泥中の蓮

deichu no hachisu

泥中の蓮
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神129
  • 萌×291
  • 萌45
  • 中立25
  • しゅみじゃない47

--

レビュー数
45
得点
1169
評価数
337
平均
3.7 / 5
神率
38.3%
著者
ためこう 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
祥伝社
レーベル
on BLUE comics
発売日
価格
¥650(税抜)  
ISBN
9784396783785

あらすじ

優等生弟とウリセン兄。
世界に二人だけならよかった――。

両親を早くに亡くし、二人暮らしの橘(たちばな)兄弟。
しっかり者で真面目な弟・秋生(あきお)は、男に体を売って金を稼ぐ兄・元春(もとはる)に恋をしている。

秋生が兄の乱れた性生活を不満に思わないのは、兄がいつか誰からも見捨てられた時、側にいられるのは自分だけだと信じているから――。

巨弾新鋭・ためこうが放つ、業深き兄弟の歪な執着愛。

表題作泥中の蓮

橘秋生,弟,優等生の高校2年生~
橘元春,5歳年上の兄,男相手のウリセン~

その他の収録作品

  • Bonus Track(描き下ろし)

レビュー投稿数45

凄まじい執着愛

誰も近寄らなくなるくらいに
どんな善人だって手を差し伸べなくなるくらいに
そうしたらオレが一番優しく抱くよ

可愛い絵柄や「ジェンダーレス〜」のようなドハッピー漫画も描きつつこの様な近親相姦ドロドロも発表する幅広い表現力に脱帽です。
相手のお陰で生きていける(生活や転職など)ところもありつつ自分を欲するまで堕としたい、相手が愛おしいと感情が渦巻き足を引っ張り合う様が凄まじい。
常人であれば「ヒドい…」と絶句するような台詞にも、それでは足りないと怒りすら覚える程の弟秋生の兄への執着は、絶句した読者をもこの漫画に堕とします。

0

読んで良かったです

優等生弟×ウリセン兄のカップリングです。
両親を早くに亡くし、二人暮らしの橘(たちばな)兄弟のお話です。
近親相姦モノはあまり読まないので、最後までとても新鮮な気持ちで見ることができました。
しっかり者で真面目な弟・秋生(あきお)は、男に体を売って金を稼ぐ兄・元春(もとはる)に恋をしています。
秋生が兄の乱れた性生活を不満に思わないのは、兄がいつか誰からも見捨てられた時、側にいられるのは自分だけだと信じているからです。
この作品の恐ろしいところって、弟はお兄ちゃんを自分が罠にはめて2人だけの世界を作ったと思い込んでいるけれど、実はそれは兄が作ったシナリオで本当の黒幕というか策士なのは結局兄なんですよね。
兄も弟も、どちらももう1人では生きられないし、手放せない。共依存している状態がとっても耽美でした。
あと読んでいて不思議だったのは、社会派というか、、がっつりフェラやセックスの描写が入っているのにもかかわらずなぜかエロくなかったところです。ストーリーの方に引き込まれてしまっていたからかもしれないですが。
ドロドロ系、胸糞系、最後に、こうくるか!というどんでん返しが好きな方にオススメしたいです。

0

萌え以前の問題

キャラの目や肌の透き通るような質感がとても綺麗な漫画です。

なのですが、ごめんなさい。
この作者さまの作品は何度か読んでいますが、萌える萌えない以前になぜか毎回ちょっと、中盤から内容が頭に入ってきづらいんですよね。
ページをめくるごとにサラサラ〜っと目が滑って、特に気に止まるシーンに出会うこともなく気が付いたら終わっているみたいな感覚がありまして。

最近の作品とかを読んでいても、同じような理由で毎回評価が割れているようなので、根本的な漫画の作り方に課題のある作家さんなのかもしれません。

この作品に限らず、
近年のBL漫画はわりと、エロや絵に頼りすぎでストーリーや基礎的な漫画の技術的な面をあまり編集者に指摘されてないんじゃないか?と感じることがあります。
最悪、男二人組ませとけばいいと思ってるんじゃないかこれってなるときも…。
だからこそたまにものすごい良作に出会うと得る喜びも大きいのですが…

1

絵は綺麗ですが…

近親相姦が好きなので読みましたが、終始血縁者である葛藤は全くありません。両親もいないので背徳感はゼロに近しいよなあ…と思いながら読み終えました。せめて兄と弟のビジュアルが逆だったらもう少し説得力が上がったかも…?(ウリをしているには少し幼すぎる容姿な気がしました)また個人的に秋生が兄のことを「兄ちゃん」呼びなのも少し意外でした。

もちろん絵は綺麗なのですが、なんだかお人形さんの紙芝居を見ているようで表情の幅が非常に狭く「人間の奥ゆき」のようなものを感じませんでした。イラスト集をずっと見ている印象です。オチのどんでん返しも伏線等が見当たらなかったのでなんとも言えない読後感でした…。

ためこう先生は他の作品も読んだことがありますが、こういったシリアスな題材よりコミカルな方が可愛い絵柄と合っていてそちらの方が読み応えがありました。

2

二人で落ちる泥の中。

たった二人の家族。

兄は体を売り、貧困ながら生計をたて、
弟は眉目秀麗、成績も優秀、大学進学を控えていた。

日常的に、男に抱かれる兄を目にする度
自分が、兄を満足させたいと思い続ける弟

あがいても抜け出せぬ、沼の中の様な日常の兄
美しく、賢く装う弟もまた。心中は、泥の中

すっげ、ドロドロ。ほぅ〜

弟の進学を機に、自立し初めて働く兄
望まぬ兄の自立をうとむ弟

兄への愛情の葛藤に女を激しく抱く弟だったが

兄と恋人の情事に出くわし
弟の心のタガが外れていく。。。

ここからはトメドなく
兄への愛情、感情、精液がほとばしり
うわぁ、でした。

それを機に、消えた兄であったが
数年後、兄弟は再会を果たす

そして、再び、体を重ねる兄弟
もう、離さないっ!

どっちがどっち?
引きずり込んだのが、弟のように見えて
巧妙に兄が時間をかけて仕掛けたワナだったのか?

ふたりが、しあわせなら、それでいい
めくる めく
ふたりで、おちる、どろのなか

初めて読んだ兄弟もの、
う〜ん。こういう作品もあるんだ。と
勉強になりました。

1

泥の中まで落とす

タイトルになるほどと思いました。

弟を育てるために男に体を売る兄。ここまではよくある設定ですね。
弟はそんな兄に恋をしている。汚れて堕ちて誰からも見向きもされなくなったら自分が兄を手に入れるのを待ってる。泥の中に咲く蓮のようですね。

弟は名門大学に入りダメ兄もやっと売りを止めて就職。兄はまともに暮らそうと弟はそんな兄に焦燥を募らせ距離を取り兄の代わりにバイト先の女の子を抱きますが。いい弟の仮面を必死で被り続けます。

兄が同僚と致そうとしてるところに鉢合わせとうとう待てが出来なくなった弟は兄を何度も犯します。そうだ、待たなくても引き込めばいいんだ。

兄は姿を消しその日暮らし。トラブって病院に運ばれ弟が迎えに来ます。数年ぶりの再会。
この時点で兄は20代後半以上のはずですが若いです。
もう兄を逃がしません。ちゃんとお給料のいい会社に就職して一緒に暮らせるように頑張りました。

ここまでは弟の執着愛、クズ兄を落ちるところまで落として自分だけのものにする策と思わせて、なんと兄が幾重もの機会を操り?弟をこうなるように仕向けていた!
弟の気持ちも知っていて自分を追わせていたんですね。でももし再会できなかったらどうするつもりだったのでしょう。
その後が読みたかった!兄の策を労する内面が見たかった!可愛い顔と子供のような体で恐ろしい兄です。いい兄の仮面を被っておいて実は弟を独占したかったのは兄の方が先だったのかな?

0

オチが~……

絵はめちゃくちゃ綺麗ですごく好みです。
兄弟BLも好きですし、お話自体は嫌いではないんですけど、オチがちょっと……。
薄っぺらいんです。
最後の最後でどんでん返しっていうのは、いろんな伏線を張ってそれが一気に回収されて「ああ!!なるほど!!」っていうゾクゾクする快感を言うのであって、
なんの伏線もなく実はこうなんですよ~って言われても「ええ…?」って置いてけぼりになっちゃうんですよね…。
一応弟に尽くしてきたことが伏線のつもりみたい、ですが……うーん。
確信犯なのに数年間あてもなくフラフラしてるってのもなんだか怖いです。
あのオチは無い方良かったかなぁ、なんて。いや、作者さんとしてはこれが描きたくてって感じなんでしょうけど。
あと最初から弟が兄のこと好きだったので、兄も弟のこと好きだってなったら結ばれた達成感も何もないです。
受け攻めどっちも狂ってるっていう設定や、本当は受けの方が執着していたっていう設定は好きなんですけど、この話ではあんまりそそられなかった。素敵な素材を料理しきれていなかった気がします。

ただ絵は本当に綺麗で、美しい。
そして商業では珍しいガチ近親モノなので、好きな人は好きなんじゃないでしょうか。設定だけなら私も大好きです!


あと、最後に。これ言っちゃうとほんと始まらないのですが、お兄さんは普通のどこにでもいそうな男の子で、ウリして弟の学費稼げるほどの容姿ではないと思います。すみません。むしろ弟の方が美少年に見えるんですけど髪型の問題でしょうか。(作中でも弟がモテている描写あり)
まあ、こういうのって顔だけじゃないんでしょうけど……。

3

執着の果てに泥の中

最後に驚かされました!!

今までけなげに身体を売って弟を育ててきたお兄ちゃん。
しかし、実はお兄ちゃんの方がやばかったのです。それが最後の最後にわかります。
途中まで、ヤンデレな弟が兄を無理やり囲い、兄が絆されるというお話しかと思っていたので衝撃でした。
兄の方がヤバく腹黒だったのですね。
兄はウリをやってて学はありませんが、弟の事をよくわかっていて、弟を手に入れる為に、長い時間をかけて落としていきます。
まさに泥の中に落とされた。
メリーバッドエンドですが、2人とも幸せそうです(特に弟が)

どうせなら手錠で監禁くらいまでしてほしかったので萌×2です。

0

似た者兄弟

歪んだモノが大好物の私にはクッソ堪らんかった‼︎

執着系キャラが好きだけど、執着の行き着く先ってこういう事か‼︎
ってぞわぞわした。

自分の欲しいものを自分の望む形で手に入れれるなら、相手が傷つこうが苦しもうが関係ない。むしろ、もっと傷ついたり苦しんんで欲しいと望んでしまう。
そして、そんな歪んだ欲望を持ってる自分自身も肯定してしまう。

倫理とか道徳とかぶっ飛んだとこで、ただただ自分の望みだけを叶えようと前にだけ進んでいける。
サイコパスな弟だけど、歪んだ一途な愛に興奮する!

そして、最後…
最後にまさかのゾワっとするような終わりが良かった!本当に良かった(。>﹏<。)

こんなアドレナリン大量発生するようなハッピーエンド始めてでした

2

もっと病んでいても良かった

 題材やキャラクター、絵は素晴らしかったです。ヤンデレ気味の弟に、ウリ専であっけらかんとしているけど同情を誘う兄。ためこう先生の描かれる瞳がとても綺麗で、特にお兄ちゃんの目には引き込まれました。ただ、最後に実は兄も弟への想いを拗らせていたことが分かり、一気に重厚な作品の雰囲気が失われてしまった気がします。ヤンデレ×ヤンデレ=ただのハッピーエンド、という感じになったというか。血の繋がった兄弟だし、同性だし、片方はウリをやってるし、といういくつもの壁があるはずですが、両親もいないし互いに親密な付き合いの友人もいないので元から閉鎖的な空間で2人きりの家族をやっていたのが、障害もなく恋人という関係に発展して良かったね、で終わってしまいます。途中までは弟の言動に良い意味で驚くばかりだったのですが、兄が全部分かっていて受け止めてたんだと知ってから読むと、何だか弟の重たさが感じられなくなりました。

 弟だけが想いを拗らせているということにして兄へ犯罪一歩手前ぐらいの扱いをしてしまうとか、兄の拗らせ具合の方が弟よりずっと重くて段々弟が兄に恐怖を感じ始めるとかにすれば、もっとダークな雰囲気が出たのではと思います。側から見てると確かに色々歪んではいるけど、案外あっさりくっつくハッピーエンドだったなぁという印象でした。もう一歩何か踏み込んで欲しかったですね。

1

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