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表題作スリーピングデッド 下

佐田聖二
間宮(沢尻)冬邪

あらすじ

鬼才・朝田ねむいが描く本格ゾンビBL…!!
【高校教諭×マッドサイエンティスト】

真面目で爽やかと同僚や生徒から人気の高校教諭・佐田は、
ある日、事件に巻き込まれ命を落とすが、
科学者・間宮の手によってゾンビとして生き返る。
間宮は科学者として実験成功の名誉を懸け、
佐田はたった一人自分の生存を知る相手として
共依存のような同居生活をスタートするが……。

作品情報

作品名
スリーピングデッド 下
著者
朝田ねむい 
媒体
漫画(コミック)
出版社
プランタン出版
レーベル
Cannaコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784829686669
4.7

(166)

(141)

萌々

(13)

(9)

中立

(0)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
24
得点
784
評価数
166
平均
4.7 / 5
神率
84.9%

レビュー投稿数24

ゾンビと異端科学者の恋

殺人しないのかなー、と思っていたけどやっぱり殺してました。
というわけでやっぱり犯罪者として見てしまう。犯罪者の恋。
映画だったらそういうものとして見ると思うのに、なぜかBL漫画はすんなり受け入れられない。
いや、同じカテゴリでも、Hもラブもなくても人間ドラマやサスペンスになっていれば読めるので、多分私はホラーが苦手なんでしょうね。
ちょっと正視できないシーンもあります。

誰にも見つからないよう、ゾンビの食料として人を殺めながら生きる。最初は間宮の報復だったが、次第に極悪犯罪者を。。
佐田が最初に言っているように、どんな理由があっても人を殺してはいけない、その観念がはっきりしていて、二人の行動が受け止められませんね。

ラストはこうしかなかった、というシーンでした。

0

Me encanta

Hace mucho tiempo quería leer esta historia, y ni pensé encontrar la y q fuera tan maravillosa, quiero seguir con la lectura lo más pronto posible.

1

間宮のことが大嫌い→愛しく思える

ようやく下巻を読みました。
レビューを一度書いたのに間違えて全部消えちゃって(泣)

間宮を見てるとすごく説得力があります。
学生時代に受けた壮絶なイジメ。
見返し復讐するための努力。
友達も話す相手もいなくて会話やコミュニケーションが上手く出来なくて。

それでも佐田と一緒にいたくて、本当はたまらなく好きで、佐田を失いたくなくて生かしたくて…。

それらを静かに受け止め協力し見守る佐田。なんて出来た人なの!?

下巻では佐田が静かに間宮を見守り、最後は間宮がこれからも生きていくためのアドバイスをして。
最後の最後はもう…。
これは衝撃作ですね。余韻を引きずりそうです。

1

余韻、、

お話の内容は言わずもがな。ですがなんと言っても終わり方が最高でした、、。最後のページのコマ構成、間宮の表情、ため息、余韻の残し方…全てが刺さりました。完璧以外の何物でもない。あれ以外の結末は考えられません。

2

最後のページが…………泣

いやよかった............
幸せな余韻とは違う胸にグッとくるというか引きずられるような余韻が残るんですが......好きです!!!
つらいけど、あの不幸な事件がきっかけで距離が縮まってから理解出来たことはとても大事だったと思うし、間宮の場合佐田以外には一生恋なんて感情は持たなかった可能性があるし、読者からしたら……もう...。

今まで手に取った朝田作品の中では、私はスリーピングデッドが暫定1位です。
まだ最後に残してあるのが1作だけあってそちらが未読で(マイリトルインフェルノ)、ちるちるでの評価もすごく高くて期待している立場なので暫定。
スリーピングデッドかマイリトルインフェルノのどちらかが私のナンバーワン朝田作品なんだと思います。
ちるちるの評価って、全部が全部自分と一致する訳ではないけどすごく精度が高くて、作家さんの作品一覧の評価を見て特に高評価な物ってやっぱり飛び抜けていいです!
一番最初に手に取った朝田作品があまり合わなかったんですが、(あとで見てみたら評価が少なかったからそれも当たってます)自分には合わないのかもと敬遠しなくてよかったなぁと思います。
この読み終わったあと引きずる重い気持ち...こんなのなかなか味わえない!
しばらく最後のページから動けないし、反芻するようにその部分を繰り返し読んでしまう。
間宮に見えている1匹と1人の幻影の風景にまた考えさせられてしまう。
みなさんの高評価を信じて是非ー!!!(大声)

とはいえ、この2人はどう見てもBLって感じではないよなぁ。
朝田先生は他の作品でもボーイじゃない人のお話がありますが、片方は若いんですよね。
私の場合、片方が若い場合はボーイズラブに違和感がないんですけど、両方アラサー以上となるとこれはボーイズ...ラブなのか???って気持ちも湧いてきてしまって。(貴腐人世代なせいかも)
アラサー自体はおじさんというには若いと思うんですけど、こちらは片方の髪が薄いのもあって老けて見えているから、ボーイズではない雰囲気が余計漂って見えてしまい。
BLの間口?定義?って広いので、「BLです」と言われると少年青年じゃなくてもこれもBLなんだーって受け入れてるし、アラサー以上のカプって年齢が近くて楽しいんですけど、正しくはML(メンズラブ)だよなーと毎回細かいことを思ってしまいます。
今の子は色んな世代のカプを読んで育つから頭が丸くて気にならないのかもしれませんね。
ちょっとした余談でした。

読み終わってから朝田先生のXを漁ったら何本が関連漫画を上げてくださっていて、もう少し長く楽しめました!
まだ見てないよーという方がいたら探してみてください。
その後のお話とか過去話とか例の叔母の話とか読めます。

2

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