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表題作東京-四季-上

神宮寺結人,19歳,大学生
早乙女恭平,19歳,大学生

同時収録作品東京 -四季- 夏 前編

八神龍之介,クリエイター
ゲイバーで知り合った男

その他の収録作品

  • unexpected(描き下ろし)
  • カバー下:あとがき、人物設定

あらすじ

「家庭教師代はセックスでいいぜ」

浪人生の早乙女恭平が駅で会ったのは、
早乙女が落ちた大学にトップ合格した、
同じ高校の同級生だった神宮寺結人だ。
エリート揃いの厳しい家庭で優等生として育った恭平は、
大学受験失敗という初めての挫折に追いつめられていた。
そんな恭平に、神宮寺はセックスと家庭教師の取引を持ちかける。
神宮寺の嗜虐的な行為に、嫌だと思いつつのめり込む恭平。
そんな恭平に神宮寺もまた激しく執着して…

東京で生まれた、四つの季節のラブストーリー、
秋、冬、夏(前編)を収録

作品情報

作品名
東京-四季-上
著者
ハル 
媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics ihr HertZシリーズ
発売日
電子発売日
ISBN
9784813032977
4.3

(163)

(101)

萌々

(38)

(15)

中立

(6)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
11
得点
708
評価数
163
平均
4.3 / 5
神率
62%

レビュー投稿数11

執着サイコパス

前作、「4月の東京は」に衝撃を受け、スピンオフのこちらも手に取りました。

上巻では、神宮寺結人×早乙女恭平の話になる秋、冬と、八神龍之介×謎のスーツの男の話、夏の前編が収録されてます。

夏は下巻に続いているのでそちらでまとめてレビューしたいと思います。
夏の前編だけ読んでも訳が分からないので、夏も楽しむのでしたら下巻も一緒に購入した方がいいです。

受験に失敗し、浪人生の早乙女恭平。思うように成績が上がらず、追い詰められて線路に飛び込もうとするシーンから始まります。
それを止めたのは恭平が落ちた大学にトップ合格した神宮寺結人。
結人は恭平に無理矢理キスして、家庭教師する代わりにセックスさせろと迫ります。
恭平は勉強を教わる代わりに手酷く抱かれる事になります。

恭平の家庭が酷くて胸糞なんですよね、「4月の東京は」の時の仕打ちも一緒に思い出してイラッとしました。ここの兄弟が可哀想で…

道具のように役に立たないと見るやぽいっとする親を見ていると、手酷いことをするものの、実は高校生の頃から恭平に執着していて、やっと捕まえた、もう逃がさないとなっている結人は、いい人です。

死んでしまいたくなる程追い詰められていた恭平に、別の意味で生きる気力を与えたんですから。

エロシーンはかなり刺激的です。ドSが無理矢理みたいなシーンが多いです。
それでも、結人の執着っぷりが分かりますし、寝ている恭平にそっと触れて涙を拭うシーンなど、愛情が溢れているので、そんなに痛くはなかったです。

12

緊縛が…!

前作が良くて期待して読みました!
今回は、スピンオフです。前作のキャラがチラッと出てきます。
上巻では途中で終わる夏のキャラが、前作も結構出ていたので読んでみるのもオススメです。

秋冬が、同じキャラ同士の絡みですが緊縛エッチがエロい!エロくて良いですね!
ガッツリ緊縛なので、苦手な人もいるかもですが…。
でも恋人になる前に話が終わってしまったのが残念でした。続きが読みたいです。

夏は前編中編後編に分かれていて、上巻は前編のみなので上下巻揃えて読まれた方が良いと思います。

















紙本購入
修正は細い白短冊です。

10

危険な男の不思議な魅力

「東京 臨界点」の序章とも言える、神宮寺と早乙女のストーリーですが、願わくばこの秋・冬編と臨界点を一冊に収めるか、上下巻構成で発刊して欲しかったですね。あっちにこっちに読み返さないといけないのでちょっと読みにくいかな。

でもその多少の不便さを置いといても、神宮寺と早乙女のお話はジワジワきて面白いです。緊縛あるし無理やりだし…と最初は思っていたけど、2人のアブノーマルなプレイや事後のシーンの中に見える微かな愛情や温もりにドキッとさせられました。

神宮寺の執着が怖いと思ったのは最初だけで、早乙女に抱きついて寝るシーンなんかは、めちゃくちゃ良かった〜。その前のメガネ姿も良いし、難しい専門書も一読で覚えたとサラッと言うのもカッコ良すぎた…(〃ω〃)


八神の夏編はちょろっとだけで、下巻に続きます。上巻のメインは神宮寺と早乙女のお話です。臨界点、最高でしたので上巻を読んだ方はぜひ読んで欲しいと思います^ ^
そして夏編の続きの下巻も楽しみです。

0

秋冬の続きが読みたい

4月の東京は…に衝撃を受けてこちら楽しみにしていました。

表紙も惹かれましたし、帯の「これからもっとエロいことするのにキスが嫌とか笑わせる」に煽られました!!

結果、、、
すごい気になるところで終わっちゃう(涙)

キャラもいいしお話しもいいのですが
ここで終わりか感がすごいのです。

最後に収録されていたunexpectedでは
恭平の変化が少し描かれていました。
確実な「好き」に変わるまでを読みたいです。

まさか上巻の途中から別カプの話しになるとは…!
4月の東京は…のように1カプにつき2巻構成で読めればもっと面白いと思います。
感情移入するところまで行き着かなかった。
続きあるといいな。

11

上巻だけでは評価は難しいかも

上下巻読んでからの感想になります。
上巻を読んだだけでは正直言って評価出来ませんでした。

こちらの「秋」「冬」編は「4月の東京は・・・」の受の蓮の兄の恭平のお話なんです。
大学受験を失敗しているので過去のお話なんだと思いますが、蓮は恭平の回想の中で名前しか登場してません。

親の期待に必死で応えてる恭平がとても痛々しくて、恭平に執着する高校の同級生である神宮寺結人が攻です。こちら恭平に勉強を教える代わりの対価がセックスなんです。
結人が恭平の寝顔を見ながらの一言にグッと来ました。上巻でこの二人のお話は終わってて、巻末の描き下ろし「unexpected」の中でちょっとだけ希望が見える点が良いですが、続きがとても気になりました。続編出して欲しいです。

そして「夏 前編」は「4月の東京は・・・」の蓮の友人である、八神のお話でした。ゲイバーのママに電話でお願いされて店に赴き、店で持て余していた客と関係を持った所で終わってました。

9

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