みつこ先生は個人的に「先生さよなら、また明日」が好きで何作品か読んでいますが、思春期の危なかっしい揺れる感情を描くのがお上手な作者様ですよね。
ですが、これはハマらずでした。
ヒロノブの自分勝手さが際立ってしまっていたように思えるからです。高校生の時、太郎にキスされそうになって以来徹底的に避ました。
多分キス?で、一方的に絶縁状態にするのって人としてどうなの?と。親友なら向かい合うべきではないかな、と恋愛以前に親友として人としての向き合い方があると思う。
その後もヒロノブの挙動に一貫性がなく、自分勝手に見えます。
また友達でいたいから過去のキスされそうになったのは自分の勘違いかな?と言いつつもホテルには行き太郎には嫌われなくないとか。
好きかな?でモヤるならまずは過去に向き合って欲しい。
太郎もヒロノブの為にキャラ作って優しくしてた、とか。好きな相手に優しくしたいのは分かるけども。
一度でも自分はノンケですー!って何年も連絡絶たれていた相手って信用出来るの?
どちらのキャラもいまいち掴みどころがなくどこを好きになればいいの?になりました。
友情も愛情もどっちも!がBLの良さだと思っているので、お互いに向き合っていないように思えました。
ハッピーと多幸感をありがとうございます!!
BLからしか摂取できない栄養がここにあったわ!
ホントによくこんなとんでも(褒めてます)発想を思いつくなと、やんちゃ先生にしか描けない作品大好きです。
画力があるからこそ成り立つ世界観だと唸ります。ユニコーン、動物達、花や植物など命宿ってるわ。やんちゃ先生漫画大好きですよね、伝わってきます!ちっちゃい所長とか、漫画オマージュの小ネタがツボに入りましたよー。サブキャラも設定がしっかりしていて愛を感じる。
鼻息荒く前置き長くなってしまったw
本題へ…
監獄EDENの新任看守、莉王の担当刑務官、盛国正義(もりくにジャスティス)28歳✕美し過ぎる罪でEDENに収容されている囚人煌星莉王(きらぼしりおう)のハイテンションラブです。
囚われの身って悲壮感がなく、収監されている理由も納得してしまう圧倒的な世界感。
堅物で真面目系ジャス(正義って名前が最高)が男子にどう恋に落ちるのかと思っていましたが再会ラブだったとはやられたわー!
ジャスのまゆげの傷はなにかのフラグなんだろうな、とは思っていましたが過去にカルト宗教団体に囚われた莉王を助けた時にできた傷だなんて。
とんでもアホエロなのに、しっかりきっちりBがLして純愛ってズルいだろが!!
読み進むめていくうちにジャスのこと、男前だよ〜はぁ〜漢だねー!と真っ直ぐで心が綺麗な描写が評価右肩上がりでしたが
莉王を守れるヒーローとか萌えるよー!
「うわ!最高なんだけどー」って声に出したよ!
頭抱えて天を仰いでBLの神様に感謝したよw
一冊で起承転結完璧でした。
シリーズ化して欲しいです。
全メ連のようにスピンオフでも。
是非、是非お願いします!
担当様、やんちゃ先生に届きますように!
桐々谷蒼空、土木作業員21歳✕秋月健人、リーマン不動産会社営業部、26歳のもだキュンラブ。
蒼空の一途攻め年下ワンコは良かった。
かわいいところとかっこいいところがどちらもあって好感度うなぎのぼりでした。
対する健人が蒼空のこと「お前は〜」だの、心の声でも「こいつと〜」とか、なぞの上から目線が気になりました。
年下だとそうなるわけ?たいして下でもないけどな。
気持ちは許さないけど、身体は許す、急なエチ展開にこちらの気持ちがついていかずでした。
健人の元彼も扱いが雑でした。
唐突に現れ、風のように去っていった感じ。
当て馬にしても、もう少し上手く絡めることできたでしょうに。
サブキャラに愛を感じるないと残念な気持ちになりますし、ストーリーの展開としてもガサツ感が出ます。
最後の、お菓子(駄菓子)の袋を指輪にするシーンはとっても良かったですが、ふたりの今後は気にならないので続編は読みません。
男性を癒やすスペシャリスト「メスお兄さん」雌裏庵(めりあん)全メ連キャストみかめ(三瓶)✕河相春光の、忘れた恋の仕方教えます。
画力の高さ故成り立つ、アホエロです。
三瓶ことみかめさま←様をつけずにはいられん!
がマジでお美しいんだわ!
えっなになに?色気がヤバい!オスみありセクシー、歩く性的コンテンツなんだよねー!
でも一人称「俺」で、ため息ついたわw
そこからのプロのメスお兄さんの特殊能力ってもう、吹いた(笑)
春の鼻息荒い感じのかわいいポメ男子との対比の描き方が上手い。
でも、おいしいとこ全部持っていったのは全メ連の会長様でした。
オーラーも時代もちげーよw
出できた時「え?ベルばら」っアンドレを連想しました。ヒロインメイクじゃんー!
そのあとは今度は春が「スーパーサイヤ人」になってて笑うしかなかったよ。
このノリが伝わるか、分かるかで評価がかなり分かれる作品だとは思います。
私は笑いのツボにハマったし「あ、これは笑って最後純愛だな」と思っていたので安心安定の展開で満足です。
会長が心イケメン男前で最高でしたし、ポメラニアンな春がもう光属性男子であんなこと言われたい、こんな求め方されたい!と三瓶を見る純真な眼差しが良かったです。
笑えて心潤って、漫画って楽しいの醍醐味味わえました、最高〜!!
週間少年誌レベルの画力でありつつ、ちゃんとBがLしてます!
上下巻の表紙を横に並べる作品は神作品の確証づけになりました。カバー下も見て欲しいです。
作中「前前前世」が頭の中でリピートしてました。まさに、君の前前前世から僕は君を探しはじめたよ〜、何億何光年分の物語を語りにきたんだよだわ。
時を越えた純愛、きみを抱きしめることをもう迷わない!が乾いた心にジワジワと染み渡りました。
物語の肝はこの下巻での結真が幽霊に言った
「いつか君も過去にあったことを赦して幸せになれたらいいと思う」
「そのままの過去を受け入れた時ちょっとだけ前に進める」
なんだと思いました。
絡まった糸が解けてもう一度結び直す
僕らが一緒に紡ぐ未来がなんとも美しかった
呪術、さんかく窓は〜
←芥見先生は「さんかく窓の外側は夜」の
ファンです。
を読んでいるので、好きな系統だと思っていたので表紙を見た時から読もうと決めていました。
週間少年誌レベルの画力でありつつ、ちゃんとBがLしてます!
上下巻の表紙を横に並べる作品は神作品の確証づけになりました。カバー下も見て欲しいです。
ストーリーは高校生の黒瀬結真が悪夢にうなされるようになり故郷に帰ると「俺が絶対お前を守るから」と言い放つ、叶糸に会うところから始まります。
まず、ふたりのビジュがとっても良い。
叶糸のポーカーフェイスだけど結真への「愛」は伝わってくるのが、とにかくいい!
こういうのが男前攻めですわ!
結真くんも6年前の記憶を取り戻してからの初々しくかわいらしい感じはジワルよ。
これからどうストーリーを回収するのかゾクゾクします。
BLのときめきだけじゃない過去から現在への不穏な感じもありつつ、叶糸がどう結真を守り切るのか。
どうかふたりとも、怪我なく幸せな未来であって欲しいと、息子を見守る母の心であります。
下巻で切なくも美しい純愛を見届けます!
会社員南くんが毎朝同じ車両になる男性に「伊達さん」と命名して妄想するところから始まります。
キラキラフィルターは南くんの場合薔薇なんですよね。このノリが今の若い子(笑)だと低評価かもしれません。
私は「ベルばら」は漫画で、「はいからさんが通る」「エースをねらえ」をアニメで見ていたので、なんか懐かしさがあって
きゃあーって言いながら読みました。
少女漫画脳なかわいい南くんと、こりゃスパダリだろの伊✕→瀧澤大和さんの掛け合わせが、グ腐腐になりましたw
瀧澤さんが小説家設定とかズルいだろが!
起承転結まとまってはいたけど、正直この巻だけだと、南くんの仕事姿が見えなくて。
これでシゴデキだったらギャップ萌えなんだけどなぁ。
展開が早すぎでついていけない部分があったので、もう少しふたりの人物背景があると良かったと思いました。
ホントは星4なんだけど、続巻あって欲しいので5にしました。
続巻あったら読みますので、是非ともお願い致します!
1巻のみの評価で申し訳ない。
らくたしょうこ先生は「先生とそれから」「先生とずっと」がホントに良くて。
こちらシリーズものでまとめ買いを検討していたので、とりあえず1巻を読みました。
他サイトのレビューでなんとなく察してはいましたが、奏の会社の先輩の金森さんが無理でした。
同僚が奏に振られた理由でなぜカムアを求めるのか…。
自己満足の女の中途半端な正義感なんてBLにいらないから!
理解あるふりして近づいてくる女なんていらない。
BLの世界線で理解がある女子だけではないことを描きたかったのかもしれませんが、それと「ノンデリ」は違うからね。
高校時代の親友洸輔の母は病んでるというか毒親だしね。
「?」な女性を話に絡められると本筋がブレます。
もうね、普段はクールビューディな哲司が太一郎さんのこととなると脳内に貞操セキュリティ警備員「マイク」が出現するくらいにアホになってて笑い萌えだわw
幼なじみでずっと好きってBLはさんざん読んだけど、これはだだの両片思いじゃないところが他作品と一線を置いていて良かったです。作画も好きだし、笑いのセンスがいいのと、最後に泣かすとか起承転結が1冊でちゃんとまとまっています。
愛人契約の名目でエチをする時に、太一郎が哲司に抱かれると涙がでるからの哲司はいつも私の飲む、のこの涙を舐めるシーンが凄く好きです。いろいろBL読んでいますが、涙をなめるシーンを見た覚えがなくて。「お前の舌と喉は私の気持ちを知ってるかもな」が、きれいで儚くてでも強くて…ここで心に刺さりただのエロいだけの作品だったら…の心配が杞憂になりました。
そもそも、7歳の時に哲司の母が郊外に療養することになり、友達のいない哲司の「友達役」を太一郎がしたことから「恩返し」の名目で一緒にいたいと哲司の恋心が芽生えたところから始まっていますが、両親を亡くして周りの大人にも子供にも気を使われながら、心から泣けずにいた太一郎と哲司の深層部分で心が繋がった描写がなんとも美しかった。
金にものをいわせて思い出の公園を買い取る哲司が男前過ぎかよ!
笑えて泣ける作品はやっぱり癒し!
最後は泣いてしまったので、これはやられた←いい意味で!と思い、とってもいい作品なのでおススメしたい!