“この気持ちをなんと呼ぶのだろう" 両片思いのふたりが夜空に織りなす恋と友情

きみと見た ほうき星を探して

kimi to mita houkiboshi wo sagashite

きみと見た ほうき星を探して
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神45
  • 萌×217
  • 萌20
  • 中立8
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
16
得点
361
評価数
91
平均
4.1 / 5
神率
49.5%
著者
 
媒体
BL漫画(コミック)
出版社
Jパブリッシング(ジュリアンパブリッシング)
レーベル
G-Lish Comics
発売日
価格
¥647(税抜)  
ISBN
9784864572873

あらすじ

高校最後の文化祭で仲良くなった同級生の河合と大原。
たったひとり、廃部の決まった天文部で頑張る河合は、
大原にとって特別な存在だった。

それから2年――
多忙な大学生の河合と、進学を諦め社会人になった大原は
同じアパートに住みながらもすれ違いの生活を送っていた。
ある日、偶然大原の引っ越しを知った河合は、
大原の近くにいたいという気持ちが恋だったことを自覚し…

“息がかかるほど近くにいるのに、絶望的に届かない"
もどかしく切ない想いがすれ違う、ディスタンス・ラブ。

【単行本:各話タイトル 】
第1話「きみを泣かせたのは僕だった」
第2話「彗星が消えた日」
第3話「この感情をなんと呼ぶ」
第4話「すれ違う軌道、ふたり」
第5話「燃え尽きるまで」
第6話「暗い星が照らすもの」
最終話「きみと見る ほうき星」
描き下ろし番外編

表題作きみと見た ほうき星を探して

河合博人,大学生,ガソリンスタンドでバイト
大原翔,カーディーラー,高校の同級生

その他の収録作品

  • 描き下ろし番外編(単行本用描き下ろし)
  • カバー下:あとがき

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レビュー投稿数16

好きなものに届く努力

天体観測が好きな河合(攻)と宇宙飛行士になりたかった大原(受)が、星を通して互いに夢中になって恋するお話です(^^)

大原の健気で一途な姿や涙に、私もボロボロ泣きました(/ _ ; )河合の"好き"を最初拒んでいた大原の気持ち、すっごく分かった!!なぜ拒んで、彼を諦めたのか、切ない"本気"を感じました。だから、河合が"普通をやめる"って言ったとき、嬉しかったけど、 河合がちゃんと大原を受け止めてくれるか不安になりました。

もつれ話が大好きな河合のバイト先にいる佐々木先輩の存在は、この作品のキーポイントです!先輩のアドバイスは、こじれた2人の関係を解くためにすごく重要。知らない人だからこそ話せた、河合や大原の本音。"ふりだしに戻る"提案をしてくれた先輩。そこからの大原の"出直し"奮闘と、それを助ける河合…私は大原を泣きながら応援しました。変わりたいと願う大原は、ゲイとかノーマルとかじゃなくて、ただ河合が好きで、だから一緒にいたくて、星を2人で探したくて、Hもしたくて、"同じ気持ち"を持って幸せになりたい、河合のように好きなものに届く努力がしたい…大原の気持ちに共感しました。

2人で作り上げたプラネタリウムで、大原は河合に告白。2人は遂に、"同じ気持ち"で結ばれます。先輩への報告は、ハッピー"エンド"とは言わないみたいです…ここから"始まる"から(^^)

番外編は、2人が高校生の時の文化祭のお話です。短いお話ですが、めちゃめちゃ泣けます。2人で頑張って作った展示、誰も来なかったから、大泣きする大原、でも、"好きなものに後悔したくないから 結果がどうであれ 満足してる"河合の笑顔…これから2人の恋が始まるんだなって思いました(^^)

なりふり構わずに、ガッツリ泣きましょう!大切なモノが自分の中に何か残るはずです。おススメ作品です!!

1

すれ違いありの切ない恋物語

受けと攻めの両視点で語られていくのですが、
受け君の方が苦労していて、色々と諦めてしまって
いるところが読んでいて心が痛かったです。

偶然を装って攻め君が受け君と同じアパートに
引っ越してくるのですが、物理的にそばに居られることに
あぐらをかいてしまい、受け君との関係をないがしろに
してしまったことは頂けなかったなぁ~。

両想いとわかっても、
身体だけは繋げても、
心は遠く遠く離れていく。
もだもだ展開が続きます。

攻め君のバイト先の代々木先輩がとてもいい人で、
彼が居なかったらすれ違いのまま二人の関係は
終了していただろうなぁと言えるほどです。
また、重くなりがちな物語の中での癒しというか、
まさに救世主(メシア)的な存在でした。
代々木先輩が居てくれて本当によかった!!

最後はまとまるところにまとまったのですが、
その後の色々をもう少し読んでみたかったので、
物足りなさからこの評価になりました。
番外編が高校時代の話ではなく、
まとまった後の話だったら萌×2にしていたと思います。

1

理解できない事が色々……

高校時代の同級生、星空、天体観測ときたらせつなくロマンチックな路線かと思いきや疑問点が多々続出して、お話の世界に入り込めませんでした。

・3年間も同じマンション(わざわざ受けの近くにいたいから学校から遠い受けのマンションに住んだ)に住みながらめったに会わない、飲みに行った事もなく酒が飲めるかも解らないってどういう事?!友達ですらないと思う。
せめて一ヶ月に一回くらいは飲みに行きたくならないの?お互いの家で飲むとかご飯食べることくらいもできなかったの?!
・そもそも受けのこと、好きだったのにどうして同じマンションに住みながら長らく会わなくても平気だったの?
そして攻めへのお誘いや高校時代からの約束も忙しいを理由に断られ続けた結果、受けは攻めへの思いを断ち切るべく引っ越しを決めるのだけど、その途端、受けに執着するようになるのはなぜ?遅くない?
・攻めは高い家賃を払うためにバイト漬けになって同じマンションでも会えないくらいだったのに新居にはマメに通って、しかも手作りのプラネタリム(気が遠くなるような作業を含む)を作ってるんだけど、バイトどうなったの?どうして暇になったの?暮らしていけるの?

そもそも
・お互い好きだとわかっている。
・さんざん攻めは受けのことを好きだ好きだ言ってる。
・受けは「抱いてほしい、オレを本気で愛してほしい オレは本気だから…って無理だろ?」と挑発したのに対して、攻めは「わかった 抱いてやる」と覚悟を決めたうえで毎日のようにセックスしている。
なのに、付き合えない という事が理解出来ませんでした。
受けが自分がゲイで、攻めがノンケだからいずれ別れが来るという事が怖くて付き合えないというけど、男女、夫婦だって別れないという保証は全くないわけで。
そして本気なのは自分だけだとやたら拘っている事。
でも人によってはここが愛おしく感じる萌えポイントなのかもしれません。

そして「なんでこんなにプラネタリムを作ることに拘ってるんだろー……」
独りよがり、独り相撲の好きなめんどくさいやつだなぁとしか思えませんでした。
(借金のための進学断念など同情する余地はありますが)

2

設定に無理がありすぎ…

天文部の河合と、文化祭の展示を手伝った大原、展示は誰にも見てもらえなかったけど、これから一緒に彗星や月食を観ようと約束。大学生になった河合は、好きな大原を追いかけて同じアパートに決める。淡い恋はこれから!
でも河合は家賃のためにバイトに明け暮れ、好きなはずの大原との約束も守らず、顔を合わせることもない。就活目前だから約3年?同じアパートに住みながら、一緒に飲んだこともないって、友達以下じゃないか!
なのに大原が引越すとわかった途端に「好き」と言う身勝手さ…
同じアパートでも会えないほど忙しかったのに、新居の大原にはマメに会いに行けるのが謎だし、大原の信頼を取り戻すために作ったプラネタリウム2号機は手作業で一万個も穴を開けたって…バイトは?家賃は?

大原も河合のことが好きだったのに、一緒にいられると思った期待を裏切られ、いきなり好きと言われても信じられなくて当然。でも信じられなくても、カラダの関係を持つと、仕事が忙しくなるから会えなくなると言った直後に毎晩セックスしに河合の部屋にやってくる…健康面は大丈夫なの?

毎晩セックスしてるのに、付き合う付き合わないで二人が揉めるのもよくわからない。
河合は好きだ付き合おうって言ってるんだから、OKと返事を返すだけで済むのに、大原は河合を遠ざけてまで河合に告白するためのプラネタリウムを作る。河合がそうしたように、告白の本気度をプラネタリウムで示したかったのかもしれない。でもキャラの気持ちより、「プラネタリウムを作る」って設定を作者が使いたいだけじゃないかと思えてしまう。
河合のバイト先輩のキューピッドぶりは素敵でしたが…

父親のリストラで夢を諦めて就職する大原が河合と比べて自分を可哀想に思ってしまったこと、肉欲を求めてる自分を河合がどう思うか怖くて踏み出せなかったこと、河合をどんな気持ちで吹っ切ろうとしたのか、大原の気持ちには共感できるところがいっぱいあったし、二人が変わろうとするキッカケに天文を絡ませるのもロマンティックなのに…
無理がありすぎな設定と気持ちを置き去りにした展開が気になりました。

キューピッド先輩以外、ほぼ二人だけで話が展開していくのだから、背景は無理を感じさせないものにして、二人の気持ちを追えるものにしてほしかった。

3

本当、全て先輩のおかげ

同人誌を買っていて、とても好きな作家さんで、題材も高校時代からの両片想いとか大好物なのですが!!
何故か響きませんでした。
何故だろう?
多分、すれ違いがリアルすぎたからではないでしょうか。
無視して学校から遠いマンションを借りたおかげで、バイトに追われて会う暇も作れないとか、物語では決してあってはならないですが実際ありそう。しかし、約束破るのは良くないな!!
でもね、信じられないようなこういう人、結構リアルでいるんですよ。
これじゃあ、大原くんが頑なになっても仕方ないかも。
ちょっと頑な過ぎるかなという気もしますが、現実だったら全くもって河合くんを信用できなくなるのもわかります。
このどうにもならない状況を、愉快な先輩が面白半分で首突っ込んでくれたおかげで上手くまとまり、本当、この先輩がいなかったら確実に別れたままでしたよね。
高校時代のエピソードは良かっただけに、色々萌えられないのが残念な一作でした。
リアリティは必要だけれど、ある程度作られたお話でないと萌えられないのかも。

1

表情の魔術師…!

先日「結んでほどいてキスをして」で三月えみ先生の世界観にドップリハマり、こちらの作品を作家買いさせて頂きました。
もう、あれです、最高…。
最近BL本の読みすぎで何を読んでもフ〜ンヘェ〜ホォ〜みたいな感じになっていたのですが(笑)、三月えみ先生の作品に出会えて、こんなに心が動かされることがあったでしょうか、いやない。
話も登場人物の感情の動き、表情が丁寧に描かれていて、特に表情が素晴らしいです。
例えば、すきだと告白した後の表情、場面は違いますが受攻どちらも見せてくれます。とくに両思いになったあとの抱き合うシーンの表情は本当に受攻どちらも好きが溢れていて相手のことを欲しい欲しいと思う感情がひしひしと感じられ萌えすぎて暴れます。
思い悩む顔、覚悟を決めた顔、相手を想う顔、もうこんなにいろんな顔見せてくれて本当ありがとうございますといった感じです。
もう先生の家の方向に足向けて寝れません。
攻のバイト先の先輩もすごくいいキャラすぎて好きになりました。

4

二人の天体観測

三月さんの新刊と言うことなので遅れながら先日拝読させていただきました!

二人のすれ違う心、お互いにどうしたらいいか分からない。
もどかしいお話でした。
正直自分はこのような経験をしたことが無いので大原の気持ちが良く分かりませんでした。あと彼少し面倒くさいですね笑
少し変わっている河合だから付き合えたのだと思います(^^)/

お互い好き合っていて体の関係もあるのに、心が通じていない。
私には少し難しい考え方でした笑
大原がアツシの件で男同士の恋愛について恐れているということは分かりました。そしてそれで河合とも素直に付き合えないことも、
ゲイとノンケの恋愛はやはり難しいですね。
星が原因で大原の気持ちが不安定になり、星のおかげで二人は結ばれる。
題名にもありますが作中には多くの星に関する描写が見られました。
題名から推測していた二人でただ天体観測をするという話ではなく、恋愛のお互いの理解が難しいことがわかるお話でした。
三月さんはやわらかい絵柄ですしシリアスすぎる~ということもなく、読みやすい作品だったかと思います(^^♪

3

萌えないすれ違い。。。

高校最後の文化祭、廃部が決まってる天文部、星と宇宙の話でリンクする2人。設定自体はすごくステキです。でも、イマイチ萌えませんでした。まず、高校卒業後、大原が好きで同じアパートにまで引っ越してきたのに、大原に「箒星群を一緒に見よう」と誘われて断る攻め・河合。元々高校の時一緒に見ようって言ったのは自分なのに。しかも理由はバイトが忙しいから。は?ちょっと意味が分からん。。。ノンケとはいえ、家や大学から遠くて家賃も高いアパートにわざわざ引っ越すぐらい大原が好きなのに、その後はバイトが忙しいから放置って!

受けの大原も凄く意固地で、勝手に河合の考えや気持ちを決めつけて自己完結。「もう諦めるって決めた」から両想いだと分かっても付き合えないらしい。。。確かに期待させて放置した河合は悪いけど、そこまでかたくなな態度だと。。。可愛くないです。。。河合は謝って歩み寄ってくれてるのに。

最終的には大原が考え直して、河合を受け入れてハッピーエンドなんですが、なんか良く分からないです。普通は「すれ違い」がキュンキュンポイントのはずですが、すれ違った理由が河合のバイトが忙しいことと、大原の性格的欠陥みたいなものが原因なので「切ない」すれ違いって感じではなくイマイチ萌えなかったです。

4

河合と大原と代々木はいるけど東進はいない

第1話が河合目線、第2話と第3話が大原目線、第4話が河合、第5話が大原、第6話が河合…そして、過去と現在を行ったり来たりといった感じで、少し分かりづらかったのが残念です。
ストーリーは良かったし、最後は無事に結ばれてホッとしました。が、大原の気持ちがもどかしい…。
「俺を本気で愛してほしい」って言っておきながら、河合の告白を拒みちゃんとお付き合いすることもなく、身体の関係だけを続けるのです。河合は何度となく好きだと伝えてますし、そもそも大原に会いたいがため彼は近所に引っ越してるわけです。そんだけ愛されて一体何が不満なんだろう…、と思ってしまいました。
もし、代々木の後押しがなかったら、大原が告白することもなくセフレのままで、いつしか河合の気持ちの方が冷めちゃったりなんかしたんですかね。
切ないというより、もどかしい二人です。
何はともあれ代々木、ありがとう!!君は二人にとっての林修だ!(←?)

7

思い出ばかりが美しかった

 星を見るってすごくロマンティックですよね。親に内緒で深夜に家を抜け出して仲間と流星群を見に行ったり、幼馴染と公園のブランコでただ一緒に星を眺めたりした日々は、ワクワクしてちょっと切ない思い出です。大人になってからは、夜は繁華街に出かけるもので、ただ星を眺めるなんて無縁になってしまったし、田舎とこちらでは星の数がそもそも違う。思い出は思い出のままの方が美しい。その思い出をやり直したらどうなるんだろう!?そんな気持ちで読んでいました。
 攻めの河合は不便なところに引っ越してまで大原のそばに居たかった。河合を好きな大原はその行動に期待する。大原の気持ちはよくわかるんです。それは期待しますよ。わかりやすい行動ですもん。だけど河合の気持ちがさっぱりわかりません。なぜに放置?「そばに居たい」が一番の理由なのに、家賃払うのにバイトが忙しくて約束も守らない、会うこともなくなるってその程度の想いってことじゃないの?と…。その後の頑張りには私ですら「本気か!?」と懐疑的になるんだから、大原が信じられないのも無理はないと思いました。
 大原は頑な過ぎるほど頑ななんですが、沢山の事を諦めてきた大原がキラキラした河合に惹かれた、高校時代のエピソードがすごく共感できて切なくて、そこばかりを何度も読み返してしまいました。やはり思い出は思い出のままが美しい。そんな印象が残ってしまって、作品としてはちょっと残念でした。

5

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