心中するまで、待っててね。 (上)

shinjusurumade mattetene

心中するまで、待っててね。 (上)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神79
  • 萌×230
  • 萌17
  • 中立26
  • しゅみじゃない18

40

レビュー数
20
得点
592
評価数
170
平均
3.7 / 5
神率
46.5%
著者
市梨きみ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックスDX
発売日
価格
¥689(税抜)  
ISBN
9784799745106

あらすじ

大好きだった近所のお兄ちゃんが、“成長しない”体で戻ってきた!?お人よしで皆に愛される福太は、子供の頃の記憶が一部欠けている。それは憧れていた葵兄ちゃんの記憶。得体の知れない喪失感を抱えた福太の前に、葵兄ちゃんが昔と変わらない姿のまま現れて――!?失った記憶。それは思い出してはいけない過去。連載時から賛否両論! ハートフル不穏BL、謎かけ編。描き下ろしは念願のほっこり食卓が実現――?

表題作心中するまで、待っててね。 (上)

豊永福太・小学生→大学生22歳
八重坂 葵・中学生→28歳?

その他の収録作品

  • 前日譚(描き下ろし)
  • カバー下おまけ漫画

評価・レビューするAIの精度がアップいたします

レビュー投稿数20

本格的なシリアス好きには合わない作品

下巻の内容も含みます。


受のキャラデザが年齢設定的に仕方ないのかもしれませんが可愛らしすぎる。個人的に苦手でした。

ストーリーについては筋は通っていたと思います。
ただ、冒頭から葵は既に故人なのだろうなとわかりますし、結末もタイトルでわかっているので“どう終わるのだろう”とわくわくしませんでした。
結末へ至るまでの過程は気になったので、上下一気に読みました。

心理描写は苦手なのか、感情移入はできないです。
そもそも福太と葵の恋愛感情がどのタイミングで生まれたのかわかりません。
幼少の福太にとって葵は自分を助けてくれた恩人であり、英雄的存在。
少年の葵にとって福太は心の拠り所と癒しであり、救世主的存在。
当時の二人に、恋愛感情があったとはとても思えません。
もしもあったのなら、福太の幼いながらの恋慕の表現として葵を見て赤面したり……等の描写があったはずです。
それがなかったので、大人になった福太が葵と再会しいきなり性的興奮・恋愛感情を抱いているのに違和感をおぼえました。
福太の中の葵の記憶は幼少の頃の“英雄だったお兄さん”で停止しているはずです。
それなのに、いつ性関係を望むほどの好意をおぼえたのかしっくりきません。

これは個人的解釈ですが、福太にとって葵への想いは恋愛感情ではなく、過去の罪悪感から生まれた歪んだ執着の偏愛だと思います。
確かに葵を好きなのは間違いないでしょうが、それは罪の意識やもう失いたくないという願い、そしてどこか償いを思わせるものです。
恋愛としての好きとは思えません。

葵に関しては、福太への想いは救済を求め続けた結果の悲しい偏愛だと思います。
わざと嫌がらせをしていたのも恋愛感情があったからではなく、かつて自分の心を癒してくれた”救世主の福太“への感謝と幸せになってほしい願いがあったからで、
けして“恋愛感情としての好き”があったからではないと感じました。
作中、幼少の福太を助けたのは葵ですが、実際に心を救われていたのは葵の方で、葵にとって福太は救ってくれる存在・救済の象徴という位置なのだと思います。
実際に、葵が男の手にかけられ心の中で助けてほしいと救済を求めたのは“幼少の”福太です。
自分よりも年下の幼い福太が葵を助けるのは物理的に不可能な事ですが、それでも福太を求めたのは葵にとって絶対的な救済の存在の証です。

そんな二人の関係性でエロに突入された時は正直「ヤっとる場合か」と思いました。
エロがないと売れないのかもしれませんが、そんな暇があったら恋愛感情で惹かれ合う“理由”をもっと見せてくれ、と思わずにはいられません。
一番引いてしまったのは、下巻冒頭の葵が福太との性交を期待していたシーンです。
葵にとって性的な行為というのはトラウマなはずです。
いくら相手が福太だとは言え普通ならあんな赤面し悶々とメス顔などできないはずです。
それなのに……あれではまるで性的快楽に堕ちた男性向けエロ漫画のお姫様です。

葵のセリフで、性交がこんなに気持ちの良いものだとは知らなかった的なものがありました。
それは葵にとっての性交は気持ちの良いものではなかった・苦痛なものだった事を暗喩したのでしょうが、
下巻冒頭で性に目覚めたメス顔をされては台無しです。

福太と幸せな営みをしたい・触れ合えるという奇跡を一瞬でも無駄にしたくない、という心理なのだとしたら表情をもっと切実にしてほしかったです。
ただの発情した顔すぎるので、セックスがしたいだけの下品なシーンに見えました。

その他のエロシーンでも、もっと心理描写をしてほしかったです。
それが無理なら表情だけでも“シリアス”にしてほしかった。
ストーリーはシリアスなのに、エロに関係したシーンはシリアスの欠片もなく、ただのエロ。
二人の重い切実な心理が表れていない。

この様なシリアスな作品において、エロも重要なストーリーの鍵です。
どれ程 他のシーンがシリアスで重くても、エロがただの卑猥な低俗なものなら、全体の雰囲気は台無しにされ、シリアス度も下がり読者の心も萎えます。
例えるなら、暗いシリアスなヒューマン映画を見ていたのに途中で勝手に下品なAVが流された感覚です。
本当に萎えました。


結末、そしてそこに至るまでの過程を含めて、この作品は恋愛要素は希薄・もしくは皆無で、
大人達の狂気のせいで傷付き肉体を壊された少年と、その少年への罪悪感と偏愛で心を壊した青年が悲劇でしか救われないお話です。

下巻でわかりますが、全てが狂気の連鎖と因果です。
全て繋がっています。
葵の父親さえまともだったら葵の家庭は壊れず、葵も疲弊せず男の手に落ちなかった。悲劇は生まれずにすんだ。
所謂バタフライエフェクトです。
関係ないと思っていたもの・出来事・人も全て繋がっていて、根源は葵の父親の低俗な狂気。
そこから更なる狂気と悲劇が生まれてしまった。
この作品は、狂気の連鎖の末に悲劇でしか救われる道がなかった哀れな少年と青年の物語。
個人的に、そう思いました。


題材は本当に重く暗いです。
しかし、絵柄や描写はライトなので、他のシリアス作品よりは読みやすいと思います。
ただ、ライト層で明るいお話やハッピーエンドがお好きな方にはお薦めできません。


もう少し繊細に描いて頂けていたら評価は上がっていましたが、
個人的解釈で述べた二人の感情は恋愛ではなく偏愛、という認識はあくまでも私が勝手に考えたもので、憶測・想像に過ぎません。
が、もしもこの解釈が正しいのなら明らかに描写不足。深読みしなければ全く伝わりません。
反対に間違っていて恋愛感情なのだとしたら更に描写不足です。
読者に読み取ってほしいと丸投げせず、最低限の描写はしてほしかったです。

シリアス好きな読者としては、エロでシリアスを侮辱された気持ちでした。

辛口で申し訳ございませんが、自分にはこの作者様の作風は合いませんでした。

中立で失礼致します。

1

下巻は萌2にしました

とても正直な感想ですが、上巻が長い…下巻は萌2評価にしてます。
ここまで"何かありますよ"とわかる表紙とタイトルだと、まぁその何かをつい想像して読んでしまうわけで、本編も匂わせが結構露骨だから、大体あーこういう落ちになるんだろうなと思った辺りから落ちを見るための消化モードに入ってしまったのが辛かった。

下巻読んだ上で、この話は性愛が無い方が納得できたなぁと思う展開でした。BL漫画として描く以上この2人には性愛が必要なんだけれどもね!

0

上下セット必須!!

メリバ好きなら絶対に読んだ方がいいです!!
題名の通り病みBL、メリバBLなのですが、今までみたメリバで1番好きかもしれません
上巻読んで雰囲気いいな~と思ったけど、なんのこっちゃか分かんなくて下巻読んだら全て回収してて
面白いです!
僕的に、終わり方がこっちの方がいいなとか言うのはありましたが、全然良かったです
市梨先生の作品は全て好きで揃えていますが、いつもと雰囲気が違う感じで個人的に題材が好みでした
切なくて、何となく心が温まる?話でした
1部グロがあるけれど、苦手な方でも読めると思います

0

一気読み

先にレビューを読んでしまっていたので、読むまでにかなり勇気を必要としました。

でも読んでしまえばあっという間でした。
結末を知っていたからこそ、伏線を拾って行く事が出来たと思います。

良く出来たお話だと思いました。詳しい内容は他の方が説明してくれているので省きます。

ひとつひとつの場面や小物などに意味があって、ぞっと来ました。

なのに福太の嬉しそうな表情とか、葵の言動とかが読んでいて切なくなるんです。上巻で泣いてしまって、下巻でどうなるか怖いです。

0

上巻だけだともったいないです!

オメガバース作品の「さよならアルファ」が異様に面白かったので、つい読んでみたのですが、上下巻一度に購入するのがお勧めです!

というのも、上巻読了後はあまりヒットせずだったので、市梨きみ先生の通常のBL作品は特に好みではなかった事を思い出し、、、もしかして今回もそんな感じなのかなと思ってしまいました。

なので、当初は上下巻一度に買ってしまって失敗したかなと思ったのですが・・・続いて下巻を読んでからと言うもの今までの感想が一変しました。

改めて上巻を読むと、下巻の伏線が随所に散りばめられているし、これまでちょっと退屈した箇所がほとんど下巻に続く意味があったと知り、そして、辛い話になる下巻に耐えるには上巻を読む事が必須でした・・・。

下巻を読んでからの上巻は面白かったです!

上下巻同時発売で良かった・・・別発売だったら下巻を読まなかったかもしれないです。

0

不穏BL ハートフルソース掛け

萌えとは別路線で評判の作品とのことで、メリバと知った上で、でも気になったので購入してみました。
試し読みで主人公(福太)の好きになる人(葵)が幼そうに描かれているのが少しひっかかりましたが……。主人公目線でそう見えるっていう設定なのかな。そんな台詞もあったか……でも主人公が小さい頃の葵はショタ味薄いからそのままの感じの方が読みやすかったなぁと思いました。
ハートフル不穏BLとあったけど、不穏が勝っていてハートフルは添え物?ていうか不穏をちょっとカバーするためのソース?
読後には心温まるような印象はあまりありません(苦笑)
伏線拾って下巻がどうなるか想像しながら読みました。
冒頭からの謎(そんなに大事な人をどうして忘れているのか)や、福太が歪んでいく感じと、胸糞展開になりそうな予感でもやもやする上巻でした。

あんまり「萌」で評価する感じでは無いんだけど、中立、しゅみじゃない、ではないという意味の萌評価です。
電子版もカバー下収録有り

0

ミステリー色強め。

紙本
修正…白塗り、白短冊
カバー下…あり
あとがき…なし

0

待てねえ

上巻だけ売られていて、下巻がなかったので(多分下巻だけ購入した人がいたのでしょう)
仕方なく上巻だけ購入。

いや、上巻だけ見てもなんのこっちゃ意味がわからないな。。。
ナゾだけちりばめられてて、ひとつも回収されないので下巻に持ち越し。

上巻だけ買うのは失敗しました。
続きが気になってしょうがない。
例えどんな胸糞展開や目に見える地雷が待ち続けようとも、アンサー巻を見ないとモヤモヤしたままだ。


上巻は、胸糞展開もないです。どんどん不穏になっていく空気が良い。
次第に壊れていく攻めの過程が見れます。
エロもあるので、体格差好きな人とかショタ受け好きな人とかは萌えるんじゃないでしょうか。

正直、自分的には葵がキツくて苦手なので中立。
けど下巻見たらまた変わると思う。絶対なんか理由があるから…。


(合法ショタ合法ロリってよく聞きますが、身体が子供なら合法じゃない気がするけどな。)

1

続きを知りたくなるには十分魅力的な上巻

 上巻は謎だらけで終わってしまうので、高評価も低評価も付けにくいですね。メインの福太と葵の関係性にも、まだそこまで萌えは見出せず。設定上仕方ないのかもしれませんが、葵の見た目がショタっぽい域を出ない上に話し方も年上感が半減しているので、どうしても福太が年下ショタに手を出しているように見えてしまったのが主な原因です。ショタが苦手なわけではないのですが、葵にもう少し本来の年上らしさが見られるといいなぁと思います。ただ、あえてこれだけ幼く描かれている可能性もあるので、下巻の展開によってはその点に対しての評価も変わるかもしれません。

 ストーリーについては、上巻だけだとジェットコースターの上がっていく間のような心地でした。評価が二分されていることは知っているので、自分にとってはどんな作品となるか非常に楽しみです。上巻では特に胸糞悪いシーンもありませんし、なんとなく不穏な空気は漂っていますが、まだまだこれからという感じですね。様々な伏線が張り巡らされているので、下巻でどう回収されるのか目に焼き付けたいと思います。

2

No Title

アニメイト小冊子付き限定版購入です。
市梨さんらしいほのぼのダークな雰囲気の吸血鬼パロディが楽しめました。
小冊子付きの電子版も出ているようなので買い逃した方はそちらをチェックです。

さてさて。
発売前から公式から何度も注意があがり読み手を選ぶ作品だと告知されていた作品。
この作品は下巻のページでは評価が分かれていますね。

私は下巻で神評価を入れましたが
「人にオススメ出来るか?」と問われたら「いいえ」と答えると思います。
誰彼構わず「これ絶対刺さるから読んで!」と胸張って言える自信が全く無い。
今なら公式が何度も先手打ってた理由が分かる気がします(;`・ω・´)

電子などのレビューを軽く目を通すとディープなものを読み慣れてる人には
あまり受け入れられてない印象を持ちました。
商業BLにハマリたてでダークがお好きな方に良いのかもしれません。

あと、エンディング云々の前に
ショタが苦手な方は全力で回れ右!な作品だと思いました。


ダークな作品を読み慣れていない者の上巻の感想です。

公式が何度も何度も注意するからドキドキしてたんですが、
上巻のみで言えば拍子抜けしたのが正直なところ;
(確かにハートフル不穏だわ…)
市梨さんが好きそうだな~楽しく描いたんだろうな~
と、察せられる緩めのダークとショタが描かれていました。

初読時は市梨さんのショタはヤバいな~(∩´///`∩)と楽しみ、
下巻まで読んで上巻を再読時にはエッチで目頭が熱くなりました。

受ける側の葵兄ちゃんが"自ら望んで抱かれた"というのが良いです。
福太にいっぱいいっぱい気持ち良くしてもらえて、
心までたっぷり満たされて良かったねぇぇ(;///;)と。
(個人的に救いになったエッチかもしれない…。)

あとお人好しでいつもニコニコな福太が、
ジワジワと病んでいくのにゾクッとして楽しい。
市梨さんは絵が可愛いから良い感じに中和されて読みやすいんですよね。
ダークな病み系は苦手でも楽しく読めるのはその辺りが理由になってるかも。

上巻は読みやすい内容かと思います。
いろんな意見が入り乱れる作品ですが私は好きです。

2

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