表題作苦い水

1年後輩の同所属 神宮寺稔 29歳
警視庁特犯捜査係SIT所属 遠藤啓一 29歳

あらすじ

甘い水 番外編 

作品情報

作品名
苦い水
著者
かわい有美子 
媒体
小説
サークル
Blue on the Heaven〈サークル〉
ジャンル
オリジナル
シリーズ
天使のささやき
発売日
4.2

(5)

(2)

萌々

(2)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
21
評価数
5
平均
4.2 / 5
神率
40%

レビュー投稿数3

遠藤に対する愛おしさが伝わる

『甘い水』本編の、初デートでホテルに行って、事後のお話。

セックスでふらふらするのは初めてという遠藤。
神宮寺は、気怠く色っぽくて甘えてくれているような態度に喜びつつも、
遠藤の根底にある心理的な壁や時折見せる不安定さに
胸を痛めてしまいます。
ベッドで遠藤の飲みさしの水をもらった時に感じる苦さ。

半月しか違わない誕生日に
“もし同期だったなら、もっと親しい仲間として傍にいられたのでは”と
たらればを考えずにいられなかった。
今見せてくれる無防備な姿も、最中の痴態も艶声も
自分しか知らないだろうと言う事に征服欲と独占欲を感じずにいられない。
心の中で様々思っているだなんて事には気が付かない遠藤は
スッと眠りに落ち、神宮司もいつのまにか眠ってしまいます。

明け方、遠藤の「なぁ…、起きろよ」で起こされた神宮寺、
寝起きはちょっと天然w
「どうする?」に対して「寝直すってことですか?」は無いでしょw
ちょっと戸惑う神宮寺を誘って、
朝の男の生理現象に手を這わせる遠藤、大胆!!♪
神宮司は、腿のあたりに跨がれて、てぃくびをねぶられても
くすぐったいとしか思えない。
ま、個人差はあるから仕方ないけどねw
お返しに舐められるとすぐ感じちゃう遠藤が可愛いぃぃぃ!!
挿入を幾分せっかちに促すあたりとか、こりゃたまらん!
遠藤の体を案じつつ、ゆっくり腰を動かしていく神宮寺…いい男だぜ…。

その後、洗面台で「剃りますか?」と遠藤に譲ったつもりが
「ん」顎を突き出して剃ってもらう気だなんて!!
それにも嬉しく思ってしまう神宮寺ですが
部屋を出る前、遠藤から仕掛けられた
ただ唇を押し付けるだけの短いキスに
顔を赤くするあたり、…惚れてるねぇ…。

それから『甘い水2』を読むとまた
「遠藤ぉぉぉ……っ」になってしまいます!!

こちら、A4の4分の1サイズなので
『甘い水』の後ろに挟んであるのを忘れてしまっていました;
しかしこんなに小さくて短めなのに、
神宮寺の健気さと遠藤の誘い受けっぷりが存分に味わえる、
素晴らしい同人誌になっております!
(同人誌というか小冊子というか…)

5

ちっさいですが、詰まってます

こちらは『甘い水』の神宮寺×遠藤の同人誌です。
ただ、わたし初めて見ました、こんなに小さいサイズ(笑
作れるんですねえ。

本編で、初めてふたりがちゃんとしたデートをしてその際にホテルへ行きましたが、その時の続きです。

遠藤は相変わらず「小学生の男子ですか?」というようなデリカシーのなさ満載ですが、そこがまた受けなのに男前でね(笑
神宮寺の方が大きなガタイで細やかで良いカップルですね、やっぱり。
翌日チェックアウト前の身支度場面が萌えますー。
遠藤、可愛いー!
ぜひ、読んでみてください!

ただ今から購入するならば、『天使のささやき』の同人誌との総集編が2013年冬に発売されていましたので、そちらを入手することをぜひお勧めいたします。

3

ココナッツ

snowblackさま

コメントありがとうございます。

わたしも最近『苦い水』を入手したのですが、予約してあった総集編に掲載されていてビックリしました(笑
総集編、読み応えがありましたよー。

snowblack

ココナッツさま、こんにちは。

読みたいなぁと思いつつ、手に入れ損ねていたこの作品。
平河寮シリーズの総集編が出ているとの嬉しい情報、ありがとうございました!
早速調べてGETしたいと思います。

ちっちゃくて薄いけど・・・

本編は、ノベルズですが、この本はちっちゃい文庫サイズ?
本編を読み終わる前になくしてしまったら大変!と思いました。

このお話は、本編の「甘い水」と「甘い水2」の隙間に入るお話のようです。
互いの関係は抱き合うけれど遠藤の気持ちが恋愛未満です。
神宮寺は、最初から遠藤に恋していますから・・・。

本編とかわらず、男らしくデリカシーのかけらもない遠藤ですが、これが乙女になっちゃったりしたらつまらないかもね(笑)
このふたりはもうこのままで良いよ。
髭剃り・・・神宮寺に髭剃って的な遠藤がにゃんこみたいで可愛いです(笑)

警察もので本編では訓練もあるし、凶悪な事件も起こるんだけどなんかほのぼのと微笑ましさを感じるふたりです。

1

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