君の命令で、君を抱く。

メトロ

metro

メトロ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神42
  • 萌×242
  • 萌12
  • 中立6
  • しゅみじゃない5

25

レビュー数
15
得点
420
評価数
107
平均
4 / 5
神率
39.3%
著者
本郷地下 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
ホーム社
レーベル
アイズコミックス.Bloom
発売日
価格
¥720(税抜)  
ISBN
9784834264524

あらすじ

性に対して親から抑圧され続けてきた水葵は、通学中の電車内、いつも同じ時間、同じ車両で、見知らぬ男に体を触られていた。
逃げることは出来たのに、その行為を受け入れてしまう水葵。
ある時、水葵は男――忍を見つけ出し、取引を持ちかける。
「…教えてください。電車でした、それ以上のこと」
マゾヒスティックな水葵の〝命令〟に、淡々と応えていく忍。しかし、背徳に耽り、欲望に溺れる日々の中、無感情だった忍にも、次第に変化が訪れ始め……。
闇を抱える男×抑圧に苦しむ少年の、生々しくも美しい、インモラリティ・ボーイズラブ。

表題作メトロ

黒瀬忍・電車で水葵を痴漢する男
白岩 水葵・病気で留年した高3

その他の収録作品

  • fine(描き下ろし)
  • あとがき

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レビュー投稿数15

この都会の片隅で。茫漠とした緊張感を読み手側に強いる黒と白。

なるほど。「メトロ」なのだ。
舞台は「東京メトロ」の何処かなんだろうけども。読後感は確実にフランス映画のそれだ。
この物語は「サブウェイ」でも「チューブ」でも無く、「メトロ」なのだと思う。
或いは、メトロポリタンを略した「メトロ」なのかもしれない。この都会の片隅で、苦しみもがき、抑圧されて。それでも必死に生き抜こうとする小さな心と心。終わりたいと願い、それでも生きていく。そんな小さなストーリーだ。

台詞の少ない冒頭のシーンは、元々短編の為に描かれたものだけあって、強烈なインパクトを脳裏に遺す。その黒と白は、ひたすらに茫漠とした緊張感を読み手側に強いる。息が詰まる。
それは、顔も知らない誰かに躰を弄られて 感じてしまっている水葵の緊張感にも似て。みみず腫れの様な傷が走る手も恐ろしい。官能に溺れてしまいたい、けれどそれは恐ろしい。こんな場所ではダメだ、恥ずかしい。いくつもの感情がせめぎ合い、すんでのところで官能が勝ってしまうのだ。
水葵は堕ちていくのか? といったところで、エピソード1は終わる。この男は一体何者なのか?
一読してしまえば、その重たい緊張感は霧散してしまう。仕方のないことだけれど、それは少し残念に思う。謎は謎のままにしておいて欲しい気もしてきてしまうのだ。
今となっては、この短編で終わって欲しかった気さえして来るのだ。
もちろん読んでしまってからも、幾ばくかの謎は残る。
忍は事故に遭ったその日、周囲の反対を押し切ってまで何故そんなに急いで家に帰りたかったのか?
ピアニストの名声と共に何もかも失くしてしまった様に見える忍には愛する者はいなかったのか。
水葵はどうして留年する程の病気を抱えてしまったのか。母との事でストレスを抱えたのか。
いつか水葵は母を置いて行くのだろうけれど、おかしくなってしまった母を置き去りに出来るのか?
精神を病んでしまった母と和解はあるのか?
などなど。考える余地すら残さないで短編として美しく終わって欲しかった気もしてくるのだ。
晴れて恋人同士になれた2人は良いとして、あまりしっかりと顔を描かれることのなかった母が辛い。母は「僕自身に興味が無い。」と水葵は言い切るが、その母との思い出は何も無いのか?
母の顔をしっかりと描かれない事で、水葵が母の顔を見ていない、母に興味が無いのは水葵の方じゃ無いのか? と、思うのは穿ち過ぎか。
茫漠とした緊張感はいつか寂寞とした不安に変わる。それは、おまけ描き下ろしにて、今はプレイとして乳首攻めを楽しむ2人を描かれていても。この寂しさはどうしようもないのだ。
一応、歪な関係を始めた2人がいつしか恋を知り、現状を打破して生きる意味を知る、いい話風に物語は帰結するんだけど、この寂しさは後を引く。それこそフランス映画の様な余韻でもって。

4

ふたりが掴んだもの

表紙の攻めの目、受けの表情、インタビューでの
乳首責め推し…
これらから連想していた自分の恥ずかしい想像とは
全く違った深い展開に惹き込まれました。
あ、乳首責めはとてもよかったです。

母親からの異常なまでの性的な物へ対する抑圧、
行動の監視に対する伴わない自分への関心、
日に日に溜まっていく息苦しさ…
水葵は無知で上辺こそ透き通るような透明感ですが、
根底には様々な感情が沈殿していてひと混ぜしたら
全てが濁ってしまうような…
そんな印象を受けました。

そんな水葵が痴漢に遭い、押さえつけられていた
性の衝動が噴き出していく。
水葵がその痴漢行為をしていた忍に『汚してほしい』と
懇望し、身体を開かれ抱かれて顔にかけられて…
濁り切ってしまうかに思えたのですがむしろ
ドロドロとしていた感情を洗い流せたかのようで。

いつも怯えるように伏し目がちだった水葵が、
地下鉄のホームで忍へ気持ちをぶつける時に見せた
強い眼差しがとても印象的で、重苦しかった雰囲気に
光が差し込むような感覚でした。

忍も自身の境遇に絶望し、それすら越えた
虚無の状態から水葵という存在に一筋の光を見る…

個人的解釈ですが、ふたりが掴んだであろう
光は決してキラキラしてまばゆいものではない
けれど、確かなもの。
地下鉄の暗いトンネルも必ず抜けて差し込んでくる光の
イメージのように感じました。

2

「この先」が無いからこそ素晴らしい

ドットブルーム!!!(信頼の雄叫び)

今年、というか今年度のドットブルームはトバしてる。
「あちらこちらぼくら新装版」「マイリトルドギー」「向こうの人」「リンクアンドリング」と来て「メトロ」!!
どれも読み応えがあって、作家の色が完璧に出ている。
レーベルの色より作家の色を優先しているな、と思えるのがこのレーベルで、それが翻ってレーベルの色になっているんだろうなと。
ちるちるユーザーのようなディープ層にも、SNSで情報収集するライト層にも響くような設計の作品ばかりでそれがまた凄い。分かりやすくエロ一辺倒じゃないというか。(念のため言っておきますがエロ一辺倒も大好きです)
あとなんか、レビューしたくなる作品を作るんだよな〜〜まんまとレビューしちゃってるし!!

で、今回のメトロ。
あらすじ諸々はすでに語られまくっているので割愛させていただくとして、何が凄いってこのラストだと思います。
帯にもある通り「君の命令で、君を抱く」というところからの始まりだった二人。けれど最後には、忍が投げ捨てようとした命を水葵が拾って「いらないなら僕がもらう」「僕のために生きろ」と物凄く力強く言うんですよ。
初めての命令の時は、それはほとんど拘束力を持たないただの「懇願」にすら思えたのに、最後の水葵の言葉はしっかりと「命令」だった。
だから忍も観念した…観念「できた」んだと思います。
それほどの幸福を与えられてしまったら最後、惚れるしかないし、お望み通り水葵に命を明け渡すしかないんですよ。
もとより忍には「絶対に許されないことをした」という自身の負い目がある。(水葵がそれを許したとて事実は変わらないし変えてはいけないと思う)

で、普通なら、ここから「先」を描きたくなるものだし、描かせたくなるものだと思う。
もっとイチャイチャラブラブしてほしい!続編欲しい!という気持ちを呼び起こすことを、間違いなく作り手はわかってると思うんです。散々そういう意見って、ほかのタイトルとかでも見てきたと思うし。実際、マジでなんでこの先見せてくれないの!?これからじゃん!?と思う作品だってあるし。

でもこと「メトロ」に関してだけ言えば、私はこの終わりが最高に美しいと思う。もちろん描き下ろしも含めて。むしろ描き下ろしがあって本当の終わりかな……。
改めて、この先二人がどんな人生を歩んでいくか、という未来について、物凄く想像の余地を残してくれている作品だと思います。
作家がその先を描いてしまったら、実質終わってしまう物語を、私たちの想像力に任せて“続かせてくれている”のが本作であるように感じました。
見たいところは余すところなく見せてくれてるしなー。二人の出会いと、濃厚なセックスと、最高にアツい告白と。全部見れた!ありがとう!!
そしてきっと、作り手側も「全部見せた」って思ったからこそ、ここで終わってるんだと思います。あとは皆さんのご想像に任せますよと。
翻ってそれは、「二人の未来はまだ無限に広がっているんですよ」というメッセージとして受け取ることが出来るんですよね。
それってめちゃくちゃ嬉しいことだよなー……

……と思うのはファンの贔屓目かもしれないんですが(笑)。
でも私はそう思えたので、この結末に物凄く満足しているし、それをどうしても伝えたくてレビューしたのでした。

あとこれはちょっと余談ですが、「痴漢」って現実では最悪だけど創作物としては相当キャッチーじゃないですか。でもあらすじでも帯でも一切「痴漢」って言葉を使ってないところに、「それだけじゃないからな!!飛び道具だけで勝負すると思うなよ!!」みたいなレーベルの本気みたいなものを感じました……(笑)
これも想像だしファンの贔屓目なんですが。
なんかそういう、作家や物語に対する「誠実さ」、好きだな!

ということで、次の新刊も楽しみですし、本郷先生のことずっと応援していきたいと改めて思うのでした。既刊の「世田谷シンクロニシティ」もまた別ベクトルで最高なので是非!

5

二人のはじまりのお話

父親の不倫で性的な事を「汚い」と言い放つ母親に厳しく管理されて育った水葵が
いつも電車で自分の体を触ってくる忍に「それ以上のこと」を要求。


抑圧からの反動で真っ新だった水葵が
どんどんエロいカラダになっていくのはエロ可愛かったです。
忍との一線を超えてからの水葵は
自分の中で渦巻いていた感情もスッキリして
自分を開放してくれた忍に惹かれていくのもまた可愛かったです。

一方で、ピアニストだった忍は事故の後遺症で
音楽ができなくなり味覚も無くなり絶望の底にいたが
水葵に人生を終わらせて貰おうとしていたことが発覚。

途中、水葵とのキスで一瞬味覚を感じるシーンもあるが
一時的なもの。
展開的にはハピエンですが、忍の心はこれから少しづつ
水葵との関係で快方に向かっていくんだろうな。
って終わり方が素敵でした。

2

雰囲気を大切にした作品

この物語は 単純な、主従関係SM物語ではありません。

地下鉄の仄暗い雰囲気の中に、微かに光が差し込むような独特の雰囲気を感じ、2人がそれぞれの柵から解き放たれるようなストーリーには、胸を打たれます。

しかしながら……
雰囲気を大切にする為に敢えて省かれたであろう表現が、物語を分かり辛くしてしまっているようにも感じました。

また、ムチムチで張り裂けそうな雄っぱいが好きな自分には、この作品で描かれた乳首責めは刺さりませんでした……

0

ちゃんとメトロが活きている!

若干、表紙で損しているように感じました。
闇を抱える2人の共依存の話かと思いきや、実は水葵の成長の物語だと思います。

母親に性を抑圧されている水葵が、電車内で痴漢によって開発されていく。
痴漢を見つけ出し、脅して取引を持ちかける水葵と、それに応じる忍という男。
2人は密会を繰り返し、水葵は会うたびに忍に抱かれるようになり…

水葵が忍に言う、「もっと汚して欲しい…」という言葉に水葵の心の闇が現れているような気がします。
性的なことを知らず、母親が嫌悪すればするほどその反動で性に興味を持っていく。
何も知らなかった水葵は、忍によってセックス=汚いものということを教えられていくのです。

家と学校以外の世界を見つけ、積極的に変わっていこうとする水葵に対し、変わっていくことを恐れる忍。
水葵といることで、生きていることに絶望している忍にも変化が訪れます。
事故のトラウマにより失っていた味覚、快楽、恐怖、安堵感…様々な感覚が戻り、生にしがみつく自分を終わらせようとする忍…
その忍を救ったのも水葵であり、いらない命なら自分のために生きてくれと命令するのだった。

作品を通して、水葵は本当に成長したと思います。
描き下ろしでは、自分の思いを母親にも打ち明けることができました。
まぁ、受け入れられませんでしたけど…

本編だけでなく、描き下ろし込みで完結の作品だと思います。
忍に飛びつく水葵も水葵を待ってたという忍も可愛くて、読み始めから考えると、ラストにこんな風に思えるようになるとは思いませんでした。

共依存といえばそうなのかもしれませんが、依存ではなく支え合える2人になっていって欲しいです。
Hシーンはたくさんありますが、性器がバナナみたいであまりエロく感じませんでした。

3

ただのBLではない

エロ成分を大々的に広告していたときは、本郷地下先生の描く物語の雰囲気が壊れてしまわないか怖かったのですが、読んでみるとそんな心配はご無用。
エロだけではない、”本郷地下が紡ぐ物語”が変わらずそこにあり、とても楽しく読めました。

ーーーーーーー感想とネタバレーーーーーーー
電子単話で発売された直後に読んでいたのですが、どうしても紙本が欲しくて購入。描きおろしのためにもコミックス版を読むべきです。

本編内容は単話と変わらないのですが、ページの構成が凝っていて驚きました。
表紙をめくるといきなり本編。短話として最初に雑誌に掲載された数ページのあとに、目次がやってきます。
この構成がまさに地下鉄の少しの間に行われていた冒頭、という印象を強くしてくれます。インモラル。

いつも思うのですが、本郷地下先生のBLは恋だ愛だの単純なものではないと思います。
内包されているものが重くて、ただ「ストーリー性がある」では片づけられない。

読んでいただかなければ、この感じは味わえないと思います。
犯罪行為から始まるBLだけれども、決してそれだけではない物語。エロいだけでもないので、ぜひ読んでいただきたい。
読んだ人にしか味わえないものがあります。

個人的なポイントは、攻めの大きい手と傷、受けの華奢でまるっこい手。
手がかなりの頻度で出てくるので、この対比も楽しめると思います。手フェチの方ぜひに。

本編では、どこか先の暗い共犯関係で終わったように感じます。
でも描きおろしを読むと、2人の未来が決して真っ暗ではないのだと、少しだけですが感じさせてくれます。
最高でした。

3

希望と救いを感じるラスト

1話めを無料で読めたため、続きが気になってそのまま購入。
その1話がほぼ乳首責めだったので乳首に期待していたのだけど、いい方向に裏切られた。まさかこんないいお話だったとは。
イロモノだと思っててスミマセンm(__)m
痴漢だの乳首責めだのは、正直だんだんと薄まってくるので、そこには期待し過ぎないほうがいいかと。

水葵は忍に会うようになって、自由を手に入れることで憑き物が落ちたような明るい表情に変わっていく。それに対比して、お話が進むにつれ、忍の心が混迷を深めていく様にはハラハラさせられた。
けれども水葵との関係を通して自分の心と向き合い、一度は拒絶しながらも、最後の最後でその想いを受け入れた忍。
この題材で、このようなラストに持っていったのが素晴らしいと思ったし、私はこの上ないハッピーエンドに感じた。

プレイに関して言えば、SMプレイのようにどうしても無理な場合の合言葉を決めるなど、受け側にあくまで主導権があるのがよかった(嫌だと言えばやめてくれる)。
後ろめたさからくる背徳感が漂っているのもよかったし、終始死んだ目の攻めが敬語なのも萌えた。全体を通して好きなタイプの作品だった。

3

この2人だからこその物語

チラシで見かけて気になっていたのですが、ちるちるさんで1話まるごとの試し読みができて、これはもう買うしかないとコミックスを購入させていただきました。
「痴漢もの」って言われると、読むか読まないか一瞬迷いがあったのですが、これはほんとに読んでよかった!
素直に面白かったです。

現実的には痴漢から始まる恋愛とか意味わかんないって思っちゃうんですけど、
水葵が耐えていた圧迫感や閉塞感、忍が抱えていた闇、そういうものが偶然合わさり多少の強引さも許容して、関係が始まって深くなっていく。
この2人だからこうやって恋愛が始まるのかもしれないなと、読んでいて納得する思いでした。

そして全編を通して感じる、地下道をひた走る地下鉄の気配…。
たまに明るい地上に出ることもあるあの感じ。
そのまま2人とイメージが重なるようで、なるほどな~~~~と。
メトロっていうタイトルもものすごくしっくり。
こういうのめちゃくちゃ好きです。
絶対山手線とかじゃないよな…環状線だからぐるぐるするけど…なんて考えちゃいましたw

2人はまだしばらくは地下鉄に乗ったままかな~と思いますが、2人なりに幸せになってほしいです。
最後に話がすっ飛びますが、えろも……とってもよかったです…(噛みしめ)

4

地下からの出口

水葵と忍、それぞれ痛みを背負っているふたりを繋いだのは背中への合図。

高校3年の水葵は母親の監視や居心地の悪さを感じる学校から自分を解き放つため、地下鉄で自分に「痴漢行為」をはたらいた忍との体の関係に溺れていきます。

水葵の母親の「子どもを自分の思う枠に押し込める」暴力。
どの場面でも母親の目つきが痛々しい。

水葵は母親の言動に縛られ、繰り返される自問自答の出口のない日々を過ごしています。

一方、不幸な事故によって自らの感覚を将来とともに閉ざされてしまった忍。

ふたりの薄い皮膚一枚の下に隠された仄暗い感情は
偶然、知り合った地下鉄車両で暴かれ、さらけ出すことになります。

といってもこの取引は物騒ではなく、乳首責めが色っぽいエロでした。
性的に何も知らない子が乳首を責められて、快楽に反り腰で喘ぐいやらしさはたまりません!
舌に押されて形を変える乳首ってマジ可愛いくないですか?可愛いですよね。(断定&悶絶)

逢瀬を重ねるうちに忍の感覚・感情を鍵のかかった「開かずの間」から、外の世界に引き出した水葵でしたが、忍は自分の中に残っていた感情をゆり起こされたことに驚きと不安と自己嫌悪を感じ、水葵との連絡を断ち、すべてを終わらせようとします。

ここで初めてお互いの内側に潜む感情をさらけだします。
心に闇をもつふたりを向き合わせることで生まれてくる新たな感情。
忍を翻弄しているのは水葵のゆるやかな、劇的な変化ですよね。
受け入れる側だった水葵が自分から忍の止まっていた時間を動かしはじめた。

でも、それは辛い過去を捨てて明るい場所へ出ていこう~!って感じではなくて良かったです。
痛みを捨てていくのではなく自分の傍らに置いて一緒に生きていく、という感じ。

ド直球のハピエンではなかったけど、痛みと共生している彼らのささやかな幸せが描かれていてホッとしました。

お母さんは捨てた方がいいぞ…水葵。

3

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