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エキスパートレビューアー2023

女性かりんていんさん

レビュー数1

ポイント数25

今年度90位

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マイナス面よりプラス面が多くて是非お薦めしたい(ネタバレわずかです)!

上巻読み始めから
カズオ・イシグロ氏の「わたしを離さないで」を思い出しながら読んでいました。
特に下巻ネタバレのあたりの暗鬱感がとんでもなく似ています。
先にいっておきますがわたしはあの小説が大好きです。
SFとしてはナンチャッテというかトンデモナイというかアリエナイというか、文系ががんばって書いてみました感ハンパない、、、
なのにラストで目から水があふれてくる
胸や喉元からなにかがこみあげてくる
そういう小説です。
上下巻を読み終えて同じ感想を持ちました。
理原先生のエロが前から個人的に好みだったので、内容知らずに店頭で男体妊娠、ディストピアBLという言葉にかなり引きながら迷いながら購入しました。

最後に。
個人的に思うのはエロシーンを引き算すればさらに感動出来るお話ではないかとも。
最近多くのBLについて濡れ場を減らしてお話をも少し充実させれば名作になったのに、と感じることが多いのです。
なんかもったいないなと。
要らんお世話かもしれませんけど。

まず、エロい

4巻まで読み終わりました。
寝る前読むにはちょっと怖い気もする。
気味悪いオカルトミステリー?なんですかね。
でも!
それより気になるこのエロさ!
とってもやらしいです、何故か。
5年前のわたしが読み始めても全然エロいとは思わない。
しかーし!
BLを好んで数冊でも読んだことがある人には分かる、誰でも分かる。
最初の数ページでどっちが攻めでどっちが受けかとか分かる。
キリシタン発見の踏み絵みたいだわ、このお話。
延々と4巻まで、セリフだけ読むととってもやらしいです。
そりゃこれ間違いなくBLだと思います。

大好き

わたしのBL情報源はXというより断然こちらちるちるさんであり、特に談話室で喋りはしないけれど耳を傾けているといったスタンス。
そこで皆さまが語っていたのがこの作品、丁寧な心情描写のリーマンBLとのことでとにかく冊子付をとっとと予約完了!
いつもありがとうございます♪
今回も頼りにして間違いなく大当たりでした。

先ず絵柄が丁寧で綺麗でネクタイの柄まできちんと描いてらっしゃるのに感動しました。
上野も神田も細身で綺麗でめちゃくちゃ好みでした。
これくらい脚を長く描いてくださるかたは最近少ないですし。

お話自体は両片想いでちょっとしたことですれ違いの気持ちにこちらはハラハラしてしまうんだけど、、
という王道ものではあるんですが。
2人の心の内面がちゃんとわたし達に伝わるようにひとつひとつ砂糖菓子の包み紙をめくって見せてくれるような作り込み感が凄いです。
その際過去の出来事へとページがとぶことが繰り返しあるんですが、2人の髪型が現在過去では違うんですよ、だからわたしのような頭がよろしくない人も分かり易い!
ナイス!です。

とにかくエロエロBLはちょっと、、というビギナーのかたにもエロエロには食傷気味で、というかたにも読んで頂けるいろいろちょうどいいバランスのとっても良い作品だと言えます。
やまやで先生ありがとうございます♡

上野さん神田さんの続編はもちろん希望なんですがやっぱり気になるイケメン小林さんのスピンオフも是非お願いします!

あと、単なる呟きです↓
上野の推しに合わせてパーマ当てちゃう神田がもう可愛いっ
東京知らないけど谷中銀座、あの坂ってよくネコを見かけるとTVで観たので聖地巡りと併せて行ってみたい!
時々2人の唇が薄アミ?トーン掛かっていて色っぽいです
背景にバラなどの花しょって出てくるコマが新鮮、好き♡
しかしどうやって電子の単話から追いかけたり出来るんだろう?
著名な作家さんなら分かるけど
皆さまの嗅覚が凄過ぎる

寂寞を棄て春を待ちⅠ 同人R18 コミック

天野瑰 

No Title

軍服もの大好きです。
けれどこれはムリ。
Ⅱも読みました。
わたしが「しゅみじゃない」評価にするなんて初めてです。
「しゅみじゃない」と思っても評価したりましてやレビューしたりは普段しません。
なんてゆうかこんなドイツ人おらんやろ、こんな軍人おらんやろ、こんな男おらんやろ
とハッキリ言って特に受けがキモかった。
昔の昼メロってこんなのかもしれん、知らんけど。
作画は綺麗でいろいろ勉強して描いているんだなということは分かりました。

愛のかたち ネタバレ有り

作家様買い。
あれ、kanipan先生の絵柄がなんだか変わった?
とんがり顎が丸みを帯び今どきのお顔に近くなって、等身というか肩幅とかも前よりがっしりして華奢で細っこいイメージがやや薄れてきた感じ。
変わったとしたらわたしは今の方がぜんぜんイイ。

先生の描く物語は心ない大人たちから世界の理不尽さから自分自身と大好きな人を護る子たちのピュアさがいつも際立っている印象だ。
今回も大人になった子達の再会から始まる。 
女のヒモをやっているという亮と清掃員の楓。
何故ヒモなのかというと8年前に急に行方知れずになった少年=楓を捜すのに都合がよかったから(!)
とうとう見つけられた楓は迷惑そう。
何故なら他ならぬ亮の為に姿を消したのだから。

2人は最初から惹かれあっていてお互いの家庭環境も良いとは言えず、だからお互いが自分の一部であるかのように一部でないのが辛すぎる程に求め合っている。
こわいくらい。
楓を邪魔する楓の父を抹殺するのは亮にとって当たり前だし、亮の邪魔をする女を抹殺するのは楓にとって当たり前だったのだ。
再会後の2人が激しく求め合うシーンは繰り返し有りエロエロというよりなんとももの悲しい。
どうしたって時間が足りない。
彼らには破滅が近づいている。

とジリジリしながらページをめくっていたわたし、でも楓が自首する決意で亮が楓の帰りを待つ決意でラストへと話は向かう。
病めるときも
健やかなるときも
死がふたりを分つまで
との言葉が交番に自首する楓と後ろにいる亮に注がれる。
美しくて哀しいシーンだ。
2人は再会後の濃密な日々の中で上記の言葉の意味が痛い程理解出来たので、ここでまた離れ離れになる覚悟が出来たのだと思う。

『神』評価にしたかったのだけど、実質『神』なんだけど後でこっそり変えるかもしれないけど『萌×2』で。
だって!
自首シーンのコマの後ページめくると
出所シーンだよ、、、

ページ数が足りなかったというのも分かる。
刑期年数分2人がどう過ごしたかが分かるようなページをつらつら描けというのもムチャな話だ。
でもねー
なんかこうその間の歳月が流れたさまを少しは感じたい。
恋人の為に犯罪者となり刑務所に行きその恋人は出所日に迎えてくれる、ってのはわたしの短いBL読書歴でも結構多いシチュ。
で今回のように自首或いは刑務所入り次ページでハイ出所シーン、も多く見られる。
なんか感動が削がれるのはわたしだけかな、、、




新旧過渡期のコミックス

わたしはときたま定広美香先生のご本を読みたくなる読まずにはいられなくなる。
21世紀にもなっていない頃〜10年位前までのBLに存在していた諸々の特色があるからだと思う。
実際にはわたしは全く経験していない時代の女性向きのマンガなのに、妙に懐かしいような1番自分に合っているような気持ちにさせられる。
ストーリーや設定も型にはまっていないし、エロさも今のものよりずっとエロい。
これは定広先生以外のかたにも言えるんだが。
定広先生の絵柄がそんなに古臭さを感じないので読み易いことも好みの理由。

この作品は今日初めて読んだ。
あの2人がいなくなった後のアンダーグラウンドホテル内のお話。
主人公はソードの元オンナのノーマン。
前からやけに存在感がある美形だと感じていたけど今作ではエリーというボスとヴァンというドクターの狭間で揺れている。
その前は元FBIのウィルと恋仲になり心中を図り一人助かってしまう。
なのでノーマンはいつでも死にたい病。
なんかもういろいろぐちゃぐちゃで混線してます。
ラストは誰も死にません。

もっと昔の話だったらアンハッピーエンドになっててもおかしくないと思う。
リバとかアンハッピーエンドとかが衰え、BLと呼ばれるものは型にはまってこじんまりしたのではないだろうか。
単なる個人の推測です。
わたし自身まだ4年位しかBLに触れた事がない。
にしろ、ラストが死に別れとかはもう絶対読みたくないヒトになってしまっているんでね、書きながらジレンマに陥ってしまう。

言葉遣いが、、、

この先生の作品を読むのは2作目です。
BL小説はコミックスより濡れ場が多いんだよねと思っていたわたしの先入観を取り払ったかたです。
今回のお話もさらにそういうシーンは少なめ、ラストに1回あるのみですね。
薄くはない文庫本の半分以上読み進めてもずっとお仕事小説です。
だから不満かというとそういうわけでもない、お仕事部分は丁寧に描かれています。

途中からちょっと納得いかなかったのはこの社長の言葉遣い、ありえないと思いました。
起業して2年の24歳の若い社長。
入社したばかりの34歳の営業経験豊かな男性に向かってタメ口どころか、
おまえ 、、するのか?
とかの思いきり上から目線口調。
違和感ありまくりで気になって仕方なかったです。
相手が大学出たての22歳の新入社員でもおまえなんて呼ばれないはずです。
最初からこんな言葉遣いするトップとは。
どこの世界にこんな話し方をする社長がいるのか、最後まで気になりました。

現代のスーツ着た男たちのお話だと知り購入しましたが、期待が大き過ぎたのかな、重治さんも個人的には魅力的には思えなかったです。

1話ごとのトビラ絵がクール

カバー絵が地味で損していると思います。
レビューランキングが上位だったなぁと覚えていなければわたしは手にしなかったですもの。

中を読むと絵がとても綺麗です。
好みの絵柄です。
特に語りたいのはアンダーヘアって言うんですか、ちゃんと描いていらっしゃる。
描いているかたももちろんいるのですが、それらしく見えないかたばかりだった気がします。
とてもナチュラルに見える描き方でした。
でも脇毛はなかったと思います。
不思議だなぁ、こだわりがあるんですかね。

音楽ライターやってるズルいおとながまだ10代の美少年大学生をオトす話です。
そういや関係ないですが若い頃の渋〇〇一はイケメンだったと思います。
ズルいおとながどんどん本気の深みにハマっていくさまがいいんですが、ここで大学生の南斗くんこっぴどく痛めつけてやりなよと思う自分がいます。
最初の偶然の出会いで万札越しに少年にキスをするんですが、ムリきちゃない!
消毒したから安心してね、だと。
不特定多数の人が触れるお金が1番きたないって親に言われ続けてきたんだけどー
一回は痛い目に合わせたほうがいいですよ、このライター。

次回は是非リーマンものを描いて下さい。
勝手に楽しみに待っています!

かわいそかぁいい♡

はぁ〜やっと読めました、話題沸騰中のこの作品、初読みの作家様です。
レビューランキングで上がっているのでついつ気になるのがわたしの性分、でもなんの前知識もなく表紙絵がとにかく目を惹いたので!

いやぁ読んで良かった!
893は絶対イヤ!っていうヒトはムリだとしてもそれ以外のかたには大々的にお薦めしたいです!
やっぱりなんたって攻めの天授の圧倒的存在感、背中、尻、太腿まである絢爛な刺青を纏うカラダがたまりません。
先生の描くお尻が好きです、好き過ぎます♡
先生のインタビューで担当編集者さんが沼男と表現していて、ほーっそうか!と合点しました。
ヤバいくらいの完璧沼男ですね、二次元のヒトで良かった!
あ、方言もギャップ萌え、わたしが数年住んでいた大分弁にも似ている、、、
ベッドシーンは方言で甘くやらしく喋る、これがなんともポイント10倍増しですね。

天授に「可哀想でかわいい」と2度表現されている(アニメイト有償特典冊子中でもそう言われています)受けの清高はトラウマ持ちの心臓外科医→僻地の内科医です。
天授にそのトラウマを柔らかく解され、清高もまた天授の救いになりたいと願います。
最後は波打ち際での2人の甘い会話で終わりますけど、おそらくこれ続きあるんでしょう。
そんな終わり方ですもん。
というかわたしら読者が終わらせないはず!

前作はアピールされていた性癖がちょっと、、、で読んでいませんし、今回も正直いうとお顔はわたしの好みど真ん中ではないです。
でもカラダがイイ!!
圧倒的にカラダが勝ってしまうのです、
官能的です♡
それと先生の拘り、作り込みがわたしにもしっかり伝わってきます。
カバー裏を是非ご覧頂きたい。
取材力がハンパないです、ついていけます!
とにかくすんごい作家様に出会えました。

馬の耳にも三年 コミック

sosso 

色即是空

この作家さんのを読むのは2作目だと勝手に思っていたが、他の一冊についてのあらすじを読んでみても覚えがない、、というかこんな個性的な絵柄を覚えてないわけないだろって思い直す。
つまり初めての作家さん。
坊主頭に萌えられるかと不安もあったけれど無問題だった、すっごくセクシーだった。
とにかく絵がお上手。
何故か故あすなひろし先生を思い出してしまった。
話戻るけれど、曼荼羅とか墨絵とかなんてゆうか知らんけど寺院の装飾とかずらり並んだ障子とか位牌!とか黒いマントみたいな袈裟とか釈迦像とか!
エロいんですね〜
すました顔してるくせに♡
受けの日本画家、沖晴はバレエダンサーのような体躯で細くてアクロバティックによく曲がる。
自ら行方不明になった後電話ボックスから攻めの坊さん恵徹に電話をかけるのだが、
「帰ったらきみの好きにしてくれるか」
と言い煽る時に
見えるうなじの骨、頸椎がリアルに描かれていて妙にスゴいと思った!

とにかくこの2人は性愛込みでやらしく愛し合っているんだなぁとよく分かりました。
恵徹が沖晴の絵に惚れ込んでいるのもポイント高い。

ラスト、スーツ姿の恵徹がお経を唱えながら沖晴の耳をべろべろし出したのでこれはもうヤバすぎるやん!

新たな性癖の扉が開いてしまいました…