秘め婿

hime muko

秘め婿
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神168
  • 萌×268
  • 萌37
  • 中立11
  • しゅみじゃない3

251

レビュー数
46
得点
1234
評価数
287
平均
4.3 / 5
神率
58.5%
著者
芹澤知 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
シュークリーム
レーベル
from RED
発売日
電子発売日
ISBN
9784910526096

あらすじ

大切な幼馴染・シキを祭りの贄にされ喪った少年・ヤマト。
告げられなかった恋心は強迫にも似た激情に変貌し、
青年になったヤマトに男子禁制の宮中入りを果たさせる。

「…本当にシキが、卑弥呼なんだな」
国を統べる王にするため人ならざる力を受け継ぎ、
シキは生かされていたのだった。

今度こそ、そばでお前を守りぬく。
そうしてヤマトは想いを殺し、従者として添い遂げることを誓うがー…?
前代未聞のヒストリカル・ボーイズラブ…!!

表題作秘め婿

ヤマト,8→18歳,村長の息子
シキ,7→17歳,ヤマトの村に住む少年→女王・卑弥呼

その他の収録作品

  • 資料設定
  • 見張り役(描き下ろし)

レビュー投稿数46

生きていると信じ続けられる強さ

 時代物のBLはそこそこ読んだことがありましたが、邪馬台国時代まで遡る作品は初めてでした。芹澤先生のとても現代的な綺麗な絵で描かれるとあまり古代という感じがしませんが、読みやすくて良かったとも思います。

 特に悪いことをしたわけでもない少年少女が神などへの生贄とされる風習は様々な国や時代であったこと。それを当然のこと、仕方ないこととして人々が受け入れているなかで、風習に対して怒ることができ、贄となったシキの生を長年信じ続けたヤマトのブレなさが眩しく、こんな人でありたいなと思わされました。この時代に好いた人を航海へ出したり、神聖な力を捨てたりすることを決断するのは並々ならぬ覚悟のいることだったでしょう。幼い時分から濃い信頼と愛情を交わしてきたからこそ、そんな決断ができる、そして相手の決断を受け入れられるのだなぁと2人の絆を尊く感じました。

0

言葉にならぬ…

すっごい作品!!
読んでいて背中がぞわぞわしました。

圧倒的画力!壮大なストーリー!
綿密に考察された歴史を舞台にした、シキとヤマトの長い間想い続けた純愛。
もーーーすごくすっごく良かった…。
涙が出そうになりました…。


卑弥呼モチーフで、これだけのBL作品に仕上げる作者さま…エグいです。参考文献見ましたが納得。すごくこの作品の舞台背景を勉強し、研究されたのだと思います。かなりの時間を費やされたんじゃないでしょうか。
世界観に見合った絵柄も本当に素敵でカッコよくて…とにかく表紙は仏壇に飾りたいくらい最高。

エロパートがほとんどないけど、物足りないと感じる気持ちは薄く読後感がとても良い。もうちょっと読みたいな…って思わせてくれる、腹9分目くらいの終わり方が絶妙です。
普通に日本の歴史書と並んで本棚に置いといても見劣りしないと思います(笑)

繊細かつ力強い絵柄とストーリーに、初めから終わりまで惹きつけられました。ノベライズ化でも読み応えありそうな作品ですね^ ^
言葉にならない面白さでした。

0

続編希望!

素晴らしい、めちゃくちゃ読み応えがあった。
ストーリーも具体的で、スケールが壮大!
何より、絵柄が美しい。
この1巻で終わらすのが勿体ない!
是非、シリーズ化して欲しい1冊。
タイトルの「秘め婿」の意味が、読んでいて、そういう事だったんだ!納得。
シリアスな部分も多いけど、ヤマトが少しコミカルで面白かった。


赤子の頃から、傍にいたヤマトとシキ。
突然の別れは、幼いヤマトの心に暗い影を残した・・・そして、シキは幼いながら辛い運命を背負う事になる。
幼いヤマトとシキの泣き顔には泣けた・・・
シキに会う為だけに生きてたヤマトの執念と情熱は、再会したシキの心を折ったね。

しっかし、信仰って厄介だわ。
人間なのに、神様を演じるって大変。
神様と言う架空の物でなければ、秩序を守れない国を、シキとヤマトがお互いを信じる心で打ち破ったんだね。

感動したぁ〜!

0

卑弥呼

古代日本が舞台。卑弥呼となった青年とその幼なじみの恋。
題材が変わっていてい面白い。それから絵がきれいです。もっと読んでいたいと思わせられるような漫画。

小さい頃から不思議な力があったシキ。その幼なじみヤマト。
しかしある日、シキは先代の卑弥呼に見初められ、その跡継ぎとしてつれて行かれてします。。

人としての世を捨て、神にも等しい存在として国をおさめる卑弥呼。
ヤマトはシキを追って宮中(?)に入るが、シキは個人を捨てた存在で。。

覚悟を決めて世を捨てたはずのシキに未練があり、というあたりがちょっと安きに流れた印象がありましたが、キラキラした目のヤマトと美しいシキの恋物語として難しく考えず楽しめればOKだと思います。

0

映像化してほしいほどドラマティック

卑弥呼って誰でも知っているミステリアスな存在をBLに入れるって凄いなと思いました。その想像力すばらしい。
卑弥呼って女性だから魅力的な存在なんだけど、それが実は男性だというのも納得できる。それ程圧倒的な存在ですよね。
シキのヤマトの恋する気持ち、民を思う気持ちが、どっちも大切でどちらも選べない辛さが伝わってきて涙です。
ヤマトはシキ一択。シキのためなら何でもする。めちゃくちゃ一途ですね。イケメンで懐が深い感じが凄く好きです。
人ざらなるモノを辞めたいけど、辞めていいのか迷うシキ。ヤマトじゃないけど、助けてあげたい。力になりたい。でも、自分で選ばないと後悔するよね?という気持ちで見てました。
シキが選んだ人生、幸せなものとなりますように。
ヤマトが支えてこの先も邪馬台国が幸せでありますように。
大河ドラマにしてもらいたいくらい素敵でした!

1

古代ロマン!

ずっと読みたかった作品で、この度やっと手にすることができました。
この作品前にレビューした『雪の妖精』の作者様なんですよね今作は、それより前の作品になりますが、雪の妖精がほのぼのとしたお話に対して今作は中身がすごく濃厚で素晴らしい作品でした。何より絵の美しさにぽーっとなります。ヤマトの刺青とか服装とかとても凝って美しいです

シキの長髪で、女性みたいなんだけど所々に男性の力強さも感じさせてくれるイケメンな美人さんです。
ヤマトは、攻なのにもう可愛いの一言です。正直受攻反対でも全然良かったです
でもシキを一途に想うそれも赤ちゃんの頃から?そんなヤマトはほんとに理想の攻なんですよね

あと設定がとても珍しく卑弥呼とは?神とは?色々と考えさせられました。
幼い頃から天気を読むことが得意だったシキですが、気象に詳しい職業の人なら簡単なことでは?シキは物覚えが早く一度覚えたことは忘れないそれって神様じゃなくてもすごい才能なんだと、そしてカリスマ性と先見の明があったらそして隣にヤマトがいて支えてくれれば十分に変な儀式などしなくても王としてやっていけそう
したがって最後に出てきた赤ちゃんは2人の子としてそだてればオッケーですね♡
虹の下でのキスシーンは泣けましたね2人の強い絆を感じました。

1

絵はきれい

 ストーリーは、もう少し掘り下げてほしかったです。
 神とシキの関係、シキの出生、2人の想いが通じるところなど。2人には重い秘密があるのにあまりにも無防備に行動しているようにも見えてしまいました。たくさんあるはずの恋の妨げも感じられなかったです。
 絵はきれいで、基本的な資料も調べられて画面に絵として落とし込まれているところはすごいと思いました。シキの天気がよめるという設定、神になる方法の設定は面白かったです。

1

うーん・・・

高評価レビューに釣られて購入したのですが、話が駆け足すぎてついていけませんでした。ここまで凝った世界観で描くのであれば、せめてもう1冊分の余裕は欲しかったかな・・・と。
全体的に掘り下げが浅く、急展開が続くせいで、没頭する前に話が終わってしまうのはもったいなかったなと思います。絵は綺麗だし、キャラクター設定も魅力的です。体にタトゥーが入っている攻めも設定はツボだし、美人受けも好きなのですが・・・うーん、と言わざるを得ない内容でした。

4

信じる強さ

幼いころのシキの無邪気な笑顔やヤマトへの好意がにじみ出ている表情が本当に可愛くて
それからすぐに離ればなれになるなんて思いも寄らなかっただろうな、という部分は切なかったけれど
お話全体を通しては読んでいて苦しくなるということはあまりなく
その運命にどう立ち向かうのか?というのを
わりと冷静に見守ることができました。
ヤマトの芯の強さ、シキへの想いの大きさが
安心感を与えてくれていたのだと思います。
そして幼い頃からお互いに想い合っているのがわかるふたりだったので、再会するのもまた運命だったのかなとも思いました。

人としてヤマトの側に居ることを選び、結ばれた後に生まれた命はその後どうなるのだろう…
その先まで見てみたかったです。

そして前作も感じましたが、絵が本当に綺麗。
どこもかしこも美しく、細部までこだわって描かれてるのが伝わってきて
1ページをスルッと読んでしまうのがもったいなくて…
何度も読み返してみたくなるような作品でした。

1

壮大な日本の幕開けに思いを馳せられる

『グレープフルーツムーン』に続いて読んだ芹澤知先生の作品です。

村長の息子 ヤマトと同じ村に住むシキのお話。

邪馬台国から南の果てにあるムラ。
そのムラでは幼馴染のヤマトとシキが暮らしていました。
肌や瞳の色が異なるシキは同年代の子供達からいじめられていましたが、いつもヤマトが守ってくれました。
ある日、5年に一度で執り行われる五穀豊穣を祈願する祭りのため、邪馬台国の女王 卑弥呼が大行列を引き連れて村にやって来ます。
――卑弥呼に選ばれた子供は神の元に還る
そして、贄として選ばれたのは…。

村長の息子であるヤマトは強くて優しい心の持ち主。
幼馴染のシキが好きで、子供ながらに将来は結婚したいと考えていました。
一方、赤ん坊の頃に異国から母親に連れらて来たシキは、他の村人と肌や瞳の色が異なっています。
しかも、不思議な能力も持っていました。

仲良しの2人を待ち受けていた過酷な運命。
それは、太陽の神様に祈願する祭りでシキは贄に選ばれたことから始まります。
…いや、もしかしたら、生まれた時からシキの運命は決まっていたのかも知れません。
10年後、ヤマトは村を出て野良のように暮らしていました。
神によって、国によって、村人によって、大切なシキを奪った全てが許せない。
あの日、炎に包まれて消えてしまったシキがどこかで生きていると信じ続けるのですが…。

芹澤知先生の綺麗で丁寧な絵柄がパワーアップしていて素晴らしいの一言です!
日本国民なら誰もが知っている邪馬台国の卑弥呼。
現代でも謎多き卑弥呼の正体が「男」だったという歴史をひっくり返す設定にチャレンジし、最後まで描き切っていました。
壮大な歴史ロマンにシリアスな要素も絡ませているのでドキドキとハラハラが止まりません。
単巻なのがもったいない(泣)
最低でも上下巻にしていただき、もっと複雑で深いエピソードを読みたかったです。
それくらい伏線も回収されており、全体のストーリー構成もまとまっていました。

このお話には、当て馬は登場しません。
脇キャラとしては、ムラの人々、海人族、卑弥呼の側近等が登場します。
個人的には、卑弥呼の側近でマコとユウ&メイがもっと見たかった。

Hシーンは、本編の最後にあります!
コマ数が少ないのでエロさも薄いのですが、絵柄の美麗さも加わって妖艶さが漂っていました。
とくに、ヤマトの刺青がセクシーで良かったな。
おすすめは、アニメイト限定セットの小冊子。
愛情が溢れる濃厚なセックスを堪能できます。

何があろうともシキを諦めなかったヤマト。
己の立場から一度はヤマトを諦めたシキ。
お互いの想いが重なった瞬間に新しい日本の幕が開けます。
――未来とは祈るものではなく、信じること。

読後は、ヤマトとシキに思いを馳せながら日本の歴史にも興味が出ると思いますよ。
ぜひ、倭(日本)列島の初めての王として認められた卑弥呼の壮絶で鮮烈な人生をご覧ください。

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