あなたを殺す旅

anata wo korosu tabi

あなたを殺す旅
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神77
  • 萌×234
  • 萌13
  • 中立2
  • しゅみじゃない2

291

レビュー数
22
得点
562
評価数
128
平均
4.4 / 5
神率
60.2%
著者
浅井西 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
秋田書店
レーベル
プリンセス・コミックスDX カチCOMI
発売日
ISBN
9784253154864

あらすじ

組員の小田島はヘマをしたヤクザの若頭・片岡と
騒動のほとぼりが冷めるまで、行方をくらますことに。
だが、この旅には片岡を殺すという使命が隠されていて……!?

表題作あなたを殺す旅

片岡,30代半ば,ヤクザの若頭
小田島,29歳,手下の組員

その他の収録作品

  • 旅のはじまり(描き下ろし)
  • カバー下:4コマ漫画

レビュー投稿数22

映画を観ているよう

浅井西先生初読み。
タイトルに惹かれて読みました。
表紙からヤクザものだろうとは思ってたけど、内容としてはそこまで重くない。
ヘマをして身を隠すことになった若頭の片岡と、同行する下っ端の小田島。
小田島には跡目争いに絡めて「片岡を殺す」という使命が与えられていて
…。
小田島は過去の出来事から片岡に憎しみ(というか執着?)を抱いていて、でも片岡と過ごすうちに惹かれている自分にも気づいていて。
片岡は「男惚れ」という言葉がぴったりの、男が男に惚れるいいキャラなんですよね。組員からの人望も厚いみたいだし。
具体的な言葉なんかはないんだけど、小田島が片岡に惹かれていく様が手に取るようにわかる。
片岡からのプロポーズのシーン素敵だったな。
小田島には少年期の辛い過去があって、自分には愛情など無縁だと思っているんだろうけど、片岡の直球の攻めが知らぬ間に心をとかしていって。
ふたりの逃避行を描く映画のような作品だった。
最後のジマちゃん最高!末永くお幸せに。

0

攻の片岡が男前でかっこよすぎます!!

ヤクザもので、命を狙われる若頭とその若頭の命を狙う部下の話。誰からも慕われ人望厚い若頭の片岡を、現組長の息子が部下である小田島に、片岡を殺すように命じる。組長の息子は片岡に仕事の責任を取らせて街を出るよう伝えるが、そこに片岡を殺すように命じた小田島を同行させる。

小田島は、組からの命令もあるし、同じ組の仲間で家族も同然だった男が片岡をかばい殺された過去も持つ。一方で片岡に強烈に惹かれていくため、なかなか片岡を殺せない。

この若頭の片岡が男前で男気溢れてて、色気たっぷりで、エロくて、とにかくめっちゃくちゃかっこいいんです!!

設定が部下との二人旅、というものなので、柄物シャツでラフな格好してるんですけど、過去の思い出描写で出てくる、若頭としてグイグイやってるときの片岡って、仕立てのいいスーツに毛皮のコート着て、髪はオールバック。いかにも〜って感じなんですけど、色っぽくてめちゃめちゃかっこいいんです!!

それにもう、やることなすこと男前!!この作品は片岡が全部持ってっちゃってると言っても過言ではないくらい、攻の魅力が半端ないです!

物語の中盤、小田島が男とのセックスは片岡が初めてだったと告白すると、

「結婚するぞ 責任は取らねぇとな 男だからよ」

この潔さ…。小田島じゃなくても惚れます…。

さらに物語終盤、組長が病気で亡くなり、危険をおかしても組に戻り葬式に参列する。そこで刺客に撃たれそうになるのを小田島がかばうんですが、とっさに小田島と身体を入れ替えて撃たれる片岡。呆然とする小田島に、

「守んねぇとな お前、俺の恋女房なんだから」

かーっこいいー…あまりにもかっこよすぎて、痺れます…。見ているこちらも心を射抜かれて昇天しました…。あまりにもかっこよすぎる…。

片岡はこの旅が始まったときから、すべてをお見通しなんですよね。小田島が自分の命を狙っていることも。それを否定せず、なすがままにさせている。一方で小田島を抱くたび、愛おしく抱く片岡。

最後、病院から抜け出し車の中で身体を重ねる2人。激しく愛し合う。その刹那、小田島は銃を片岡の胸に突きつける。それでも動じない片岡。銃口をそっと自分の額に当てる。

「こっちだ 言ったろ 外すなって」

なんすか、これ。めっちゃくちゃ痺れます…。男気の塊。かっこよすぎて吐血。片岡ー!!どこまでかっこいいんだー!

小田島のビジュアルはいまいち刺さらなかったんですけど、男✕男の壮絶な純愛ストーリーで、読み応えたっぷりです!

この作品はストーリー的にもキャラクター的にもとてもよくつくられていて、片岡を殺す命令を出した組長の息子も片岡に対する誤解と嫉妬があって、キャラクターとしてとても際立っている。小田島にも暗い過去があったりして、キャラクターのバックボーンもしっかり描かれています。

ストーリー重視の方、男前大好きな方にはかなりハマると思うので、ぜひ読んでいただきたいです。

3

とても好きなヤツでした

好きなんですよね、ヤクザもの。
不穏な表紙も素敵。
さらにはロードムービー風で初めから引き込まれました。

若頭片岡と下っ端組員小田島が海辺の町を転々と逃亡の旅をするのですが、小田島には片岡を殺すという使命があり…というお話。
片岡への恋心ゆえ殺せないという単純なものではなく、片岡をかばって死んだ親友が深く絡んでいます。
片岡を憎んでいるはずなのに、殺せない。
親友の慕っていた片岡だからなのか、それとも…?

銃を自分の額に当てさせた片岡が男前過ぎた…。
自分の命を狙う者を愛するってどんな心境なんだろう、って考えれば考えるほど分からないんだけどそんな気を抜けない関係が好きでした。

4代目になった桐井のスピンオフですと⁉︎
しかもスーパー攻め様にドロドロのグチャグチャに愛されるとな!期待しかない…。
作者さま、お待ちしております。

0

攻めの人間的魅力大

一読ではわかったようなわからないような。わかっても、ふーんというか。
自分の調子の問題ですね。きっと時間を置いて再読したら滅茶苦茶面白いと思う。要再読の本棚も作らなければ。

えーと、小田島が家族を殺したのと片岡に家族を殺されたのが途中までよくわからなくて、そこに引っかかり物語を楽しみきれず。

組長の息子がクズで若頭が人望があるのはよく見かけますね。確かに片岡は魅力的です。

絶対にホームレスにしか見えないお爺さんが社長さんだとの話に楽しく付き合ったり、片岡に憧れてた小田島の大切な家族の墓参りのくだりとか、小田島の処女を奪ったから結婚するとか言い出すとか、片岡の魅力が満載ですね。
何回も小田島が今やるの!?というシーンがあってドキドキしました。

組長の息子も思い込みが激しくて。小田島の扱いも酷いし。典型的なクズ息子でしたね。

南国で仲良く新婚生活してるのかな?
結局葛藤しつつも守り守られ片岡の魅力に落ちたのでしょうか?
家族の気持ちがわかった瞬間の顔が唯一微笑んでましたね。

1

オススメします!



アウトローものが好きで購入。
結果、「よく練られてるなぁ。」と感動しました~!
あらすじや内容は、他の方も書かれているので割愛しますね!


メインの2人はもちろん、ほんの脇役の町で出会う「自称社長のホームレスの様なおじいちゃん」や、「死刑囚をダンナに持つお水のおねえちゃん」に至るまで、

たった数ページ、ほんの一言、ちょっとした一コマの視線・表情・仕草でその人の人生、性格、バックボーンがありありと想像出来るんですよね。
人物描写に拍手を送りたいです。


たまに【この人物はこういうキャラだ。】【今はこういう心情だ。】と、読み手に伝えるために 不自然に登場人物に語らせていたり、描写を入れてくる作品ありませんか。

逆に、【表情でも心中でも語らなすぎ。(または読み手に上手く伝わっていない)】【表情や間だけで伝わらせたがりすぎ。】【読み手に委ねるような手法をとりすぎ。】て 私がアホなのか、意図的なのか、登場人物の心情が上手く汲み取れなくて困る作品もありますよね。
(好きなんですけどsh---aさんとかそうなんです泣)

こちらはそれがなく、
特に片岡さんの描写は、誰かが「こうだ」と言うような説明シーンを入れなくてもスゴくスゴく伝わってくるんです。
釣りのシーンやお墓に煙草を立てるシーン等あげたらキリがないんです。至る所から伝わってきます。
器の大きさや、こんな人物なのだろうな。ということがしっかり捉えられます。


と、いいつつ…最初は小田島くんがちょっと分からなかったですね~。
親分のモノは咥えてるし、兄弟分のことは忘れられなそうだし… 。
小田島くんの恋の時系列は兄弟分(忘れられない好きな人)→親分(今好きな人)→片岡(ほだされた)なのかなー?とか思ったんですよね。

でも多分
兄弟分→家族愛、兄弟愛、友愛。
親分→普通に親分なだけ。逆らわない、逆らえない、恋愛感情はなし。
片岡→本人は気付いていなかったけど初めて見た時から惹かれていた、後半撃たれる時までずっと無自覚?で好きだった。

……なんでしょうね~(そうであってほしい思いからの希望的観測でしょうか?笑)

※作者さんも一目惚れって言ってますね わーい!


男っぽい受が好きなので小田島くんのビジュアルも好みでした!
しかも処女~♪処女好きなので嬉しい~♪笑


そして、読んでいる最中 なぜだか北野たけしさんの映画がよく浮かびました。
「青」が似合うような、そんな世界観。←伝わって〰️笑

たけし映画が好きな人には、刺さるかもしれないです!


高く澄んだ空、キラキラ光る海、楽しそうな子供たち、そんな穏やかな情景。
その中に、あの2人が自然に溶け込み、過ごしている姿。
言葉に現せない、不思議な感覚を持ちました!



人物描写の上手さ(特に片岡やお水のおねえちゃん)とお話の雰囲気を味わうだけでも読む価値がありますよ!

3

最後って大事だよ

甘味ものに浸りすぎて辛口の男臭いものを読みたくてヤクザものなら と手を出しました

跡目をめぐり若頭の始末を任された小田島
難癖つけられ小田島と逃亡旅行に出された片岡

逃亡中 片岡を知るにつれ 過去を断ち切れずいる自分と絆されていく自分に戸惑う小田島

いい男なんですよ 片岡も小田島も
2人が旅をする中でお互いを知っていくみたいなのもほんといい


最後の

車中でのセックスの最中 小田島が片岡に向けた銃口
小田島の想いを受け止めるように片岡が的を定める

そこまで暗いストーリーでもないし 重すぎるような事もない

ないのになんで



なんで アロハシャツなのかなぁ
なんで そんなかわいらしいお話にしちゃったかなぁ 

最後の最後で詰んだ

2

ヤクザしてる!

あ~~~~~良い!
ヤクザしてる…!!

受けくんがあまり好みじゃないかもと思っていたのですが、ラストで好きになりました。
エロ描写もわりとあるのですが、あんまりエロくない!こざっぱりしてると言うか。でもヤクザモチーフなのでこれくらいが好みです。

受けくんの親父(受けくんに攻めを殺せと命令する人)はほんと悪役なのですが、顔がすごく好みでした。イケメンですよね。

タイトル通り、受けは攻めを殺すための刺客ですが、攻めとともに旅をすることに。
何度も殺すチャンスはあるのに、寸でのところでできない……。
受けの過去がつらいです。親友との別れ、泣いてしまう。

そして攻めを庇って微笑むシーンもすごく良かった。しかし攻めが庇い返して(!?)死にかけるのですが、そんな暇あるか?と思ってしまったが素直な感想ですが…。
受けが殺そうとしなくても攻めは勝手に死にそうな感じがします…。

でもラストが最高だったので……。幸せに暮らしてくれ。

1

たまらない空気感

なんでしょうこの作品は。
ページをめくったら最後、あっという間に惹き込まれて作品から抜け出せない。
読後の余韻がすごい。
非常に読ませる作品です。

海沿いの町を一台の車で巡る2人のヤクザ。
「あなたを殺す旅」のタイトル通り、殺す使命を請け負った小田島と、殺される側の片岡のあてもない逃避行。
2人がヤクザな事は分かるものの、詳細が分からないまま読者も2人と共に旅に出る事になるのですが、この説明の少なさが味わい深さを増幅させている。
映画的と言いますか、登場人物達の表情や、ちょっとした言葉の数々から背景を想像しては、これはきっとこういう事なのかなと理解をしていく形になります。
すごく良い。説明なんて無くても惹かれてしまう。

例えるのならば、静と動のような小田島と片岡。
あてもない旅を続ける、ヤクザ2人の雰囲気が妙に穏やかで静かなものなのですよね。
それは、片岡のキャラクターと、旅の道中で出逢う人々とのやり取りがあまりに自然なものだからなのかもしれない。
ただ、所々にピリッとしたスパイスのような部分が入る事によって、2人の日常の中にごく当たり前に暴力や死というものが存在しているのが伝わって来るのです。
ヤクザものな事を忘れかけた時に、ギュッと引き戻されるというか…
名前も無い一般人・釣り竿を返して欲しがっている子供の反応、亡くなった小田島の親友の墓の場所。
人々のちょっとした反応から、ヤクザが畏怖される対象・異質な存在だという事が非常に良く分かる。
ここが本当に上手いなと。

主に受けの小田島視点で語られる物語。
彼の視点で読み進めていく内に、殺さなければならない片岡という人の魅力に取り憑かれてしまう。
普段は飄々としている彼が何気なく放つ一言一言が重みのあるものだったり、なんだか胸をぐっと持っていかれてしまうものなのです。
「男前」という言葉が本当に似合う人かもしれない。
ヤクザだけれど情が深い。女も男も惚れてしまう男ですね。
口紅を塗って、組長にキスをするシーンが好き。

それと同時に、目付け役の小田島の過去や、小田島の片岡へ対する感情の変化がごく自然に描かれている。
なぜ親友だった彼は片岡を守って死んだのか?
その理由をずっと探していた小田島が、片岡と過ごし彼の人となりを知り「ああ、そうか、こういうことか」と、穏やかな笑みを浮かべてからの一連の流れが、コマ割りや間も含めてお見事です。
殺すはずだった男。憎んでいたはずの男。
彼を失って以来、ある意味、片岡を殺す事は小田島の生きる意味そのものだったのでしょうか。
彼らが逃避行の末に辿り着いた行き先は?
それはぜひ、あなたの目で見届けてみて下さい。

小田島の殺しや家族について、ミスリードがかけてあるのも読み応えがありました。
自分が殺したのは「父親と母親と姉の2人」と語り、入院中の片岡に「あなたが俺の家族を殺した」と語る小田島。
直前のコマの、小田島の家族らしき人々が血塗れなので、どういう原因で?片岡が原因?と思わせておいて「家族」というのは、片岡を守って死んだ彼だったと。
これが先ほどの理由に繋がって来るのが上手い。
「殺したのは2人」に関しては、小田島は近親相姦の末、姉から産まれた子供だったのかなと解釈しました。
そう考えると、かなり重たい過去の持ち主ですね。
どことなく世捨て人のような雰囲気を感じたのにも納得かも。

引きの画がとても美しい作品でした。
良質な、読ませる作品をお求めの方はぜひ。

3

ただただ良かった…

作者買いです。
あらすじ、ストーリーの方は私より素敵に紹介されている方がたくさんいるので割愛して…

というか、ストーリーについての説明が少ないのです。読んでいると分かりますが、モノローグ?のようなものがほとんどありません。
登場人物の会話で構成されているような。でもだからといって説明不足だったりとかはなく、さらさらと2人の時間が流れていくのが心地いい。上質なロードムービーを観ているかのよう。

基本、ヤクザものは個人的にあまり好みではないのですが、こちらは主役2人の人間味がとにかく魅力的で惹き付けられ、素直にかっこよかったです。
あとエロのほうもすごく良かった。甘い雰囲気のあるエロではないのですが、男らしい小田島が片岡に雌にされてる感がぞくぞくしました。というか、浅井先生のエロの描き方が好きです。

シリアスな雰囲気が続きましたが、最後は海の家みたいなところでアロハ着て働く2人にほっこりさせられました。まさかこんな展開に落ちるとは!笑
ちょっと物騒な雰囲気の話でしたが、最後に明るく終わってくれて良かったです。( ◜◡◝ )


6

片岡の兄貴かっこよ・・・

〖DMM電子書籍〗
修正 : 白抜き(輪郭あったりなかったり)、霧、トーン、汁あり
カバー折り返し : あり
カバー下 : なし
帯 : なし
裏表紙 : あり
カバーデザイン : Megumi Tsuchikuraさん
電子限定特典 : 漫画1P
備考 :
ひと言 : ❝恋女房❞ってのが超好き…♡

〖紙媒体〗
未読

3

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