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にゃんねころりんさん
レビュー数4
ポイント数18
今年度508位
通算--位
指定なし
1/1(合計:4件)
花衣沙久羅 小野塚カホリ
表紙の絵がとても魅力的だったので、読みました。大好きな小野塚カホリさんの絵です。 「非BL」というジャンルになっていますが、BL的な要素がある作品だと思っています。 明治時代を舞台にしているお話です。とある大きな事件が起こるのですが、謎解き要素もあり、ミステリ要素もあり、恋愛要素もあるという、盛りだくさんの内容で、とても読みごたえがありました。 コバルト文庫なので、対象の読者層が低めだとおもいますが、さくっとよめる作品だと思います。
小野塚カホリ
昔から好きな漫画家さんです。 BL作品も描いている漫画家さんですが、この作品は、BL作品ではありません。連作になっている作品もふくめ、基本的に、男女の恋愛ものが収録されています。 「ゆびのわ」に関するいろいろなお話が収録されていますが、そのなかに、男性同士の恋愛を扱っている作品があります。 ノンケの男性が結婚する前、その10年後、そのまた10年後のお話で、読んでいて、せつなくもなりました。BLでは男性を選ぶと思いますが、これはそうならないところも、せつなかったです。
手塚治虫
全2巻で、完結です。 毒ガス「MW」をめぐって起こる人間同士の争いなどを描いている作品ですが、そのほかにも、恋愛、共依存、事件、犯罪など、いろいろなことがかかれていて、盛りだくさんの内容だとおもいました。かなり、読みごたえがあると思います。 ラストを読んで、少しのあいだ、茫然となってしまいましたが、こういうラストは好きです。神父さんの心情をおもうと、せつなくなってしまいました。 絵もストーリーも抜群だと思います。
あるBL作家さんの小説の「あとがき」で、この作品のことが書かれていたので、以前から気になっていた作品でした。 タイトルになっている「MW」とは、毒ガスのことです。毒ガスの影響をうけてしまい、連続誘拐事件や、殺人事件を起こす犯人になった男性と、彼を愛する神父さんとのお話です。 手塚治虫の作品で、BL作品ではありませんが、しっかりと男性同士の恋愛の描写が描かれていて、びっくりしました。 スケールのおおきなお話だと思います。