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俺がおまえに恋してやんよ

ore ga omae ni koi shite yanyo

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表題作俺がおまえに恋してやんよ

刑部銀夜
会社員(エース社員)、同僚
蛍茶屋冬生
会社員(事務職)、同僚

その他の収録作品

  • 君が教えてくれること

あらすじ

彼女を作れば人生バラ色、すべてがうまく回ると思い込んでいた内気な蛍茶屋は、マッチングアプリで美人局に引っかかりピンチに陥ったところを社内のカースト最上位の同僚・刑部に助けられる。自分とは絶対に接点のない、嫉妬する気すら起きない雲の上の存在だった刑部から蛍茶屋は衝撃的な申し出を受ける。「俺がおまえに恋してやろうか」スーパーマンのような男から溺愛される日が始まり、蛍茶屋は……?

作品情報

作品名
俺がおまえに恋してやんよ
著者
ARUKU  
媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス ルチルコレクション
発売日
電子発売日
ISBN
9784344855861

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4.5

(76)

(57)

萌々

(12)

(2)

中立

(3)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
15
得点
342
評価数
76
平均
4.5 / 5
神率
75%

レビュー投稿数15

サメの着ぐるみ+段ボールの合わせ技は、、、ズルイ(>ω<)!!!笑

ARUKU先生にハマり出してまだまだ日も浅い読者ではありますが、、、
そんな私でも感じるARKU節を滲ませる受けの不憫さと言うか、自己肯定感の低さから来る生き辛さが随所で威力を発揮してくる1冊

そして受けがその威力を発揮すればする程、攻めの存在の重さが増して来る相乗効果抜群の2人!!!

攻めからも受けからも目が離せないヽ (>ㅅ<)ノ
そして離れ難くなってしまう位にストーリーの緩急がしっかりあって、展開の行く末を固唾を飲んで見守ってしまいます

切なさとほのぼのとコミカルさとハラハラがやって来るタイプなので、読後の「読んだ~~~~~!!!」という充足感が心地よい重さで残ります(*˘︶˘*)

レビュータイトルにした内容は、受けの蛍くんのお家でのリラックススタイルですが、あんな社会人メンズが居たら私、発狂してしまうかも知れないΣ( ̄□ ̄|||)って位のあざとい可愛さですwww
攻めの刑部(ぎょうぶ)くん、よくぞあれだけ巧みに平静を装っていられるな…!スゴイょ、アンタ…٩(-ω☆)グッ!w(そんな彼の心の声が努力の賜物である事を教えてくれるのがまた良いのです♡)
お話しの合間合間の扉絵で描かれる描き下ろしの可愛すぎる4つの「サメ暮らし」も必見です☆

そしてあまりの”おぼこさ”に手を出さない刑部くん…!
なんか、その気持ち、ワカル…!

ヒーローだって見えない、見せない努力、してるんです⸜⸜٩( 'ω' )و //
だけどどんなに辛くて寂しくても「おまえの為に、自分の為に」折れない!

ヒーローが唯一心を休める場所になれた蛍くん
それは蛍くんも誰かにとってのヒーローになった瞬間でもあるのかも知れないな~
ホントはね、ずっと前から家族の為のヒーローだったんだけどね、、、
難しいよね、、、自覚するってさ(´・ω・`)

お互いが心のままに居られて肩を寄せ合って生きて行く未来
そんな未来に向かって2人が笑い合ってくれていたら嬉しいなって願って止みません

と、いう訳で、、、
私がそんな2人を愛してやんよ٩(♡ε♡ )۶
(愛させていただきます…!)

修正|キス迄なので修正は不要~

6

ゆっくり進んでいく恋にきゅんとする

大好きな先生なので作家様買いしました。電子で230ページ。先生の作品は緻密なので、かなり読み応えあります。以下ややネタバレありますのでご注意ください。

彼女さえできれば幸せになれると思っているリーマンの蛍茶屋(ほたるぢゃや)(受)は、マッチングアプリでひどい目に。落ち込んでいたところハイスペで感じの悪い同僚の刑部(ぎょうぶ)(攻)に「俺がおまえに恋してやろうか」と驚きの提案をされて…というお話。

本作の蛍茶屋も不憫受けですね。ノンケだけど女性受けしない外見で童貞、地方に住む病気の母に仕送りが必要でお金もない。婚活も上手くいかず、仕送りの為バイトもして心身がすり減っていく…。

そして攻めの刑部。高身長男前でシゴデキのハイスペな同僚。最初こそ感じ悪いけど、実は蛍茶屋にゾッコンということが明らかになっていく。
刑部いいですね〜!一途な男前溺愛攻め、最高です♡

蛍茶屋はノンケだし、初めは刑部を嫌っていたけど、美人局の件以降優しくしてくれて遠回しに好意を伝えてくる刑部に、少しずつ絆されていく。

この中盤の二人が仲良くなっていく展開、すごく楽しくて好きです!
まずは蛍茶屋のサメの部屋着(寝袋)!!ww
めっちゃ動きづらそうだけど可愛すぎるww
そして刑部に心を許した蛍茶屋が、なんだか天然ですごく可愛い。刑部がメロメロになる気持ちわかるわ〜。
途中攻め視点で、刑部が出会った時から蛍茶屋を大好きってわかるの良きです。

しかし刑部君、蛍茶屋の隣室に越してきたのは驚いた!少々ストーカーっぽい行動ですが、ぽなぽやしてる蛍茶屋を守りたいというヒーロー的気持ちなので受け入れられますw

色々可愛すぎる蛍茶屋に、刑部がプツンとなって思いの丈をぶちまけるシーンが面白すぎる!ww 蛍茶屋はさくさくお菓子食べながら困ってるしw

はっきり気持ちを伝えられ、ますます絆され意識する蛍茶屋。二人のゆっくり進む恋にきゅんとします。

「べべべべ別にすすすす好きじゃないもん!」て!ツンデレヒロインの言いそうなセリフ第1位では?www

とうとう両想い。刑部がんばった〜!
「俺が刑部君の実家になってあげよっか」っていいセリフだなぁ。お互いを大切に想い合う二人が幸せそうでほっこりします。

しかしここで終わらないのがARUKU先生!
終盤にああなるとは!かなり切ない展開で、何度も胸がギュッと苦しくなりました。これがARUKU節だなぁ。
ラスト、とっても素敵で泣けてしまった…。よかったなぁ。
う〜ん、この後の二人の描き下ろし、読んでみたかった、ちょっと残念w

本作も素晴らしかったです!
切なかったり、クスクスしたり、ほっこりしたり、キュンとしたり、胸が苦しくなったり、たくさんの感情が湧き起こり、1冊で2冊分のような読み応えでした!
これからも先生の作品は必ず読んでいきたいと改めて思いました。素敵な作品に感謝を♡

電子 修正箇所なし(濡れ場なし。キスが数回)

4

好きです

ARUKU先生、今回はちょっとコミカル寄りです、悲壮感、悲劇風味はいつもより薄れているかと思います。(あくまで当社比です)

いつも、なんですが不幸で不憫で可哀想な受け。
対して攻めはほぼ陽キャで光り輝いています。
今回の刑部くん、ARUKU先生の光り輝く攻めの最終形態、TOPオブザトップスなんじゃなかろうかとワタシ的に思い込んでおります。
とにかくカッコいい、イケメン。
この表紙カバーの刑部くんを見て頂きたい!
もうそれだけで税抜770円の価値があります!
目の細めかた、口角の上げ方、額に垂れた髪の毛。
わたしはARUKU信者の中でも先生の描く攻めのイケメンぶりに特化した信者であります。
他に書くことあるだろうっ
コミックスの内容に触れてないなんておかしいだろ、内容が空虚みたいやんかとお怒りの皆さま、すみません、わたしは信者の中でも先生の描く攻めがとにかく大好物な信者でして、、以下ループ。

先生が繰り返し似たような攻めと受けを原稿の中で動かし生かしているのは意味があるはずです。
その意味をこちらが受け取れるか受け取れないか、で大きな違いが出てくるのだと思います。

わたしはきちんと受け取りたい。
だから毎回大切に繰り返し読みます。
今後も読んでいきたいです。

4

あー…泣く…

ARUKU先生のこの生死の描写に関しては毎回泣いてしまう…

無自覚なあざとさを持ったほたるくんと何でも持っていて強引さもない優男の刑部くん。

こんなサラリーマンいるかーーーー!!!??
そんな疑問はナンセンスでとにかくとにかくいい…
ARUKU先生お得意の不憫に不憫を重ねた、めちゃくちゃかわいい受け…
エチがない!!!なかったことをこのレビュー書いてて気が付きました。

不思議な語尾は健在。あぁそうそう、不思議なセリフ回しが作品に良い違和感を添えているんだった…
と読みながら浸っていました。

ゲイではない蛍くんが、強引ではないやり方で寄り添ってくる刑部くんに惹かれるのは必然で、実家の問題を抱えながら離れる2人に、えーーー!ってなりました。ちょっと離れるキッカケが、そんなことで?感がありましたが。

サメの着ぐるみ、ダン箱に住んだり、スズメがとまったり、おにぎりの米粒がありえない量つくとか、リーマンものですがファンタジーに富みすぎてて、読んでて面白かったです。

お母さんは残念でしたが、妹さんマジでナイス…
ARUKU先生の作品では珍しい女性キャラのナイスアシストでした。よって顔は描かれないオマケ付き。

あー、もう一回最初から読もう…。
戦隊ヒーローの設定、最高でした。弥勒さまはやっぱりレッドですね!

3

このまま、めでたしめでたしじゃないのがARUKU先生だった!

蛍茶屋は、彼女を作ればすべてが上手くいくと思っていたが、美人局に遭いとんでもない目にあったところ、社内のエリート刑部に助けられる。

刑部へ苦手意識を持つ蛍茶屋だったが、彼に「俺がお前に恋してやろうか」と言われ、困惑するが、、、
という冒頭。

蛍茶屋は、ARUKU先生作品のデフォである不憫貧乏受け。
とにかく既視感を覚える痛々しさがあり、この先このふたりはどうなるんだろう、、
と、不安しかない始まりでした。


ですが、意外にも刑部の一途な愛に包まれ、幸せな雄鮭二匹(この比喩がまた、ARUKU先生でさすがだと思いました!)が川上に上ろうとせず、そこで静かに愛を育む場面は、甘々イチャイチャ最高すぎて、どこかでなにか落とし穴が絶対にあるだろうと勘ぐる始末でした。

で、やっぱりモノローグで落とし穴があることが判明して、、、

でも、どんな落とし穴?? と恐る恐るそのときを身構えていたら、蛍茶屋の認知症の母の行方不明事件が原因でした。

そこから一気に自体は急変。

あーーー!
やっぱりARUKU先生作品だぁ(泣)
辛すぎる、、
やっぱり受けが不憫すぎる、、、
と思っていましたが、蛍茶屋にとって刑部はいつまででも永遠のヒーローで。
そのヒーローぶりに蛍茶屋も読者も救われ、いつになく多幸感を得られたエンドマークを迎えられたように思いました。

よく4年も待ってたし、蛍茶屋のことを一途に想い、蛍茶屋の母を密かに見舞っていましたよね。(ということは、すれ違ったステンカラーの彼は、間違いなく刑部だったのですね!)
このエピソード、胸アツでした。


タイトルもいつになく不穏さがなく、ハッピー感漂ってるのが良きでした!

3

この作品が収納されている本棚

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