寺。身体を張って護ってくれた神宮寺。それは遠藤にとっても初めて人から受け取る思いがけない感覚だった。計算ずくじゃなく、思わずあふれ出てしまったものだからこそひたひたと、遠藤がこれまで殺してきた感情の一番柔らかい部分にも染みてきたんだと思う。

 立てこもり事件で負傷して犯人に拘束され、死も覚悟した遠藤は「一度くらい好きといってやればよかった」と悔やむ。常に命の危険にさらされる可能性のある仕事を選んだもの同士。救出されて以降の遠藤はあくまで当社比にせよかなり甘めのモードに移行する。(なんたってゆびきりですよ、ゆびきり!)

「なんだ、こいつを恋人と思っていいのか」というのは結構彼にとっては衝撃の発見だったに違いない。ラストの露天付き旅館のいちゃいちゃも、どこか初々しい2人でした。
 
 甘さは十分な2巻だったけど、唯一の不満は、立てこもり事件での受け、攻めそれぞれのファイトシーンが少なかったことくらい。神宮寺の突入部分はほぼカットされてたし、子どもを人質に取られていたせいで遠藤のムエタイのキレも見せ場がなかった。でも命が危ないってときに、子ども相手になにげに自分のオトコの惚気を滔々と語ってる遠藤は、とてもらしくてツボでした。(だから空気読めって・・・)

 

 
 
 

5

北上さんのイラストとマッチしていて素敵でした。

読んでのまずの感想。カッコよかった~警察ものとか好きな事に最近気づいてきたんですが遠藤さんが今回カッコよすぎました。
前作で遠藤さんの気持ちとかところどころう~んてなるところがあったりもしたんですが、この1冊で見方が全然変わりました。遠藤さんごめんなさい。
そして無口な神宮寺。心から良かったね~って言ってあげたいくらい一途でした。
本当に報われて良かったよ~でも好きって言われてないけど。
でもそこが遠藤さんらしいですよね。

そしてタイトルの意味もきちんとでてきます。遠藤さんの自分でも気づいていないトラウマ・・・。タイトルに使われている『甘い水』の話をする遠藤さんのお話や、自分の命を神宮寺に託すという話のとき本当にせつなかった。
2人はいつまでもずっとこういう関係なのかなと思います。神宮寺にはちょっと可哀相な気もしますが。

守られるということ。守るということを教えてもらいました。

そしてどこかくえない当て馬役の篠口さんのお話もちょっと読んでみたいな~と思いつつ、宮津さんに可愛い恋人が出来てる事を祈りつつこの寮シリーズ続けばいいなと思いました。

また北上さんのカラーのスーツイラストがカッコよすぎでした。いいな~スーツ。
お話も素敵でイラストも素敵、神評価です。

3

続編を期待しています!

前作『甘い水』の続きです。
前作同様、警視庁特殊捜査係・通称SITが舞台。
今回も攻め受け両方の視点が楽しめます。

攻めの神宮寺は、SITではまだ新人。
学生時代に母親の病院で見かけてから、受けの遠藤に惚れています。
SITにも、遠藤を追いかけ配置転換を希望した言い換えるならばストーカー?

受けの遠藤は神宮寺の一学年上で、SAT時代に引き続きSITでも先輩。
小さな誤解が原因で長いこと神宮寺を嫌っていましたが、前作で神宮寺から「あんたが死んだら俺が泣く」という感じのことを言われ態度が軟化し、えっちまで勢いでしてしまった男前。

前作で体の関係が先に走り、心はどうなっちゃうの?とさぞや心配だったであろう神宮寺。
でも遠藤はああいう雑な対人関係しか築けない(特に恋愛は)人間ですから、神宮寺への気持ちを自覚するのに今作一冊くらいかかっても仕方ないですね。
当て馬的な篠口の存在もふたりを刺激して、思わぬ結果を導きました。
神宮寺はムカついただろうけど、きっと足を向けて寝てはいけないわ!
このおかげでスッキリとした形におさまることができたわけですしね。

しかし遠藤は格闘の達人クラスなのに、前作の神宮寺に引き続き篠口にもキスされちゃうって…
回し蹴りかまして欲しかった…
自衛ラインを引きながら駆け引きをする篠口は、わたし好きではありません。
いくらスマートでも、やっぱりズルいかな。
こういう押し方は遠藤のようなタイプには通じませんでしたね。

この本で『甘い水』の意味が解け「なるほどなー」となります。
そのくだりは、さすがかわいさん!
なので、これはやはり前作から読むことがお勧めです。
でもタイトルの意味が判明して、完結になって欲しくはないです!
お仕事BL色は前作より強いかなと感じる方もいらっしゃると思いますが、挿絵の北上れんさんのイラストと驚くほどマッチしていて素晴らしいですよ。

7

愛するからこその決断

前作で良い感じになった神宮寺と遠藤ですが。
「俺達、つきあってると思って、いいんですよね?」なんて言わなきゃいけない、
神宮寺が可愛いやらいじらしいやら(笑)
遠藤の事が好きすぎて、今巻でも振り回されっぱなしです。

一方篠口も、神宮寺と遠藤の関係の変化を敏感に察知します。
そして遠藤にキスをして、自分とセックスしようと迫ったり、
神宮寺にもチクリと釘をさしたり・・・
でも、篠口も遠藤の事が本当に好きだったんだろうな・・・って分かります。
過去に辛い別れがあった様なので、遠藤に振られる篠口がなんだか可哀想ですね。
次は彼が幸せになる話が、読みたいです。

今巻で、タイトルになっている「甘い水」の話が遠藤の口から語られます。
ここは本当に痛かった・・・
愛する人の安楽死を、その本人に求められた遠藤の痛みは、想像を絶します。
苦しむ母親を生かし続ける事は自分のエゴだと分かっていても、
どうしても決断が出来ないままに、結局母親は苦しみながら死んでしまいます。
終わらせる事が出来なかった自分を遠藤は責めますが、
誰でもその時になったら、迷い決断出来かねるのではないでしょうか?
すべての痛みを受け止める強さがなければ出来ないと思います。
そして遠藤は、神宮寺にはその強さがあると信じて、
自分の引導は神宮寺に渡してほしいと望みます。

立てこもり事件に巻き込まれ、拘束されて怪我をした遠藤が、
途切れがちになる意識の中で神宮寺を想うシーンは切なかったです。
そして病院で、桜を一緒に見に行く約束をする二人。
来年も、その次も、またその次も、ずっとずっと。
温泉旅行で遠藤が流した涙に、胸がキュンとなりました~

最後まで素直になりきれない遠藤でしたが、
いつか神宮寺に素直に「好き」と言ますように・・・

5

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