電子限定かきおろし付
やー…、市梨さん天才か!と思いましたね( ´͈ ᐜ `͈ )
オメガバース設定を上手に活用してショタ×高校生が出来上がるとは…!
運命の番だろうが子供に手を出すにはアウトなのでプラトニックを保ってます。
ショタ攻め親の理解をきちんと得ており、
幼い子供にゴリゴリ欲情してますが個人的には嫌悪感はなかったです。
とっても面白かった〜!!!ヾ(*´∀`*)ノ
さて、内容ですが。。。
"運命の番"と出会ったら相手が幼い子供だった。
抱いて欲しいと願ってしまい、幼い子供向ける感情ではない後ろめたさ。
騒つく本能を必死に抑えながらも抗うことが出来ない欲。
本能で出会う、世界中の中から唯一無二の存在の番。
その相手と惹かれあっても、ごく普通に恋愛できるとは限らず…。
一緒にいると欲情を抑えるのが苦しい。けど側にいたい。
運命の皮肉さを実感するストーリーとなってました。
αのショタ攻め・はるかくん。
めっちゃめちゃ可愛いです///
こぼれ落ちそうなおっきな目でくるくる変わる表情。
ウルリとした目で見上げる顔も、幸せそうにはにかむ笑顔も、可愛くてキュンキュン♡
まだ性教育前で、Ωやαの関係を知らないほどの幼い子供なのですが、
受けがヒート起こしてる最中、子供なりに守ろうとする姿にヤラレました(///Д///)
普段は甘え方が年相応の子供らしさでキュンキュンさせてくれるのに、
ふとした場面が立派な男の子でαの片鱗がチラリ。
オメガに苦しむ受けを救う言葉だったり、受けが苦しむ原因を知った時の決断だったり。
子供だけど頼もしさがあってカッコよかったです(∩´///`∩)
Ωの高校生受け・千夏。
自分がαだと信じて疑わず生きてきた千夏。
"なんでΩって気づかなかったの?"という疑問は、理由を知ると笑ってしまったw
優秀であるために努力してる出来る子だけど、気心知れた仲間の前だとアホの子ですヾ(*´∀`*)ノ
このお話では一番の苦労人かな?
自分がαと信じてたのに、Ωだった。
運命の番と出会ったけれど、手を出したら犯罪の子供だった。
本能的に欲情してしまうけど、反面、倫理観に苛まれ。
好きだから一緒にいたい、でも本能を抑えるのが苦しい。
苦しいけれど、会いに行くのを止められない。
運命の番とわかっていても求めることが出来ず、
血に翻弄され苦しむ姿が切ないです(;ω;)
好きなのに一緒にいるのが辛いなんて…。
でも苦しそうだけど、一緒にいる間は幸せそうなんです。
互いに両想いってわかってるのでラブラブ♡
プラトニックで愛を育む姿が甘くてキュンキュン(∩´///`∩)
一緒に過ごす時間の幸せと、内面に隠す欲情の苦しさ。
そのコントラストがとてもよかったです!
そして、11年越しに叶った大恋愛。
描き下ろしでは、堂々と愛し合う後日談。
受けの苦しみを乗り越えた先にある幸せに涙腺が緩みました(∩´///`∩)
【7/14 追記】
口絵カラーは登場人物とは関係なく雑誌の表紙に使用されたイラストだそうです。
私は生徒会のβくんかと思って妄想を巡らせてました(゚∀゚;)
今まで読んだオメガバースものでは一番好きです。と言うのも、オメガバースに有りがちな苛めやレイプまがいの事がない上に、オメガだった千夏が喧嘩が強くて安心して読むことができるのです。
さらに、運命の番が出会った当時小学生と言うのも面白かったです。小学生相手にあれこれしちゃいそうになる欲望をなんとか抑える常識と優しさのある千夏がかっこ良かった。まぁ、実際はとろとろ、ハァハァ状態なんですが。
抑制薬を過剰摂取し過ぎて、倒れてしまった千夏を思って、大きくなるまで会わないと決めるはるか。運命の番に早く会いすぎたために一旦は離ればなれにならないといけないと言う切ない設定に涙がでました。
高校を卒業して千夏に会いに来たはるかが予想通りかっこよくなっていて、ショタはるかもいいけど、こっちもね♪と二度美味しい思いをさせていただけました。
発売日に大量重版が決まったそうです。そんな事初めて聞きました。売ってるかどうか不安でしたがラスト2冊のところを買えました。
ショタ攻って言っても、そういう関係になるのは、はるかが大学生になってからです。ショタではなく年下攻めに華麗にクラスチェンジしているので、敬遠がちな方でも読んでみたら楽しいんじゃないかなと思います。
ただ、エロ表現がエロ全開すぎて私には若干ヒットしなかったシーンがいくつかあるんですが、他はヒットしまくりでした。
特に私はショタ属性はないはずなんですが、話の中で一番好きなのは、小学生はるかと千夏のもどかしい関係性のところで、ここは何度も読み返してしまいました。
他には、千夏が小学生はるかに勢いでプロポーズしてしまった時、はるかのお母さんが反対する理由がかわいかったし、好青年のはずの大学生はるかが山崎(千夏の事が好き)にだけ冷たい態度をとるギャップがあるところも良かったです。
真面目に良かったところは、はるかがありのままの千夏を誉めたことで、千夏のαコンプレックスが氷解したところです。あんなに「Ωなんて…」と思っていた千夏でしたが、人前でも堂々とΩと公言するようになりました。ここはすごく感激したし、運命の番の呼吸感の良さを感じたところでもあります。
設定では、Ωの千夏の家柄が良くて、αのはるかの家の方が中流家庭(父親が不明なので、血筋的には違うかも?)で素朴というところも何だか好きでした。努力して結果を得たΩと、素朴でカッコイイαって良いです(*´∀`*)
帯に書いてあったランキングですが、Amazonを見るともう何日間もBL部門で売上一位になっていて評価も満点がほとんどでした。ここのレビューではそんなでもないのかな。媒体によって読者の趣向って違うようですね。
もし、続きがあれば、はるかの通い夫姿が見れるのでしょうか?一番読みたいのは小学生はるかの時代だったりするんですけども…次回があったらまた読みたいです。
オメガバースをライトに読めるのに、当て馬にもちゃんとしたキャラクター性を感じるし、真面目なところに笑い所があったりで細かいところにも気を抜いてない感じが好きな作品でした。
市梨先生の描く「美人年下攻めちょっと病んでて暴走気味」キャラ大好きなのですが、今回の攻めは小学生…さすがに若すぎで(笑)いろんな意味で大丈夫なんだろうか…といつもとは違ったドキドキを感じながら読みました。私としては受けはムリだけど、攻めなら…ちょっとアリかも…と一瞬思ってしまったのですが、とりあえずキス止まりで一線は越えてないしギリギリセーフなのかな?
設定からして賛否両論あるとは思いますが、私はすごい面白かったです!
「運命の番」というものが、都市伝説化するほど稀な存在ながら、出会った瞬間にわかってしまい諸々の条件で選ぶことができないような、抗えない絶対的に求めあってしまう対象なら、年齢に関係なく出会ってしまったら強く求めてしまうのは当然の成り行きで、その本能を理性でどう押さえつけるのか、精神的にも肉体的にも苦しむ姿にかなりゾクゾクさせられました!
そんな苦しんでる千夏の横で無邪気に煽る遥がメチャメチャ可愛いい…きゅんきゅんしました。末恐ろしい小悪魔だ(笑)
さらに千夏が自分でもαと確信していた程、容姿端麗、成績優秀、腕っぷしも強く完璧だったにも関わらず、Ωであったことを思い知らされ、たった一人の精通もきていない小学生に翻弄されグズグズに崩されていく姿もかなり萌えました。
そして何より、エロ濃厚なのがオメガバースのたまらないところ!ヒート中のエロ最高‼大好き。
11年間、千夏に釣り合う恋人になりたいと頑張ってきた遥と、幼い頃の約束など反故にされても仕方ないと遥を忘れよう努めてきた千夏が、再会してお互いを確めあうように貪りあう姿はかなり濃厚で執拗でたっぷりエロ堪能させていただきました!
大人になった遥の瞳には狂気がキラっとはらんでいたので(うっとり…)11年も離れてお預けくらっていた分、かんじからめに束縛されてこれでもかっと愛情注がれちゃうんだろうなぁ~。年下からの嫉妬、たまんないなぁ~、スピンオフ出ないかな(笑)
最高です。電子書籍とコミックどちらも持っています。
インタビューでお話しされてましたが、相手がショタであるがゆえに千夏が抱き返すシーンすら描けないのがもどかしい。
大人になった遥も魅力的だけど、なによりショタ遥の魅力がヤバイ。この作者さんはエロい気分にさせるショタがとってもお上手ですね。千夏にあてられた遥が「いいにおいがします…」とスリッて頬ずりしたシーンにとても興奮しました。
もしショタのまま繋がっていたら、どうなっていたんでしょうか。
本当に、本当に気になります。