電子限定かきおろし漫画付
人気者で爽やかイイ男な営業主任×マジメでクールなのに無防備すぎる経理、オトナ同士の不器用な恋。 初めて感じた――自分以外の体温、におい、身体の重さ。
規則正しい生活からイレギュラーが起きて乱される
でも、それは幸せに向かうための過程ってやつでした
マイノリティーである部分を真偽不明(実際は真実であっても)な状態で噂を広められて、自分を乱されないためのルーティンを死守したい谷矢さん、経理担当者でらしいなって設定
毎日のお昼をコンビニに買いになったら、相手の色部さんに横取りされて、ちょっと可愛い顔を見せたところから、キュンの強めの予感です
相手の色部さん、谷矢さんは顔を認識する前から名前は認識しているわけです
もちろん理由は、毎月数字を間違えて書類を提出するから
ある日谷矢さんが人数合わせから(ほぼ)強制的に参加した飲み会の場で隣同士になり、体調不良と言って先に帰った時にキスされたところから色部さんを意識し始めて、、、
社会人あるある、具体的な言葉がないまま話が展開。
ルーティンを守りたいので、黙々と日常をこなしていき表情の変化があまりない谷矢さん、想像通り
営業職で営業先の掃除のおばちゃんとも仲良し色部さん、こちらも想像通り
絶対受けが攻めに振り回される予感
谷矢さんは過去の経験から最低限の人間関係しか構築していなかったので、色部さんに振り回されて表情の変化がわかりやすくなっていき、またその表情が可愛くてキュン。
振り回されて自分の変化に困惑している部分にキュン。
色部さんが勝手に誤解して別れようとした時の突然の行動にキュン。
実は色部さんが谷矢さんのいつもと違う表情が見たくて、わざとやっていた行動を知った時の雰囲気にキュン。
会社の飲み会で恋人(最終的に誤魔化したらしい)と紹介された後からの流れの中での表情の変化にキュン。
キュンがたくさん散りばめられていました。
色部さんとの交流で谷矢さんが過去の自分と区切りをつけられて、最終的に色部さんとの関係も幸せだけを享受できるようになっていき、物語最初と最後で全然別人のようです。
本編読み終わった後、書き下ろしのお付き合い後、色部さんの気持ち全開のおつきあい後甘々ストーリーがまた良いです
周りに流されたくない社会人って数字に強い人多いなった思った作品でもあります。
社会人でなくてもいいのかなと思う部分もありますが、社会人設定だからこその部分もあるので、気軽に楽しめるいいBL作品です。
色部さんは、自分の思い描く「BL漫画の受けが恨み節に語るノンケの元彼」像にピッタリで、ソワソワした気持ちにさせられるけど、どうやら谷矢とずっと一緒にいてくれるらしいです。ノンケの彼とうまくいった世界線に生きる谷矢くん。そして瀬戸とうまくいく世界線もあったのかもしれない。
谷矢がおもしれぇやつというのは分かる。かまいたくなる。しかし、お経聞いてる彼を適当に流しつつ、付き合いをもってくれる同期の彼は相当優しい。そら結婚する。
色部用のマグカップを使っちゃう谷矢が可愛かった。こんなイレギュラーかつての彼では考えられなかったのでは!
普通の恋
気になっちゃう子を目で追ってたら自分の行く飲み会に来てた!そら隣に座っちゃうし、帰るんなら送りたいよね
いい間合いだったからキスしたんでしょ?
いや、本当普通の恋だわ!すごい良い!
色々と、こころで唱えながら我慢してるような人は我慢してる訳で、本当は適度に羽目外してる人よりもっと望んでるよね
キスが嬉しい描写が大好きなので本当良かった
私は局部はあんまり見たくない方なので、そこんとこの描写が巧みなのがちょっと(おぉ…)となってしまった
あんま見かけないくらい結合部が描かれてる印象
大学時代の彼と会って話してるとき、色部に誤解されたくないってのが一番頭を占めていたってのも、一瞬で失恋してしまう色部も、本当普通に恋愛していて良かった
カップ借りたり可愛らしい態度を恋人が可愛いと喜んで、付き合い始めの嬉し恥ずかしを満喫して、最高に楽しそうで良かった
融通効かない頑固系かと思いきや柔軟性をお持ちで割と人付き合い出来るタイプの可愛い受け君。くどくど言ってる姿も可愛い。平穏に生きることを一生懸命やってる感じが健気でいじらしい。キスのほとぼりが冷める時間を真剣に考えてるのもいとわろし。
酔いましたの言い訳乱用するのも可愛い。
可愛いしか言ってない感想なる。
数えるの大好きなくせに2度目のキスは永遠よりも長かったとか脳みそロマンティックモードで数学的じゃないこと言い出したと思ったらキス数えるんかい!!!キス数えるんかい!!!
可愛い!!!!!!!
攻めが実は前から意識してサラダチキンでちょっかいかけてたエピソードもたまらんなー?ほんまスケベ
他の方もレビューしていらっしゃいますが、オフィスものの漫画やドラマで表現される、とても営業らしい営業と、とても経理らしい経理の2人が主人公です。
経理の谷矢は過去の苦い経験や生来の性格から、自分には恋など無縁、いいことが起きたあとは悪いことがおきて相殺されると考え、きちんと丁寧に、淡々と静かな日常を送っています。
対する営業の色部はコミュニケーション力の高い陽キャ代表のようで、公私ともに周囲の人たちから信頼されているような男性です。
人数合わせで頼まれて参加した飲み会で谷矢と色部は言葉を交わし、なぜかそのあとキス。
いきなりの急展開に、うーん、都合がよすぎないか、と鼻白みました。
しかし、それから少しづつ距離が近づいていき、恋人になるまでの過程に交わす言葉のひとつひとつ、やりとりが、なんともかわいくて素敵でした。
特に谷矢のかわいさには、読んでいるだけで、こちらまで照れてしまうほどでした。
色部は常にそつなくなんでもこなす感じで、谷矢に対しても、程よい距離感とスピードで徐々に関係を深めていったのに、1回だけ、嫉妬により暴走し、これまで見せて来た人間力を一気に捨て去ってしまうような行動をします。
このときに谷矢が見せた行動、発した言葉、どれも強くて素敵で、そしてかわいかったです。
サラリーマンというロマンさのない2人による、甘くロマンティックなお話でした。