優しさやハッピーエンド、心温まるお話が好きな方に良いと思います。もちろん「ロスタイムに餞を」を先に読まれてからが良いです。
拝読後に思った事は、この2人は何があってもずっと幸せで一緒にいるんだろうなと思いました。それぞれが抱えた問題を支え合いながら解決していく姿に心温まりましたし、こんなパートナーに巡り会えたら最高だろうなと思いました。
小説家の桐生(とうい)と美容師の尽(つくし)が今回は自分達の親にカミングアウトするお話がメインでした。
桐生の両親の離婚時のお母さんの心情を考えるととても切なくなりますが「でも、桐生が幸せなのはわかるから、、、」からのお母さんのセリフで、いくつになっても親は子の幸せを願っているんだなと伝わり泣けました。そして子も親の幸せを願っているんだなと更に泣けました。
ラストの結婚式、小さな頃に尽が交わしたお母さんへの約束、形は少し違うけど叶った姿が描かれていて、本当に心癒されました。あー、こんな形で、、、最高に良かったです。
最後の最後までこんなに心温まる優しくて丁寧なお話って本当にすごいです。ココミ先生だからこそ描けたのかなと思いました。
ココミ先生、素敵な作品をありがとうございました。
関西の高校生男子が喋り倒す姿がとても可愛かったですし笑える場面が多く、拝読後に好きなシーンを何度か読み直し笑いました。
非BL作品なので堂々とリビングで拝読させて頂きました。
河内くんが松本くんを「推し」として気になり目で追っていたのを松本くんが「メンチきってる」と勘違いし話しかけるところから始まります。すでに笑えました。
とても気になったのは、令和の高校生男子なのに平成のアレコレを熟知している河内くん。絶妙にズレてるようで的を得ている時もあり、好感が持てました。特に♯2の携帯電話についての考え、ラインについて語るところは彼の考えに納得しますし、懐かしさが溢れました。大好きなシーンです。
河内くんのクラスメイトの立花さんもいい味でている女子でした。
関西のノリが可愛かったので、続きが読みたいと思いました。
mememe先生、素敵な作品をありがとうございます。今後も陰ながら応援させて頂きます。
ためこう先生の作品があまりにも世に出ていて、書店で本を手に取るものの「私のような若輩者が手を出すには恐れ多い」と勝手に思いこみ、なかなか手を出せずにいました。
しかし、絵の美しさに惹かれ我慢できず拝読させて頂きました。そして、どっぷりハマりました。もっと早く購入すれば良かったです。
兄弟もの、切ないお話、ラストの衝撃、そういうものをお好みの方に良いと思います。
約9年前の作品ですがお話の展開や絵の素晴らしさで、時代を感じる事なく最後まで集中して読むことができました。
読み応えのある作品に久しぶりに出会え、幸せな読書時間が持てました。(ためこう先生の作品ほぼ全てが読み応えありました。大好きです。)
ためこう先生、素晴らしい作品をありがとうございます。
爽やかで端正なお顔立ちの2人なので読む前からとても楽しみでした。
全寮制中高一貫校の男子校が舞台です。絵がとてもきれいで、クスッと笑えるところやぴみちゃん先生の可愛い表現があり楽しく拝読させて頂きました。
「恋のおまじない」に使用していた写真はどこで入手したのだろう?学生証の写真?しかもサイズが大きい?
そら君の机の数Ⅱの教科書の下が「恐竜1」恐竜のフィギュアもある。勉強がとても大変そうだけど息抜きは恐竜?
「大事」の箱には何が入っているんだろう?
などなど気になるところがありました。いろいろなところに目を注ぐとより楽しい読書タイムになります。
夜のりんご園とそら君の後ろ姿のページがとても美しく素敵です。
今後の話の展開が楽しみです。
ぴみちゃん先生、素敵な作品をありがとうございます。
帯の「赤ちゃん、、、欲しかったな」
この帯が衝撃すぎて発売されてから書店で見かけてもなかなか手に取る事が出来ませんでした。この帯を見ると切なくなり、この作品は私にはご縁がないと思いこんでいました。
でも、それは間違いでした。
結果、この作品に出会えて良かったです。そして、帯の「赤ちゃん、、、欲しかったな」も納得いきましたし、今ではこのセリフが一番心に刺さります。
ちゃんとハッピーエンドに繋がっているので安心して読む事ができます。
私のように手に取る事を躊躇していたらもったいないです。
神波先生、素敵な作品をありがとうございます♪続編も楽しみにしています。
素敵な帯もありがとうございます。
店長の表情、セリフ、仕草が可愛いすぎて心鷲掴みされました。
1巻初め店長の泣いてるシーンを思い出すと切なくなるのですが、2巻は2人の関係が深まってくるので、拝読後は幸福感で胸がいっぱいになりました。そして、読み終わった直後から3巻が待ち遠しいです。ラスト付近の2人のセリフや表情も素敵で、うぐいす先生、天才だなって思いました。
お互いに大切に想うから自分の気持ちを控えめに言葉や行動を選びながらゆっくり愛を育んでいく様子は、不倫中という事が薄れてしまうほど可愛くて応援したくなります。
うぐいす先生の描かれる背景や雑貨、植物も魅力的で大好きです。一度読んだ時には気づかなかったのに再度、再々度細かく読むと新たな発見などあります。それも今後何度も読む際の楽しみです。
うぐいす先生、素敵な作品をありがとうございます。
「人に触れられる事、触れる事が苦手」な唯をありのまま受け入れる朱生(あけお)。興味を持ちながら拝読させて頂きました。
私の周りにもはっきり同じではないのですが、唯のような子がちらほらいます。でも実際にはパートナーときちんと話し合えず、無理して生きている気がします。
この作品のように話を真剣に聞いてくれる理解あるパートナーがいて、優しい世界が広がると救われる人は多いだろうなと思いました。
他にも可愛らしいお話があり、拝読後はほっこりさせて頂きました。
「キラキラしても、しなくても上下巻」の相関図を考えながら拝読させて頂き、繋がった時にはより愛おしく感じる作品たちでした。なので、できれば上下巻を読んでからの方がより作品に入り込める気がします。
小池先生、心に深く残る素敵な作品をありがとうございます。