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イケメンすぎる天才パティシエ(でも夢見失い中)と、 猪突猛進・年下わんこバイト
ワンコ系大学生と天才パティシエのお話。
いつもは【エロなし】を確認したら読まないんですが(シモの欲望が強いヲタク_(:3 」∠)_)こちらは試し読みを読んですごく気になって買いました!
まず、ケーキがめちゃくちゃ美味しそうなんです。ヴィオレットうつくしい・・・!そのほかの作画もほんっとうに美しくて、カラーじゃないのが悔やまれます。
レビューを書きにきて、芹澤先生が『ホワイトライアー』と『秘め婿』の作者でもあることを知り!!!!本作を読んでキラキラ系のピュアBLの専門家かな?と思っていたのでビックリしました。天才では??
今作のストーリーは、ラブよりもケーキ屋さんの日常。人間ドラマ、とまではいかないまでも、パティシエ・洋さんの物語を中心に丁寧に描かれています。ヤな人が一人も出てこないのと、全体に漂う穏やかな雰囲気が元気いっぱいな香月くんをいい感じに包み込んでいて、賑やかになりすぎずとても読みやすい一冊。
テイストは異なりますが、先生の他の作品がお好きな方にもぜひお勧めしたいです!
イケメン、様々に素敵なお菓子の世界、ワンコ、と萌え要素が詰まった作品ですが、なんか面白くなかった(ごめんなさい)。
その理由は、お互いを好きになった理由が分からないところ。それからもう一つ、恋のために仕事を犠牲にしていると思えるような展開、でした。
お仕事BL好きとしては、恋も仕事もどちらに対しても真摯に向き合ってくれないとちょっと興ざめしてしまうという。
ケーキが大好きな香月と、パティシェの洋一郎。
元々有名店で働いていた洋一郎だが、燃え尽きて今は街のケーキ屋で昔の味を忠実に再現する仕事をしている。そのあたりの不自然な感じがどうも。。兄のためにパティシェになったという動機も、じゃあケーキ作りそのものは仕事としてどうとらえてるの?と疑問に。
洋一郎に巴里行きの話が出たあたりも、二人が離ればなれにならないという選択に。その辺りから、洋一郎の仕事に対する姿勢が中途半端なのがモヤモヤしました。
二人の恋にしても、お互いに尊敬していて、それがなんで恋に?というのが、イケメン以外の要素が見当たらないのがなんかなあ。
絵はきれいだし、ケーキのデザインも素敵。タイトルになっているケーキは本当においしそうで、紙面から甘いにおいが漂ってきそうな漫画。
それだけに、ふたりの恋とお仕事が中途半端に感じられてしまったのが残念でした。
基本的に電子書籍派なのですが、諸般の事情により紙本で購入しましたところ、紙でよかったとしみじみ思いました。表紙が綺麗だし、扉絵も本編も、端から端まで美しいのです。
物語はというと、ケーキ屋を経営するのが夢の青年と夢を失くしたパティシエが出会い、それぞれの得意分野で街のケーキ屋さんを再興しようとがんばる話。
オーソドックスなお仕事ものであり成長物語でもあるのですが、めちゃめちゃ高度な漫画技量で描かれているので、読んでいて全然飽きを感じなかったです。
作品自体が、作中に登場するクリスマスケーキみたい。ありふれたモチーフも手練れにかかれば最高に美味しいものとなる感じですね。
ケーキを作っている洋一郎さんの姿がめちゃめちゃかっこいいです。これは香月くんでなくても惚れてしまうでしょうw
直接的な恋愛描写はあまりないのですが、働く姿のかっこよさと、二人で同じ夢を追うところで、充分に上質のBLに思えました。
パティシエの洋一郎から「ケーキ馬鹿」といわれるくらいケーキが大好きな香月とパティシエの洋一郎のお話です。
洋一郎は、地元の昔からあるケーキ屋、Fujimuraへケーキを買いに行きますが、そのときに先代のパティシエが亡くなり、今は洋一郎が先代のパティシエの味を再現し、ケーキを作っていることを知ります。
香月は手先が不器用なため、ケーキ職人は目指せなかったのですが、ケーキ職人を広報で支えようと頑張っていきます。
香月はだんだん洋一郎への気持ちが、ケーキを愛するだけではないことを自覚していきますが、好きな人のために、好きなケーキのために、自分が何をしないといけないのかを考え、実行していくところが大人だと思いました。
このお話は何度か読み返しているのですが、洋一郎、香月の気持ちのやりとり、描き方、ストーリーの進み方が丁寧なので、読み返すたびに新しい気持ちを発見できます。
甘いもの好きだから、ケーキが色々でてくるのも見ていて幸せになります。洋一郎さんは、イケメンだし綺麗。仕事ができる人ってかっこいいです。香月くんはまっすぐでかわいい。見ていて元気になります。勝手な想像ですが、私の中では洋一郎さんが受けです。そして、香月くんのこれからが楽しみ。