あなたを殺す旅

anata wo korosu tabi

あなたを殺す旅
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神59
  • 萌×224
  • 萌10
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
14
得点
422
評価数
94
平均
4.5 / 5
神率
62.8%
著者
浅井西 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
秋田書店
レーベル
プリンセス・コミックスDX カチCOMI
発売日
価格
¥639(税抜)  
ISBN
9784253154864

あらすじ

組員の小田島はヘマをしたヤクザの若頭・片岡と
騒動のほとぼりが冷めるまで、行方をくらますことに。
だが、この旅には片岡を殺すという使命が隠されていて……!?

表題作あなたを殺す旅

片岡・ヤクザの若頭
小田島・手下の組員

その他の収録作品

  • 旅のはじまり(描き下ろし)
  • カバー下:4コマ漫画

レビュー投稿数14

ただただ良かった…

作者買いです。
あらすじ、ストーリーの方は私より素敵に紹介されている方がたくさんいるので割愛して…

というか、ストーリーについての説明が少ないのです。読んでいると分かりますが、モノローグ?のようなものがほとんどありません。
登場人物の会話で構成されているような。でもだからといって説明不足だったりとかはなく、さらさらと2人の時間が流れていくのが心地いい。上質なロードムービーを観ているかのよう。

基本、ヤクザものは個人的にあまり好みではないのですが、こちらは主役2人の人間味がとにかく魅力的で惹き付けられ、素直にかっこよかったです。
あとエロのほうもすごく良かった。甘い雰囲気のあるエロではないのですが、男らしい小田島が片岡に雌にされてる感がぞくぞくしました。というか、浅井先生のエロの描き方が好きです。

シリアスな雰囲気が続きましたが、最後は海の家みたいなところでアロハ着て働く2人にほっこりさせられました。まさかこんな展開に落ちるとは!笑
ちょっと物騒な雰囲気の話でしたが、最後に明るく終わってくれて良かったです。( ◜◡◝ )


0

片岡の兄貴かっこよ・・・

〖DMM電子書籍〗
修正 : 白抜き(輪郭あったりなかったり)、霧、トーン、汁あり
カバー折り返し : あり
カバー下 : なし
帯 : なし
裏表紙 : あり
カバーデザイン : Megumi Tsuchikuraさん
電子限定特典 : 漫画1P
備考 :
ひと言 : ❝恋女房❞ってのが超好き…♡

〖紙媒体〗
未読

2

大変良かった

絵は好みじゃない気がしたけどサンプルが気になって。
でも「猫の片想い」はもう少し可愛い感じの絵だしヤクザものだから?かな。
しかし大変良かった。
あれは姉だけど母親ってことかな?家族を殺されたってのが竜の相方のことね。
片岡が人に好かれるのが存分にわかって小田島が幸せそうで(全く顔に出てないけど)良かった。

1

本当は好きな人とのホロ苦く甘い旅

命を狙われるチャラく見えて男前な若頭:片岡×悲壮な過去を持つ命を狙う舎弟:小田島

今まで読んだヤクザBL漫画の中でも最高で、読後はしばらく浸ってボーっとした。
それだけ片岡×小田島のラブだけではないヒリヒリした人情ドラマに、たっぷり浸った。

攻めの片岡が女好きでチャラく見せて、実は一途で懐がとてつもなく大きくて男前なところが素敵。
特に小田島が自らの命を狙っていると知りながら、巧く泳がせる態度が世渡り慣れた大人で!
また死にかけの雛鳥を温める、嫌がる女は抱かない、小田島の処女を貰ったと知ったら責任取って結婚する。
そういう優しさを持っている片岡を読み進めるうちに知っていき、どんどん惚れてしまった。

受けの小田島はあまりに辛い出生に自分の両親(姉)殺し、大切な家族のような仲間を喪った過去に衝撃を受けた。
だから愛に飢えた小田島が、実は好きな人である片岡に抱かれるときはあんなにエッチなのかと!
未完成の筋彫り龍の入れ墨が彫られた肌の醸し出す色気、生と死が隣り合わせのセックス描写が至高!!
撃たれた片岡と小田島の血まみれ初キスシーンはもちろん、旅の最後までドキドキさせられた。
組抜けして親の枷が無くなり、片岡しか執着する相手が居なくなった小田島はホロ苦くも幸せそうで…
それまで抱かれながらも常に緊張していた小田島とは違い、旅した車中で思い切り嬌声を出して抱かれて…
でも幸せを受け入れられない小田島が呪いのように出した銃に、対する片岡の度量深い対応に涙が出た。

場面変わって、沖縄でほっこり夫婦が南国でのんびりスイーツ販売ハネムーン…もっと読みたかったw
読んで結論は解かっているのに、何度も読み返しては萌えて感動することが出来る素晴らしいヤクザBL!!!

2

淡々とした空気感の中に潜ませた、情と任侠の世界に生きる男達の熱がいい。

先のレビュアー様方の「ロードムービー」というキーワードで買いました。
わーこれは好きなやつド真ん中だ!
ノーチェックの作品だったのでレビューに感謝です!

殺される側のヤクザ(片岡)と殺す側のヤクザ(小田島)の有限の逃避行。
淡々とした空気感の中に潜ませてあるのは、情と任侠の世界に生きる男達の熱。
彼らの心情もバックグラウンドも言葉ではほとんど説明されず、ほとんど会話劇のページから断片を拾って繋げて読みとっていく感じなんですが、それが逆に読み応えがありました。

静かに、誰も彼もが熱いんです。そして情が深い。
ここに出てくる誰も彼もが純粋な情を生きる原動力にしている。なんならそれはカタギよりもよっぽど純粋かもしれないような。
そこが切なく、その切なさがいい。
彼らにはそれしかないから、純粋さが際立つ。切ない。

ふらりと出会えた良作でした!

電子特典の1ページ、特典じゃなくて誰もが読める描き下ろしだったら良かったのになぁ。

【電子】シーモア版:修正△(控えめの白抜き)、カバー下○、裏表紙○、電子限定特典(1p)、シーモア限定特典(見開き2p)付き

5

1本の映画のような作品

カチCOMIさんから、理想のヤクザBLが……!!

大好きなレーベルではありますが、「他のレーベルでは出来ないアウトローな作品」を望む者には、若干物足りなさの残る作品が多い印象でした……
この『あなたを殺す旅』はその意味でも、このレーベルに対する"私個人の理想"が詰め込まれているように感じられました。
ヤクザもの特有の背徳感溢れる雰囲気と、映画のように進む物語が、大変良かったです。

小田島さんの言う殺した人数と、実際に小田島さんが殺した人数が合わない点。
さらっと読んだだけでは分かり辛いですね……
(実際、ここのレビューを読んで納得しました)

彫り物はガッツリ和彫りだと分かると、より嬉しかったです……!!

1

ロードムービー好きには堪らない

皮肉屋でよく喋る片岡と、表情筋死んでる小田島のバランスが最高。ロードムービー好きはかなりヤられる展開でした。説明を減らして、読み取らせるストーリー運びが秀逸。2周目も面白い。
先生背景描くのお好きなんですね。背景がしっかりしてる作品はやっぱり説得力が増す!

暴力団モノが苦手で、ヤクザを実は善人的描き方をする作品が好きではないのですが、この作品は結構しっかり畜生です。片岡を適当にあしらう蕎麦屋とか、旦那が拘置所にいる女、それを見る刑務官、田舎の小さな島、綺麗事ではないどうしようも無い世界が眈々と描かれている。
(追記:先生がTwitterで「刑務官の彼は密かに彼女に惚れてます。将来はどうなるのかな」と書かれてました。うーん微妙に知りたくなかった情報かもしれない。ならここに書くなよとすみません。失礼な話ではあるが哀れみの感情を持っていて欲しかったような気持ち。小田島が"社長"に向けた目線のような)

▼ネタバレ注意
"殺す"旅の理由が一つではなかったところ、うまいな〜と思いました。2回出てくる片岡の「寿司でも食いなよ」のセリフも好き。

ちるちるのインタビューで小田島は片岡に一目惚れって書いてありましたね。あのページの解釈がその通りだったので安心しました。小田島はずっと言わないのか。でもそんな感じ。

レビュー拝見すると疑問に思った方結構多いのかしら?実の父親と姉の近親相姦で生まれた小田島が、現場を目にして父親を殺し、姉の懇願で姉も殺した…ですかね。人を殺すには若すぎる年齢も、姉との年齢差の矛盾を減らすには納得できる。

電子限定漫画、かなりじんわり来るいい1枚だったのでオススメです。

6

読後感がすごく気持ちいい…

全部の分量がちょうどいいんです、黄金比というか、読者に余韻を持たせる作品としてとても秀逸です。読後にァァァこの2人をもっとみていたい…と思わせる、気持ちいい読書体験ができます。かなりオススメです。
あと、最後のキスシーンには震えました。コマを四つに割って、まだ状況を受け入れられていない小田島のスローに流れる時間の表現…素晴らしい。片岡の人としての魅力も半端ないです。片岡を慕っている舎弟たちの、人として惹かれる気持ちがわかる気がします。

2

読むと、持っていかれる。余韻が凄い…

いやはや…すごく好きだと思う作品に出会いました。
いや~読み終わっても余韻が残って、ぼーっとするくらいには世界観に入り込む。
かなり、ディープな極道の跡目を巡る話なんですが、いいんです。暴力的な、凄惨な場面もあります。だけど、読むのを止めようと思えなかった。
組の若頭の片岡と、目付け役で逃避行に同行する小田島。
小田島が受けなんですが、片岡が当たり前のように犯しちゃうんですね。小田島元々ゲイらしいですが、片岡以外にも、組長の息子のフェラさせられたりといった場面もあります。
とにかく、片岡のちょっとチャラくもある中の凄み、芯のある優しさとか。これは惚れるよね…
とはいえ、小田島の気持ちはラストまではっきりしません。ラストまで読んでこそ片岡と小田島の気持ちと、逃避行が終わるのだと気付きます。
逃避行で、出会った人たちも良かった。人って、一皮剥かないと本当のところはわからない。
暴力と嘘、欲にまみれても結局、中身のその人らしさが全てなんだなぁ…
片岡がかなりいい。小田島が、無表情を崩すところも、ずくんと響きますね。

小田島の過去は凄惨な記憶ばかり。
読み込んだら、小田島の殺した人数の意味がわかりました。
かなり、エグい…
小田島自身は、片岡と旅した事で結果的に救済されたんじゃ無いでしょうか?

本当に、どこでもある日本の小さな海辺の港。田舎の雰囲気が2人の旅を盛り上げています。

いや~ほんとにお薦めします!
ズシンと重い浅井西先生の世界観にはまって欲しい。

2

ロードムービーさながらの前半に神

電子の立ち読みが80ページ!もあったけど読んで10数ページで
「あっこれ好きだわ、じっくり読も」
と購入してしまいました。

惹かれた理由はセリフやキャラの良さ。
冒頭「せっかくの朝勃ちもったいないだろ」的な事を言いながら攻めが寝てる受けを犯すシーンから始まるんです。
個人的にヤクザものには下衆さとユーモアが欲しいタイプなので、この攻め、片岡には光るモノを感じました。

物語前半は、攻め受け(小田島)2人の行く当てのない旅の様子が描かれています。
先々で出会う人たちとの束の間の交流がエピソードとしていくつかあるんですけど、これが短いけど印象に残りかなり良い!
とくに片岡の屈託のない人柄が魅力的で、最初からネタバレしている「片岡を殺す旅」がどうかどうか阻まれますように!と祈らずにはいられない上手なはなし運び。

後半は組長が亡くなり跡目問題がメインになるけど、個人的には秀逸なロードムービーさながらの前半がハイライトでした。

というのも終わってみるといくつか謎や違和感が残ったので。

・片岡が「親に捨てられちゃおしまいだ」と言ったの回収されてない?
片岡は父親が先代をかばって亡くなったという境遇でその後先代に可愛がられていたらしいので上手く繋がりませんでした。
※追記2
こちらも何となく繋がりました。
親=桐井。小田島は自分(片岡)を殺らないと桐井に捨てられる。それを分かった上での諦観の境地の様なセリフだったのかな。

・小田島が殺した2人とは?
小田島は2人殺したらしいが「父、母、姉」を殺したと片岡に言っている。
多分姉に性的暴行を繰り返していた父親を殺したのが1人、「殺して」と嘆願してきた姉で2人?(でもこのお姉さん負傷してるようにも見える)そして母親の描写が無いので色んなケースを想像するしかありません。
※追記
しろたん9610さまのレビューを読んで謎が解けました!ありがとうございます

・7年前小田島と兄弟の契りを交わした名もなき男。片岡に憧れて片岡をかばって亡くなったらしい。
今作品でこの人の描写が個人的に一番泣けたのですが、片岡が彼を全く覚えていない感じな事に違和感。
旅の途中少年から死にかけの鳥を託されて両手に包んで温めていた様な人が、旦那に悪いと泣く女性を無理に抱くなんて出来ない人が、受けの処女を奪った責任とって「結婚しよう」と言う人が、自分をかばって亡くなった組員を全く気にかけていなかったのかな?
それとも墓参りの時には気付いてる?
そもそも私どこか見落としてる?(可能性大)

もう少しじっくり描いて欲しかった所も色々ありますが、はっきり答えが出ない感じも良いのかな。
絵もストーリーもキャラもすっごく好きな感じでとても面白かったです。
作者さんのヤクザものもまた読んでみたいし寂れた田舎町もの、なんかも良さそうだなぁと思います。

3

この作品が収納されている本棚

レビューランキング

漫画(コミック)

人気シリーズ

  • 買う