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すんなり受け入れられない…

職業などは特徴があるものの、ストーリーにインパクトをつけるために無理矢理設定付けをした…という感じがします。

刃物男の籠城などは本当にとってつけたようなエピソードでした。

後半、書き下ろし作品でしたが…キーパーソンであるはずの牧田は当て馬にも間男にもなりきれていないところが良かったのか悪かったのか。

悪い作品ではないのですが、全体を通して切なくシリアスにしたいのかコミカルにしたいのか掴みとれないので、悪い意味で中途半端になっています。

作品全体をコメディに捉えていくのならアリだと思いますが

読みやすいお仕事BL

内容重視、BLはおまけ…という感じの内容でした。

税理士として、担当する会社の経理指導を行いながら、従業員たちとコミュニケーションをとっていき、テンポよく物語は進みます。

面白いんですが、BLとしては恋愛要素が薄いのが難点。
もう少し要所要所にトキメキがほしいです。
いつ、どうして、好きになっていったかという点が置き去りなので、随所に散りばめられていたらもっとよかったかな~と思います。

職業モノでも結構ちゃんとした描写があり、そのくせ読みやすいので食わず嫌いな人にも勧めたい1冊。

恋愛3割

総評
BL恋愛小説を求めてる人にはつまらない作品。
日常小説+恋愛アリ という程度で良いなら一読すべき


内容については他の方が書いてるので割愛いたします。
この作品は【社会人3年目以降の人対象】と言っていいです。

主人公は大学を出たばかりの新米社会人。
配属された部署には定番のお局様がいて、社会(お局)の荒波にのみこまれながらも成長していく話…がメインに感じました。

社会人になったなら誰しも経験したことがある内容…仕事内容だったり、人間関係だったり、同級生が自分より成長して見えるというジレンマ等、およそ7割以上の社会人なら体験したことがあるんじゃないでしょうか?
そこに、共感できるか否かでこの作品の評価は変わると思います。
ただ私が感じたのは、社会人1年目の青二才主人公が到底受け入れられないこともすんなり理解している点が気に食わない。

普通、お局様の攻撃を「自分の為だ!」とか「この人実はいい人かも?」なんて思えるのはせいぜい3年目以降。
そういった点から、社会人3年目以降の人対象だと思っています。

で、一応BLではあるんですが…恋愛面はものっそい少ないです。
日常のお仕事、主人公の社会人としての成長過程を描写している最中に、あ、恋愛も忘れてないでね★という感じでエピソードが入ってきます。
全体を通して【序章】のような作品ですが、私は結構好きです。

一途?いいえ、犯罪です。

受けは恋をしたことのない初心な高校生。
ゲイバーで強姦されそうなところを攻めに助けられて、一目惚れ。しかし、その攻めは年下は相手にせず、また特定の相手は設けず常に遊びで付き合うといったいわくつきの人…という設定です。

受けは相手にされないながらも、髪形を変えたり、年齢を偽ったりと攻めに対して必死にアピール。

紆余曲折の末、晴れて二人は恋人同士に…


~完~




と、すんなりいけば「萌」評価にしたんですけどね…。
ちょっと引っかかることがあるので「中立」です。

受けが攻めに対して必死にアピールしたはいいが、攻めは一向に相手にせず。業を煮やした受けが、「一度きりで良いから相手して!そしたら二度と近づかない」と懇願し、なんとか関係を持つことに成功。

が、一度寝たことでさらに欲が出てしまい、「恋」を自覚した受けはこのまま関係が終わるのが辛い…と思いながら、ついつい攻めの「ライター」を手にして帰路につきます。
後日、バーで攻めからライターを返すように言われます。ライターは攻めの祖父の形見なので、どうしても返してほしいと言いますが、そこで受けは条件を出します。それが攻めのセフレにしろというもの。恋人じゃなくていい、ただ攻めとつながりを持っていたいからという想いを隠し、一回寝た時にハマったとかなんとか適当に理由をつけ攻めに食い下がります。
攻めは遊びであること、呼び出しは自分から、飽きたら終わりと譲歩し、しぶしぶ了承し、二人の関係は続いていきます。(以降、割愛)


…これって「窃盗」とか「脅迫」とかいうんじゃないんかなーと。
健気どころかただの犯罪。
一途というかもろにストーカー。
なんだろう、余りにも受けの行動がぶっ飛んでいたので、素直に読めませんでした。
受けはライターを「盗んだ」こと、また条件をのまないとライターは返さないと「脅迫」したことも意識しています。へえ…

私の求める「健気」「一途」が微塵も感じられなかったので、評価は「中立」で。

追憶 コミック

小山田あみ 

絵を楽しむ漫画かも

表題作は官能小説家(攻)と編集者(受)のお話ですが、まあ良くある話です。
受けの父親が作家で、その編集者が官能小説家の父親であり、また親同士も親密な仲であったことから攻めが逆恨みをしてほにゃらららという内容。
(両者の父親はすでに他界、しかも自殺と後追い)

内容はソコソコ面白いんですが、まあ良くある話...に分類されるんじゃないかなと。
また絵が上手い分、漫画としての良さがあまり感じられませんでした。惜しいです。惜しすぎます。
1コマ1コマが挿絵のようなワンカットに感じられ、丁寧に仕上げているのに、それが故に「漫画」らしい「動き」が感じ取れません。惜しい。

美麗な安定した絵の漫画が読みたい!という人は買って損無し。
話が面白い漫画が読みたい!という人には絶賛して進めることはできません。

イラストレーターとしては文句無しですが、漫画家としてはまだまだ今後の成長が楽しみな作家さんです。

たまにはド・シリアスもいいですね

非常にボリューミーでしたが、堅苦しい言葉遣いなどは無く、スラスラ読めました。

内容はドシリアスで、かなり暗い話でした。感動…というよりは、暗い話に救いがちょこちょこ…という感じです。
確かに良い話であり、切ないながらも最後には、全ての問題に決着をつけ明るい方向に落ち着かせているので読後感は晴れやかです。
が、申し訳ありませんが今回は「中立」評価です。


以下、ネタバレを含みます。


設定について

攻めは男やもめで妻はすでに他界、本編最初に娘の事故死、過去に親兄弟は心中。(親兄弟の心中に関してはさほど苦しんではいないが)
そんな負の連鎖の中、孤独と絶望のやりきれなさのなか、半ば八つ当たりで受けを組み敷きます。

受けは保育士で婚約者あり。過去にトラウマを持ち、また保育園のバス事故に関しても罪悪感を持っており、償いという名目があるため組み敷かれても攻めに対して責めることは無く、攻めが提示した期間中、体の関係を受け入れています。

本編では攻めが娘の事故死を乗り越えて、受けを好きになるのがメインでした。
最後の2ページはなんとも言えませんでした。(良い意味で!)
くっついているのに、まだくっついていない所が…やりきれず、もどかしかったです。


続編は受けの婚約破棄がメインとなっており、婚約者も出てきてます。(本編にもちょろっといましたが)
実は婚約者が同性愛者で、世間体を考えたうえで偽装結婚を申し出、受けは婚約者から「必要」とされたことが過去のトラウマを払拭できる要素だったこと、また偽装でも「家族」が手に入るということからお互い利害の一致で婚約したことが書かれています。

結局は受けが攻めと添い遂げると決めたことで婚約を破棄する流れから、カミングアウトにまで至るという話。
(ちなみに受けは攻めとどうこうなる前から、婚約は破棄するつもりだったとのこと)

最後に、受けと攻めが一緒に暮らし始め、日常の描写がある所が幸せそうだな…と感じ取れてほっこりします。


以上、内容についてでしたが、本当に話自体は悪くなく、他の方と同様に「神」評価をしたいんですが…


設定だけで、なんというか本当に個人的な意見ですがどうにも「泣ける」要素がすでにあるんです。
はい、泣ける要素盛り込みましたよ、すぐにでも切なくなりたい方はこちらにどうぞ~という風に感じてしまうんです。
ホラ!いま最愛の娘が亡くなりましたよ!辛いでしょ?辛いでしょ?!みたいな。

人や動物が亡くなる描写、特にそれが登場人物の身近な存在であればある程泣けるのは当たり前なんです。
だからこそ、力のある作家さんにはそういった有り体のお涙頂戴設定ではなく、別の設定でもっと深い話を書いて頂きたいな…と。


いやもう、本当に偉そうにすみません。


でもこの作品は読みやすくて、切ないけれども最後にほっこりなので、お勧めです。まだ切ない系のBLに手を出してないという方には特にお勧めです。

ボッコボコに

受けは高校時代から片思いをしていて、一度振られているにもかかわらず、大人になってから偶然の再会でその気持ちが再熱。
でも攻めにはすでに恋人がいるという最初から「泣ける設定」でいかにも感はありますが、不快感はなく純粋な気持ちで読むことができます。

途中、攻めの暴言で受けが平手で殴るシーンがありますが、拳で良いと思います。
パシッ?そんな生ぬるいのより、ボッコボコにするべき。
個人的な意見ですが攻めの言動には本当にイライラします。

でも、攻めの言動にイライラすればするほど、受けに対して切なさがこみ上げるので、演出というか、良いスパイスだな~と暗示をかけることにします。

ふう、片思いはやっぱりウマいのう(*´∀`)

BLあるある

作品は読みやすかったです。本当に…読みやすかったんです…。
イラストも上手く、キャラクターに合っていて良かったんです。
ただ、デジャブがぬぐえない!

攻めは庇護欲を掻き立てる幼馴染が気になり、受けは自分の気持ちを悟られないようにアプローチ…って、もうどこかで見たよその設定!
とツッコミたくなる気持ちを抑えて読むんですが、王道が王道たる所以。
やはり読みやすいです。

BLあるあるの「待ちぼうけ」はギュンっときます。
インパクトのあるお話の後にこの本を読んだらちょうどいい感じです。
お寿司にはガリが、刺身にはツマが口直しに欠かせませんよね!
そういう感じの本です。

同時収録作品は本編に登場したキャラのスピンオフです。
受けの兄ちゃん(高3)×攻めの幼馴染(司書)
のお話です。本編でメインカップルの裏での行動が描かれています。
本編にもお兄ちゃんと司書のカットはあったんですが、この同時収録で絵が描かれているお兄ちゃんが思ったよりゴツかったのにビックリ。

妄想に近いんじゃなくて「妄想」そのものだよ

冒頭の3ページで受けの「可哀相」な部分が十二分に伝わる非常に面白い作品です。
正直、腹抱えて笑いました。

今時日記をつけている子というだけでも付加価値がつくのに、よりによって妄想日記。本当に楽しませてくれる受けです。
物語は受けの切ない恋模様が中心ですが、受けの特殊な日課によってどうも切なくなりきれません。面白いです。ギャグです。

同時収録の続編ではくっついた後の話となりますが、ダラダラ感もなく読みやすい…というより、続編を含めて1本の話という感じかな。
読みやすさ、面白さから言って文句はありませんが、「中学生レベルの恋愛」という感じになってしまいます。
エッチなのはいけないと思います!みたいな。
少女小説のようなピュア路線を読みたい人はぜひ手にとって見てください。

アダルトやディープな内容を求める人には物足りなさすぎるので、要注意。

鹿住さん×コバルト=BL入門書

少女漫画にあるような「高校生の恋愛」がBLになった読みやすい作品です。
BL初心者に是非お勧めしたい1冊です。

同性という点がネックで告白できず、ずっと片思いをしている受け
攻めはモテるけどすぐに振られて長続きのしない…のに、攻めが男の子と付き合い出す

…という、受けにライバルがいるストーリーで、どこまでいっても王道を貫き通す展開なので安心して読めます。
初見の方もこういうオチなんじゃないの?と思って読むと、その通りのエンディングが用意されていますよ^^