電子限定おまけマンガ付
多くの王族から忌み嫌われる第13王子のサフィール。周りに仕える者は皆不幸な死を遂げる、と言われていますが唯一魔術師のレヴィだけが彼に忠誠を誓っていました。
サフィール王子の華奢で儚げで可愛らしい男の子の描写の中に隠れている彼自身が生き残るために培って来たドロっと黒い部分と、自分を人間だと認めてくれたサフィールを盲信的に守ろうとするレヴィ二人だけの間に流れる甘くて優しい雰囲気、そしてその他以外には容赦ない冷たい態度…と1冊の中に色々な感情が詰まっていて、彼ら二人がどうなってしまうのか、ハラハラしながら読みました。
ドレスや、王子、兵士、お茶会…といったおとぎ話のような世界観の中でストーリーが進んでいきます。2巻は謎が深まりながらもサフィールとレヴィ二人の甘い時間もあって、今後の展開が気になりました。(サフィールは幼いので性的描写は一切ありません。)
流血や人の死、といった描写もあるので苦手な方は注意が必要です。
なるほど、だから1巻であんなに魔術師の定義を何度も書いてあったんですね。
なんとな〜くサフィールが狙われる理由が少しわかったような…。恐ろしい女だな!
二人のイチャイチャも増えて。お互いが大好きで。レヴィがいれば百人力ですね!
だけどその力が彼を不幸な境遇にして…。
今こそ君の出番だ!
このお話のゴールはどこなんでしょうね。
逃げるのは無しだし、サフィールが大きくなったとき2人はどこにいるんでしょう。なんか狂いだしてきてる気がするのですが。
これは続きが気になりますね。
心中するまで、待っててねの市梨きみ先生の作品です。安定の絵の美しさと、ダーク感
暗黒お伽噺かな?素晴らしい作品です。心優しい王子様が、魔術師レヴィのためにどんどん、壊れていくのがたまらない
レヴィは魔術師と言うよりはサイキック?超能力者っぽいところがカッコいい
宮廷の屑だらけの世界で2人の純粋な想いが輝いてるの最高に好きです。まさに世界はふたりのためにある!
第四魔術師団の中にも面白い魅力的な人たちがいてあきません
蛇をこよなく愛するセルペンさんが良い味出してる。以外と良い人?リリーちゃん可愛かったです。
なんだか一癖ありそうな王妃と側近2人はどうなってしまうのでしょうか?
できるならハッピーエンドで終わってほしい
続き早くでないかそわそわしている毎日なのでした。
歪んでいて、いびつで、それでも愛に溢れてて。
どこまでもお互いがいれば良くて、お互いしか必要ないという純粋さが狂気でしかない。
すごく感情を揺さぶられるお話でした。
特にハンスを殺した犯人を突き止めても、他の真っ当な騎士が死ぬのは嫌だけど、ハンスを殺した犯人が死ぬのは構わないらから護衛騎士のままでいさせるという狂気が凄かった。
優しいだけじゃ生き残れないことを痛感しました。
第二王女と第十王子に物理的にも精神的にも痛めつけられますが、まさか黒幕が王妃殿下とは驚きです。
サフィールの母を殺してしまうほど『好き』を拗らせているようで、その捌け口にされているサフィールが哀れでなりません。
ちなみに、今巻でも1巻冒頭のカラーページにどう繋がるのか分かりません。
3巻の発売が今から待ち遠しいです。
今巻でも沢山人が死にます。
四肢欠損描写もあります。
第二王女が媚薬の効果を試そうと侍女に媚薬を盛ったり、男にサフィールを襲わせようと計画したりと胸糞悪い描写もあります。
苦手な方はご注意下さい。
1巻からのことですが、サフィールもレヴィもしれっと互いへの独占欲を表す行動や言動をしあっていて、見かける度に顔がニヤついてしまいました。
そういうほのぼのも摂取できますが、やはり死はつきまといます。
悲しい喪失もありました。
でも、この両方見せつけられるバランスがとてもいいんです。
主人公たちのこの先は3巻が待ち遠しい程気になるのですが、同じくらい王妃陛下とリュミエールも気になります。
愛なのは間違いないけど、あの歪んでしまっている感じが堪らないのですが。
BLで女性キャラを気にさせる描き方をされているということも好きな点かもしれません。
王妃陛下が気になるので、第1王子だと思われる1巻の黒髪王子が出てくるであろうこれからが余計に気になります。
こんな状態の母親を持っているのもあり、彼も一物抱えてそう……(わくわく!)