心中するまで、待っててね。 (上)

shinjusurumade mattetene

心中するまで、待っててね。 (上)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神43
  • 萌×213
  • 萌0
  • 中立5
  • しゅみじゃない4

82

レビュー数
6
得点
272
評価数
65
平均
4.3 / 5
神率
66.2%
著者
市梨きみ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックスDX
発売日
価格
¥689(税抜)  
ISBN
9784799745106

あらすじ

大好きだった近所のお兄ちゃんが、“成長しない”体で戻ってきた!?お人よしで皆に愛される福太は、子供の頃の記憶が一部欠けている。それは憧れていた葵兄ちゃんの記憶。得体の知れない喪失感を抱えた福太の前に、葵兄ちゃんが昔と変わらない姿のまま現れて――!?失った記憶。それは思い出してはいけない過去。連載時から賛否両論! ハートフル不穏BL、謎かけ編。描き下ろしは念願のほっこり食卓が実現――?

表題作心中するまで、待っててね。 (上)

福太・小学生→大学生
葵・高校生→28歳?

その他の収録作品

  • 描き下ろし
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レビュー投稿数6

エンタメ範囲内の「不穏」。構え過ぎず読んでいいと思う。

ガッツリ感想は下巻に回すとして、上巻には軽めの雑感を。

私は市梨きみさんの作品を過去に1冊しか読んだことがなかったので、もし市梨さんがアーティストタイプの漫画家さんだったら題材的にメンタルをやられかねないなーと思ってめちゃくちゃ警戒しながら読み進めたんですが・・・
うん、大丈夫だ、市梨さんはエンターテイナータイプの漫画家さんだね。

上下巻読み終わっての超率直な感想は、「いやー、不穏さを楽しめたな」って感じです。
例えるなら、怖いと評判のお化け屋敷に入って「(期待通りに)怖かったーーー!」って感じでしょうか。
そう、““期待通りに””不穏。
エンターテイメントとして、最初からそれをテーマに据えて始まっている物語。
いるのは本当の幽霊で霊感のあるAさんには見えるけど、霊感のないBさんには見えないお化け屋敷、では娯楽施設としては成り立たないのと同じで、そういう意味であぁ本作はエンタメ範囲内の「不穏」だなと。
連載開始時に編集長が異例の直筆コメントを出したということですが、そこからがすでに本作の連載にGOが出された時点で本作を売るために用意されたマーケティングストーリーなのでは?
・・・なんて言ってしまうのは無粋の勘ぐりか。
でも映画なんかでもさ、たまにあるじゃん?そういうの。

ハピエン以外NG‼︎って方にはさすがにすすめませんが、このタイトルで目に止まって気になるくらいの嗜好の方ならそこまで構えずに手に取っていいと思います。
安全ベルトをしっかり締めてゾワゾワ感を楽しめる、THEエンターテイメント不穏BLでした。

【電子】まんが王国版:修正白抜き、カバー下○、裏表紙○

0

ここでハートフル成分を十分摂取しておいてね

いろいろな脅し文句の付いた「ハートフル不穏BL」という事ですが、上巻は主にハートフル編なので、「不穏」の方の事は迂闊に忘れたまま読了。
絵もかわいいですし、ちょっとファンタジー入っている系のお話かなと、葵兄ちゃんの事は、何となく察しは付きつつも、「不穏」の方は、福太の記憶と一緒でどこかへ封じ込めておきましょう。
むしろ、「上下巻で同時発売したって事は、この続きの下巻で謎解きされるのよね、どんな風に謎解きされるのかしら?ワクワク」位の気分で読み終えたんですが。
下巻を読んでの・・・って事で。

0

緻密に張り巡らされた様に見えた謎は、読み手側には自明の理かもしれない。

そもそも最初から不穏なのだ。
上下巻でパート分けされ、上巻で謎を。下巻で一気に謎解きを、という一見ミステリー仕立て。
注意深く読むまでも無く。そこかしこにパーツは散りばめられている。
まず、連載当初から大袈裟に振りかぶった煽り。幼ないまま現れた「葵兄ちゃん」。
若返りしたのか、成長が止まる病気なのか。某コナン的な事なのか? などと本編中にも書かれているが、これはそう「思わせる」にはちょっと弱いのだ。
読み手側には直ぐに解る。「葵兄ちゃん」は、「もう死んでいる」のだ。
謎は、「いつ」「どうして」死んだのか?
それは下巻で一気に明かされる。

アパートにしつこく書かれた不穏な落書き。
上の階の脚を引きずる住人。
捨てられたドラム缶。
封印した福太の記憶。
これらの不穏な要素は「見え過ぎて」いる。
福太が「葵兄ちゃん」に寄せる恋と劣情と、子供の頃の、ちょっと気が強くてツンデレな「葵兄ちゃん」の愛らしさを押し出せば押し出す程に、不安しか感じられない。
ストーリーテリングとしては、ちょっと急ぎ過ぎた感は否めない。
垣間見せる福太の表情も結構怖いので、まぁまぁフツーにしていてもゾッとさせる。
もう少し油断させて欲しかったかも。

2

躊躇していたけれど

こちらの作品、読みたいけれど躊躇していました。
市梨きみ先生の描かれる絵がお綺麗ですし、
繊細な心理描写もお上手で好きな作家様。

そんな先生の新刊がタイトルからかなりの地雷…!
しかも『ハートフル不穏』の煽り。
もう、どっちなの!?みたいな。
さらに『人を選ぶ問題作』。
う〜ん、受け入れられるかな…と。

しかし結局はやっぱり読んでみたい〜!と
作品への興味深さが勝り、いざ上巻。

泣き虫な福太とちょっと意地悪な葵兄ちゃんの
ハートフルな思い出の数々。
そんな中背後からじわりと迫ってくるような、
ぞわぞわさせられる伏線であろう描写が
そこかしこに…。

ちょっと警戒してビビりすぎだったかもしれませんが、
福太と葵兄ちゃんの様々に変わる表情にも
心をざわつかされ、乱されながら読了致しました。

1

苦手要素を押しのけて、読んでよかったと思える作品。

作品を知った時は苦手要素(画、ショタ)が強くてスルーだったんですが、
ハートフル不穏な問題作!! という、ちるちるインタビューに引っ掛かり、
記事に興味を惹かれ、苦手要素を押しのけて手にして読み終え一言…本当に読んでよかった。

読み手を選ぶ作品であることは確かですが、
激しく感情をゆさぶる素晴らしい内容と構成で、苦手要素がなければ文句なしで神作品でした。

【謎かけ編の上巻】と紹介されるように、
上巻は謎だらけの伏線パートです。

お人よしで皆に愛される22歳 福太が、
大好きだった近所の葵兄ちゃんと出会った頃の姿で再会する。

福太の身辺で起こる不穏な出来事、失っている過去の記憶、6歳年上の葵が中学生の姿。

上巻は謎かけと共に、
いじめられっ子小学生のポッチャリ泣き虫福太と、ちょっぴり横暴で意地悪な中学生の葵兄ちゃんが、
やりとりするエピソードの可愛さと面白さにホッコリさせて貰えます。
個人的に福太の丸さが丁度いい可愛さで、葵が弄りたくなるのが解るわぁ。

これだけ温かい思い出があったと知ると尚更、何で忘れてるんだろう?と更に謎が深まっていく感じ。

大好きな葵兄ちゃんを思い出すほど、
葵兄ちゃんとのやらしい夢を見てドギマギしてしまう福太。
エッチな夢描写が上手くて、夢なのに葵がプンスカ怒って、
エッチな事をさせてくれない日があったりと、面白ネタが好きでした。

日を追う毎に欲情が増す福太に、我慢できずに誘ったのが葵という展開です。

所どころに差し込まれる、恐ろしさを感じせる不穏な描写が効果的。
謎の多い不安な状態のなか、強弱をつけた心理描写があるので、読む手が止まらないまま下巻へ突入。

※紙本:修正はトーン描写に白い短冊です。

1

ユートピアかディストピアか…

マガジン・ビーボーイで始まった連載時、
編集長が直筆で注意文を掲載したことでも話題になりました。

とりあえず、大きなネタバレなしに読まれることをお勧めします。
ビーボーイのサイトでは、2話の頭まで試し読みできます。
上巻は、謎かけ編です。
以下、簡単に内容を記します。
お知りになりたくない方は、ご遠慮下さい。


主人公は、〝ぶー太〟こと福太。
冒頭は、福太と近所の葵兄ちゃんとの思い出の回想シーンから始まります。

大人になった福太の前に、ある日突然昔の姿のまま現れた葵。
葵の事をすっかり忘れていた福太でしたが、葵に頼まれ、
しばらく同居するところから物語は展開していきます。

この作品には、惹かれ合った福太と葵のセックスが含まれます。
本当の歳は28歳の葵なのですが、
見た目はとても幼いので、
福太とのHシーンは完全に…です。

福太は、玄関に落書きをされたり、
ゴミを散らかされたりという嫌がらせを受けています。
平和な日常が脅かされていくような恐怖、
対して葵との幸せな日々…
平穏と不穏が背中合わせで存在し、
次第に混在していく不安を感じます……。

★葵はなぜ小さいままなのか?
★福太は、なぜ葵の事を忘れていたのか?
★なぜ嫌がらせされるのか?

数々の謎をもって、下巻に続きます。

※下巻はかなりショッキングな展開です。

5

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