君の夢を見ている

kimi no yume wo miteiru

君の夢を見ている
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神72
  • 萌×223
  • 萌10
  • 中立5
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
18
得点
487
評価数
112
平均
4.4 / 5
神率
64.3%
作画
コウキ。 

作家さんの新作発表
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原作
ARUKU  
媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス ルチルコレクション
発売日
価格
¥660(税抜)  
ISBN
9784344835863

あらすじ

自分と恋に落ちる予知夢をずっと見ていたと言う雨森と、予告通りの日にキスしてしまう由比。二人の恋は予知夢通りの運命なのか!?

表題作君の夢を見ている

雨森健、ある人の未来を予知夢で見続ける旅行ライター
由比尚 、雨森の予知夢の相手で編集者

レビュー投稿数18

作画のみ担当?

ARUKUさんが原作のみという作品を初めて読みました。
独特の世界観とやや文語的な言い回し、ガラス玉のような目の描写などが一体になったものがARUKUさんの作品という印象ですが、こうして他の作家さんの作画で読んでもARUKUさんの色が強いですね。

他の方も指摘されていましたが、ネームの状態で渡されていたというところがわたしも気になって。
ARUKUさんの言葉選びは結構独特ですよね。
たとえば過去を変えたあとに雨森が付き合っていた彼女と別れたシーンの、彼女の台詞。
「ケーキやけ食いしたろっと」
エリートっぽい経済アナリストと付き合う、プライドの高そうな美女が言いそうにない語尾。ふつうならキャラに合わせて「やけ食いしちゃおう!」もしくは「しちゃうから!」みたいな語尾を選ぶところを「したろっと」にする。こういうところがまさにARUKUさんなんですよね。
ここが一番分かりやすいところだったので例で挙げましたが、冒頭からかなり言い回しがARUKUさんそのものだったので、台詞やモノローグを全部ARUKUさんが考えたそのままで描いているのかな、と。

作画が違うだけでずいぶん印象は変わるし、雨森はイケメンだし、ユイも美人だし、2人がおでこをくっつけてるシーンなんて美しくて、額装したくなるようなコマでしたけど、言葉の面でももう少しコウキ。さんの色を出してもよかったのかな、という気がしてしまいました。
これだと台詞からモノローグ、それこそコマ割りまでARUKUさんが作って、本当に作画のみコウキ。さんが担当したみたいな感じです。

ストーリー的にはまさにARUKUさんだなあ、という感じ。
同じプロットなら、多くの作家さんは悲しいままで終わらせるか、雨森が亡くなる前に運命を変える行動に出るか、過去を変えてもなぜか再会したときに「やっと会えたね」みたいな意味深な一言を雨森に言わせて終わり、という方法を取ると思うんです。
予感があるのにあえて何もさせないで、一旦絶望の底に落とす。
そこからのSF展開を蛇足と取るか、さすがと評価するかは好み次第だと思いますが、わたし個人の意見を言わせていただきますと、絶望パートのモノローグがものっすごく良かったんです。胸に沁み過ぎるほどに。
それだけにそこからの展開は、使者のコミカルさも相俟って、残念だけど「ん?」となってしまった。

ハッピーエンドとバッドエンドなら、絶対的にハッピーエンドがいい。
だから結末には大満足です。

4

涙なしでは読めません!!

ARUKUさんの作品を最近集め始め、大好きなコウキ。さんが絵を書かれているとのことで購入。
前情報なしに、読み始めました。

雨森は旅行ライターで、彼には予知能力があり、由比と恋に落ちる予知夢をよく見ていました。その予知夢に出てくる由比に恋焦がれる日々です。そんなある日、編集者である由比と仕事で出会います。
雨森は由比に予知夢のことを話しアタックしますが、由比はストーカーではないかと疑います。信じられない由比をよそに、雨森はコーヒーをこぼすとか、指を切るとか、キスをするなど次々由比の未来を予知します。由比も雨森の能力に戸惑いながらも段々熱烈にアプローチをする雨森に惹かれていきます。

2人の想いが通じた矢先、由比は雨森が死ぬ夢を頻繁にみるようになります。雨森が死んでしまうのではという恐怖で雨森を家から一歩も出したくないと思う由比ですが、閉じ込めておくわけにもいきませんし、本人に夢のことを話すこともできません。
そんなある日、嫌な予感がして出かけた雨森を追いかけると、雨森は少女を庇い車に轢かれて亡くなっていました。

話はこの後も続きます。この時点で号泣だし、辛かったですが読み進めるとラストはハッピーエンドです。でも、そこに辿り着く過程がさらに辛い。
読み返すと様々な線状があり、2回目はまた違った視点で楽しめます。号泣必須です!

1

心を揺さぶる凄い作品

凄いです。
すみません、第一声だとこんなありきたりな言葉しか出てこなくて申し訳ないですが、作者様、本当に凄いです。素晴らしい作品をありがとうございます。

こんなにも心を揺さぶられる作品になかなか出会う機会がないので、涙腺崩壊必至でした。

この作品で私が一番印象的だったのは、骨が未来から送られてくるシーンです。その直前の夢の内容だけでももう胸が抉られるような思いになったのですが、夢を見た後にこれが実際にユイくんの手の中に入っているシーンを見た時に、もう悲しい未来しか見えて来ず、そこからはもう救いを求めて必死に読み進めている自分がいました。

そして、読み終えて思いました。後悔のないように今を生きようと。

この作品に出会えてよかったです。
心からの感謝を込めて、ありがとうございます。

1

ナニコレ?!

全くレビューを読まずに、作画がコウキ。先生だったため購入。
前情報がないので、読み始めて心に浮かんだ言葉は、『ナニコレ?!』でした。
悪い意味ではなく、こんなで恋に落ちるの?まだまだページ数あるのに?
中盤からは、心鷲掴み!
何てキレイなお話なんでしょう!でも、実際キレイばかりではなくて、暗いし悲しい場面もありました。泣けます。
それでも、裏切らない話の流れが、ホントに素晴らしくて、沢山の方に読んで欲しいと思いました。
オススメです!!

4

予知夢

なんかコウキ。さんらしくない変わったテイストだなあと思ったら、原作がARUKUさんですか。やはりというかファンタジーな不思議なお話でした。

予知夢を見るライターの雨森さんと、かわいい編集者の由比のお話。男性と来いなんてするはずないと思うが、君と恋に落ちる、キスしてHして、という雨森。絶対あり得ないと思いつつも、一緒に過ごす内にだんだんと好きになり、予言は全部あたってしまう。

恋人同士になって終わりかと思ったらそうではなくて、ある日雨森は事故死してしまう。抜け殻のようになる由比。しかし、妖精さんが現れ、雨森の記憶は全て失われるが、もう一度生きることができると告げる。悩むが雨森を生き返らせることにする由比。
この辺がファンタジーですが、ちょっと都合が良すぎるような。

生き返った雨森は恋人だった記憶を失っていて、彼女がいる。しかし出会って由比に恋をしてしまう。彼女とは別れてハッピーエンドというストーリーでした。

予知夢はみれなくなったが、その方が人生楽しいと思います。

0

ARUKUさん大好き!だからもう少し余韻に浸らせて!

ARUKU先生のファンになってから、過去作を手当たり次第入手したはいいものの、もったいなくてなかなか読めずにいます。
まず心を整えて、ゆっくり時間を取れるときに読みたい。
読む時間だけでなく、余韻に浸る時間も欲しい。
前後含めてとても贅沢な読書時間を与えてくれるARUKU作品がやっぱり大好きです。

『俺と君は恋に落ちる運命なんだよ』

突然見知らぬ男にそう声をかけられた由比(ユイ)。
その男、雨森は旅行ライターで、編集者のユイと仕事をすることになる。
聞けば物心ついた頃からユイと恋に落ちる夢を見ていたと言う。

(なんだこいつ…)と訝るユイに、
『僕らは1週間後 7月17日 17:07 にキスをする』
『「もっと強く抱きしめて」と君は言う』
と、予知夢の内容を話す雨森…

もう、この冒頭から心を持っていかれました…なんてロマンチックなの…
先の気になる不思議なストーリー運びと、歯の浮くような口説き文句はARUKUさんの特徴ですが、本当好きだわ…この感じ。

いろいろと雨森の予知通りのことが起き、徐々に雨森に惹かれゆくユイ。
そんな中、今度はユイが夢を見る。血まみれで倒れる雨森の姿や、棺に入った雨森の姿。
2人の未来はどうなるのか。雨森は死んでしまうのか…?

不穏な展開を予想させる構成も特徴的で、幸せなシーンを見ていても、読む側はどこか気持ちが落ち着かず、常に小さくざらつくんですよね。
幸せなシーンであればあるほど「あぁ…でもこんな幸せな2人がこの先どうなっちゃうの?」と不安になるというか。
私はこのざらつき感と緊張感がとても好きで、毎度毎度「中毒性がある」と言っている気がします。

序盤は、予知夢の絡んだSFファンタジーですが、中盤以降また違った種類のSF要素が絡んできたため、多重要素によりラストへの持って行き方が駆け足になってしまった感がありました。
ストーリーの骨組みや結末は文句なしに[神]ですが、見せ方が少し惜しかった気がします。
話数やページ数など、いろいろ都合もあるのだとは思うのですが…
多分、中盤の悲しいシーンから悲しみの余韻に浸る間もないほどに急速にハッピーエンドの方向に展開していったのが、物足りなさの原因かな?と個人的には思います。
ハッピーエンドがいいけど「もうちょい悲しませて!浸らせて!」と…ワガママな読者ですみません(^^;;

あとがきでは、コウキ。先生からARUKU先生へのリスペクトが感じられ、作家様同士の素敵な関係に頰が緩みました♪

絵柄も、セリフ回し的にはARUKUさん独特のあの絵柄は捨てがたいものの、キラキラした可愛い受けに黒髪のイケメン…と、わりと馴染むポイントもあり、私は好きでした。

エピソードごとのサブタイトルも、いつもながら好き。
センスが突き刺さる。もう、単純に好みー!

3

素敵なファンタジー、読みごたえあり!

切ない!原作がARUKUさんなので楽しみにしてました。

誰もが振り返るイケメンが
「俺と君は恋に落ちる運命なんだよ」と言ってきて。予知夢通りに虹を見せたり由比が壊した大切なペンを10年前にタイムカプセルの隣に埋めておいてくれたり。
読む側にしたらとっても不思議で素敵な設定です。
ですが由比はなんだこいつは?で。

雨森が由比との未来を支えに生きてきたこと。
やっと巡りあえて現実の由比を予想以上に好きになってしまったこと。
由比がなかなか受け入れてくれなかったけど恋してくれたこと。
予知夢の通りに進むなら自分が死ぬのもわかってたはずなのに、それでも子供を助けて死んだこと。
由比を残して…。

3ヶ月だったけど由比の人生において初めての気持ちを残して。
雨森の魂は自由であるという言葉にも感銘を受けました。

これで由比は一人で生きていくの?と思ったらなんと!過去を変える方法があると未来の自分から依頼があり。雨森を予知夢を見ないようにすればいいと。

それでも雨森が予知夢を見ないなら由比と会うことはないと思ったら出会って!
どんどん由比にひかれていって。彼女と別れて由比の所へ来てくれました。

同じ雨森ではないけれどやはり共通するところもあって。違うところも由比は愛せるでしょう。

旅に出て由比が何度も雨森に好きだと言わせるところが可愛かったです。由比も雨森にたくさん好きだと愛してると言ってあげて!

素敵なファンタジーなお話でした。やっと想いが重なって甘々からの絶望、からの再生。でももう愛してはくれないと思いきや。
とっても読みごたえがありました。

3

揺るがないARUKUワールド

この作品、ARUKUさんの作画じゃないことを残念に思う反面、原作だけでもARUKUワールドはここまでしっかり描けるのか!と衝撃を受けた1冊です。
作画者であるコウキ。さんのお力も素晴らしいんだと思います。
読み始めこそ絵柄の違いを気にはしたものの、早い段階でそれは些細な事だと思い直して読み進めることが出来ました。
ただ、ARUKU作品は大仰にリリカルな言い回しをする傾向があるので、そこはARUKUさんのあの絵柄があってこそかもしれません。

後半にかなり壮大な物語を潜ませてあるSF寄りのファンタジー作品です。
ARUKU作品の中で近しい系統のものを挙げるなら、最新刊の「スクールナイト」かな。
もしくは「極東追憶博物館」に入っている人魚のお話なんかも近い。
少し不思議な日常モノと見せかけて、ラストにかけて涙が止まらなくなるほど揺さぶってくる系。
壮大なロマンティックが好きな人には全力でオススメしたい1冊です。
“ドラマティック”なんて形容では全然十分に言い表しきれない作者の物語力に圧倒されます。

作中の言葉を借りながらあらすじを書くなら、
自分と「運命の相手」を繋ぐ糸は、例え途中で途切れたとしても、自分でもう一度その糸を繋げて別の未来を編んで行けば繋がった先の相手にはまたどこかで辿り着くことができるんだと教えてくれる物語。
ARUKUさんらしい強さを添えて描かれる「ARUKU流“運命論”」がとても素敵でした。

限界も境界もない。縛られる必要はない。
そんな真理がARUKUさんの作品にはいつも共通してあるように思います。

6

読後、なるほどと思える作品。


ストーリーが逸脱している。ストーリーは神。

1

よくあるストーリーなのだけど

この作品の評価、とっても難しいんですが神にいれさせて頂きました!

序盤は他の方が言われているとおり、
急展開で詰め込みすぎな印象。。。
ですが中盤からは涙がぼろんぼろんでてきました。
以下がっつりネタバレあります


君のことを夢に見ていたといって突然受けに告白してくる攻め。
受けも怪しみつつ攻め様を好きになっていきます。
この辺までは、
えーそれだけで受けちゃん好きになっちゃうのかい?!?(;・∀・)
と、受けの感情に疑問を持ったり、攻めがいきなりポエマーになったりして読み手としては取り残された感があり良作とはいえないのでは、、、とも感じたのですが、起承転結の転の部分で、想像のつくストーリーとはいえ読ませてくれたと思います。
受けの喪失感がダイレクトに伝わり、
BLの恋愛の部分で泣かせてもらいました!

恋愛とは関係ないところで泣かせてくる作品は多いですが、あまり恋愛の描写で泣くことって実は少ない気がしていて、その意味で神評価です。

攻めは、雰囲気、性格共に生まれ変わる前の方が好きだったので、個人的にそこは残念でしたが、きっと受けちゃんと過ごす新しい毎日の中で永久凍土はゆっくり溶けていくのでしょう、、、(*´∪`)
攻めの赤ちゃん時代のコマはめちゃくちゃ可愛いです!(*゚ェ゚*)
コウキ先生ありがとう、、、!

5

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