Re;zz COMICS
蜂煮先生といえば、浮世離れしたぶっ飛びキャラなのに何故か「わかる」絶妙な親近感のあるキャラクターと世界観、そして筆で読者をぶん殴るレベルの画力が大変魅力的な先生です。
今作は中年おじx天使ということで住む世界が違うということはもしかしてメリバなのでは?とドキドキしておりましたが、全くそんな心配はなく、安心安全な蜂煮ワールドでございました。
人間界に生きる1人として、母親を亡くしてその寂しさや苦しみから心の拠り所を求めてしまう朝陽の気持ちが痛いほど分かり、そしてその拠り所がたとえエンジェリーナ教のような悪徳詐欺師の元だったとしても、それでも朝陽が幸せを感じているならそれで良い、とすら思いました。
辛さを隠して貼り付けられた笑顔がまさに道化師のようで…しかしミカ様の救いの手(穴?)によって癒しと許しを得る朝陽のお顔がだんだん変わってきて…
相変わらず、1話目からは全く想像出来ない展開が続き、そして衝撃的なラスト。
終始ふざけているのにずっと確信を突かれているような、心の真ん中にぶっ刺さる系BLでした。
疲れた大人たちに寄り添ってくれる作品です
単行本の書き下ろしがあることで本編の理解が深まりますので、単話を読まれていた方にも単行本の拝読を強くおすすめします!
天使と宗教にハマった男の壮大な愛のファンタジーBL。
愛する人がこの世からいなくなってしまったら人はどうするのか......そんなことを考えました。
基本コミカルで、設定も「悪徳新興宗教にハマってる男×天使」なのでファンタジー。
でも、悲しみからなかなか立ち直らなくて宗教ハマってしまった主人公の朝陽が、セックスばかりしてくるよくわからない男「ミカ」(天使)との出会いを通じて、愛や生きることについて考えていくストーリだと思います。
どこが一番いいとか、感動したとか人それぞれ違うとは思いますが、「なんであのシーンあんなに良かったんだろう……」と考えてしまうシーンが必ず皆さんにあるような不思議な魅力を持った作品だと思います。
抜けない棘??とでも言うんでしょうか。
蜂煮先生は、やっぱり面白い。 期待をいい意味で上に上に裏切ってくるので、あまり、ネタバレを読まずに蜂煮先生の漫画の凄さをくらって欲しいなと思います。
世界観はもちろんのこと、この緩急の胸の揺さぶられ方は先生しか描けない。
混ざり合いシーンも多くて最高!安心してください。
でも、私はふたりのキスシーンのほうが胸を掴まれてしまいました。ギュンって笑
ここまで色々書いたのですが、ここからは更に、私的に一番感動したシーンの話をつらつら書きます笑 (⚠︎めちゃネタバレ‼)
私が特に感動したのは終盤で、朝陽と再会したミカが「死んでも会えるんだからな」と朝陽に言った後に、朝陽が『なんだかそれって永遠の恋人だ』と思うシーンです。
朝陽はどんなに心が救われたことかなって思います。ミカが天使で本当によかった。そして、ミカと出会えたのは朝陽が心優しい人物だからだと思うんです。
人ってやっぱり愛する人が亡くなったあとの自分に対して恐れがあるし、愛の困った所って必ず不安や嫉妬といった自分の暗い面と立ち向かわなきゃならない時が来ることかなと私は思っていて。
愛する母親を亡くして宗教にハマってしまった朝陽は、ミカがいつかいなくなってしまうのではと恐れている。
でも、ミカはそれを知って朝陽の元から離れるんですが、時間を過ごすうちにミカなりの自分への愛だと朝陽は気づきます。
気づいたってことは自分が愛に対して向き合えたってことだと私は思っていて。そう思えること、愛する人に出会えて強くなれた朝陽の姿が本当に眩しかったです。
永遠に続くなんて夢物語なんだけど、心から信じられた瞬間こそが、永遠で絶対的なものになるのかなと思いました。そんな風に思えるなんて幸せ以外の何者でも無いですよね。本当にここで涙が落ちました。
宗教のメンバーもちゃんちゃらおかしいし、教祖はやばいし、公園のガキは生意気で残酷(笑)
蜂煮先生の描かれる登場人物って本当に生き生きしていて愛おしいんです。
心が救われるようなストーリーですし、めっちゃ面白いです。普通にベットであははって声出して笑っちゃうんですよね。
明日もきっと読み返すと思います。
さすが蜂煮先生………!!今回も凄かったです。
…読みながら、途中、BLである事を忘れる瞬間があります。強烈な印象を残すシーンがいくつもあります。ずっとぶっ飛んでる(褒めてる)のに折々で泣かされ、折々で吹かされ、折々でしっかりエロく、しかもなぜか読後感も非常に良いのです。
BLの概念を覆すような怪作品であり神作品。
蜂煮先生にしか表現できない、個性的で中毒性の高いこの世界観。それを支える抜群の画力。
これは「蜂煮先生」という新しいジャンルを設けても良いのではないか…とすら思います。
王道の作品に慣れてきたBLの猛者たちにオススメしたい。新しい扉が開きます。
蜂煮先生の辞書に減速という文字は無い。今回の作品もアクセル全開でした。
めちゃくちゃに面白かったです…。そして泣きました。
テンション高いのはもちろん、狂おしさと切なさとが同時投下です。三作目拝読しておりますが、全て違うって本当に偉業。なるだけネタバレなしでかきます。
こちらの作品、キャラクターも魅力的で一気に引き込まれます。大変可哀想で冴えない攻め、かっこよすぎる受けに悶えました。このビジュで・・・天使だと!?
母親を亡くし絶望した朝陽、カルト教にハマる。
その教祖を失い失意に陥っていた時に出会ったやる気のない天使、ミカ。
最初は朝陽をカモだと思い自分の為に利用しますが⋯。
朝陽の心を救うのは信仰なのか、愛なのか。依存になってしまっていないか。
最後ミカが朝陽のことを想ってとった行動とは。
そこにミカの変化と成長を感じて、泣きました。
これは切なくも、愛おしい相互救済の物語です。
周りの登場人物も奥行きがあり、大変読み応えがありました。
変化したこの二人のその後読みたい⋯。書籍特典全部読みたいです。蜂煮先生はSNSでキャラのその後を見せてくださるので、そちらも楽しみにしています!
素敵なお話をありがとうございました!
圧倒的画力による暴力に魅せられました。
漫画であることの醍醐味は感情の機微や情景を作画で伝える、だと思っています。
蜂煮先生の筆での伝え方は、五臓六腑に染み渡ります!
6年にわたる母の介護のあと母を亡くし、朝陽が救いを求めたのは新宗教団体エンジェリーナ教。しかし教祖田中五郎の逮捕により、朝陽は死を決意。そこでご登場天使ミカ!
このタトゥーピアスバチバチ天使が受けでした。逆だと思ってたよね?
地上界でいうところのヤンキー受けですね、
理解したw
朝陽が心の拠り所にしたのは宗教でしたが、誰しも生きていく為にはなにかしらあって…
その心の隙間をギュッと掴まれて、鷲掴みにされて、心に訴えかけてくる展開がお見事です。
喜怒哀楽の怒りと悲しみの感情の支配されてしまった朝陽が、ミカと出会うことにより喜んで、楽しんで、ハッピーになって人間本来の表情と心を取り戻していく描写が秀逸。
固定概念ぶっ壊し系なビジュの神様はやることちげーわ(笑)
終盤でタナカ大天使様の命令により、攫われるミカ。ミカを庇い負傷するアサヒでとうとう地上天使の掟やぶりのミカの力が発動。
ここで羽根を広げたミカがなんとも美しかった!ここは神シーン、神降臨!!
羽根がこちらにまで迫ってくる画力が素晴しかったです!!
翼の折れたエンジェルだった朝陽が、四季の中で喜怒哀楽を感じることの大切さ、ミカの想いと切なさ、深いね…。
発売日2/28午前0時の蜂煮先生のSNSで
「うみのお城」続編決定!!のお知らせがありました!やっったー!!
