ヤクザ×仕立て屋さんのドラマティックラブ

結んで、ほどいて、キスをして

musunde hodoite kiss woshite

結んで、ほどいて、キスをして
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神110
  • 萌×269
  • 萌39
  • 中立12
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
31
得点
955
評価数
232
平均
4.2 / 5
神率
47.4%
著者
三月えみ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
Jパブリッシング(ジュリアンパブリッシング)
レーベル
G-Lish Comics
発売日
価格
¥638(税抜)  
ISBN
9784864572033

あらすじ

下町の商店街で洋品店を営む板橋(いたばし)は、10年ぶりにヤクザになった中学の同級生・足立(あだち)と最悪の形で再会してしまう。ヤクザに飼われているという足立の手によって、存続の危機に陥る商店街一帯。困惑する板橋に、足立は「テメエの願い、叶えに来てやった」と言い放ち…。恋と人情が交錯する、ドラマティックラブ。

表題作結んで、ほどいて、キスをして

足立,ヤクザ,中学時代の同級生
板橋,商店街で洋品店を営むテーラー,

その他の収録作品

  • とりあえずホテルに着きました(描き下ろし)
  • あとがき(描き下ろし)
  • カバー下:最終回その後①②(描き下ろし)

レビュー投稿数31

映画のような奥深さ

高評価なこの作品。あらすじから仕立て屋さんとヤクザとか面白そ〜と思って読みましたが、なんかすごいいろいろつまっていて読み込むタイプの作品でした…
面白かったけど、思っていた感じとはかなり違いました。

商店街が立ち退きになる理由とか、不正問題とか、ちょっといろいろ難しくてバカな私にはついてくのが大変でした。登場人物も結構いるし、主役の影があまり濃くないので、誰か目線でドキドキ…とかは出来なかったなぁ。
だからか、メインカプについても嫌いじゃないんだけど、どうしても品川が気になって…
それでも、幼い頃からの約束を守ろうとする絆みたいなのは良かったです。
いろいろ起きすぎてるのに1冊でまとまるのはすごい。
お話としてはとても面白かったです。なんか、映像化したら分かりやすくなるし面白くなりそうだと思いました。

0

ドラマのような純愛ラブストーリー

不幸な生い立ちからヤクザになり、商店街の地上げ行為をする足立くんと下町の商店街で父親から受け継いだ洋品店を営む板橋くんのお話。
他には、
2人の中学の同級生で、大手ゼネコンに就職した品川くん
同じく2人の中学の同級生で商店街にある銭湯を継いだ墨田くん
も登場します。
今回は東京23区シリーズです。
ちなみに、品川くんの会社の上司は大田所長です。
杉並くんや中野くん、目黒くんもいいなと勝手に妄想しました(笑)

商店街を含む地域の再開発事業をめぐり、大手ゼネコンから品川くんが担当者として板橋くんに会いに来たところから物語が始まります。

その再開発事業に不動産コンサルタントとして関わる三宅。
だけど、三宅は不動産コンサルタントではなくてヤクザでした。
足立くんは中学の時に母親と夜逃げしたのですが、その母親は借金残して行方を晦まし、サラ金に飼われチンピラになったところを三宅に拾われました。

亡くなった父親の洋品店を潰したくない板橋くん。
恩がある三宅を裏切れない足立くん。
会社の担当者として開発事業を進めなければならない品川くん。
墨田くんはモブ的な位置にいます。

この作品は、商店街が再開発事業により存続の危機に瀕している裏で、悲しいラブストーリーが同時進行しています。

中学のころ、板橋くんを好きだった足立くん。
当時、板橋くんが話の流れで言った「うちの店がなくなったらオレのこと迎えに来てよ」という言葉をずっと覚えていて、再会した時に板橋くんに「テメエの願い叶えに来てやった」と言います。
もちろん、その約束のために商店街をなくしたいわけではありません。
足立くんは恩人の三宅と好きな相手(板橋くん)の間で、相当苦しんだと思います。
そして、困っている板橋くんに「何とかする」と言った時は、もう覚悟を決めていたんだと思います。
この後、足立くんは商店街を守るために動き出します。

後半は、ぜひ紙でも電子でも書籍で読んでください。
映画やドラマで観たいほどのドラマティックな展開です。

気になる点と言えば
他の方もレビューされていますが、板橋くんはいつから足立くんを好きになったのでしょうか?
イマイチわからなかった。
あと、病院でHをするのは難しいのでは?と思いました(汗)
いつ看護師さんが病室に入って来るかわからないし…ハラハラ。

最後は、冷酷無情だと思っていた三宅が足立くんに親心を見せたのには感動しました(涙)
空港で1年ぶりに再会した2人。
これからイタリアで再出発です。
足立くんのビザが気になるけど…。

描き下ろしの『最終回その後①』では、足立くんが板橋くんにキスしていたことを品川くんに聞いて驚く墨田くん。
そりゃ、ビックリだよね。
描き下ろし『最終回その後②』では、おそらく空港で2人が出発した飛行機を見届けた三宅。
なんだよぉ。超いい奴じゃん!

全てを捨てて純愛を貫いた足立くんにはエールを送りたい!
読み終わった後は、幸せな気持ちになれます。
ただ甘いBLに留まらず、ストーリー性重視がお好きな方にはおすすめの作品です

1

約束を守った方の男を選んだ

意外性が何より良かったです。受けの初恋の人で金持ちのハイスペック男が攻めだと思い込んで読んでいたら、途中で表紙と巻頭カラーの絵を見直し「ん…?そっちー?!」となりました。足立君、友人の墨田に「店番しててー」と言われた辺りは完全に脇役だと思ってたのに騙された!

中学時代の3人のエピソードが良い。板橋が授業の実習課題なのに「俺が全部作ってやる!」とはりきってるのが可愛い。足立の初恋は板橋だけど板橋の初恋は品川で、矢印の方向が別の片想い同士っていうのが切なくて萌える。だんだん品川より足立の方が魅力的になっていく過程も丁寧に描かれてました。金はなくても誠意のある方を受けが選んで良かった。品川はプライドの高い出来杉君のような人でした。

主要人物の同級生達の名前が全て東京23区の名前で庶民派っぽいイメージの足立区、板橋区、墨田区に対してお坊ちゃんっぽいイメージの品川区。もしやこれは壮大な擬人化BLでもある?と気づいて神評価にさせて頂きました。

0

絵やタイトルと中身が違い過ぎて…

この作家さんは初めてで、表紙やタイトルから可愛いほのぼのした仕立て屋さんの恋のお話かと思ったら、全然違ってびっくり。
さびれた商店街のテーラーの跡取りの主人公、商店街の再開発を目論む大手ゼネコンと立ち退きに絡むヤクザ、それぞれに幼馴染み二人がいて敵対したり寝返ったりとピリピリした雰囲気。
中学時代のエピソードは、品川と足立の見分けがつきにくく混乱。なんとか耐えて読み直すも、主人公の周辺がゴタゴタしていて、なかなかBL展開にならず、やっとラブっぽいものが…と思ったら主人公のお相手が優等生の品川ではなく、足立だったのにも混乱。

ヤクザになった攻めの背景もシリアスだし、ヤクザものっぽく本気の暴力シーンもあるので、こういう話だったのか…とずっと内容に入っていけないまま終わってしまった。もう一人の幼馴染みが二人に恋愛面で絡んで、三角関係になるのかと思ったけどそれもなく…。幼馴染みと協力して商店街を立て直すのかと思いきや、後半は攻めが組を抜けるかというシビアな話になってくるので、ほぼヤクザもの。主人公は攻めのスーツしか作ってないし…。

最初からこういう話だと思って読めば楽しめるのだろうけど、終始読みたいものとは違う方向に、話が転がっていくのがストレスだった。BL的な萌えや甘さがもっとほしかったし、この内容ならもっとハードめな表紙やタイトルにするべきなのでは…。

1

幼馴染3人の関係

商店街の洋品店、ゼネコン、地上げヤクザ、幼馴染三角関係が絡むなかなかのシリアスストーリー

ストーリーに力を入れてるゆえに、キャラに惹かれたり、萌えポイントが挟まるところが少なめの気がします。一方で三月先生の絵柄は割と可愛い感じなので、ストーリーとのギャップが大きかったな。これで絵柄が違ったら印象も相当違うと思う。
優等生品川(幼馴染 ゼネコンマン)が中盤間抜けなので、最後の見せ場もうちょっと挽回させて欲しかった。

薬はやらないとか半端な注釈付いてるヤクザが出てくるBL漫画は苦手ですが、割と本気の犯罪者ヤクザなのが良かったです。最後の三宅(ヤクザ)が若干ぬるいけど。

萌2よりの萌

0

読み返す度にハマる


まず、絵がすごく丁寧で綺麗でした。個人的に好みの絵柄だし、表情の描き方がすごく素敵で、キスシーンなんか何度見返したことか…。

ストーリーも面白くて、どんどんページをめくってあっという間に読み終えました。こんなにワクワクしながら読んだの久々です!

足立は最初、あまり良い印象ではなかったのですが、板橋にスーツを仕立てて貰う時の笑顔にやられました。あと、あんなにボロボロになってるのに病院で目覚めたときの一言目が「おはよ」って可愛すぎか!と思わず笑ってしまいました。読み進めていく度に足立がカッコよくて好きになりました。

これハッピーエンド難しいかな?と思っていたのですが、しっかりとハッピーエンドで安心しました。二人が幸せになってくれて本当に嬉しいです。続きがあれば是非読んでみたいです。この作品に出会えて良かったです(*^^*)

1

予想を超える骨太ストーリー

 これはきっと途中で好みが分かれやすい作品だろうなぁと思いました。昔同級生で仲良し組だった3人が、それぞれ大人になり今度はまったく違う立場の人間として再会します。親の跡を継いで仕立て屋として働く板橋、大手に就職し仕事で板橋の店もある商店街の立ち退きを進めることを任されてしまった品川、そして、いつの間にかヤクザに拾われて品川の会社と共同で立ち退きを促すよう命じられている足立。

 攻めに関して、多分品川派と足立派に分かれると思うんですよね。最初は品川と板橋がくっつきそうで足立は切ないポジションになりそうな雰囲気があります。が、途中から足立の積極的な振る舞いが目立ち、段々足立と板橋の関係に引き込まれていきます。なので、序盤で品川派だった方はちょっとがっかりしてしまうかも。私はずっと足立を応援していたので、とても嬉しい展開でした。

 三月先生の綺麗な絵でまさかヤクザや闇取引の話をこんなにがっつり読めるとは思わず、ストーリーが骨太なところにも驚かされました。各キャラの私情によって商店街側につくか立ち退きを進める側につくかというところも二転三転し、張り巡らされた裏事情も予想を超えるもので面白かったです。結局、品川と板橋の間には恋愛的な意味での好意までは存在しなかったんでしょうね。何度か困難な目に遭っても板橋への気持ちがまったくブレず、まっすぐに自分の想いを伝え続ける足立がすごく男前でした。足立のボスも冷たいようでちゃんと情があって、魅力的なキャラでしたね。一途で一生懸命な男が報われる作品が読みたい方にはオススメです。

0

足立が男!

数年前に読んでこの作者さんの他の作品も読んだのですがどれもあまり印象に残らず手放したものの、評価が意外に高くて、え!そんなにいいお話だったっけ?と再び購入。

足立が男ですね!
板橋と板橋の大事な物を守るために品川を味方につけボスを裏切り事態をひっくり返して。

再開発計画が実は大手ゼネコンをシノギにするためだけの茶番劇で。
そのからくりが難しくて恋愛面がぐっとこず。

足立が中学から板橋を好きで自由にしてやるって約束を果たしに来たのはわかった。
板橋が憧れてた品川が敵になり、しくまれて品川の上司の不正をわざと見つけさせて…とややこしくて。
いまだに結局三宅はどうしたかったんだっけ?と理解できず。

板橋は足立にいきなり乗っかっちゃって。いつの間にそこまで好きに?いや自分の為に犠牲を払って体を張ってくれたのはわかるけども。

足立が板橋を好きになるのはわかります。あれから変わらずずっと好きだったんですね。
中学の時は品川がいて切なかったですね。

最後に板橋が足立に中学の時に作ってあげたパジャマを着た板橋にムラっとする足立。
大事に取ってイタリアまで持って行ったんですね。

足立はイタリアで板橋が修業してる間に何をするのか気になります。

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好みじゃなかった

絵柄はまあまあ好みなんだけど、ヤクザ、暴力がでてくる話は好きじゃなくて、いまいちでした。カップルにならない、品川のほうがキャラとしては好みというのもあって。

お話的にどうこう文句をつけるつもりはなく、読んでみてやっぱりこういう、暴力がでてくるもの、全体的に暗い感じなものは、好みじゃないなぁーと思いました。

品川はノンケで友情以上のものは感じていなかったようなので、彼らがカップルになっても傷心ということはなかったと思いますが、さびれた商店街に残って立て直しに助力するっていうのは、なんかかわいそうな感じがしてしまいました。

それとマンガでよく出てくる親や他人の借金を背負わされてヤクザな人たちに囚われる展開ですが、遺産放棄とか破産すればそういう闇の世界に入る必要はないんじゃないのっていつも思います。でもそれを教えてくれる人がいないってことなんでしょうかね。

ピッコマにて。最後の3話は有料。

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キャラクターのバランスが良い

絵がとても可愛くて読みやすいです。

仕立て屋さんって…なんかえろいですよね。
主人公の板橋は童顔?な感じで可愛いのに色っぽいという不思議な人でした。

登場人物は主に四人なのですが、攻めの足立、受けの板橋、二人の友人の品川と大田。(改めて並べると23区の名前ばっかり笑)
この四人の立場やキャラクターのバランスがとても良いと感じました。
こういう人クラスに一人はいるよね〜ってタイプをそれぞれ一人ずつ作りました、って感じ。

話の内容は王道的な人情系で素敵でした。
こういう話ってあんまり種類がないというか、この設定で話を書くと他のルートがなさそうというか、そういう世界ですけど、その中でもとても上手にキャラクターを設置していると思います。
ただ、板橋が足立を好きになるまでの流れが少しわかりにくいかも…?
「え、あ、お前、お前好きだったんか!!」って心の中の陣内が叫ぶ、的な体験をしました。
私は置いてけぼりにされるの嫌じゃないタイプなので気になりませんでしたが、欲を言うならもっとじっくり描いて欲しかったです。

概ね素晴らしい作品でした!品川も幸せになれるといいな〜。

1

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