夜明けの序章

yoake no josho

夜明けの序章
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神60
  • 萌×229
  • 萌7
  • 中立1
  • しゅみじゃない3

80

レビュー数
12
得点
438
評価数
100
平均
4.4 / 5
神率
60%
著者
三月えみ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
BL漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス 麗人セレクション
発売日
価格
¥650(税抜)  
ISBN
9784801964433

あらすじ

最愛の弟に「彼氏」ができた。
ブラコンの晃一はショックを隠せず
自分も職場の上司であるアルーンと
付き合っていると嘘をつく。
褐色の肌、優しい物腰、甘いマスク、
仕事もできる魅力的な男・アルーンは
弟に彼氏ができたそもそもの元凶。
アルーンへの腹いせも込めて
始まった偽物の恋人関係だけど
過去、2人には忘れられない「一夜」があって…?

ウブな男子が互いの右手でイケないことを覚えてく!?
大人気「右手」シリーズも同時収録★

表題作夜明けの序章

アルーン・ジェイン(インド人ハーフ・上司・SE)
甲斐 晃一(ブラコン・IT企業のシステム開発)

同時収録作品三学期は他人の右手(前後編)

甲斐 輝一(高校3年生・大家の家に居候)
木曽 新奈(クラスメート・大家の息子)

その他の収録作品

  • さよなら遠くの右手(前後編)
  • 夜明けの終章(描き下ろし)
  • カバー下 あとがき漫画2ページ

評価・レビューするAIの精度がアップいたします

レビュー投稿数12

とにかく巧い!

むしろ、表紙の2人ではない方の話を読んでほしい!!褐色のハーフの彼は後半ちょろっとしか出てきませんが、むしろそちらではない高校生2人のお話こそ至高です。
高校生ならではの甘酸っぱさにキュンキュンし、ドラマチックな展開に涙しました。
三月先生は小道具やシチュエーションの使い方がとてもお上手で、お話こそは王道なのですが独特の感動が毎回あります。

高校生が好き、可愛くてキュンキュンするようなお話が好きな方にはオススメです。

2

2組ともきっかけがロマンティック

 表題作はもう1つのカップルの作品の続編という位置付けみたいです。『三学期は他人の右手』シリーズから始まり、後半から表紙カップルが始まります。前者の方がページ数は多め。学ランのキャラを描きたかったということで、最初のカップルは学校でのなかなか面白いきっかけから関係が始まりますが、私は表題作ももっと読みたかったですね。

◆三学期は他人の右手 / さよなら遠くの右手
 いわゆる抜き合いをして一気に距離が縮まる輝一と新奈。実はお互い前から相手に好意を持っていて、解体予定の校舎の壁に他の生徒達の落書きに紛れて、2人とも相手のことが好きだと書いたのを隠しています。誰かが自分に好意を持っているのは分かるけれど、誰からなのかは分からない愛の告白。青春らしくて可愛いですよね。段々両片想いなことに気付き、互いに落書きの主は自分だと明かして、2人は恋人になります。その後は、輝一がなかなか受け身の状態から抜け出せないのだけれど、職場の先輩に影響されて、新奈との関係を周りに堂々と明かせるほどになります。大事なのは、周りがどう思うかではなく、自分達がどう思うか。そう珍しい展開ではないですが、主要な登場人物も少なく、あくまで2人の関係に集中して読めるところが良かったです。

◆夜明けの序章(表題作)
 輝一にブラコンを拗らせている彼の兄・晃一が受けとなります。輝一から男の恋人を紹介したいと言われ、彼に気を遣わせないように、咄嗟に自分も同性で同僚のアルーンと付き合っていると嘘を吐いた晃一。アルーンは以前から晃一に好意を持っていたので、嘘から出たまことにしようと言い出します。ハーフなのは関係なく元々そういう性質なんだと思いますが、穏やか且つ強引に迫るアルーンがとても魅力的でした。押すべき所と引くべき所が絶妙な攻め、大好きです。こちらは輝一に嘘を吐いたところから始まるので、できれば2人が初めて出会った時の互いの印象や、今までどんな風に一緒に働いてきたのかを読みたかったなぁと思いました。

3

褐色攻めが好きならおすすめ

褐色攻めの表紙ホイホイされて購入。
読み進めて「あれ、表紙の攻め様出てこないじゃん…!」ってなる。
だがしかし、前半のストーリーもよかった。ぴゅあぴゅあしている。若さゆえの葛藤だったり、そこから成長後の覚悟だったり。

そして、後半でやっと褐色攻め登場。インド人のハーフ……そして「挿れていい」と言われてるのに愛がないとSEXできない…スペック高めなのにかわいい攻めでした。
欲を言えば、もうちょっと多く見たかった…!

番外編の受同士のAV談義が面白い。

4

表紙ホイホイ

褐色の人目当てで表紙ホイホイされちゃったけど、褐色の人は後半の兄カプの攻めなのでなかなか登場しなかった……。
出番がくるまで待ち遠しかったことよ……。


「右手」シリーズ
建て壊しが決まった校舎に「甲斐のことが好きです」なんてこっそり書くだけで、恋を終わらせようとするピュアないじらしさが良かったなぁ。
そのピュアさと、「他人の右手が一番いいよ」と恋心隠しつつも軽いノリで提案し、相手のを握って抜きっこしちゃう展開との結び付けはちょい強引だなぁと思ったけど、まぁ目を瞑れます。
だけど途中で出てくる当て馬の越後が高校時代に「ふざけて抜きあった友達」を未だ忘れられずにいる……というくだりで、えっ!?あんたも!?みたいな気分になってしまいました。

「右手」シリーズだから、相手の右手代わりになるというのが一つのお題みたいなのは重々承知なんだけど……。

いいなぁと思ったのは、付き合ってる宣言したときの友達の反応や、路上でキスしたときの周囲の反応が戸惑いつつも好意的だったこと。
やたら攻撃的に「ホモキモ!」みたいな反応してる漫画読むと、今の世の中そこまで過剰反応する人っているのかなぁ?と思ってしまうので、こういうあたたかな反応でいいと思います。

【夜明けの序章】
きたよー!褐色攻め!
ストーリー云々よりも、褐色攻め様を楽しみました。

素敵なからだ。
巨根。
愛がないとSEXできない派すてき。
かっこいい。
色気すごい。

褐色攻め様、もっと出番を!!!!!

6

神だろ、この方面

先生買い。せつない色気描いていただいたら、現在№1だと勝手に思っている三月先生。今回も期待を裏切らず、たまりませんです。おかしい、高校生カプなんて眼中になかったはずなのに。麗人に掲載された高校生カプの話4話分+その兄貴たちの話2話分+描きおろし11P+カバー下あとがきです。いやー良かった。

攻め受け含む登場人物は
同級生高校3年生カプ(アパートに住んでた眼鏡男子、その物件の大家息子)、日印ハーフSE(表紙の褐色男子)、眼鏡高校生の兄(SE、褐色男子の部下)、越後(眼鏡男子が働いている勤務先先輩)といったところかな。この越後がキツイ・・・中途半端なことせず、頼むからきっちり幸せになる努力をしてほしい・・

**好きだったところ

高校生カプの「なんだ、こいつら!!!」というもだもだ恋話がたまらんかったです!うわーーーーー高校生なのに、なにこの胸きゅん!すれ違ってしまう寸前が新幹線のホームなんですが、このシーンが一番こたえた。ぎりぎりのところで想いが通じ、握手した手を・・ってヤツです。駅で別れ等を経験したことがある人には、胸痛すぎるかもなので要注意と思いました。

その後、遠距離恋愛しているのが2話分あるのですが、これの最後もまた眼鏡男子がカッコよすぎて、おい、出来過ぎやろ、お前!!とめっちゃ思いました。芯のある子っていいです。

で、その兄貴ですが、酒の力を借りているとはいえ、この兄貴もまたカッコいい。もちろん褐色男子はビジュアル的にさいこーーーーーーにカッコいい(あまりに評判がいいので表紙をかっさらったらしい(笑))
そしてこの褐色男子、意外にねちっこいというか嫉妬深いというか・・弟にまで見せつけちゃう。思わず「やるなお主」とつっこんでしまいました。まあ眼鏡男子(弟)が褐色男子を怒らせたのがいけないんですけどね。この辺りが三月先生の味っぽくて好きでした。

やっぱ三月先生、好きだわと再認識できた1冊でした。

7

アルーンが超好みです

表紙に超ソソられて手に取りました。
褐色も好きだし、まさぐられてる方の感じてる目つきが素晴らしい!
…と思ったら、冒頭から半分以上弟CPの物語でした…こちらはこちらで可愛いんですけど。
でも、表紙詐欺の一種にもなり得るのではないか、と思うので星は一つ減。

「三学期は他人の右手」前編・後編
直接好き、なんて言えなくて、誰かのふりして壁に名前を書く…そんな純情。
そこから何でカキっこになんのよ!…と言いたいところだけど、新奈くんの素直さにノックアウトされたわ…
やめてって言って、って何度言われても言わない新奈。お風呂で輝一に抱きつく新奈。
あ、輝一もいいシーンありました。ラスト、新幹線に新奈を引き込んで「寂しいよ」って泣く所。
2人の涙って、もうキラキラしてて、若くて、眩しすぎます…

「さよなら遠くの右手」前編・後編
1年後。社会人の輝一と大学生の新奈。
でも2人の心は離れません。その代わり、輝一の職場の先輩で鬱陶しい人がいて…
この人はウザかったです。
でもこの人の存在で輝一はカムアウトを決行!その後の友人たちや町の人の態度は理想的すぎる、かなぁ。

「夜明けの序章」前編・後編
こちらが表紙のCP。輝一のブラコンお兄さん・晃一。
仕事でインドに赴任して輝一と離れ離れになって寂しくなって。人恋しくて年下上司・印日ハーフのアルーンと抱き合って眠ったことあり(ヤってはいない)。
アルーンの方が本気っぽいけど、晃一だって十分そのケはありますよね…
なぜアルーンが晃一に本気なのか。それは父の浮気の産物だと兄達に疎まれ軽んじられているアルーンの心を、あだ名の「薄明かり」から本当に「夜明け」(アルーン)に変えてくれたひとだから。
晃一が受けるのがあっさりすぎる気もしますが、まあいいか。アルーンのセクシーな筋肉に優しい笑顔が素敵。

「夜明けの終章」
輝一x新奈CPと、アルーンx晃一CPのお食事会。
輝一はちょっとアルーンに意地悪。これを読むと、輝一も十分ブラコンなのね…と思う。

5

悔しいけど神3くらい出せちゃう!


前情報何も入れずに購入。
ちらーっとパラ見したら、表題作は別の二人で?しかも表紙の二人の話が全体の四分の一しかない!?
正直騙されたと…表紙の二人に惹かれて購入したのに、こんな仕打ちってないわ…と、気分急降下させたまま読み始めたわけです。

ごめんなさい…最高でした…!!!!

作画が上質であれば大抵許せてしまう人間なので、数ページで墜ちました(笑)

表題作の攻め君は真面目で大人しそうな顔してるのに中身はその辺の人より野獣かもしれない、狡猾系まじ眼鏡くんなんです。攻めとしてすごくタイプな子でした。表向きおとなしいのに中でいばらを飼っているような、外はカリッと中はアツアツのとろ~りなんですよ!
その上顔がいい!!

表紙で察してほしいんですけども、たまにさりげなく魅せる表情が、強烈なんです!
とくに私がお気に入りなのは、さよなら遠くの右手前編の攻め君が上司から受け扱いされて良いように言われるシーンの後の無言のあの顔…!

何あの顔…!好きッ!!!!

なんとも表現しにくいのですが、台詞が要らないんですよ。
馬鹿にしやがってとねめあげるような、実は攻めなんだぜとちょっと勝ち誇るような、腹黒くて可愛くて格好いい顔なんです!すごく詰まってるお顔!!

お話の内容も、とても優しい世界のお話で、すとんと入ってきました。あたたかい気持ちになれます。

エロスも、ペニスはほぼわかる修正ですし(単行本)
おしるも、おしり気持ちよさそうだなあと思えるくっちゅり感が出てました。
最高でした。

うーんでもどうして表紙があれなんだろう!!!
表紙裏で作家先生もどうしてと、褐色の方が人気らしいから?だそうですけれども、うーんならば続編をくれという気持ちになります(笑)
でも決して四分の一のページ数しかなくても、物足りないという気分にはならなかったんです。しっかりと楽しめました。

とにかく!
顔と作画が上質だったので買ってよかったです!
気になっていらっしゃる方は前情報ある程度入れてからがおすすめかと(笑)

4

うわー…これまた大好きなコミックス…

『泡にもなれない恋ならば』がめちゃくちゃ好きで
麗人さんだし期待してしまうわーと発売日を心待ちにしておりましたら
やはりぎゅんぎゅんさせて下さる!!!
読み終わってもまた読み返してしまうループ…余韻が凄い…。
ジャケからしてセクシーフェロモン全開!!

“右手”シリーズ、高校生らしいピュアさもありつつ
しっかりエロいコミュニケーションもあり!
しかもクラスで地味なタイプの輝一が攻めで
良いコくんかと思ってたらなかなかの裏の顔もあるって
こういうギャップに弱いです。
新奈は軽めのモテ組なのかと予想していたら
輝一の寂しさをちゃんとわかってあげていて
自分しか知らない輝一の表情が愛しくて…。
することしちゃってるのに純愛というのがたまらない!!

卒業後の二人も読めて幸せ……。
輝一の職場の越後さんのクセの強さ、実際いたら関わりたくないですけど
えええー…越後さんには縁の無さそうなエピソードだから
尚更グッときました!!!
でもホントそれでいいの?って悲しくなってしまった…。
輝一にしか見せない素顔が、読み返す度じわじわ染みました。
輝一も越後さんに負けず言い返すのが気持ちいいww
輝一と新奈の周りの人々が温かくて読後の充実感がハンパないです!!!

『夜明けの序章』
タイトルもめちゃくちゃ良いですね。
こちらがメインカプだと思っていたので
もっと読みたい欲がむくむく湧いてしまいましたが
とぉにかく顔がいい!体格もいい!!ドストライクな二人!!!
インド人ハーフは卑怯でしょ……褐色肌でしかもやさしいし……。
けどエピローグでの大人げの無さも最高です。
輝一の兄・晃一のブラコンっぷりもちょいツリ目も
酒が入るとズバッと言っちゃうあたりも好きだー!
晃一自身、特別な事を言ったつもりはなくても
アルーンにとっての夜明けが晃一となったのが沁みます。

なんだかもう、三月さんのお描きになる線の全てに見惚れてしまいます。
髪質、咥内、唇、首、鎖骨、肩…挙げたらキリがありません。
やっぱり手もすんばらしくて色っぽいです。大好きです!!

9

どちらかというと「夜明け」より、「右手」シリーズに持ってかれる話。

あとがきにもあるんだけど、褐色のアルーンが人気だからと、表題をこっちにしてしまったらしいけど、ダンゼン冒頭の「右手」シリーズの方が本編のメインである。内容的にも、物量的にも。
そして、心の持ってかれ具合的にも。「右手」の主役の一人である輝一の兄の物語が「夜明け」なので、言ってみればこちらはスピンオフなのだ。最近、一冊の中でスピンオフ的な物語の収録がされているスタイルが多いな、と思う。物語の世界観をまとめきってしまうのだ。

さて。「右手」というのは直截的に行為そのものを指す。読者に分かりやすく「ははーん。アレのことね。」とイメージさせる。前半は想定内だと思う。ビックリしたのは、輝一と新奈がお互いを意識した「事の始め」だが、それは描き下ろしにあるので、確かめて貰うとして。
大いに心を揺さぶられるのは、その後半。彼らが卒業して遠距離になってしまってからだ。
輝一の方は、高卒で公務員になり、宿舎住まいになる。新奈の方は高校から持ち上がりの謂わば、気楽な大学生となるので。時間的にも金銭的にも多分、余裕のある新奈がいつも、輝一に会いに来ている。そして、お互いにいじらしくも「両想いというだけで充分だった。」と想いあっている。
もぅ、ここだけで泣ける!
その穏やかに想い合っていた時間の均衡を破る、当て馬では無い者が輝一の側に現れる。
過去の自分の想いを告げる事なく、遂げられる事の無かった想いに。八つ当たりに現れる越後さん。
「越後さんに貸す右手は無い!」という、輝一。はい、またここでも右手。
おそらくバイセクシャルで、どちらかというと男が好きで失恋キッカケで、複数の女性と簡単に浮気する様になった越後さんは、(弩級のクズだと揶揄されながらも)半ば人生を諦めて、好きでもない女性と結婚をする。越後さんの選んだ人生なのだから、他人がとやかく言う事では無い。
しかし、「オレはあなたとは違う」と、決意した輝一の怒涛の男前っぷりに涙‼︎
顔自体は綺麗なんだけど、黒縁メガネの直ぐ上まで前髪を伸ばした地味な雰囲気の輝一が、祝いの席だからと、越後さんに髪を上げられて、額を出し、スーツを着たそのままで、新奈をさらいに来るシーンは素敵です。その勢いのままに、新奈と共にいた友達にも彼氏宣言をする。突然の事で面喰らったであろう友人たちも「よく言った!」と、肩を叩く温かさで、その友情の温かさにもまた涙。
社会的に隠さなきゃ、と思って来た彼らの不安を吹き飛ばす、強い想い。
ラストカットにて。新奈の家族にも温かく迎えられている様で、ホッとさせてくれます。

その感動を終えてからの表題作は、ちょっとトーンダウンしてしまう。もちろんアルーンはカッコいいんだけどね。輝一と、長らく兄ひとり弟ひとりの二人っきりで暮らしてきた故に、相当のブラコンになってしまい、弟に同性の恋人が出来たとの報告を受け、動揺した兄晃一の物語。いくら輝一に理解あるところを見せたいからと言って、自分にも同性の恋人がいるから大丈夫だ!と、振る舞うその作戦がナナメ上の発想過ぎて笑えます。恋人のフリをしてくれるアルーンが晃一に気があることも想定内なんだけど、その内に本物の恋に育っていく。そしてそれが、アルーンの心をも救う物語になって行きます。アルーンは日本人とのハーフだけど、その褐色の肌の滑らかさや体温、体臭などが感じられるほど、絡みのシーンは色っぽく感じられました。
エピローグでは、弟である輝一に嫉妬しているアルーンが見れたり。輝一の方も兄同様にブラコンぶりを見せていたりと、ほのぼのします。2組のカップルを温かく見つめていたい、そんな終章です。

5

どう"思い"を表すか

表題作と他1カプ載っていますが、このカプ達は繋がりがあります。
表題作"夜明けの序章"はブラコンの兄 晃一(受)の話、右手シリーズは晃一の弟 輝一{攻}の話です。

どちらの作品もすっごく素敵ですが、特に右手シリーズは涙無しには読むことができず、大号泣してしまいました。
特に号泣シーンは、輝一が同僚 越後の結婚式でスピーチを頼まれ、隠していた恋人の話をしたり、話をしたことを恋人 新奈{受}に伝えたところです。輝一と新奈は、遠距離恋愛中で、互いに付き合っていることは周りには隠していました。好きだから、大切だから、守りたいから、隠していました。友人の男性に片思いをしていたのに、思いすら伝えられず、結婚する越後…そんな話を知ってしまった輝一は、後悔の念を抱えたまま自身の気持ちを隠して結婚式で笑う越後を前に、ある決心をしてスピーチで恋人(新奈)の話をします。結婚式の後、新奈に会いに行く輝一…好きだから、大切だから、守りたいから、新奈との関係を"伝えた"と告白します。お互い想いは一緒でも、"隠したかった"新奈と"伝えた"輝一。どちらが正しいかは分からないけど、2人の真剣な思いに涙が止まりませんでした。後悔してるのに笑う越後に対しての切ない気持ちや、まるで自分達を否定されているかのような悔しさ、"隠す"ことがまるで罪悪感を抱いているかのように自問自答してしまったのかなとか、私なりに色々な思いがこみ上げてきました。新奈の友人が"よく言った!"と輝一に声をかけるシーンがあって、まさに私も同じ気持ちになり、泣きながらガッツポーズしちゃいました。

晃一のお話も素敵です(^^)
"夜明け"の意味を持つアルーン…腹違いの兄から"トワイライト(薄明かり)"とちゃかされ、自分の気持ちは後回しにされ、政略結婚させられそうな同僚のアルーン(攻)と、彼を"無意識に"助けた晃一の、大人の恋愛です。"本気だから抱かない"アルーンの思いがグッときます。

ぜひぜひぜひ!読んでいただき作品です(^^)

6

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