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女性ぱみらさん

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天稟 1 電子 コミック

たかせりえ 

褌姿にやられました

 甚介と同様、水も滴る和泉の褌姿にやられました。

 次に何を読もうかとちるちるを開いたら小さな広告が目にとまり、何か良さそうな感じがしたのでクリックして試し読みしたろころ......。
褌には詳しくありませんが、華奢な身体に前垂れのないシンプルな褌が。あぁ、もぉ。
 つづきがよみたくて、すぐにポチリました。

 和泉の端麗な外見だけでなく、智もあり情もある人柄には、甚介でなくても惚れてしまいますよね。
そして和泉は美青年なのに(美青年だから?)身持ちが固くなく、あっさり結ばれて妖艶な姿を繰り広げてくれるのも良き。

 一巻とあるので、和泉の過去や兄カップルのお話が読めそうで、つづきが待ち遠しいです。

 お名前から女性なのかな。女性なのに刀剣のこととかお詳しくて(偏見すみません)、本格的な歴史物ですごいな、と。
ほかの作品もぜひ読んでみたいと検索したところ、漢字の「高瀬理恵」名義で時代物を沢山描いていらっしゃるんですね。
 BLはまだ『天稟』しかないようなので、『江戸の検屍官』を読んでみたらっこちらも面白くて、全6巻イッキ読みしてしまいました。

 ちるちるで素晴らしい作家さんに出会えて感謝です。














てんある コミック

蜂煮 

積極的受けがステキ!

 ちるちるのランキングにあがっていたので読んでみました。蜂煮先生の作品は初めてでしたが、絶妙なリアル感のある画力がすごい。
 たとえば朝陽の部屋のベッド。亡くなったお母さんが生前使っていたであろう介護用ベッドに今は朝陽が寝ていて、手前の柵ははずして置いてあったり。仏壇やら収納ボックスに入れてある細々とした物の描写や間取りからは、朝陽の暮らしの生活感が伝わってきます。
 そして極めつけは、朝目覚めて異変に気づいて布団をめくったときの光景(の◯毛)!
 積極的受けもいいですね。

 ためし読みの部分では少し不穏なムードもありましたが、読み終えると神様も仲間の天使も職場や信者の人たちも、悪い人はいなくて、ポジディブな気持ちになれた一冊でした。

 これを機に蜂煮先生のほかの作品も読んでみようと思います。

で、堺さん1ヶ月後にどうなってたの???

 オーナーの「残すところ あと1ヶ月かぁ......」の言葉はなんだったのでしょう。
堺さん、パリへ行くつもりで引き継ぎをしたけど、すぐに気が変わってフジムラ続けることにして、塵さんに断った(しかし塵ってチリとかホコリという意味しかないと思うんですが、「二階堂塵」ってパティシェなのにすごいネーミングですねw)。
あるいは、引き継ぎはお店が繁盛して仕事量が増えたからで、「あと1ヶ月」はクリスマス商戦をひかえて今年もあと1ヶ月という、一年が終わることへの感慨?

 何か読み落としているところがないかと、何度か読み返しましたが腑に落ちません。私が勘違いしていたら、すみません。

 きれいな絵、洋菓子店とキラキラケーキというきれいな題材。櫻井くんか二階堂さんが、当て馬になるとか意地悪してくることもなく、するすると読み終えました。

 読後感は甘く爽やか。

夜叉化演記 電子 コミック

Black Kong 

王道の韓国ドロドロ王朝物BL

 傍若無人かつ残虐で俺様な王様と、王に迫られて迫られてほだされる健気な美青年。そしてその青年を亡き者にしようとする後宮の妃たちとその親族、という王道の韓国BLです。
こういう王朝物で王に愛される青年って、たいていお父さんが忠臣で、忠臣ゆえに宮廷内の悪臣たちに無実の罪で殺されていて、青年が家の名誉を取り戻そうとしますよね。がんばれ!
 
 作品、わたしは無料部分の65話までしか読んでいませんが、まだ物語の序盤といった感じで、この先、王にも青年にも過酷な運命が待ち受けていそう。
でもドロドロの中にもこの作品、王妃様が良心がある方なので、最終的な土壇場で青年を助けてくれるかも、という一抹の期待もあり。

完結したときに最後の有料部分を読みたくなるような展開になるかどうか、王道もの嫌いじゃないので、もうしばらく更新話を読んでみます。

シロちゃんとこに「ごやっかい」する?

 人間でも獣人でも子供を出すのはズルいと思います。可愛いんだもん!
とくにこの作品のチビ獣人たちは、「ごやっかい」とか「まだシロちゃんとごいっしょできるのぉ!?」とか言葉遣いに育ちの良さが。きっとお母さんがきれいな言葉を使うのでしょう(現在5話まで出ていて、「おかさん」出てきました)。

 ほのぼのしたお話かと思いきや、だんだん危ない感じになってきて......。
最後はハッピーに結ばれるんだろうなとは思うんですが、個人的に危険を冒してハラハラするお話は苦手でして、牢屋に助けに行くとか「ヤメてーっ」て感じ。
まだまだ手に汗握る展開がありそうで、ドキドキしています。

 単行本化されたら、きっと可愛らしいお話のオマケがつくのでしょうが、つづきがどうなるのか待てないので、6話以降も単話で読み進めます!

No Title

 百合川先生をモデルにエスキースを描いているシーンで、鉛筆の芯がすごく長く出ていて「ん?」と思って調べたらデッサンのときはこういう削り方するんですね。
画材の扱いに詳しいし、作品の設定が上野の美術大学になっているので、大地先生は芸大出身なのかな。
握りしめた鉛筆の先が当たってクロッキー帳の裏が汚れちゃうなんて、実際にデッサンをする人ならではの芸コマな描写な気がしました。

 キリスト教を信じる一家に生まれ育ち、兄も自分も茨の道を歩む陽介。その陽介のありのままを、表紙でマリアになぞらえた百合川先生が受け止めてくれる。
そして二人を月が照らす、ということでタイトルが回収されているんですね。

 兄カップルがどうなったのか、気になります。


 

表紙が美しい

 表紙、とくに上巻の紺色の背景に浮かび上がる人物が麗しく、また「月とピエタ」という題名もどんなストーリーなのか気になって読んでみました。

 でも中身の絵柄が表紙とは全く違うので、割とがっかり。
陽介は百合川先生のことをすごく美しいと言っているけど、先生の斜視っぽい目つきが暗くて、あまり美しいと思えないので、ストーリーに今ひとつ入り込めません。
あと、読んでいて過去の出来事(事件と兄のこと)の出し方が唐突な気がして「ん?」と思いましたが、下巻にいけば何があったのかわかるのだろうと読み進めました。

 上巻 茨の冠でイエスになぞらえた茨木くん
 下巻 百合を手にしたマリアにたなぞらえた百合川先生

二人の苗字がちょっと安直すぎるかもw

京極日和 電子 コミック

木下けい子 

懐への入り方すごすぎ!

 春休みで芳子ちゃんの家へ預けられた礼央。
誠志郎の甥っ子、真ちゃんと過ごしますが、真ちゃんは礼央の調子の良さが気に食わず、「おれのちいが おびやかされれいる」と礼央の印象は✕。
 食後も素っ気なく本を読んでいた真ちゃんですが、礼央から話しかけられているうちに意気投合して、あっという間に友達になってしまったというストーリー。

 いやぁ、二人とも可愛かった!

 礼央の「相手の言葉を否定せず何もかも肯定する」という対応、人たらし術として大変勉強になりました。

「あにうえ」の身体が良すぎ!

 は~、人物も背景も隅から隅まで麗しい絵柄で、眼が喜ぶ作品でした(唯一場違いなのはユリウスに転生前のメガネくんくらいw)。

 生まれ変わったユリウスへの兄上の対応が、大胆かつ予想外でトキメキました。
 そして圧巻のベッドシーン。兄上ラファエルの俺様ぶりもさることながら、脱いだ身体の素晴らしさといったら! いやぁ、ジムもない時代にどうやってそんなに鍛えたんだ?w っていうくらいの垂涎ものでした。
 その上朝チュンで目覚めて最初に眼に入るのがあの端正なお顔だなんて悶絶。

 小説はあまり読まないのですが、みな様のレビューを読むと小説版も素晴らしいとのことなので、なるべく早いうちに読もうと思っています。

兄は元彼 コミック

林らいす 

もっと早く読めばよかった

 ランキングにもあがっていて評価が高かったし表紙の絵も好みで、ずっと気になっていた作品。気になってはいたんだけど、「兄は元彼」って親の再婚で義兄弟になったのが元彼とかいう設定のちょっとチャラそうなお話なのかな? 表紙の人がお兄さんなのかな? と勝手に思ってました。

 マンガサイトのお気に入りをチェックしていて、「あ、これまだ読んでなかった」と買ってみたら、すごく良かった。
こちらのレビューを見ると、同じく表紙買いの方多いですね。長髪の彼、麗しいですもんね。でもお兄さんじゃなかったw

 作品の素晴らしさは、ほかの皆さんがすでに書いて下さっている通りですが、ひとつ疑問に思うことが。
「なぜ別れなければいけなかったの?」

 大きな借金があったわけでもなさそうなので、弟一人の扶養ならば普通にサリーマンで勤めていれば贅沢はできなくても何とかやっていけるだろうに。
子供って急に熱を出すし、ケガするよ(しかも休日夜間診療の時間帯にw)。
お母さんがお兄さん名義で借りてくれていたアパートも、賃貸だから近くに引っ越せばいい(借りといてくれて当座はそこに住めても、Max2年の契約更新で新しい保証人も必要なんだし)。

 「俺みたいな奴はさ...... 全力でやらないと多分ダメなんだよ」という決意は立派だけど、シングルファザーだと経済的な大変さよりも肉体的・精神的な負担が大きいよ。
そんなときに身近に頼れる人がいる方がいいのに。

 とまあ、現実的なことを思ってしまいましたが、シングルで健気に子どもを育てようとするのを恋人がサポートしてしまうと、よくある「家族になろうよ」マンガになってしまうので、会えなかった空白期間をつくるには、別れるしかなかったですねw

 以前はヘビースモーカーだったお兄さんがきっぱりタバコをやめていたのもいい。大学時代は穂高以上にアブナイ人だったのに、子育ての決意をちゃんと守って真面目に頑張っていたのが象徴されてますね。

 照れる穂高もお兄さんも可愛かった♡

 いつもはする試し読みもせずに買った1冊でしたが、素敵な作品に出会えました。

 らいす先生の作品をもっと読みたいのに、コミックスではまだこの1冊だけなのが残念です。