Loved Circus

loved circus

Loved Circus
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神77
  • 萌×247
  • 萌22
  • 中立5
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
25
得点
644
評価数
154
平均
4.2 / 5
神率
50%
著者
朝田ねむい 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
プランタン出版
レーベル
Cannaコミックス
発売日
価格
¥690(税抜)  
ISBN
9784829685686

あらすじ

地味で平凡なサラリーマン・ケイは、全てを投げ打って惚れた風俗嬢を借金から救おうとするも、投資に失敗。
人生に絶望したまま自殺を図るが死にきれず、次に目を覚ますと、そこはゲイ向け風俗店〈サーカス〉の店内で……!?
ワケあり男4人がサーカスで共に暮らし、働き、それぞれの愛や生き方を見つけていく――
「どこでだってよき人生は送れるんだよ、心次第さ」
注目の新鋭・朝田ねむいの最新作!

表題作Loved Circus

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • カバー下:あとがき(描き下ろし)

レビュー投稿数25

ゆかいな仲間たち

絶望した主人公が自殺をはかって拾われた先が男性向けの風俗店だった……って話の始まり方と舞台が、個人的にすごく苦手な設定でしたが、悲劇的な描かれ方ではなく、その場所で生きている人々を淡々と描いているので、読みやすかったです。

BLというより、人生再起物語でした。

0

え?やだ、ここで終わり?からの巻き返しに救われた。

惚れた風俗嬢に入れこんで
全てを失ってしまったサラリーマンのケイは
自殺を図るが、すんでのところで救われてしまう。
そして、目が覚めるとそこは「サーカス」だった。

そこでケイは3人のワケあり男たちと出会い、
もう一度生き直すことを始めてゆく。

え?やだ、ここで終わり?
からの巻き返しに救われた。

シロの壮絶な過去を知ってしまい、
その上で彼を受け止めると言うケイを突き放してしまったのだから、
ああ、もうこの二人はここで終わってしまうのかもしれない…
と若干諦めの境地でページをめくり続けていたものだから、
二人の再会は本当に嬉しかった。

今度はシロからの告白をすんなり受け止めるケイをみて
離れていても二人とも心はきちんと繋がっていたんだなぁ…と思えた。

風俗を舞台に描かれているけれど性描写の部分は淡々としていて、
どちらかといえば人の情の部分が濃く、深く、描かれていて、
最後のあとがきまで、1ページもとばすことなどできず読み入ってしまった。

1

サーカス

〖DMM電子書籍〗
修正:ー
カバー折り返し:あり
カバー下:あり
帯:なし
裏表紙:あり
備考:

〖紙媒体〗
未読

1

ゲイ風俗circus

一冊まるまる表題作

朝田ねむい先生の作品は"BL漫画"から数歩離れているのですが、味わいがあって面白いです。個人的には草間さかえ先生作品をダークにしてラブも減らした雰囲気。

登場キャラクターが脇キャラもみんな良いです。むしろ主役の感情の動きが少々分かりにくいぐらい。描き下ろし部分はメインキャラのストーリーでもなく、BLですらないのですが、ぐっときます。
CPは曖昧で、エロやラブな描写はほんの少しですが、満足した稀有な1冊でした。

以下もやっと点
冒頭、黒背景にバストアップのコマのページが長く続くのでもったいない〜掛け合い面白いけど

※電子書籍

1

朝田作品の虜になる

(え、嘘。これで終わり?やだやだもっと読みたいよ!)
最新刊「マイリトルインフェルノ」でも同じ感想を持ったのですが、朝田先生の作品って「まだ終わって欲しくない!」って思わせる力がすごく強い。

しっかりとした世界観があって、人物ひとりひとりの背景がきちんとあって、しかもそれぞれがものすごく魅力的で。
登場人物それぞれのドラマが素晴らしく、終盤に向かうにつれ、もっと知りたい!先まで追いたい!という気持ちが高まったところで、終結してしまう。
それもスタイリッシュに決めてくるんだな〜。
たまらない余韻を残して。

ある男は女に騙され借金を負い人生に絶望して。ある男はギャンブルにまみれて。またある男は親の失踪により。
行き着いた先はゲイ風俗店「サーカス」。

そこで働きながら、少しずつ人生を動かしていく物語。

「サーカス 」の象徴的存在・シロの物語が、まるでズシンと胸に重りを乗せてくるみたいに、心に痛く響きました。

最後、客に刺されて車椅子生活になったシロが「僕はようやく立てた気がする」って言うのね。
身体の自由が利かなくなったことで初めて気付いた、人生の可能性や本物の自由。
シロの嘘偽りない笑顔に救われたラストでした。

BL的な甘さやラブはそんなにありません。
でもしっかりと物語に溶け込んでいるほのかなBL感が、分量としてちょうどいい。

朝田作品にますます惚れ込んだ一冊でした!

2

すごいドン底だけど暖かい結末

ゲイ向け風俗店サーカス、ワケありな男四人が働く。客もワケあり。

それぞれの人生が重なる場所。

四人と団長とママたち。人生劇場というか。

主人公ケイがシロの言葉に救われてか、あまり悲壮感がなくサーカスで働くので、読んでるこちらも人生のドン底のどうしようもなさに辛くなることもなく、それぞれの人生模様を淡々と読めます。

シロの過去と生き方が衝撃でした。どうしても売春しないと生きていけないのでしょうか。
サーカスはシロそのもので。

ジョーが出ていき、ケイも就職が決まり。

シロはケイをずっと見ていたんですね。モモに入れ込み破滅するのを。そこまで自分もケイに愛されたいと。

数年後?仕事で独立が決まりサーカスを訪ねたらなんとシロが車椅子で。
でもシロは生まれ変わったようですね。
団長とママに守られてきたことも、自分のしでかしたことも自覚して。

シロとケイが仲良く旅行に行ったり。
ドン底の吹きだまりだったサーカスがなんだか暖かい場所になりましたね。

シロとケイがエッチしなくて良かったです。
てっきりケイがシロに惚れて抱かれるのかな?と予想しちゃいましたが安易にくっつかなくて、人生を違う形で重ねるようで良かったです。
生きてれば良いことあるんだって、心がけ次第だってこちらも思えました。

ジョーはソムくんとよりを戻すのかな?
リンも好きだった女の子と結婚して。
もうあの頃のサーカスはないけれど。

不思議な暖かいお話でした。

1

何度読み返してもため息がこぼれます

ひたすら甘めが読みたい方にはおススメ出来ないですが
深みのある映画のようなBLが読みたいとおっしゃる方には
是が非でも!!!

主人公のケイが、冒頭から自殺図ろうとしていますし
ワケありが働く男性の風俗店ですので
明るいお話とは言えないんですけど
センスのある笑いが散りばめられていて
ずーんと落ち込んで浮上出来ない事はないと思います。
そもそも、ケイが再出発して(ある意味させられて)いくお話ですので!

登場人物のクセの強さはまさに天下一品!!
可愛い顔で普通の感覚を持ちつつもわりと臨機応変のリン、
金に汚く、倫理観の薄いギャンブル好きのジョー。
ジョーなんて私の大っ嫌いなタイプなのに
顔も体格も好き……ヒドイ…ww
でも憎めないところもあって最終的には魅力的な男でした!
お客さんも様々で……本当に人の数だけ性癖があるんですね…ww

なんと言っても、ケイを優しく指導してくれた稼ぎ頭のシロ、
美しさの中に抱えた闇がツラかったです。
平々凡々のケイを初めから見ていた理由も分かる気がしました。

わかりやすい恋愛話ではないかもしれませんが
やっぱりそこには愛があって
前を向いて生きようとするなら幸せはついてくるんだよと
教えられたような読後感なのです。

本当に朝田さんのざくっとした絵柄も
笑いのセンスも個性的なお話も大好き過ぎます!!!

5

じんわりくる読後感

読み終わってまず思ったことは、この作品なら、BLなんて読んだこともない(私が読んでるとも知らない)家族でも恐らく抵抗なく読めて、面白いって言ってくれるんじゃないかな、ということ。

ネオン街の片隅にあるゲイ向け専門「Circus」が舞台。
タチの悪い女に入れ込んだ挙句、借金が嵩み練炭自殺しようとしたケイ。
彼は借金返済のためにサーカスで働き始めます。

読み始める前はこのサーカスにやってくる特殊な性癖を持った客と男娼のプレイの数々を、我々も観客の一部となって読み進めるストーリーかと思っていました。
確かにそういう客のエピソードも少しはあるけど、それよりもこのサーカスで働く男娼達に視点を移して描かれています。
ケイを含めて四人の男娼、そして団長とその奥さん、みんな何らか訳ありのはずなのに暗さや、醜さが感じられない。それどころか誰も悪い人が登場しない。
そこが、作中に三回登場するセリフ「どこでだってよき人生は送れるんだよ、心次第さ」というメッセージ性に繋がる気がしました。

そして男娼仲間のシロ。魅惑的な美貌を持ちながらどこか影のあるキャラクターとして描かれておりついつい目で追ってしまうキャラ。
このシロがサーカスのキーパーソンであり、このサーカスはここで産まれ育った彼のために団長が会社を辞めて(と、団長さんがとてつもなく人がいい事が判明)まで作った店。

セックスが彼にとって人間関係を解決する唯一の手段であり、他に術を持たないシロでしたが、その彼が永遠に失ったもの、そして得たもの。
そう来たか!と思いました。

途中からこの話はどこへ向かっているのか、ケイが借金返済が終わり店を辞めることになった先に何があるのか・・・と思っていましたが、ケイだけではなく、シロも生まれ変わって新しく生きる術を見つけて、二人の仲もこれからを期待できるものとなっていました。(書き下ろしでは2泊3日の旅行にいっていて更に関係が進んでいるようで何より)
その他の男娼達も皆、各自ハッピーエンドになっていて、そこも良かった。
じんわりくる読後感でした。

2

とても良かった

「Canna Comics ベストセレクション2017」フェアの、久間さんの『錆のゆめ』のペーパーが欲しくて、前から気になっていたこちらの作品を購入してみました。実は朝田さんの『兄の忠告』があまりツボに入らなかったこともあってあまり期待はしていなかったのですが(いや失礼)、いや~、すんごいツボに入る作品でした。

この作品がBLか、と問われたらすごく微妙。
いい意味で、BLらしくない作品でした。

BがLしている、という話ではなくって、なんというか人と人との、魂のぶつかり合い、っていうのかな。
男娼たちが主人公ではあるのですが、「サーカス」内で行われる性的なサービスはほぼ描写なし。
お金のために意にそわないセックスをして借金を返す男娼たちばかりなのに、悲壮感は全くない。

このお話は風俗嬢に騙されて借金背負わされて、その借金返済のためにゲイ向けの風俗で働きはじめるケイが主人公。彼視点で話は進みますし、彼がメインのお話。

なんですが、実はシロさんが救済されるお話、だったと思います。

生まれ育ち、母親との思い出の場所である「サーカス」にしがみつくシロさん。
それは決して甘美な思い出だからではなく、『セックス』をする事でしか自分に価値を見出せないから。『セックス』をすることでしか自分を愛し必要としてくれる人はいないとシロさんが思い込んでいるから。

けれど、「サーカス」を失い、セックスと離れたこと。
そして何より、お人好しで自分をまっすぐ信じてくれるケイと出会えたこと。
そういった経緯を経て、シロさんが自分で自分を縛っていたものから解放される、という壮大な人間模様を描いたお話だったように思います。

シロさんとケイが、これからどうなるのか。
恋人になるのか、それともただの同志としてともに過ごすのか。
作中で、彼らのセックスシーンはおろか、甘い空気すら描かれなかったのが、これまたとっても良かったと思います。
今後の彼らについては、読者が一人ひとり思い描けばいいのかも。

あとわきを固めるキャラたちがいい味出してました。
気が弱くって、でも人の良い団長と、シビアでありながら人情家でもある団長の奥さん。
男娼仲間のジョーとリン。
個性的な面々でありながら、ストーリーの良いスパイスになっていて、とってもナイスな仲間たちでした。

6

大人向け

面白かった。外画逃避行ロードムービー風。
「風」な雰囲気だけど、多分現代日本で店舗型風俗店で、逃げない。
むしろ根付いている人たちの話。
ただ、恋愛要素やエロはない。
今のBLカテゴリではなく、90年代の青年誌の作風。
大人の鑑賞に耐える、隙間を埋める物語。

1

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