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体感予報 コミック

鯛野ニッケ 

あまりにも好きだし最高でしかない

普段使わない電子書籍サイトに登録までして追っていたので、紙の本にまとまった時は感動もひとしおだったし幸福なボリューム感にむせび泣きました。

瀬ヶ崎瑞貴めんどくせえ男で大好きです。
愛が重いうえに言葉の足りねえ野郎からしか摂取できない栄養があります。

ダヨちゃんがこれまた最高に不器用さんなので、瀬ヶ崎瑞貴のめんどくささと素晴らしく化学反応起こしちゃってお互い大好きで仕方ない癖して拗れまくるの、見ててもどかしいけど滾るものがありますね……!!

えっちシーンはどこをとっても最高極まりないんですが、潮吹きがあるのが個人的性的嗜好に優しくてペンラ振りまくりでした。

その他に個人的に好きだったのは、マンションちゃんがちょこちょこお喋りしてるところと、瀬ヶ崎瑞貴が何故豚肉のカレーにこだわってるのかが描き下ろしエピソードで補完されちゃうところですね……。
ぜひともそこまで含めてお楽しみ頂きたい一作です!!

夏に読むべき1冊!

反りの合わない相手とペア、衝突しながらの成長、立ちはだかる強力なライバル、敗北と突き当たる壁、すべてを乗り越えての勝利!
ド王道なスポ根ストーリーの中に、なんとも上手くBLが溶け込んでいます。

表紙の海本くんの肌に纏わりつく砂、という絵面からしてもう夏のいいとこ取り!って感じだったんですが、いざ読み終えてみると、本編全ページに海が寄り添い、夏の熱さとエモさが浸透しているのをひしひしと感じました……。これは本当に今の季節にこそ読むべき……。

冒頭の「花火とエロい事は〜」の台詞を象徴するかのように、ふたりが初めて交わったのが夜の波打ち際、ってのがあまりにも最高でしたね……。
海本くんのわがままで泣き虫で寂しがりで快楽に弱くてかわいいとこ本当にかわいい(語彙力)
あと瀬戸くんの、自分の感情を海本くんへの「好き」と結びつけて以降の、まるで隠す気ない感じがすごく良き。まあ公衆の面前でキスしちゃいましたからね……!!

電書で購入したのですが、あまりにも良かったので紙でも買おうと思います!!

狂ってる!!!!!(褒め言葉)

裏表紙のあらすじの時点で既に面白かったのですが、開幕2ページ目でもう色んな意味で情緒がめちゃくちゃです。
さすが安心と信頼の音海先生……。無二の発想力……。
実際に数多くの動画がご他界なさってしまった某サイトがお話のベースになってるのがまた……。
あとがきでキャラ名が某サイトのもじりだと書いてあったのを見てから改めて読み直すと余計に面白いです。もう本当に楽しい。
音海先生の作品は先生自身の「好き」が多く詰め込まれているのがすごく伝わってくるので、読んでいてとても楽しいです!

表題作でのプレイが、これまで読んだ先生の作品と比べると気持ちハードめかな……もう少しラブ度高めでノーマルな甘々エッチも混ぜてほしいかも……。の気持ちから、評価は萌2に留まりましたが、前述のとおり読んでいてとても楽しい上に、ストーリー構成も素晴らしいので、満足度は高いです!
バリエーション豊かな拷問器具の数々の登場に、また人生にあんまり必要ないだろう知識が充実してしまった!!!

同時収録の『恋をお返し〜』は、ショタ小太郎の可愛さからの、色々大きくお育ちになった果てのあれこれのスピード感が良きでした。
ちょいちょいヤマネが出てくるのも個人的にツボ。音海先生の作品に時折登場する小動物が好きでたまらない勢です。

いま、どんな感情?

とにかく台詞からキャラクターの感情が読み取りにくい。
ずっと若者言葉的な台詞回しでお話が進むのは、ある意味リアリティあるのかもしれないが、漫画である以上は話し言葉過ぎない表現が大事なんだな……と勉強になりました。

東山に一杯食わせてやろうという西野の企みが、彼が付き合ってた女を全員切ったところで、さてさてどうなる……?
と思いながら読み進めたものの、前述の原因により二人の気持ちがわかりにくいのなんの……。
お互いごっこ遊びのつもり、相手の気持ちも掴めない状態という点を差し引いても、東山がカップル距離でしばしば女の子といちゃついてるので、西野だけじゃなく読んでる私も東山の気持ちがわからなかったです……。過去エピソードを踏まえても、西野に対して真摯じゃないよなぁ……と。

濡れ場のシーンは割と好きでしたので、中立評価とさせていただきました。

悪くはないのだけれど

絵もストーリーも残念ながら粗さを感じてしまった。
絵柄は特に、好みの問題かもしれませんが、もう少し繊細な方が好きかな〜と思いました。

ストーリーに関しては、私の読解力が低いだけ……と言われてしまえばそれまでなものの、全体的に没入しにくかったです。
本編中の色んな出来事の起こりが唐突に感じられたり、二人の関係性やカンナ自身が変化していく過程の描き方に不足を覚えたり……。
上手く言えないのが大変もどかしいのですが、とにかく「惜しい」というか、ドラマ性が足りない気がするというか……な感じの一作でした。
(枕営業の影響で窮地に陥るとか、ライバルキャラの存在とか、そういうのがあったらもっと楽しかったのかなあ……とか、つい色々考えてしまいました……)

絵はかわいいが

内容にちょっと厚みが足りなくて物足りなさを感じてしまったかな……。

絵柄はかわいくて好きな方ですし、色葉くんと北村さん、小川さんとかのキャラクターは割と好みでした。エッチシーンも程よいエロさもあり悪くはない。
しかしながら、キャラ同士が惹かれ合うまでの描写が希薄というか、なし崩し的に事に及び過ぎというか……?
好き合ってるんだな、というのはなんとなく感じられなくはないものの、やっぱりちょっと物足りない……。キャラの心情がわかりにくい所があり、不完全燃焼感がありました。

いろいろと「惜しい」かな、という1冊。

かわいくってライトなSM

音海先生の作品は、ストーリーの面白さと性癖に信頼が置けて大好きなので、本作もウキウキで読みました!!!

受のカナくんの流され具合と抵抗のバランスが絶妙で、徐々に進んでいく城戸さんとの関係がもう本当に色んな意味で手に汗握っちゃいます……!
ハードすぎない緊縛プレイは、そういう描写はちょっと……という方にも読みやすいかな?と個人的には思います。過去作の『寮監さんは時々いい子。』から、信頼性の高い緊縛です(?)
音海先生の描かれるエッチシーンの受くんの表情が本当に好きなんですよね……とろとろでかわいくて…………。

ストーリーの進み方のテンポも相変わらず良く、甘さやドキドキの中にスパイスのように絶妙に織り込まれたすれ違いと、それに一役買ってくれる綾川さんのポジションが、ハッピーエンドを予感していてもハラハラさせられて良かったです……!
余談ですが、サブキャラさん達の中ではハルくんがめちゃくちゃに好みだったので、綾川さんとの絡み含めて出番多めで最高でしたね……!!!

SM描写が特別好き、という訳ではない当方でも十二分に楽しめる1冊でした!
すこしアブノーマルめなBLにチャレンジしてみたいかも……という方にもオススメできると思います!

(この本で初めて「マミフィケーション」というものを知りました……またひとつ知識が深まってしまった……)

「BLとか無理」って人にこそ読んでほしい

ずっと読みたかった本作、先日ようやっと手に入れることが出来て拝読しました。

結論から申し上げると、このような素晴らしい作品を描かれる作家さんが、もうこの世界にいらっしゃらないということが惜しくて惜しくてならない……。

冒頭は大河の無神経さ加減に「マジかこいつ」って引いてしまったが、それの背景にあるもの、問題を自覚して変化を求めていく姿には、だんだんと「頑張れ……!!」って気持ちでいっぱいになっていきました。
対する優の過去にあったものはあまりに重く、長く何度も苦しみ続けながらも、前に進もうとする彼の姿には胸が痛む……。
早く、早く大河に彼までたどり着いてほしい。救い上げるなんて大それたものじゃなくていいから、っていう祈りみたいなものを抱えながら読み進めました。

個人的に、大河のお父さんが、守れなかったものは多けれど、ひとりを救ったヒーローであったという演出がすごく好きです。彼の息子である大河が、また違う形で優に手を伸べる存在であったという運命的具合も含めて!

ストーリーがとにかくしっかりしているし、キャラクターが成長していくのを本当に間近で見ているようで、BLレーベルの本を読んでて「手に汗握る」という感覚になったのは初めてです……!
世界に読まれるべき物語なのではないかな……という1冊でした。本当に読めて嬉しいです!!

作品全体の雰囲気が素敵

正直作家さんのことはあまり好いてはいなく、でも読まずに批判なんて出来るはずもない……と読んでみたのが始まりでした。
読了した今、白旗を掲げて呻きつつこのレビューを書いている次第でございます。

序盤でいきなりキスとかしちゃうんだ!? と、ドキドキしながらページを捲るも、その後は逆にもどかしいくらいに関係が進展せず、何度「いやもうそれは恋だから! 恋なんだから……!!」と背後からヤマトくんを突き飛ばしたくなったことか……。

港くんの危うくて不安定なのに決断力のあるところとか、ヤマトくんの優しいようで優しくないとこや臆病だったり欲張りだったりするところが、すごく人間的で、読み終える頃にはめちゃくちゃ二人が好きになってしまったので、あのエンドで本当に良かったという気持ち……!!!

個人的にドキドキしたシーンは、ベーシストとのプレイをベッド下で聞く羽目になったヤマトくんのシーン。あと、終盤のAV流しつつの不埒な絡みが良かったです……(具体的すぎる感想)
想いを通じ合わせてからのヤマトくんの甘えっぷり、めちゃめちゃに可愛いので、ほんと何度でも言いますがこのエンドで良かった……!!!!

めでたく今年読んで良かった本の1冊になりました!!

表紙とは方向性が違うかも

表紙絵ですごくアブノーマルな雰囲気を感じて、たまにはこういうの読んでみたいな〜と思って手に取りました。
ちょうど気になってた作品の作家さんだったこともあり、期待値は高めでした。

表紙のドッグマスクを着用したスタイルでのエッチは最初の一度きりで、あとは割と普通のBLって感じなので、倒錯的なプレイを過剰に期待すると肩透かし感があるかもです。
本編中のドッグマスクというアイテムにまつわるエピソード(カバー下にも情報あります)を思うと、あまり積極的に使いたい感じのアイテムではないのかもしれませんが……。

ストーリーは、良くない言い方をすると「ご都合」感がちょこちょこあるので、いやこんな都合良く事が運ぶ訳ないだろー!! と思ってしまう方も居るかも……?
当方はハッピーエンドが好きなので、こんな展開もまあアリかなあとは思うのですが、ハピエンにしつつご都合にならない話運びって難しいんだなあ……と。

エッチシーン自体は絵が大変好みかつ線が美しいのもあり、満足度高めです……!!!
シチュエーション的には多少人を選ぶ(人前とか野外)ものもありますが、その辺も個人的にはサラッと楽しめる感じだったので良かったかな〜と思いました!