俺はまだ知らない――人を愛して、愛されることを。

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表題作ぼくの先生

久嶋尚・24歳・陰キャの臨時美術教師
水森・アラサー・生徒に人気の高校教師

その他の収録作品

  • 卒業式の夜(描き下ろし)
  • あとがき

あらすじ

教師たちのゆがんだ恋。

明るくて生徒から人気の教師・水森の高校に、臨時美術教師の久嶋が赴任してきた。
久嶋は愛想が悪いのにやたらと距離が近い風変わりな男。
ある放課後、水森は見知らぬ誰かに手紙で美術準備室に呼び出されるが頭を打って倒れてしまう。
そして気が付いたとき、顔には精液をかけられていた――。
目の前にいたのは心配そうな顔をした久嶋だった。
普段は無表情なのに病院に付き添い丁寧に接してくれた久嶋に、水森は好感を抱くが――?

作品情報

作品名
ぼくの先生
著者
浅井西 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
発売日
ISBN
9784796413312
3.3

(20)

(3)

萌々

(7)

(6)

中立

(2)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
4
得点
63
評価数
20
平均
3.3 / 5
神率
15%

レビュー投稿数4

優しいストーカー♪

個人的にドストライクな攻めでした。
部屋いっぱいに受けの写真を貼りそれを見ながらオナニー。。。。いいね。

高校時代、九嶋は国語教師だった水森に惚れたが転校。
九嶋は見事なストーカーへ変貌し、美術教師となって水森と同じ高校へ赴任する再会もの。

九嶋のストーカーっぷりと、水森が小さいころから母親に”女性”への怨みを聞かされて育った影響で勃起出来ないというシリアスな事情も、優しい絵柄と超ド天然な水森の影響で重くはありませんでした。
いい意味でも重過ぎなかったけど、最終的に水森のホッコリ具合に九嶋の過去のストーカー行為が悉く許されていっちゃうのが可愛く可笑しくも、ちょっぴり物足りなさも感じました。

個人的一番のポイントは・・・九嶋の顔が地味(笑)
あの「モブか!?」って程に地味な顔で、照れて泣いて喜ぶのは超かわいかったです♡

4

不思議な読後感が良かった。

表題作と描き下ろし。

発売前から気になっていた作品で、
直ぐに電子発売されると知り、試し読みをしてから即ポチリでした。
ほのぼのベースに差し込まれる闇感が独特な雰囲気で、直ぐに引き込まれて一気読み。

ページを捲って直ぐにストーカー感満載描写なのに、
ほのぼのコミカルな雰囲気で、最後まで構成の上手い作品です。
どっち方向に展開していくんだろうと思いながら読み進めてました。
しかも、濡れ場が静かで音がない描写なんですが、めちゃくちゃエロい…自分の好みのエロでした。

生徒に人気のほんわか教師水森から、登校して早々に不審者と間違えられた臨時美術教師の九嶋。
ページを捲って直ぐのストーカーが九嶋なんですよね…。

黒髪メガネの陰キャで、距離の近さやジッと見つめられて不信感を感じていた水森が、
ラブレターで呼びだされた美術室で、頭を殴られ気を失って目覚めると顔射のあと。
側には九嶋がいて、病院に付き添い心配して世話をしてくれるだけでなく、
自分の話しを聞いて安心させてくれたことで、一気に気を許します。
その後、やった男子生徒が自ら謝罪しにきて、事を公にせず話を治めるんですが…。

九嶋は水森の教え子で8年ぶりの再会だったんですが、
内容が二転三転していく中で、光属性の水森の闇や、
九嶋の執着に関係する性癖や純愛も絡ませながら、どんどんストーリーに引き込まれていきます。
もっと拗れてもおかしくない展開なんですが、キャラに救われている感じかな。

多分、読み手の好みがわかれる作品だと思いますが、
拗らせ過ぎずに救われた仕上がりは、個人的には満足でした。

九嶋は初恋が起因で、咳き込んだり、えづいたり、吐いている姿に興奮する性癖ですが、
実際にそんな性癖ってあるんですね。
以前そんなキャラを読んで様々な性癖に驚いたのを思い出しました。

そして、好みだった静かなトーンに覆われたエロ描写。
じっとりとしたエロもいいいですねぇ…勃ってないtnkが可愛くて尚良しでした。

人を愛して愛されることをストーカー九嶋から教えて貰った水森ですが、
その二人の姿を見て、本当に愛があると学んだ生徒が卒業していく場面はじーんときました。
あとがきで、九嶋は水森にとってのスパダリとありましたが、
ストーカーなのに不思議と読後に愛着が湧くキャラなんですよね…。

電子限定描き下ろしは、カメラマン九嶋のエロ心に説教の水森が笑えました。
そして、Renta!限定描き下ろしが、また自分好みのエロで得した気分。

そういえば、伏線回収できてない場面があって気になります。
どこかの描き下ろし特典で回収とかしてる?!

※Renta:修正はトーン描写に白い短冊です。

4

気にかかる……

絵柄がキレイで読みやすそうで購入させていただきました。
地味目な久嶋先生が実は水森先生の教え子だったという設定も好ましく
久嶋がずっと想いを寄せていたことも
変わった性癖があるのも良かったんですけど
ひとつだけどうしてもそれはちょっと………という箇所がありまして。
水森先生が美術準備室に呼び出された時、
石膏像が落ちて来たのが偶然だったらしいですが
久嶋先生が水森先生を心から好きなら倒れた彼に顔射なんてしないと思うんですけども…。
頭を打ってるからと後で心配していましたが
本当に好きだったらすぐ救急車呼ぶなりするんじゃないかな。
こじらせてるからにしても違う気がして悶々としてしまいました。
しかも、付き合って後日その事を告白されても笑顔で「もう仕方ないなあ」で済ます水森先生はそれでいいんですか…?

生徒・吉見の意図も、それが理由じゃ弱くないかなぁ…。
ズバッと言ってしまうと犯罪に加担したことになっちゃうし。
結果的にはキューピッドですけどね…。

ハピエンなので水森先生がこれからも幸せなら問題ない…のかな…??
しかも治りそうですね、ED。
それは久嶋先生の愛の力かもしれないけどやっぱり気になるー!!ので
申し訳ございませんが中立で。

1

ヤベぇやつ みーーっけたッ♪

出だし1ページ目からヤベェやつじゃん♪
って なぜかテンションが微妙にあがったのって あたしがヤベェ奴だからなのかな?

確かに 闇や病みは深い方が 腹んなかで腰に手当ててスキップしてるけど ←相当ヤバい?



己の欲と快楽は己で充たす
みたいな 犯したいのは身体じゃなく 精神?

手紙で呼び出され 気づいた時には精液まみれ
この所業が生徒の仕業なら 自分の性指向に悩んでの事なのでは?

教師のクセなのか 自分におよぶ危害より 相手(生徒)を思いやる



ねぇ 気をつけて のっけから怪しい話には必ず裏があるのよ


ストーキングに 好奇心に 呪詛
〆は 身体を繋げてしまった為にそうなったのか 軽めのストックホルム症候群にも似た それが良いことなのか悪いことなのかも理解できないみたいな 若干精神患ったみたいな


最後 感動的には締め括ってるけど
これ ふたりとも精神崩壊しちゃってるんじゃないのか?


ん~ 作家さんとの相性よろしくないのかな?
いや 面白いんですよ 間違いなく

なのに 最後に詰むんだよね
もぉ ほんと最後の最後が なんでそうした?的に

あたしの読み方が悪いんだよな…絶対 ヤバいやつ求めすぎて

あぁぁああああああ 悔しい
生徒と秘密を共有した感じのとこまではほんとよかったのよ

そっからがもう 全てが中途半端と言うか

あ アレか 個人的に話の流れによっちゃ メリばも不明エンドもウェルカムだからダメなのか!

ハピエンにするには そうね うん  こうなるのは必然なのか?
んんんん 全面的にあたしが悪いな  ごめんなさい

0

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