4月の東京は・・・ 下

4gatsu no tokyo wa

4月の東京は・・・ 下
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神173
  • 萌×233
  • 萌11
  • 中立11
  • しゅみじゃない6

5

レビュー数
30
得点
1041
評価数
234
平均
4.5 / 5
神率
73.9%
著者
ハル 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics ihr HertZシリーズ
発売日
ISBN
9784813032571

あらすじ

14歳の春に出逢い、15歳の夏に離れ離れになった蓮と和真は、10年ぶりに再会した。
お互いが初恋の相手にもかかわらず、本当の気持ちを伝えることができないふたりは、
思いを隠したままセフレとしての関係を選び、溺れるように時間と体を重ねる。
やっとふたりの気持ちが通じそうになった時、思いがけない人が現れて……
初恋×初恋、ついに完結!!

表題作4月の東京は・・・ 下

滝沢和真,人事
石原蓮,デザインチームリーダー

その他の収録作品

  • 描き下ろし

レビュー投稿数30

これほどの愛を私は知らない

セフレになった2人。
毎日のように身体を重ねているけど、気持ちはお互いに伝えない。過去の事にも触れない関係。

和真の部屋で高校時代のモノと思われる荷物を発見して、和真がずっと自分を探していた事を蓮は知ります。
セフレな関係は変わらないものの少しずつ固さがほぐれていくのだけど、そんな時和真の母親と蓮が会ってしまい、また蓮は和真の前から姿を消してしまう。

だけどもう和真は中学生の子供じゃなくて、自分にとって大事なものは蓮だけだと言える強さを持った大人になっていて、蓮に辿り着けます。

路上での告白は何度読んでも涙が出ますね。
コマ割り、アングルなども印象的で凄くドラマチックなのです。
「蓮は俺の全てで命」とまで言える和真が一途で真っ直ぐで最高でした。

独立した仕事も、セクハラの案件もまだ解決はしていませんが、2人ならきっと乗り越えられると確信できる結末でした。

0

不器用な正直者の恋愛

二人は正直で、親思い。とても不器用。もっと上手くたちまわれないものなのかな、と思ったけれど、著者は二人を追い詰めるのが好きみたい。

結末だけ読みたいので、下巻しか買いませんでした。

途中から読むと、ドロドロした真田という社長が憎らしい。そして嘘つき。
こういうやつ、ホントに実社会にいますよねー。自分の非道で足元が崩れた真田には、性根が変るくらいの再教育を希望します。人相が変るほどの苦しみを与えて学習させてやって欲しい。
デザイン系の企業は、才能そこそこならコネ次第の下剋上社会。真田のような奴が、景気良い時代には多かった。賞をとった若いデザイナーがブランドを立ち上げて、標品が売れなくて、半年後に夜逃げしたなんてのは、ざらにありました。

セフレって、毎日会うもんなんですか?
・・それは、もう恋人としか言えないのでは?・・‥後半、何故そこまで建前にこだわるのか分かってくるのですが、漣君の言い訳は気持ちを止める杭にはなっていないです。

八神君の話を和馬君が聞く、和馬君が意識不明だった一か月の出来事。
蓮君が、全く話せない仏蘭西へ一人留学をさせられたのは、親に捨てられたに等しいお仕置きだった。だから病院を継がせない。
和馬君との破局のストレスで、連君は他の人を受け付けない、吐いてしまう。和馬君しか蓮君を救えないし触れられない。

・・・和馬君の母親が、約束を破り二人が会っていることにまた気づいて、漣君に息子と別れてと詰め寄る。母の三白眼で怒る顔は、絵的にきつい。
子を愛しているからきつく当たるだけなので、二人が真剣で遊びではないと分かると、母はその後協力者に変わる。

ここまで行くまでの、辛抱と忍耐が出来た二人は立派だと思います。
空想世界の出来事だけど、二人の愛を貫いた生き方はスバラシイ。

ハルさんの主要キャラは、三白眼の釣り目です。読んでいるうちに、可愛らしく見えてくるのが不思議。独特な目ですね。

2

上下巻まとめての感想です

最初、目の描かれ方が特徴的に感じたけど、途中から気にならなくなり。

蓮のお顔が特に好き。
キャラ的にもかわゆくかっこいい。
覚悟の仕方が好き。
服の着こなしおしゃれ。

和真の一途さまっすぐさ世話焼きなとこもいい。
相手を尊重して自分の考えを押し付けないとこも好き。
 
何せ二人のやりとり好き。

途中、場面転換の小さなコマに気づかずん?どゆこと?となったとこがあり。

意味のないコマなどない!と囀るで学んだはずなのに、まだ見落とししちゃうわね。
修行が足りんわね

0

愛を信じる物語

東京ときいて、人混みや乾燥、無関心な世界が思い浮かぶ。
これは、そんな世界で起きた、滝沢和真と石原蓮の愛の物語だ。

この2人のはじまりは、上巻の最後に見せた”出会い”からだった。
和真は慣れない土地への不安が、蓮のおかげで和らいだ。
そして、蓮は案外人懐こい「太陽の温もりをたっぷり含んだ子犬」のような和真に恋に落ちた。
ただ、思春期に恋をした。初恋だった。それだけだった。

下巻は、彼らが上巻の最後にセフレになってから2か月が経過したところから始まる。
様々な事件が起きる中、2人はそれでもセフレとしての関係を安定させていた。セフレ、無味乾燥だが、それでも2人にとって何もないよりマシだったのだろう。

そんなセフレの2人にはセックス中にルールがある。
セックス中の蓮は絶対に顔を見せない。
つまりそれは、蓮も和真の顔を見るのが怖いということ。蓮は未だ和真の気持ちをきちんと確かめることをしない。

あるシーンで、激務が一段落した蓮が和真に「やりたい、今すぐ」と口走るシーンがある。和真は正常位でのセックスに切り替えるが、顔を見られたくない蓮が拒絶しようとする。だがその拒絶よりも早く、和真は蓮の掌で自身の顔を覆うのだ。

「見られたくないなら俺が目を閉じるから、俺が耳を塞ぐから、俺の前では我慢しないでほしい」

和真のやさしさや強い想いに触れ、蓮の心は次第に絆されていく。
だんだんと心を開いていく蓮に、和真は言い知れぬ幸福を感じていた。
それは蓮も一緒で、この心地のいい時間を彼は「奇跡」と呼んで大事にしていた。

何からも目を覆い、ただお互いにはまり込んで、2人だけの時間を生きていければこんなに楽なことはないのに、東京という土地で、みんな無関心でいてくれたらいいのに、そんなことを許さないと、物語は中盤から再び蓮を苦しめる。

そうして、蓮は和真の前から忽然と姿を消す。まだ、想いを伝えてもいないのに。
和真が蓮失踪の折、警察へ電話をかける。そして、言うのだ。「助けてください」と。もちろん、警察にではないだろう。誰でもいい、誰かに助けてほしかった、そう思える言葉が印象的だった。
今までそこにあって、当たり前に続くと思っていた時間は、和真の中であっけなく終わる。崖下に突き落とされるような心持がしただろう。

誰もが、ただそこに好きな人がいるだけで幸せだ。
それは蓮も同じで「穏やかな恋に憧れている」だけなのに、うまくいかない。
世間というのは、普段無関心なクセに男同士の恋愛となれば糾弾する。このBLあるあるをハル先生は非常に繊細な心理描写で描き切った。
好きな人を信じ抜く、強さをかざして困難を乗り切る、愛の奇跡を描いた壮大なラブストーリー。
時間の経過、人との関わり、出発点から続く想いの強さ、そして何より愛を信じようとする2人に注目したい。

1

入り込めなかった

以前からレビューで好評だったので、下巻発売後に上下巻一気読みしました。
あらすじ等は他の方が書かれてるのでそちらを参考にされてください。
自分が気になったところだけ…

映画のようなラブストーリーで、いろいろなことが重なりすれ違う二人が最終的に初恋を実らせる、というお話。
物語は学生時代離れ離れになった二人が、就職先の会社で偶然出会い始まります。ただ、この部分で受けも攻めも25歳の同級生なのに受けは会社のトップデザイナー、攻めは新入社員という所で、ん?となってしまいました。
デザイン会社に勤めたことがないので内情などはわからないのですが、トップデザイナーが25歳ってそんなに若手でなれるの?留学してるから??と…。
例の胸糞部長とも思いっきり喧嘩してるし…25歳で役職付きとそんなことできる?デザイン会社ってどこもこんな感じ??
漫画内で賞を取った、というシーンはありますが、具体的に受けが若くて優秀だというリアリティあるシーンがなく、説得力にかけるなと感じてしまいそれ以降物語に入り込めず。
社会人BLには、社会人だからこそわかる!という描写がほしかったです。例え自分が全く知らない業界でも、書き方次第で説得力は出るし理解もできると思うんです。
初っ端から入り込めなかったわたしは、その後の怒涛の展開もさらさら〜と読み終えてしまい、読了後も無事くっついて良かったね、という感想しか出てこず…。
初体験後に死にかける攻め、その責任全てを被せられる受け、受けと攻めを無理矢理引き離す両家、パワハラ部長、強姦未遂にあう受け、と昼ドラ要素満載で、設定だけ見れば大好物です。が、個人的には上手く料理できてないような気がして、もっと設定はもう少し減らしてもよかったのでは?と。他の方のレビューにもありましたが、受けの強姦未遂は蛇足かと。

初体験後に死にかける攻めについて。
これ、レビューを読むまでは色々な悪条件が重なり肺炎が重篤化したのかと思っていたんですが、作者の方は同性間のセックスが原因だと匂わせたかったのか?わたしの読解力の問題なんですが、その辺理解が追いつかない部分がありました。
あと無菌室はそんなふらっと入れないよ…とか、自殺未遂したからって同じ病院に運ばれるかはわからないのでは?とか気になりだすと止まらなかったです。
物語の根幹の部分に疾患や病院などを出すならそれなりの整合性が欲しいところでした。

あと、これはものすごく個人的なことなんですが、絵が苦手でした…。受けは美人に見えず、攻めはワンコ攻めの雰囲気を感じられず残念。

気になったところを書き連ねましたが、設定自体はとても好きだったので、作者様の次回作に期待します。

5

はぁ良かった

国民的人気俳優のスキャンダルから、蓮もデザインチームも大忙しな日々を送っています。

その中でも和真と蓮はセフレと言いながら甘々な生活を送ってます。
和真の部屋で見つけたBOXに蓮と離れていた期間の秘密が入ってました。
それを見てどんなに和馬が蓮に会いたかったかが分かってとても切なかった。


デザインチームの仕事に見通しがつき始めた所で、真田部長が契約社員に強姦した事実が判明して。未遂ながら蓮と同じチームリーダーの前田さんまで。

真田部長を告発する為に蓮達は被害者と証言を集め始めます。そんな矢先に和馬の母親と再会してしまった蓮は、精神的に不安定になってしまって会社を辞めて和真の前から姿を消してしまいます。

必死になって捜す和真は蓮の留学時代からの友人の八神から、和真が昏睡状態にあった1ヶ月間に蓮に起きた事実を知るのです。知らなくてどうしようも無かったとはいえ和真の気持ちを思うととても切ないです。

そして人事委員会に告発された事に逆恨みした真田部長が蓮の前に現れて、こいつが本当に最悪です。
強姦されそうになった蓮を間一髪で助けた和真の怒りは凄かった。そして逃げ出した蓮を追いかけて告白して。人目を気にしないでキスする和真はやっと男になれたと思いました。

2人は証拠を持って警察に被害届けを出すのですが、その後は保守的な考えの社長と決別して2人は会社を去ります。その後の2人が本当に幸せそうで、新しく会社を起こして同棲を始めます。和真の母親にも報告してました。

たまに現れる目が点の蓮がとても可愛らしくて、本来はきっとあんなんだと思うととても微笑ましかったです。

あれほどの愛をわたしは知らないと言った和真の母親の言葉にじんと来てしまいました。

3

上巻の盛り上がりが...

上巻読んで、うわ〜(ちょっと昔の)月9みたいなBL〜!!ドラマチック〜とめちゃくちゃテンション高まってたのですが、上巻を神とするなら下巻は萌というところでしょうか...。するっと読めてあんまりドキドキしなかったなあ...というのが正直なところです。うーん。攻めが始終いい子ちゃんのままだったから?せっかく 4月の東京で再会したなら、セクハラ(パワハラ?)とかじゃなくて、もうちょっとお仕事してる感があった方がよかったのかなあと思いました。

3

ちょっと拗らせすぎかな‥

好きあってしまった二人が親などの力で強制的に引き離され生きる環境も変えさせられ‥そんな二人が大人になって再会して‥という上巻のドラマティックな展開に心が震え下巻が出るのを今か今かと待っていたのですが‥ちょっと上下巻にしてはお話の展開が拗らせすぎというか‥第三者に乱暴されそうになるとかそういう描写はいらないかなぁなんて思ってしまいました。‥ゲイバッシングとかゲイとしての生き様を前面に割と押している所もあり‥自分は心理描写にあまり共感が出来ず残念。社会人ドラマティックファンタジーラブが読みたい人には少々苦々しい展開もあるかな‥。何にせよ最後はハッピーエンドですのでこれはこれでよいのかも?!(すみませんっ)

8

これは愛の話

初めて読む作家さんだったのですが、もう、物凄かった…。

地響きと共に押し寄せるドラマ、ドラマ、ドラマ。(読みながら本当にゴゴゴ…と聞こえてくるようでした)

作者さんの言われていた通りこれは紛れもない愛の話でした。

私は上巻の時点でぼろぼろ泣きました。中学生で、たった1人で抱えるには何と重い…!!!泣いてる自分を客観視して、あぁ、私もまだまだ純粋な人間だったんだなと安心したりして。

受け取り方が分かれるお話だと思います。
現代のお話のはずなのに、古き良き昭和のラブストーリーを見ているような怒涛のドラマチック展開。冷めた目で見ればそんなバカな…って思うほど濃厚かもしれないですが、どれだけ大人になろうとも、たまにはそう言うお話を素直に受け止めても良いじゃない、と押し寄せるドラマに身を委ねて、読んで思い切り泣いて欲しいです。

このお話を読んで泣けるタイプの人のこと、多分私は好きです。

5

うーーーーーーーーーーーん!?

なんだかすごく空気読めないレビューをしてしまいます。
以下、自己責任で読んでください。






私の想像力が乏しいのか?
あり得ないエピソードで無理矢理こんがらがってますけども?
無理やりこじれストーリーっていう感じ?
ありがちではあるけど、まぁったく何やってんだか、アホくさ(笑)状態であっさり読了。

これを上下の2冊に分ける必要あるのかい?
2冊買っちまったよ。である。
まさに「しゅみじゃない」という評価がぴったりでした。

すんません。やっぱり絵が苦手だったです。

11

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