こんなに面白いBL小説を知らずに生きてきたのか自分はと最初読んだ時は震えました。
それくらい物語が濃厚で面白い。
こんなにもハラハラとこの2人は幸せになるか?と心配になる本は今まで読んだことがなかった。
上だけでは完全ハッピーエンドとはならず、ぜひ愛することまでの一気読みがおすすめ。
自分は木原先生の作品はこの美しいことがスタートだったんですが、一番この美しいことが読みやすかったです。
攻めがうじうじしていたり、欠点があるのが絶妙でした。完璧じゃなく嫌な所があるからこそ、受けが苦しんだり、2人の恋愛をハラハラ見守ってる感が強くて面白かった。
また攻めの自分の恋心のわからなさがガチなのがGOOD。
自分の恋心わからなさもガチ。受けには無意識に優しくして溺愛、これが恋心!?みたいなバレバレなのはゼロ。読者も攻めこれ本気で好きなの!?嫌いなの!?とハラハラさせられぱっなし、振り回されっぱなし。でもそこがいい。