となりに

tonari ni

となりに
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神59
  • 萌×216
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
14
得点
362
評価数
76
平均
4.8 / 5
神率
77.6%
著者
basso 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
茜新社
レーベル
EDGE COMIX
発売日
価格
¥679(税抜)  
ISBN
9784863497771

あらすじ

サラリーマン同士、歳の差の恋。
「俺、今、中坊みたいな恋してます。」

あの人をはじめて見たのは、
趣味の写真で出掛けた帰路の途中。
新幹線自由席に並んだ、列のとなり──……

前作『ナカさんのながれ』から7年、
basso名義のBL最新刊ついに登場‼︎

大好きなーーーこのうつむき気な顔、腕まくりしたところ、しゅっとしたキレイな手、俺に笑顔をむけてくれるところ。

表題作となりに

(仮)葉山享,会社員,馬の写真が趣味
(仮)木下誠,45歳,会社員

その他の収録作品

  • 第1〜4話
  • 後日談

レビュー投稿数14

じんわり泣きました

basso先生の作品は、同人誌〜クマとインテリ時代から拝読していました。
ちょうど仕事にくたくたに疲れていたこともあり、誠さんの言葉につられて泣いてしまいました。
幸せな様子に心が温まる素敵な作品です。

0

basso名義は久々

誠さん(表紙右 木下 年上)右だと思ってたけど、そうか明確にはなっていないや。
じわじわと、恋の話です。じんわり染み込みすぎてパッと感想が書きにくいな〜

偶然の出会いを何度も期待してしまうのがまさに学生の恋のようで、好きでした。こういう商業BL作品は今まで読んだことなかった気がする。
これ結構きちんと縦軸として意識されてたみたいで、狙い通り自分もそこにはまったのですが、"オチ"(俗っぽい言い方ですみません)もそんな感じでしたね。享が見つけてくれるのが嬉しいし、2人は背が高くて見つけやすい。

誠さんの仕事が上向きにならなかったら、もっとダメージ食らってたかも。疲弊していく人を見るのは辛い。

滝野さん(わかづくりの人笑)と瀬谷さん(黒髪30代の人)の物語も、先生ですからきっとあるのでしょう。読みたいな〜(アピール)

1

素敵な作品としか

気になる人を目で追ってしまう、気になるのは好きだからだって気付く、好きになったら接点を持ちたくなる、接点を持ったらもっと相手を知りたくなる、そして好きって言いたくなる…

人を好きになるという普遍的な感情は誰にもあるもので。
ただ同性同士だと好きになったことすら簡単ではなく、相手がノンケなら尚更なわけで。
んー久々にこう、初心にかえるというか、BLを読む醍醐味ってここにあるよなぁと感じる作品に出会いました。

偶然も三度続けば運命だわ…
とかドラマティックに考えたくなるけど、この作品はあくまで淡々と丁寧に進んでいくのもいいですね。

ゲイカップルの2人もいい。
男同士の難しさ、しかもノンケ相手となればその難しさは…色々経験済みなのでしょう。
亨くんをけしかけるでもなく、諭すでもなくただ親身に耳を傾けている様子がとてもいい。こういう頼もしい味方がいると心強いだろうなぁ。

ラストの方4人が2対2でテーブル囲んでいる様子になんとも言えない幸福を感じました。

…それにしても作者さんの
オーバー40男性の色気はすごいですね。クラクラしちゃいます。

5

こんなにエモい純愛ありますか?

青年と壮年のとても素敵なピュアラブストーリーです。
二人が心を通わせていくまでがゆっくり描かれており、
そこに性欲などは一切感じさせず、
ただただ相手のことを愛しく思う気持ちだけが丁寧に表現されています。

偶然出会った享と誠。
何度も新幹線で顔を合わせるうち、
プライベートで会うようになっていきます。
誠のことが好きな享は告白しますが、
そこから連絡が途絶えてしまってーー…


全ての言動は相手のためにあるような二人です。
ブラックな職場の誠を思って泣く享に涙が出ました。

ーー会えて嬉しい 本当に……
と泣く誠に、恋心を封印してそばにいる事はできないと思う享。
享はとても正直でうそがないし、
それほどまでに誠が好きなんだなと思わせる描写……
エモ過ぎて涙が止まりませんでした(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

誠もまた享を愛しく思っていて、
幸せになってほしくて享と距離をおいていました。
〝付き合おう〟なんて言葉はなくても、
自然と恋人同士になる二人に納得です。
となりにいることが一番しっくりくる二人なのですから^^

Hもなければキスシーンも見せないーー
それが純粋な想いと誠実さを感じさせ、
逆にとても良かったなと思いました。

遅れてきたとても素敵な初恋です。
二人が寄り添うラストに胸が熱くなりました。


1

手放しで「好きだー!」って叫べるbasso作品にやっと出会えた!

良かったです、とても。
bassoさんの作品は自分の平凡な人生の経験値ではなかなか理解しきって共感しきるには至らないところが多くて萌2止まりになってしまうのがもどかしかったんですが、、、これはすごく読みやすくて、共感しやすくて、手放しで「好きだー!」って叫べるお話でした。

馬の写真を撮るのが趣味で推し馬のために地方競馬場にも遠征する若者リーマン〔亨〕が、帰りの新幹線ホームで前に並んでたお疲れ気味の中年リーマン〔誠〕に一目惚れするお話です。
色恋に疎くて自分のセクシャリティもぼんやりだった亨が「自分はやっぱり男の人が好きなんだなぁ」ってはっきり自覚するところから始まる、恋愛に不慣れで迷いながらの“中坊みたいな恋”が自分みたいな恋愛しない脳にはちょうどいい温度感でするすると入ってきました。

もう趣味や恋愛どころじゃないくらいに仕事でくたびれきってる中年の誠が「人間」を取り戻していく感じがまた泣けるんですよね。
くたびれ具合がほんともうギリギリなんだもの・・・
亨くんに一目惚れされて良かったよほんと。

萌えるというよりも心に沁み入る良作です。
読みやすいのでbasso作品ビギナーにもおすすめ。

2

幸せを願わずにいられない

偶然の出会いって重なると必然になるんですね。
たまたま見かけたサラリーマンを何度も思い出してしまう亨が可愛い…。
恋ってそうだったかもしれない、焼きついて離れなくて。
仲良くなるまでが本当に自然で
それはお互い良識があって思いやりを持てる大人だったからでしょうけども
好意って伝わるものなんだなぁ。
一緒に飲んで色んな話をしてまた改めて好きになっちゃったり。
もう会えなくなってしまうかもしれないのに
告白する亨は本当に律義で誠実だと思いました。
誠さんが自分のことを話してくれたからだったのかな。
誠さんは亨と同じ意味の好きじゃなくても幸せになって欲しいと思っていて
自分から距離を置いたけど
亨をつい思い出してしまうくらいにはもう好きだったなんて…。
誰かの為に泣けるって、よほどの気持ちがないと無理ですものね。
誠さんの家への誘い方がスマートでぞくぞくしてしまいました!!
ホント、亨は臆病なんかじゃない、いいヤツなんだよ。

相談にのってくれたつっちーも本当の友達だったし
つっちーの職場の方も(そちらの彼氏も)めちゃくちゃいい人達で
これからは楽しいことしか無いんじゃないかと思えました。
もし何かあってもきっと大丈夫でしょう。

ギャンブルって好ましくないんですが、
亨は好きな馬を写真に撮ることが目的でしたし
誠さんも全然ガツガツしてなくて遊びだと分かっていたからか
全く嫌悪感が無かったです。
なんだかもう、穏やかに二人一緒に時間を重ねていって欲しい。
神寄りの萌×2です。

3

じわじわきます

主人公の葉山は、新幹線乗り場の列で隣になったサラリーマン誠さんがどうしても気になり、ひょんなことから話すようになり、飲み友達になり、徐々に思いを募らせていく様子が静かでゆっくりしていて魅せられます。葉山の中学生みたいにドキドキした気持ち、二人に流れる穏やかな空気感がしみじみと噛み締めたくなる作品。しぐさ、目線、行間がなんとも言えません。
誠さんのちょっとくたびれた感じ、もごもごハムスターみたいに食べる姿も可愛くて癒されます。
ほっこりした満足感がたっぷり。後日談もよかったです。

2

スルメですこれは

もうなんかじんわりくる感じの漫画です。bassoさん独特のあの雰囲気がこう……こう!!字面で伝えるのが本当に難しい!!!ww
妖艶なおじさまと初心な青年が見たい方!!こちらを強くお勧めします!!マジで噛んでかんで味わえるスルメみたいな漫画です!!

1

人間の出会いの可能性は無限大

 恋の初心、BLの初心に戻れるような、作品でした。最後までとても温かくて、静かに2人に寄り添って読むことができました。まず、2人の関係の始まり方が本当に素敵。駅のホームでたまたま隣に並んで、車両の中では前後の席で。1度目は赤の他人のまま、2度目に遭遇した時も、会話はするけれどまだ他人のままで。2ヶ月経って再び出会って、やっと他人という関係から抜け出して、お互いをちゃんと認識し合うんですね。その間に亨は自分が同性を好きなこと、そして、誠さんを好きになったことを自覚する。

 亨目線で物語が進むのですが、彼のほんの些細な考え事が言葉になっているシーンが多く、これもリアルでいいなぁと思いました。誠さんに対する気持ちの変遷だったり、駆け引きだったり、彼の考えていることを丁寧に辿ることができるんです。恋をした時って、こういうこと考えちゃうよなぁと、とても共感できる。一方の誠さんの表情も、本当に魅力的。人生経験と哀愁が刻まれたシワが、男らしくて、同情を誘って、色っぽいんです。分かる人には分かる魅力なんでしょうね、きっと。

 ブラックな会社にも関わらず懸命に働き、社長にお酒をかけられた時すら、亨に愚痴を零さなかった誠さん。心の中では疲弊しきっていても、他人を思いやる気持ちをどんな時も絶対に忘れない人なんですね。そんな彼のことを想って涙を流した亨が美しく、それを見て涙を堪えきれなかった誠さんがまた美しいと感じました。新幹線で偶然出会い、まだ数回しか会ったことのない2人なのに、この短期間でお互いがこんなに大切な存在になっていたんだなぁと。亨が心から恋を楽しみ、誠さんも生きる活力に満ちた日々を送れるよう祈っています。

3

偶然が連れてきたスローラブ

その人が笑っていると自分も嬉しい。
一緒にいると気持ちが弾む。
幸せでいてほしい。

そんな柔らかな想いがbasso先生特有のリズムと間(ま)で淡々と染み込むように刻まれます。
それはときに若さとワクワクをともない、ときに大人の寂しさを呼び込みながら。

新幹線乗り場で偶然出会った亨くんと誠さんが少しずつ日々を重ねていきます。
亨くんは気になる人ができたことで「男の人に惹かれる」自分に気づき、毎日はちょっとずつ嬉しさを纏うようになりましたが、想いを告げたところ、誠さんからの連絡は途絶えます。

誠さんが社畜で「じぶんのために泣いてくれる人がいる」ことを知らなかったのが私にとっては最大の寂しさでした。
どれだけ心削がれる働き方をしていたんだー!

1度はフラれたものの、誠さんが心配なことにかわりない亨くんが「辞めなよ」と言わない思慮深さに唸ってしまいます。
言いたいけど、誠さんが「辞めたいなんて思いたくない」ことを知っているから言えない。
もの哀しく向けられた背中に手を伸ばせないから、行き場を探した思いやりが涙になって溢れてしまう。
コマとコマの間から亨くんの優しさが滲みます。

誠さんの亨くんに対する言葉や表情もストレートでごまかしのない人となりがうかがえます。
連絡を絶った理由も亨くんを思いやるものです。
だからこそ終電をまたぐ「もう一杯」をオネダリする誠さんの仕草や表情の余韻に色気が漂う~!

亨くんの小学校からの親友ツッチーの会社の先輩:リュージさんとそのパートナー瀬谷さんがまた素敵なのです。
彼らが亨くんの話し相手になっている時に紡ぐ言葉は彼らのこれまでを投影しているようでした。
辛い恋もしてきたのかな、、
このふたりのお話も是非、読みたいものです。

【後日談】
亨くんとうまくいった誠さんのお披露目…ということでリュージさん、瀬谷さんと4人呑み。
年のことをバラされてスネる表情のリュージさんがめっちゃ可愛い!
自分をおじさん呼びする誠さんも可愛い!

亨くんと誠さんの仲睦まじい様子を見て安堵するリュージさん瀬谷さんの表情がなんともいえず、また、彼ら2組のアイコンタクトがとても幸せな気持ちにさせてくれます。

4

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